大塚製薬は日本を代表する医薬品メーカーで、世界中の健康の課題を解決する事業を展開しています。
そんな大塚製薬に興味があり、インターンシップに参加したいという学生はきっと多いことでしょう。
この記事では大塚製薬のインターンシップに参加できるようにインターンシップ内容から対策、事業内容についても解説します。
過去のインターンシップ参加者の体験談も紹介しているのでぜひ最後まで読んでくださいね。
もくじ
大塚製薬の会社概要
大塚ホールディングス株式会社の傘下に入る大塚製薬。本社を東京に構えながらグループの中核を担い、従業員は5000名を超える大手医薬品会社です。
大塚製薬は世界中の人々の健康を考えて事業展開しています。
中でも有名な商品としてはポカリスエット、カロリーメイト、抗精神病薬「ABLIFY」「REXULTI」などが挙げられます。
大塚製薬の事業内容
大塚製薬は2つの事業を展開しています。
医療関連事業
未充足な医療ニーズが存在する領域において新たな治療価値を創造し、革新的な新薬を開発することで、世界の人々に貢献しています。
疾患領域としては癌、中枢神経、結核などが挙げられます。
研究内容ではユニークな化合物の開発は日本、欧州、米国、中国にまたがる独自のグローバル研究体制と臨床開発ネットワークを通じて行われるほか、アカデミアやベンチャー企業などとも連携。相互の強みを活かして世界トップレベルの質とスピードで研究開発を進めています。
ニュートラシューティカルズ関連事業
人々の健康の維持・増進のための科学的根拠をもった独創的な製品を開発し、世界へ提案しています。
重点分野は水分補給、栄養、Soylution、コスメデックスです。
医療関連事業で培われたノウハウを活かし、日々の健康維持・増進をサポートする製品開発を行っています。
より事業について知りたいという方はホームぺージをご覧ください!
大塚製薬の業界立ち位置
大塚製薬が属する大塚ホールディングスは医薬品(新薬)メーカーです。
競合他社は武田薬品工業、アステラス製薬、第一三共が挙げられます。
売り上げ額は上記の企業に次ぐ4番目の9.551億円ですが、純利益という観点で見ると武田薬品工業に次ぐ2番目の1,768億円という結果が出ています。
この業界は海外のベンチャー企業を買収したり、連携したりしてグローバルに展開しています。グローバルな環境で働きたいと思っている学生にはおすすめです。
大塚製薬の求める人物像
大塚のDNAと呼ばれる哲学が3つあります。
流汗悟道:単なる知識だけではなく、自らが汗を流し実践して感じることの中に本質がある
実証:物事を成し遂げ完結することで自己実現そして真理に達する
創造性:真似をせず、大塚にしかできないことを追求する
これらから読み解くと、チャレンジ精神を持って行動でき、尚且つ実行力や多彩なアイデアを持つ学生が活躍できるのではないでしょうか。
大塚製薬のインターンシップ概要
大塚製薬のインターンシップは3種類あります。確認していきましょう!
研究技術職、生産職
23卒の冬季インターンシップ内容は不明なので22卒が行った冬季インターンシップの概要を掲載します。
高専・大学・大学院で学生の皆様が勉強されている内容について、将来どのように社会に役立つのかを考える機会にして頂くオンライン交流会プログラムです。社内で実際どんな仕事があるかを知ってもらい、ご自身の学習及び研究活動がどう活かされるかを現場の社員と一緒に考えることができます。
【開催地域】
オンライン
【実施日数】
半日~1日
【インターンシップの選考】
選考あり
臨床技術職
23卒の冬季インターンシップ内容は不明なので22卒が行った冬季インターンシップの概要を掲載します。
「臨床技術職とは?」を説明する講義型プログラムになっています。現場社員との座談会もあるので生の声を聴くことができます。
【開催地域】
オンライン
【実施日数】
半日~1日
【インターンシップの選考】
選考あり
臨床技術職
23卒の冬季インターンシップ内容は不明なので22卒が行った冬季インターンシップの概要を掲載します。
【参加条件】
理系修士(6年制含む)/博士の方対象です。2日間すべて参加が必須となります。
臨床開発職、薬事職を選択いただきます。(併願不可)
【開催地域】
新型コロナウイルスの影響で東京開催が難しい場合はオンライン
【実施日数】
2日
【インターンシップの選考】
選考あり
営業職
23卒の冬季インターンシップ内容は不明なので22卒が行った冬季インターンシップの概要を掲載します。
【開催地域】
<MR職>
大阪会場・広島会場・熊本会場・仙台会場・東京会場
<消費者商品担当営業職>
大阪会場・東京会場
新型コロナウイルスの影響で東京開催が難しい場合はオンライン
上記の会場から1会場をお選びいただけます。
【実施日数】
3日
【インターンシップの選考】
選考あり
大塚製薬のインターンシップ対策
3つのコースすべてでエントリーシートが選考内容となっています。よく聞かれる質問は以下の通りです。
・インターンシップで得たいことと自分のアピールポイント
・大塚製薬は「世界の人々の健康に貢献する革新的な製品を製造する」ことを企業理念としている会社です。あなただったら、どこの国にどんな医薬品・医療機器があったらよいと思いますか。
・インターンシップの志望動機
・挑戦し、覚悟を決めて成し遂げた経験
一般的な質問もありますが大塚製薬ならではの質問も出る可能性がありますね!
求める人物像ではチャレンジ精神というキーワードがあったので過去に困難な目標を成し遂げたエピソードなどを書くのもお勧めします。
大塚製薬のインターンシップ参加者の体験談
大塚製薬のインターンシップに参加した2名の体験談を紹介します。参考にしてみてください。
研究技術職
社員によって行う業務は様々だと思うので、複数人の社員の方々からそれぞれ業務内容についてお話を伺えたのはとても良かった。配属までの流れや、研修内容、勤務地などに関しても詳しく説明を受けることができた。自身の研究に関する企業目線のアドバイスが頂けたのもとても良かった。社員の方々とのコミュニケーションが多いインターンシップだった。あまり発言していない学生に対しては、社員の方々から積極的にお声がけを頂き、全員がまんべんなく交流できるような雰囲気にして頂けた。関わった社員の方々の数が多かった。
臨床開発職
<感想>
「ものまねをせずに、革新的な製品をつくる」ということへの誇りを感じた。座談会では、若手の方でも自分の意見を主張することや、活躍できる環境が整っていることを感じた。
また、IT技術を積極的に取り入れていることも魅力だと感じた。
<注意した点>
大塚製薬の事業内容や、理念、製品などについて事前に調べて理解をしておいた。また、事前に調べたことをもとに、質問したい事項をまとめておき、インターンの際に聞きたいことをすぐ質問ができるように準備した。
体験談から多くのコミュニケーションの場があることがわかりますね。理系学生は企業目線から研究のアドバイスをもらえる可能性もあるということなので貴重な体験ができそうです。
【まとめ】大塚製薬のインターンシップに参加して医薬品メーカーの本質を知ろう
今回は大塚製薬のインターンシップ、事業内容について解説しました。
インターンシップのコースは3種類あり、理系の修士、博士しか参加できないプログラムもありましたね。
インターンシップの対策はエントリーシートを重点的に取り組むといいでしょう。
事業内容については海外にも目を向けた内容となっています。
「健康」という言葉に敏感になってきているこの世の中の課題を大塚製薬で解決したいとチャレンジ精神を持っている方はエントリーしてみてください!
投稿者プロフィール
- シナリオセンター卒業後、フリーでソーシャルゲームのキャラクターシナリオを経験。その後就職し、国内最大規模の人材・採用系メディアのライティングを担当。他にも医療メディア、旅メディア、仮想通貨メディア、ブランディング支援メディア、アニメ・漫画・映画メディアなど幅広い執筆経験。ライティング記事、監修記事は2000記事以上。現在は採用バンクを含む3つのメディアの運営者として日々過ごしている。
CMでも話題の大手人材会社の広告ライターを経験し、LPや記事広告などコピーライティングも得意。
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