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【23卒】三井物産インターンシップ最新情報!ハイレベルな選考を突破するための対策とは?

2021年9月17日

三井物産という社名を耳にしたことが誰しも一度はあるのではないでしょうか。

三井物産株式会社は日本を代表する三大商社の1つで、三菱商事、伊藤忠商事に続く大手総合商社です。就活生からの人気も高くその就活難易度は毎年トップ5以内に入っています。

今回は高倍率として知られる三井物産のインターンシップ概要、選考突破のポイントや早期選考の有無について詳しく解説します。インターンシップ参加者の体験談も掲載していますので併せて参加にしてみて下さいね。

三井物産は日本を代表する総合商社

三井物産株式会社は三井グループの大手総合商社です。三井不動産、三井住友銀行と並ぶ「三井御三家」の1つで、鉄鉱石や原油の生産権益量は他の国内大手商社の中でもトップに君臨しています。

その歴史は古く創業は明治時代に遡ります。当時は三井財閥の中核企業でしたが、戦後の財閥解体により一時的に解散し現在の三井物産が誕生しました。現在の主な事業は多岐に渡ります。

三井物産の手掛ける事業

  • 金属資源
  • エネルギー
  • プロジェクト
  • モビリティ
  • 化学品
  • 鉄鋼製品
  • 流通事業
  • 食料
  • ウェルネス事業
  • ICT事業
  • コーポレートディベロップメント など

また三井物産は国内だけでなく海外63ヶ国に131もの拠点をもつ巨大なグローバル企業であることも特徴です。海外駐在員も多く米州や欧州、アジア、アフリカなど様々な国や地域で活躍しています。

三井物産インターンシップ概要

三井物産では「挑戦と想像」を共通のテーマとした5コースのインターンシップを開催します。各コースによりコンセプトは異なりますが、どのコースでも三井物産のリアルな現場を肌で体感することができます。

選べる5コース

  • Consumer Centric Business Contest「消費者へのパワーシフトを機会とするビジネスモデルの創出」
  • Internship for Masters and Doctors
    (修士・博士向け)「Academic×Business」研究で培った力で世界を変えてみないか
  • Mitsui DX Business Contest supported by PFN「PFN社×三井物産共同企画」DXの魅力・可能性を体感
  • Mitsui’s Global Business Contest「世界を舞台にした三井物産流のビジネス創造」
  • Mitsui’s Innovative Business Contes「ゼロイチ」三井物産と世の中に変革を生み出す

オフライン形式(参加型)とオンライン形式のコースがあるため応募前に確認しておきましょう。またインターンシップへ応募できるのは1回のみで、万が一選考に外れた場合は他のインターンシップへの再応募は不可とされています。

※Mitsui DX Business Contestのみ他インターンシップとの併願が可能

各コースのプログラム内容や募集要項など詳しく見ていきましょう。

プログラム内容

各コースのプログラム内容についてご紹介します。

Consumer Centric Business Contest

三井物産東京本社で1週間開催されるオフライン形式のインターンシップです。主に営業部門の社員とディスカッションを重ね、総合商社である三井物産の事業モデルや働く人々について学びます。

ディスカッションの後はグループワークにて具体的なビジネスプランを考案し、プログラム最終日に発表を行う予定です。例えばこれまで行われたインターンシップでは「ブラジルのコーヒー豆を日本で広めるには」など実際に三井物産が担当したプロジェクトがテーマとなっています。

過去の参加者によると三井物産インターンシップでのグループワークにおいて、自分の意思をはっきりと主張するタイプの学生が高く評価されたようです。参加した際には提案や発表など臆することなく行いましょう。

Internship for Masters and Doctors(修士・博士向け)

オンライン形式で3日間開催される大学院生向け(修士・博士)のインターンシップです。研究活動が忙しい大学院生のために時期やプログラム内容にこだわって作られています。

例えば院卒の社員をメンターとして配置することで、研究活動における試行錯誤や思考方法をどのようにビジネスに役立てるのかを学生がイメージしやすいよう工夫されています。

今回のインターンシップではグループワークを中心に院卒社員とディスカッションが行われる予定です。三井物産が持つネットワークや豊富な資金力、積み重ねた信頼と実績などを使って「世界を変えるために何ができるのか」について答えを出していきます。

大学院卒業後に研究の道へ進むのか、企業へ就職するか迷っている学生が今後のキャリアプランを考えるために最適なプログラムと言えるでしょう。

Mitsui DX Business Contest supported by PFN

こちらはオフライン形式とオンライン形式を組み合わせた10日間のインターンシップです。三井物産東京本社にて6日間のプログラムに参加し、残りの4日間はオンラインによるグループワークやディスカッションを行います。他のコースとの併願が可能です。

※デジタル分野で活動実績のある学生に限ります。

PFN(Preferred Networks社)は日本を代表するAI企業であり、三井物産のデジタルトランスフォーメーションを推進するためのパートナー企業です。デジタル技術を活用した共同事業を推進し、ビジネス構築を行うための人材育成において2017年よりパートナーシップを結んでいます。

プログラムでは三井物産とPFN社がコラボし、総合商社である三井物産でのデジタルトランスフォーメーションの可能性と魅力を体感できます。主にグループワークを中心とした内容で、三井物産・PFN社の社員と共に「Digital × Business Development」をテーマとした新規事業立案とディスカッションを行います。

具体的には学生約4〜6名が1グループとなり、各グループを三井物産の事業本部に見立ててグループディスカッションを行います。PFN社員(事業本部)と三井物産社員(デジタル総合戦略部)がアドバイザーとしてグループごとに配置され、共に議論を進めながら成果物のプロダクトイメージ(ペーパープロトタイピングなど)を作成し提出する予定です。

インターンシップ中には三井物産執行役員デジタル総合戦略部長による講演会も行われます。また最終日にはインターンシップの成果を発表するPitch Contestが行われるため、インターンシップで培った実力を発揮しましょう。またプログラムを通してデジタルスキルをビジネスの分野でどう活かすことができるか、事業者とエンジニアの目線で考えることができます。

Mitsui’s Global Business Contest

三井物産東京本社で3日間行われるオフライン形式のインターンシップです。このプログラムでは海外経験豊富な社員と共に「総合商社三井物産における世の中の課題の捉え方・ビジネスを通じた価値創造」について考え、三井物産でのやりがいや可能性を学びます。

三井物産は社会課題をビジネスチャンスと捉え、世界中のネットワークや事業基盤を生かしたアプローチを行う企業です。社員との交流会も開催されますので三井物産や働き方などについて積極的に質問してみましょう。

過去の参加者によると三井物産の社員は非常にレベルが高く時に厳しいと感じるフィードバックを行うこともありますが、メンター社員のサポートが手厚く学生のことを大切に思っている気持ちが伝わるプログラムだそうです。

Mitsui’s Innovative Business Contest

こちらも三井物産東京本社で3日間行われるオフライン形式のインターンシップです。

「これからの時代における総合商社の新しい価値創造」をテーマにグループワークやディスカッションを行い、三井物産における新規事業立案を体感します。

議論テーマの幅は広く学生が自ら考えることを重視したプログラムで、丁寧なフィードバックもあります。また社員との交流会も開催されますので、疑問点や不安なことなど積極的に質問しましょう。

開催日時・募集要項など

【Consumer Centric Business Contest「消費者へのパワーシフトを機会とするビジネスモデルの創出」】

  • 開催時期:2022年3月下旬頃を予定
  • 募集人数:約15名
  • 応募資格:国内外の大学・大学院に在学中

【Internship for Masters and Doctors
(修士・博士向け)「Academic×Business」研究で培った力で世界を変えてみないか】

  • 開催時期:2022年2月20日・21日+平日1日
  • 募集人数:約50名
  • 応募資格:国内外の大学院に在学中
  • 追加提出物:修士・博士論文のサマリ(400字以内・研究途中も可能)
  • オンラインにて実施のため接続可能なパソコン・インターネット環境

【Mitsui DX Business Contest supported by PFN「PFN社×三井物産共同企画」DXの魅力・可能性を体感】

  • 開催時期:2022年3月上旬
  • 募集人数:約24名
  • 応募資格:①国内外の大学・大学院に在学中および卒業済み/②デジタル分野での活動実績デジタル技術に関する研究実績・デジタル技術を活用したプロダクトやアプリケーションの開発実績・デジタル関連企業でのインターンシップ経験など)
  • 追加提出物:デジタル分野の活動サマリ
  • 一部オンラインにて実施のため接続可能なパソコン・インターネット環境

※他コースと併願可能です。

【Mitsui’s Global Business Contest「世界を舞台にした三井物産流のビジネス創造」】

  • 開催時期:2022年3月下旬〜4月上旬
  • 募集人数:約70名×2ターム
  • 応募資格:国内外の大学・大学院に在学中

【Mitsui’s Innovative Business Contes「ゼロイチ」三井物産と世の中に変革を生み出す】

  • 開催時期:2022年4月上旬
  • 募集人数:約70名
  • 応募資格:国内外の大学・大学院に在学中

選考フロー

①参加希望アンケート回答

②エントリーシート提出/テストセンター受験

(応募条件により追加提出物あり)

③自分史・大学成績表提出

④面接

⑤参加決定

三井物産のインターンシップ選考倍率と優遇について

三井物産インターンシップの選考倍率は、本選考の倍率である約50〜100倍を上回ります。全国から優秀な学生が集まるため、インターンシップ参加は狭き門となるでしょう。

またインターンシップ参加による早期選考(優遇)は行われています。三井物産の採用担当者は「インターンシップも選考の一環」と公言しており、募集要項にも以下の内容が記載されています。

インターンシップにご参加いただいた方で、2022年度総合職の国内選考受験をご希望の方には、弊社での総合的な判断の上、同選考プロセスを一部免除するFast Trackプロセスをご案内させて頂く場合がございます。

引用元:三井物産新卒採用ページ

参加した際には「インターンシップから選考は始まっている」という気持ちを忘れず、自分の言動1つ1つに気を配ることが優遇を受けるポイントと言えます。

三井物産のインターンシップ選考対策

三井物産のインターンシップ選考は以下のプロセスが必要とされます。

  • エントリーシート提出
  • テストセンター受験
  • 自分史・大学成績表提出
  • 面接

一般的なインターンシップ選考より項目が多いため事前の準備や対策ポイントも多いのが特徴です。また三井物産の選考では、全工程において以下の2点が評価されると言われています。

  • 論理的に伝える能力
  • 積極的に前に出る姿勢

それでは各選考の対策ポイントを詳しく解説します。

エントリーシートは奇抜な質問が多数!

三井物産のエントリーシートはガクチカや志望動機といったオーソドックスな質問だけでなく奇抜な質問も出題されます。

過去の例題

  • あなたが総理大臣であったら日本をもっと強く元気にするために誰を内閣に入れますか?「具体的な人物名(一般的に知られている著名人)」「アサインする役職」「そう思う理由」と共に教えて下さい。役職については実際には無い役職を新設する想定でも構いません。(300字以内)
  • 今あなたが夢中になっていることは何か教えてください。そのことは何故夢中になるほど面白いのか、そのことについて何も知らない人でもわかるように説明して下さい(300字以内)
  • あなたがインターンシップで得たいもの、そしてあなたがインターンシップで周囲に提供できる価値は何ですか。
  • 挑戦するとは何か説明し、それを表す学生時代に力を入れた活動について教えて下さい。

選考を突破した学生のエントリーシートの共通点は、簡潔で論理的な文章を心がけたことが挙げられます。一見難しい質問もテーマを決めたら「相手にわかりやすく伝わる」ことに重きを置くと良いでしょう。

また新卒採用ページでは【一人ひとりの「挑戦と創造」】という言葉が掲載されており、三井物産が自ら考え挑戦できる人物を求めていると考えられます。また採用担当者のインタビューでは、「変化を楽しめる人、またその変化を自分から作りたいと思う人と一緒に働きたい」と話しています。

エントリーシートはこのような三井物産が求める人物像と自分が書こうとする内容を照らし合わせて作成することがポイントです。

テストセンターは7割以上の得点が望ましい

テストセンターとは企業の採用活動で使われているwebテスト「SPI3」を外部会場で受検するための場所です。リクルートが運営しており会場は各主要都市に設置されています。 受験者は行きやすい会場を選び、都合の良い日時を予約できます。

SPI3対策の書籍で事前に勉強し、問題に慣れておくことがポイントです。選考の倍率の高さを考えると約7割以上の得点は必要となってきます。

自分史

選考では2000字〜2500字程度の自分史を提出する必要があります。また内容の比率が決められているのも特徴です。

  • 小学校以前10%:200文字〜250文字
  • 中学時代20%:400文字〜500文字
  • 高校時代30%:600文字〜750文字
  • 大学時代40%:800文字〜1000文字

また以下の注意点も記載されています。

  • 事実の羅列を端的に、時系列でご記載ください。
  • 上記行動に至った経緯、および感想も簡単に補足して下さい。
  • 自分史はあなたの当社に対する志望度を測るものではありません。
  • 自分史の内容のみで合否判断はしません。
  • サンプルをご一読のうえ、ご準備をお願いします。(サンプルは架空の人物の自分史です)
  • 改行は必要最低限にしてください。
  • 自分史は入社後もチームビルディング等での活用も想定しています。

自分史を提出させる意図は企業が学生の人となりを把握したいと考えているからです。三井物産は「人の三井」と言われており「三井には人間が養成してある。これが三井の宝である」という初代社長・益田孝の言葉を引き継いだ社風と考えられます。

最も大切なポイントは「文章のわかりやすさ」と「三井物産が求める人物像と合っているか」という2点です。後はサンプル文章に従って書き進めていきましょう。

面接は和やかな雰囲気・シンプルな質問

書類選考では奇抜な質問のエントリーシートや自分史の提出などが求められますが、面接での質問はガクチカや志望動機といったシンプルな内容のものが多いようです。

過去の例題

  • 学生時代に頑張ってきたこと
  • 高校時代に頑張ったこと
  • インターンに応募したきっかけ
  • 三井物産でやりたいビジネス など

面接の所要時間は約30分で面接官と一対一という形態です。和やかな雰囲気であると感じた学生が多く、逆質問タイムもあります。

基本的にはエントリーシートに記載した内容を把握しておけば答えられる質問です。また本番で笑顔で簡潔に、わかりやすく話せるように事前の練習が効果的です。

三井物産のインターンシップ参加者の体験談

三井物産のインターンシップに参加した学生の体験談をご紹介します。

体験談①総合職

会社・社員の雰囲気や対応はいかがでしたか?

どのインターンシップよりも討議テーマの幅が広く、学生に考えさせることを大切にしていると感じた。一方、ただ放任ではなく、時に厳しいFBをしながら困っているときはアドバイスをくれる優しいメンターがついてくれます。随所に個別面談があり、個人へのFBをとても手厚かったです。

この企業のインターンを通して学んだことを教えてください

総合商社らしいビジネスの作り方です。バリューチェーン発想やサプライチェーン発想から、商材と商材を組み合わせて相乗効果を発揮していく視点を持つことが大切だと学びました。そのような着眼点になってから、面白い発想がたくさん出るようになり、結果としていいアウトプットにつながりました。また自分よりレベルが高いと感じる、学生に囲まれた時、あきらめず自分のできることを必死に探し、チームに貢献する胆力が見についた。

引用元:みん就

体験談②担当職

会社・社員の雰囲気や対応はいかがでしたか?

フランクな社員が多かった。他グループのメンター社員、人事の方ほとんど全員の方から話しかけていただいた。35歳前後の社員の方が多く、入社したての寮での話やビジネス上でのつながりを聞けて、総合商社ならではのつながりの深さが垣間見えた。

この企業のインターンを通して学んだことを教えてください

総合商社というたくさんのポートフォリオを抱える企業で必要な幅広い視点。1つの本部でありながら、他本部と連携して巻き込むことで大きいビジネスを作っていけることを学べた。さらに、自社のためではなく、社会課題の解決にトライしていくんだというマインドセットも学べた。

引用元:みん就

【まとめ】三井物産のインターンシップは本選考の一環と捉えよう!

三井物産のインターンシップについてご理解頂けましたでしょうか。

インターンシップ選考の倍率は非常に高く、選考に求められる内容もハイレベルです。その理由は「三井物産のインターンシップは本選考の一環」と採用担当者が考えているためであり、応募には本選考を突破する熱意とやる気が必要となります。

三井物産のインターンシップに参加できた際には三井物産の求める人物像を意識しながら積極性を持って課題に取り組み、早期選考ルートに乗れるよう努めましょう。

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投稿者プロフィール

澄香
澄香
AEAJアロマセラピスト、不動産会社勤務を経てフリーランスライターへ転身。愛知県在住で料理や美容、旅行が大好きです。現在は金融・ビジネス・キャリア・ライフスタイルなどの記事を執筆しています。未経験のジャンルでも綿密にリサーチをして積極的に取り組むことがモットー!いつもわかりやすく役立つ情報をお届けできることを目標としています。またライター活動を通した「理想のワークライフスタイルの実現」も追求中です。

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