今回はピアスOKの職業に就きたい人に役立つ情報をご紹介します。
アクセサリー・ヘアカラー・ネイル・メイクなど、おしゃれに規制がある仕事は多く、特に女性は「せめてピアスは着けたいな…」と思う人も多いでしょう。
そこで一般的にピアスOKとされる職業やピアスに関するビジネスマナー、仕事におすすめのピアスのデザインなどを詳しくご紹介します。この記事を読んで、仕事でもプライベートでも「ピアスで耳元のおしゃれ」を楽しんで下さいね。
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もくじ
ピアスを着けている女性はとても多い
「ピアスに関するアンケート調査」によると、ピアスを着けている女性は大変多いことがわかりました。イヤリングを着けている人も含めると、耳元のアクセサリーを着けている人はもっと増えます。
従って「ピアスOKの職業に就きたい」という願望がある人も多いでしょう。
- ピアスに関するアンケート調査の結果
- ピアス愛用者は男性より女性が圧倒的に多い
ピアスに関するアンケート調査の結果
調査では1000人中でピアスホールを開けたことがある人は約53%、約半数以上いることがわかりました。以下はアンケートの回答結果です。
ピアスに関する調査結果
- 開けたことがない:47.6%
- 開いていたけど塞がった:9.2%
- 3つ以上開いている:16.7%
- 2つ以上開いている:19.2%
- 1つだけ開いている:7.3%
このようにピアスホールが塞がった人を除いても、多くの人がピアスを着けています。
ピアス愛用者は男性より女性が圧倒的に多い
上記の調査で「ピアスを開けている・開けたことがある」と回答した人は、1000人中527人(約53%)でした。
その527人の内訳は、女性が407人・男性が57人で女性が圧倒的に多いことが判明!ピアスを着ける理由として、以下の意見が多く見受けられました。
- ピアスを着けると髪型をセットしなくても顔が華やかになる
- おしゃれになった気がする
- 自信が持てるようになった
また年代別では30代女性がピアスを着けている割合が最も多いこともわかりました。
ピアスが禁止されている職業も知ろう
ピアスOKの職業をご紹介する前に「ピアスが禁止されている職業」についてもご紹介します。自分の就きたい職業がピアスNGの職業でないかを確認しましょう。
また就活にあたり「おしゃれ or 業務内容」、どちらが優先なのかをよく考えることが大切です。
ピアスNGの職業
- 医療系の職業
- 人の模範となる職業・教育系の職業
- 衛生面を考慮すべき職業
- 乳幼児に接する職業
- 介護系の職業
医療系の職業
医療に携わる仕事(医師・看護師・助産師・薬剤師など)は、ピアスだけでなくアクセサリー着用は認められない職業です。具体的な理由として多いのは、以下の3点になります。
- ピアスが外れる・落とした際に医療事故が起こる危険性がある
- 清潔感が重視される職場にアクセサリーは不要
- ピアスに菌が付着して、院内感染の原因となる恐れがある
また医療従事者たちの多くは「仕事中にピアスなどのアクセサリーを着けるべきではない」という考えを持っています。看護学生のアンケートでは、ピアス着用に対して反対意見を持つ人が多いことがわかりました。全体の約60.3%の看護学生が仕事中のピアス着用に反対しています。
病院により身なりに対する規則に差はありますが、おしゃれをして働くことはできないと考えておきましょう。
人の模範となる職業・教育系の職業
人の模範となる職業(警察官・消防官・救急隊員・自衛官など制服がある公務員)や、教育系の職業(小・中・高の教職員など)は、ピアスNGの職業です。
社会や教育の現場で人の模範となる職業に、ピアスは相応しくないためです。特に教職員は校則で生徒がピアスNGであるため、「先生だけピアスを着けるのはおかしい」と生徒も思うでしょう。
また警察官など危険な現場に行く職業は、ケガをする可能性も考慮されピアス着用が禁止されています。このように「社会人の模範的存在」として人々から見られる職業はピアスNGなのです。
3.衛生面を考慮すべき職業
衛生面を考慮すべき職業は、ピアスはNGと決められていることが多いです。(飲食店・調理師・工場のスタッフなど)
消費者行動に関する実態調査では、「食べ物に異物が混入していた」というクレームが32.4%と最多であることがわかっています。異物には、落下したピアスも含まれます。特に近年はSNSで悪い評判はすぐに拡散されるため、経営側も異物混入を起こすことは絶対に避けたいのです。
特にピアスNGなのは、個人の飲食店より大手チェーン店の傾向があります。大手飲食チェーン店は全てマニュアル化されており、制服も統一されています。ある調査によると、約50%の大手飲食チェーン店がピアスNGであることがわかりました。
4.乳幼児に接する職業
乳幼児と接する職業も、ピアスはNGです。(保育士・幼稚園教諭・ベビーシッターなど)具体的な理由として挙げられるのは、以下の3つです。
- 子供が誤飲する可能性があるため
- 子供の肌に傷をつける可能性があるため
- 保護者に良くない印象を与えるため
例えばピアスをして子供を抱き上げた際に、皮膚を傷をつけてしまう事例は大変多いことがわかっています。(ピアスNGの全職業に共通する点ですが)乳幼児に接する職業は「子供ファースト」で考え働く必要があり、ピアスやアクセサリーはNGです。
5.介護系の職業
介護系の職業もピアスNGです。病院のように清潔感が求められることや、要介護者(利用者)に傷をつける可能性があるためです。(介護士・ケアマネジャーなど)介護の現場では要介護者に触れる機会がたくさんあります。
また要介護者の親族が、介護施設の良し悪しを判断する要素の1つに介護士の身なりがあります。ピアスやアクセサリーをした介護士がいれば、施設の信頼性も欠けてしまうでしょう。
ピアスOKな職業の特徴2つとは?
ピアスOKな職業の特徴を2つご紹介します。
ピアスOKな職業の特徴
- 食品を扱わない職業
- おしゃれ・センスの良さが求められる職業
食品を扱わない職業
前述の通り、衛生管理・異物混入防止の面で、多くの飲食店でピアス着用が禁止されています。(個人の飲食店・居酒屋はピアスOKの場合もあります)まずは食品を扱わない職業の中から選ぶ必要があります。
※もし「ピアスOKの飲食店」の求人を見つけ面接へ行く場合も、身だしなみを気にしなくて良いわけではありません。接客業は清潔感のある身だしなみが求められるからです。
おしゃれ・センスの良さが求められる職業
おしゃれ・センスの良さが求められる職業は、ほぼピアス着用がOKです。(アパレル業界・エステティシャンを除く美容業界など)特にアパレル業界では、販売する服とアクセサリーをセンス良くコーディネートして、お客様の購買意欲を高めるのも重要な仕事の1つです。
また美容師・美容アシスタントは男性も女性も技術だけではなく、外見のセンスの良さも求められます。アクセサリーももちろんOKです。
ピアスOKの職業をご紹介!
一般的にピアスOKとされる職業を以下でご紹介します。しかし面接の際はマナーとしてピアスを外して行きましょう。
※ピアスNGの場合もあります。面接でピアスOKか確認しましょう。
ピアスOKの職業
- 会社員(オフィスワーク・営業職)
- アパレル販売スタッフ
- 美容部員・コスメ販売スタッフ
- 雑貨販売店スタッフ
- アミューズメントスタッフ
- コールセンタースタッフ
- 美容師・美容アシスタント
- ITエンジニア
- 在宅ワーク
- その他
会社員(オフィスワーク・営業職)
会社員はピアスOKの場合が多いです。ビジネスシーンにふさわしいデザインを選ぶのがマナーと心得ましょう。しかしこれは女性に限る話です。
男性のピアス着用は、ルールとして明記はされていないものの実質的には認められていません。今の社会で男性のピアスはビジネスシーンにおいて良いイメージを持たれないためです。「ジェンダーフリー」という言葉が社会に広がっていますが、ビジネスマナーを許容するのも社会人として大切だと考えられます。
一般事務・商品企画・経理などのオフィスワーク
スーツやオフィスカジュアルにピアスをプラスすると、大人っぽさと上品さが引き立ちます。そのためにはピアスのデザインが重要です。ピアス着用時は自分からピアスは見えません。ビジネスシーンでは接する相手に好印象を与えることを目的としましょう。
下記のピアスの選び方をぜひ参考にしてみて下さい。
- 肌なじみの良いデザインを選ぶ
- 大ぶりなデザインは避ける
- 鮮やかなストーンは避ける
①肌なじみの良いデザインを選ぶ
※画像引用 STAR JEWELRY
ビジネスシーンに合うデザインは、肌になじみやすい華奢なものが良いでしょう。シンプルな1粒のストーンがついたものや、小ぶりのピアスはどのようなコーディネートにも合うので、プライベートでも使えます。このようなアクセサリーを「スキンジュエリー」と呼びます。
②大ぶりなデザインは避ける
大ぶりで存在感のあるデザインのピアスは華やかでおしゃれですが、ビジネスシーンには向いていません。目立つデザインよりも、品の良さを意識したピアスを選びましょう。
③鮮やかなストーンは避ける
ピアスのストーンの色にも気をつけましょう。あまりに鮮やかなストーンは目立ち過ぎてしまいます。おすすめは小さなサイズのダイヤモンド(カラーレスの石)やパールです。大人らしいエレガントな雰囲気を引き出してくれます。
営業社員
営業社員も社内では、スキンジュエリータイプのピアスがおすすめです。(会社の規定により異なります)
しかし社外へ面談や商談へ行くときは、ピアスを外すのが一般的なビジネスマナーだと覚えておきましょう。その理由は取引先の人の嗜好がわからないためです。特に年配の人が同席する場合は、信頼に関わる可能性があります。
アパレル販売スタッフ
アパレル販売スタッフはピアス着用OKです。ブランドイメージに合ったデザインのピアスを選ぶと、センスの良さをお客様にアピールできます。また服だけでなく、アクセサリーも販売している店では、販売されているピアスを着けるように指示があるでしょう。
アパレルスタッフのセンスの良さは、販売成績を高める1つの要素でもあります。
美容部員・コスメ販売スタッフ
美容部員やコスメ販売スタッフは、ピアスOKのメーカーがほとんどです。しかしお客様にアピールするのはメイクのセンスの良さなので、上記で説明したようなスキンジュエリーが適しています。
またピアスを着けても着けなくてもOKという職業なので、出勤して他のスタッフの様子を確認してからピアス着用をするかどうかを決めるのがおすすめです。
雑貨販売店スタッフ
ショッピングモールなどの雑貨販売店スタッフはピアスOKであることが多いです。販売する雑貨や店の雰囲気に合うピアスを選ぶことがおすすめです。
またアクセサリー販売店であれば、店舗商品のピアス着用が義務付けられているでしょう。
アミューズメントスタッフ(遊園地・ゲームセンター・パチンコのボールスタッフ)
派手なピアスではなく、スキンジュエリータイプのピアスであればまずOKです。しかし有名テーマパークはコンセプトがあるため、ピアスやアクセサリーの着用が禁止されている場合もあります。事前に確認しましょう。
コールセンタースタッフ
お客様に会わずに電話で接客・対応をする職業のため、ピアスOKとする会社がほとんどです。どのようなデザインでも自由ですが、仕事の邪魔になるようなピアスは避けるようにします。
美容師・美容アシスタント
美容師・美容アシスタントは髪型はもちろん、全体的におしゃれである必要があります。コーディネートに似合うデザインのピアスであれば、男性も着用できます。ピアスのデザインも髪型や服装に合わせて幅広く選べるでしょう。(サロンの規則・コンセプトにより異なる場合もあります)
ITエンジニア
ITエンジニアも基本的にピアスOKの職業です。そしてIT業界自体も自由度が高く、私服やアクセサリーの着用を認めている会社が多い特徴があります。
ピアスのデザインに関しては他のスタッフを見てから決めるのが無難です。スキンジュエリータイプのピアスであれば、間違いなく好印象を与えることができます。
在宅ワーク(データ入力・WEBデザイナー・在宅コールスタッフなど)
在宅ワークは人と会うことなく働けるため、どのようなピアス着用もOKです。オンラインコミュニケーションツールで会議などがある場合は、ピアスを外すかスキンジュエリータイプのピアスにすると良いでしょう。
その他
- 清掃スタッフ
- イベントスタッフ(制服やコンセプトが決められていない場合に限る)
- タクシー・運送会社のドライバー
- データ入力
- 書店などのスタッフ
- サロンの受付スタッフ など
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【まとめ】ピアスOKの職業も清潔感のある身なりを心がけよう。転職エージェントを積極的に利用しよう!
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投稿者プロフィール
- AEAJアロマセラピスト、不動産会社勤務を経てフリーランスライターへ転身。愛知県在住で料理や美容、旅行が大好きです。現在は金融・ビジネス・キャリア・ライフスタイルなどの記事を執筆しています。未経験のジャンルでも綿密にリサーチをして積極的に取り組むことがモットー!いつもわかりやすく役立つ情報をお届けできることを目標としています。またライター活動を通した「理想のワークライフスタイルの実現」も追求中です。
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