「三菱地所のインターンシップに参加したいけど、対策ってどうしたらいいの？」
「三菱地所のインターンシップに参加した人の体験談が知りたい」
将来三菱地所で働きたいと考えていたり、不動産デベロッパー業界で活躍したいと思っている学生は三菱地所のインターンシップが気になるのではないでしょうか。
三菱地所は国内の不動産デベロッパー業界では2位の売上を誇る大手企業です。不動産デベロッパーは総合商社や銀行と並んで人気の業界のため、働きたいと考えている人も多いのではないでしょうか。
今回はそんな三菱地所でのインターンシップの概要や選考方法、対策について説明します。さらに、過去に三菱地所のインターンシップに参加した学生の体験談もご紹介していきます。三菱地所のインターンシップに参加して、就活のスタートダッシュを切りましょう。
もくじ
三菱地所の会社概要
まずは、三菱地所がどのような会社なのかご紹介していきます。
三菱地所とは
三菱地所は三菱グループの中核企業の一つであり、国内の不動産デベロッパーとしては三井不動産、住友不動産とともに業界を牽引する大企業です。
三菱地所の強みは、日本最大のビジネス街「丸の内エリア」を手がけていることです。100年以上にわたり、東京丸の内地区一帯を「世界のビジネスセンター」へ育て上げてきました。その歴史の中で培われたノウハウを結集し、様々な事業領域で事業展開を行っています。
丸の内以外にも、横浜やお台場、首都圏以外では札幌や仙台などでも、事業展開しています。
近年では日本国内に留まらず、海外事業にも積極的に進出し、他社に先駆けて事業を拡大しています。
業界高水準の年収
不動産デベロッパーは平均給与が高いことでも有名です。
三菱地所の平均年収は、2020年3月期の有価証券報告書によると、1273.5万円でした。男女あわせた民間の正規雇用者の平均年収は503.5万円のため、それと比較しておよそ2.53倍の給与です。
社風
三菱地所には年代の差を感じさせない社員同士の距離が近いという特徴があります。
その背景として、研修制度や約10年で3部署以上を経験できる人事ローテーションといったさまざまな人と出会う機会があるからと考えられます。2020年以降はオンラインで社員同士の交流が増えているということです。そのため、社員同志の仲が良く、企業や社員に愛着を持って働くことができることは大きな魅力でしょう。
【23卒必見】三菱地所が募集しているインターンシップ概要
三菱地所が募集しているインターンシップの概要を説明していきます。
インターンシップについて
- デベロッパーの仕事、当社の事業概要説明
- グループワーク
- プレゼンテーション
- 社員交流
グループワークでは、まちづくりの課題に対し、グループで解決に向けて取り組みます。各グループにはメンターとなる社員が付き、インターンシップ最終日にはプレゼンテーションを行います。プレゼンテーション終了後には、社員からフィードバックがもらえるというのが大きなメリットです。
応募要項
参加条件
・四年制大学又は大学院に在籍している方（学部学科不問・学年不問）
・原則として全日程に参加できる方
開催日時
2021年9月15日・16日・17日
開催場所
東京／大手町パークビル（千代田区大手町1-1-1）周辺
応募締切日
2021年8月10日
交通費および宿泊費
支給あり（宿泊費は遠方にお住まいの方）
選考フロー
①三菱地所公式サイトよりエントリー
②課題の提出
- WEBエントリーシート（アンケート）
- 適性検査
- 自己紹介動画アップロード ※30秒〜1分程度の簡単な自己紹介をする。
・一次受付期間：6月15日 17:00～7月19日 17:00
・二次受付期間：7月20日 17:00～8月10日 17:00
③事前説明会
一次受付期間にWEBエントリーシート（アンケート）と適性検査を完了した方を対象に、インターンシップの事前説明と丸の内エリアの施設見学を行うBuilding Tour（半日）を開催します。
※自己紹介動画のアップロードは、Building Tour申し込み時は未了でも可。（二次受付期間終了までに実施する必要あり）
<実施概要>
日程：4日程／7月28日・29日、8月3日・4日
内容：インターンシップ説明／丸の内エリア物件視察など
場所：丸の内エリア
備考：応募多数の場合は抽選
④書類選考
8月17日 17:00以降に結果を連絡
⑤面接
8月24日・25日・27日・31日のいずれか
⑥参加者決定
9月初旬頃
※上記日程は予定であり、変更する可能性があります。
三菱地所のインターンシップに合格するためのポイント
ここでは、三菱地所のインターンシップに合格するためのポイントをお伝えします。
ES対策
三菱地所は仕事で様々な人と関わる機会が多いデベロッパー業なので、相手に良い印象を与えるようなコミュニケーション能力が高い人物が求められます。そのため、三菱地所の求める人物像に合うような実体験をふまえたエピソードを入れることが大切です。
適正検査対策
三菱地所のインターンシップの適性検査はWebテスト方式であり、多くの大企業で適性検査として採用されているSPIが実施されています。試験項目は、言語、非言語、英語、性格です。他社のSPI試験と同様に、しっかりSPI試験用の学習をしておきましょう。
自己紹介動画対策
30秒〜1分程度の簡単な自己紹介をします。たった1分の動画でも学生の意欲や熱意は必ず伝わります。ESだけではわからない本人が実際に話している動画を見るのとでは伝わる情報量が違い、自分だけの唯一の個性を表現できます。絶対にインターンに参加したいという熱意や、明るくハキハキとした印象を与え、「この人に会ってみたい」という動画を制作しましょう。自分のどのような経験がデベロッパーおよび三菱地所の志望動機につながったのかを簡潔に話すようにしましょう。
面接対策
デベロッパー内でも、2大巨頭である三井不動産に流れる可能性あるため、面接では、「デベロッパーの志望動機」「三菱地所の志望動機」の両方を聞かれます。「なぜデベロッパーになりたいのか」「なぜ三菱地所じゃないといけないのか」という質問が多いようです。志望動機を深掘りされてもしっかりと回答できるようにし、熱意が伝わるように対策しておきましょう。
デベロッパーの志望動機の例としては、用地取得、都市開発、住宅開発、販売と幅広い職種があります。どのような役割であっても、自ら企画を行うことができる点や、人々が利用しているところまでサポートできる点などが挙げられます。
三菱地所のインターンシップ参加者の体験談
実際に三菱地所のインターンシップに参加した学生の体験談をまとめました。
大学名非公開 男性
この企業のインターンを通して学んだことを教えてください
デベロッパーの視点でどのように街を作っていき、その中で複合施設にハード面、ソフト面に関して機能を入れていくべきか学ぶことができました。学生の中にもさまざまなバックグラウンドを持った人がいるので、彼らの意見なども踏まえることで多方面の視点を得ることができました。
会社・社員の雰囲気や対応はいかがでしたか？
社員の方々はコミュニケーション能力が高く、明るく場を盛り上げてくれつつ、インターン中は常に学生の発言をメモすることで評価しているようでした。また、丸の内を開発しているという点に関して誇りを持っているように感じました。
この企業のインターンを受ける後輩にアドバイスをお願いします
非常にレベルの高い学生と3日間考え通し続けられるインターンシップです。esが通りにくいので、できたらOBの方に添削をしてもらいつつ、自分なりの言葉でそれを表現できるようにして面接を臨んだ方が良いと思います。
大学名非公開 男性
この企業のインターンを通して学んだことを教えてください
デベロッパーの仕事は、多数の関係者の声をまとめ、なおかつ収益性や公共性等々を考えてプロジェクトを進めなければならず、非常に大変な仕事だと感じた。また、プロジェクトにおいてコンセプト作りはそのプロジェクトの羅針盤ともいえる、非常に大切なことだと教えられた。
会社・社員の雰囲気や対応はいかがでしたか？
人事の方は非常に熱意がこもっていて、会社についての説明や、ワークの解説について元気に丁寧にプレゼンしていた。ワークでは1人の社員の方がメンターでついて下さり、ワークが終わった後フィードバックをしてくださった。社員交流会では2人の社員の方のお話を聞くことができ、どちらの方も質問に快く答えて下さり好印象だった。
この企業のインターンを受ける後輩にアドバイスをお願いします
三菱地所は社員数もあまり多くなく、仕事を忙しいため、このようなイベントを通してでないと会う機会があまりないと思う。そのため、限りある機会を逃さず、行われるイベントに足を運び、社員の方に色々質問してみることをオススメする。
【まとめ】三菱地所のインターンシップに参加して就活を有利に進めよう！
三菱地所のインターンシップに参加することで、不動産デベロッパーの仕事内容が明確になるだけでなく、実際にプロジェクトを進めることができる貴重な体験ができます。また、社員の人からフィードバックしてもらう機会があるため、他の三菱地所を目指す学生に比べ圧倒的に有利な立場に立つことができます。
将来三菱地所を目指す人や不動産デベロッパー業界で活躍したいと考えている人は三菱地所のインターンシップに参加して、就活を有利に進めましょう！
投稿者プロフィール
- ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。
採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。
今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。
