三菱UFJ信託銀行は、国内トップクラスの信託銀行です。それゆえ、三菱UFJ信託銀行に就職したいと考えているライバルはとても多く、新卒で簡単に内定を取れるほど、甘い企業ではありません。しかし、他のライバルよりも綿密に三菱UFJ信託銀行に受かるための対策を行えば、あなたも十分内定を掴みとることが可能になります。
この記事では三菱UFJ信託銀行が新卒採用で募集している職種や、求める人物像、面接対策などについて具体的にまとめましたので是非、参考にして下さい。
もくじ
三菱UFJ信託銀行が新卒採用で募集している7つの職種
三菱UFJ信託銀行は「一般採用コース」と「配属特定採用コース」で新卒採用を実施しており、内定後に本人の希望や適性を踏まえて7つの職種いずれかに配属されます。ここでは、配属される7つの職種について、具体的に説明していきます。
リテール向けコンサルティング&ソリューション
リテール向けコンサルティング&ソリューションは、資産運用のお手伝いから資産継承のご提案など、お客様に合わせたコンサルティング業務に携わります。預金や投資商品、不動産や相続など担当する領域は多岐に渡ります。
法人向けコンサルティング&ソリューション
法人向けコンサルティング&ソリューションは、企業課題に対応する経営のパートナーとしてコンサルティング業務に携わります。お客様が抱える課題を、幅広い業務や高い専門性を用いて、課題解決に導きます。
資産金融職
資金金融職は、信託の機能やノウハウを活用して、企業が抱えているニーズに対応する業務に携わります。お客様のニーズやマーケット環境を適切に把握して、高い専門性を活かした商品開発や設計などを行うスキルが求められます。
不動産職
不動産職は、不動産の売買や賃貸借の仲介業務、不動産受託・管理業務などに携わります。不動産のプロとしてアドバイスをしていきます。
証券代行職
証券代行職は、株式名簿管理人として株式の様々な実務サポートに携わります。SR/IRコンサルティングや株式報酬制度導入コンサルティング、ガバナンスコンサルティングなどに力を入れている職種です。
受託財産職
受託財産職は、お客様からお預かりした財産の運用や管理業務に携わります。株式市場動向の把握や情報技術のスキル向上など高い専門性が必要とされます。
市場国際職
市場国際職は、資金運用業務や金融マーケットから得られる情報収集などに携わります。金融マーケットの変動や歪みを適切に捉えられるスキルが求められます。
三菱UFJ信託銀行が求める3つの人物像
三菱UFJ信託銀行が求める人物像にあなたが合っていれば、新卒採用で内定をつかみ取れる可能性は高まります。それでは、どのような人物像を求めているのか具体的に説明していきます。
お客様から「信頼」される人材になろうと行動できる人
「三菱UFJ信託銀行なら信頼できる」という想いで、お客様は資産運用や将来の相続といった様々な相談を持ち掛けてきます。三菱UFJ信託銀行で活躍している人は「誰にも話していないことを自分にだけ相談してくれる人もいる。お客様にとって心から信頼できる存在になることが大切」と述べています。
また「“やはりあなたが一番ね”と言って、自分を選んでもらえた時はやりがいに繋がる」とも述べています。お金関係の相談は「信頼関係」がないとできないことだと考えられます。そのため三菱UFJ信託銀行は、お客様が安心して相談できる「信頼される人」になろうと行動できる人材を、求めていると言えるでしょう。
「スキルアップ」のために日々向上心を持って行動できる人
お客様は、自分が分からないことを相談するために来店します。そのため、多くのお客様は「どうしたら良いのだろう」といった不安を抱えているはずです。三菱UFJ信託銀行で活躍している人は「お客様に“安心”を与えるために、スピーディーな回答を心がけている」と述べています。
しかし、スピーディーに回答すれば良いということでもなく「スピーディーかつ、適切な回答」が求められると考えられます。適切な回答もすぐにできる事ではなく、日々の経験やノウハウを蓄えることで徐々にできてくるはずです。そのため三菱UFJ信託銀行は、スキルアップのために日々向上心を持って行動できる人材を、求めていると言えるでしょう。
小さな気遣いができる人
お客様から信頼して頂く方法は様々です。三菱UFJ信託銀行ですでに活躍している人は「自分だけの付加価値をつけることが大切」と述べています。また「資料の中に、分かりやすい図を挿入したり過去の事例を参照として付け加えたりと“小さな気遣い”をしている」とも述べています。小さな気遣いができるかどうかで、お客様から信頼されるかどうか変わってくるはずです。
そのため三菱UFJ信託銀行は、すでに活躍している人のようにお客様目線で小さな気遣いができる人材を、求めていると言えるでしょう。
三菱UFJ信託銀行の新卒採用における選考フローと面接対策
三菱UFJ信託銀行の新卒採用は、どのような選考フローを踏んで、どのような質問を面接で聞かれるのでしょうか。それぞれを具体的に説明していきます。
選考フロー
新卒採用の選考フローは下記の5ステップで進んでいきます。
- 説明会・セミナー
- ES
- 一次面接
- 最終面接
- 内定
上記は総合職の選考フローです。職種によってはWebテスト・SPIや座談会・懇親会がありますが、基本的に上記のような流れで新卒採用の選考が進みます。
過去に聞かれた質問内容と回答のポイント
三菱UFJ信託銀行の新卒者向け面接では一般的な質問のほか、三菱UFJ信託銀行をどのくらい分析しているのかを見極めるための質問をされる傾向があります。ここでは新卒採用で実際に聞かれた質問や回答のポイントについて説明していきます。
三井住友信託と比べて何でうちが良いのですか?
今後の信託銀行のあり方は何だと思いますか?とくにリテールについて。
(信託銀行の融資部門が三菱東京UFJ銀行に移行するニュースを受けて)先日の融資部門移行のニュースを見てなにか思ったことはありますか?
三菱UFJ信託銀行で働く人の声
三菱UFJ信託銀行で働いている人は実際どのように感じているのか、みなさんの声を紹介していきます。
「新しい信頼を作ろう」という合言葉に共感できる人は三菱UFJ信託銀行で活躍できる!
三菱UFJ信託銀行は「取り巻く経営環境は厳しいものがある」と述べています。しかし「新しい信頼を作ろう」という合言葉を掲げながら、常にお客様の期待に応えられる商品やサービスを提供し続けてきました。そして、取り巻く大きな環境変化を乗り越えるために「MUFG再創造イニシアティブ」という構造改革に取り組んでいます。
三菱UFJ信託銀行は「新しい信頼」を作るために、様々な改革に取り組もうとチャレンジしている企業です。そのため「新しい信頼を作ろう」という合言葉と共に、お客様の期待に応えられる商品やサービスを提供し続けていきたいと考えている人材は、きっと三菱UFJ信託銀行で活躍できるはずです。
三菱UFJ信託銀行の待遇を紹介
三菱UFJ信託銀行に入社しようと考えている新卒の方は、三菱UFJ信託銀行の待遇についても気になりますよね。ここでは三菱UFJ信託銀行の平均年収や福利厚生について具体的に説明していきます。
平均年収は700万円以上!
様々な口コミを参照にすると、三菱UFJ信託銀行の平均年収は740万円でした。年齢別の平均年収は下記の通りです。
- 20代:384~592万円
- 30代:715~794万円
- 40代:837~944万円
- 50代:881~974万円
- 60代:580万円
部長クラスになると、平均年収は1,100万円を超えるため、高収入も夢ではありません。
三菱UFJ信託銀行は福利厚生も充実している
一部ではありますが、三菱UFJ信託銀行には下記のような福利厚生があります。
- 自己申告制度
- 社内公募制度
- 部門・業務領域別人材育成プログラム
- MUTBビジネススクール
- 渡航前語学研修
- 長期休暇
- 社宅・独身寮制度
- 従業員持株制度
- 財形貯蓄制度
- 確定拠出年金制度
三菱UFJ信託銀行は、研修制度が充実しているという特徴があると同時に数十種類の福利厚生もあり、とても充実しているといえます。
三菱UFJ信託銀行の新卒採用を受ける前にもう一度チェックしよう
三菱UFJ信託銀行は「新しい信頼を作ろう」という考え方を大切にしています。そのため新卒採用面接では「“新しい信頼を作る”ためにどのような行動で三菱UFJ信託銀行に貢献していくのか」といった点をアピールしてみましょう。その思いはきっと三菱UFJ信託銀行に伝わるはずです。もう一度求める人物像や面接対策を確認して、あなたも三菱UFJ信託銀行の新卒採用で内定をつかみ取ってくださいね。
投稿者プロフィール
- ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。
採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。
今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。
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