クボタは、田植機やコンバインなどの農業機械の国内トップシェアを誇る企業です。そのほかにも産業機械事業や水環境インフラ事業も展開しており、海外からも高い評価を受けています。クボタは、「食料・水・環境」という人間にとって重要な環境問題へコミットすることを理念に掲げており、クボタで働くことで地球問題へ貢献する仕事に携わることができます。
- クボタの理念・事業内容・新卒募集職種
- クボタが求める人物像
- クボタの新卒採用における選考内容・対策
- クボタで働く人の声
- クボタの平均年収・待遇・福利厚生
クボタへの新卒入社を志望する学生さんは、ぜひ本記事を参考にしてみてください。新卒選考において重要な自己分析や自己PRについては、次の記事でご紹介しています。
もくじ
クボタの理念・事業内容・新卒募集職種
まず始めに、クボタの理念や事業内容、実際に新卒募集されている職種について見てみましょう。
ミッション
人類の生存に欠かすことのできない食料・水・環境。
クボタグループは、優れた製品・技術・サービスを通じ、
豊かで安定的な食料の生産、安心な水の供給と再生、
快適な生活環境の創造に貢献し、地球と人の未来を支え続けます。
引用：https://www.kubota.co.jp/company/about/promise/index.html
人類が生存するために欠かせない「食料・水・環境」については、多くの問題があります。クボタにはこうした地球規模の問題を解決したいという強い想いがあり、創業以来ものづくりを通して地球環境問題に貢献しています。
事業内容
クボタでは、ミッションを遂行するために以下のような事業が展開されています。
| 分野 | 内容 | |
| 機械部門 | 農業機械 | 田植機、コンバインなどの農業機械は国内トップシェア。北米やアジアなどへもグローバルに展開している。 |
| 産業機械 | 排ガス規制に適応した産業用ディーゼルエンジン、系土木作業用小型建設機械を展開。世界から高い評価を受けている。 | |
| 水環境 インフラ部門 | パイプ関連 | 創業以来の歴史を持つパイプやバルブ、ポンプ製品の開発技術、さらに水制御のノウハウを駆使し、人々の生活を支えるためのライフライン構築を行う。 |
| 環境関連 | 化学反応や微生物反応、紫外線反応などを活用し、汚水の高度浄化や、ダイオキシン抑制分解技術の開発などを行う。メタン発酵発電など、リサイクルやエネルギー循環を追求。 | |
| 社会 インフラ 関連 | 各種建築用部材の開発・提供を行う。ルーツである鋳物など巨大構造物を支え地盤に耐える強靭な構造材を提供し、快適で安全な都市空間を支える。 | |
新卒募集職種
クボタで新卒募集されている職種は以下の通りです。
| 総合職事務系 | 国内営業、海外営業、経営管理・企画、財務・経理、調達、生産管理、人事･総務など |
|---|---|
| 財務・経理系 | 経営管理・企画、財務・経理（経営計画策定、業績管理、子・関連会社管理、決算、税務、資金調達、IRなど） |
| 総合職技術系 | 研究、製品開発・設計、技術営業、生産技術・製造、知的財産、調達、品質保証、IT企画・推進、デザインなど |
クボタが求める人物像
クボタは、食料・水・環境における地球規模の課題解決に貢献するため、開拓精神を発揮できる人材を求めています。具体的には以下のような人物像がクボタでの仕事に向いています。
- 自らの成長を求めてチャレンジし続ける人材
- 誠実さと粘り強さを兼ね備えた人材
- 多様性を受け入れ、チームワークを尊重する人材
どの要素も、地球規模の課題解決には欠かせません。企業の求める人物像を自分自身の経験や学んできたことと照らし合わせて、選考でのアピールポイントに活用してみるといいでしょう。
クボタの新卒採用における選考内容・対策
クボタの新卒採用における選考内容や対策について解説します。
エントリーシート内容
クボタのエントリーシートでは過去に以下のような内容が質問されています。
- 大学・大学院で最も力を入れて勉強している内容
- 今までの人生における最大の挑戦・その中で苦労したことや工夫したこと
- 興味のある事業や具体的な製品名
- 希望職種・希望する理由
- クボタで身に付けたい能力やスキル・それをどのように活かして活躍したいか
面接内容
クボタの面接では過去に以下のような内容が質問されています。
- 所属する専攻を選んだ理由
- 学生時代に取り組んだ課外活動について
- 他社の志望・選考状況
- 英語のスキル
- 他者から見た長所・短所
- 大学生活で学んだこと
- 希望配属ではない場合どうするか
- エントリーシートでの人生最大の挑戦について詳しく説明
- エントリーシートでの人生最大の挑戦から、現在までの変化
総合的な対策
クボタの過去の内定者からのアドバイスによると、以下のような対策を取ることが効果的と考えられます。
- クボタ独自の戦略や強みについて理解を深め、自己PRや逆質問に活用すること
- インターンシップに参加することで企業についての理解が深まり、選考でのアピールに有利に活用することができる
- クボタは理念やビジョン、ミッションが明確であるため、それらに共感していることを自分なりにアピールできること
企業研究や自己分析はどの企業の選考においても重要です。特に志望度が高い企業の場合には、HPや採用パンフレットを閲覧するだけの企業研究ではなく、積極的に説明会やインターンシップ、OB訪問を受けるなど時間をかけて取り組みましょう。
クボタで働く人の声
実際にクボタで働く人の声をご紹介します。
SDGのテーマに合致する事業が多く、社会的な貢献を意識した経営層の理念が日頃から社員に対しても浸透していると思う。
新入社員の3年未満のら離職率は低いようです。最近は、中途採用も非常に多く、他社からの優秀な方が、活躍されています。
時短勤務、育休などは制度としては整っており、女性は取得率も非常に高い。時短勤務は小学校高学年まで認められるようになり、大変恵まれている。
働き方改革が進み、有給取得が徹底され、年10日以上は取らないと怒られることがある。フレックス勤務は無し。
引用：カイシャの評判
クボタの平均年収・待遇・福利厚生
クボタの平均年収や待遇、福利厚生制度について解説します。
クボタの平均年収は792.2万円！
クボタの平均年収は、792.2万円という結果が出ています。機械業界内全体での順位は11位と、高水準の平均年収であることが分かります。
参考：年収ランキング
クボタの新卒待遇・福利厚生
クボタの新卒での待遇や福利厚生制度をご紹介します。
- 給与
修士了239,000円
大学卒219,000円 - 諸手当：通勤交通費など
- 給与改定：年1回（1月）
- 賞与：年2回（6月・12月）
- 休日休暇：年間所定休日125日、年次有給休暇、特別休暇（慶弔、育児、介護、転勤など）
- 社会保険：雇用保険、労災保険、健康保険、厚生年金保険など
- 福利厚生：社宅、寮、財形貯蓄制度（財形年金）、団体貯蓄保険、クボタファンド（従業員持株会）、慶弔見舞金制度、ファミリーライフサポート保険、災害補償、各種損害保険、カフェテリアプラン（スポーツ施設利用補助、旅行費補助など）、各種健康診断、人間ドック補助など
まとめ
クボタの新卒採用情報についてご紹介しました。簡単にポイントをまとめます。
- クボタでは、地球規模の食料・水・環境問題の解決にものづくりを通して貢献することをミッションに掲げている
- クボタでは、農業機械や産業機械などの機械部門、パイプ関連や環境関連などの水環境インフラ部門を主な事業として展開しており、北米やアジアなどにも進出している
- クボタでは、総合職事務系、財務・経理系、総合職技術系の3つの領域で新卒を募集している
- クボタの求める人物像は、「チャレンジ」「誠実さと粘り強さ」「チームワーク」がキーポイント
- クボタの平均年収は業界11位と高水準
クボタの事業を通じて、人間にとって重要な地球環境問題に取り組むことができます。ぜひ新卒選考に挑戦してみてくださいね。
投稿者プロフィール
- ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。
採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。
今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。
