パナソニック創設者であり、経営の神様と呼ばれ多くの技術者を世に輩出してきた松下幸之助氏。「ものをつくる前に、人をつくる」という言葉は、今なお語り継がれる名言です。パナソニックは旧松下電気から創業100年を迎え、多様に変化する時代の先を見ながら経営の舵を取ってきた一流企業です。
日本のモノづくりを代表する会社であると同時に、社員はグローバルなフィールドで活躍できる機会が多くあることから、事務系技術系ともに毎年多くの学生が入社を志望をします。倍率が高いことで有名なパナソニックですが、しっかりと面接対策を行えば内定を勝ち取ることも十分可能になります。
この記事ではパナソニックに入社したい方に向けて、募集されている職種や会社が求めている人材などについてまとめましたので是非、面接対策に役立てて下さい。
もくじ
募集職種と社員紹介
幅広いフィールドで活躍する環境が整っているパナソニック。文系理系ともに採用枠があり、専門的な技術や学業で学んだ知識を活かせる大企業です。募集対象は全学部全学科であり、採用後に配属部署が確定します。ここでは、具体的な仕事内容とその役割を確認し、自分とマッチする職種があるか確認していきましょう。
12種類の事務系職種
事務系では仕事内容が多岐に渡り、業務は部署ごとに細分化されています。営業、マーケティングといった会社の方向性を定める中核の部門や、会社を下支えする経理、売り上げや世の中の認知度に直結する広報、広告担当など、部署は大きく分けて12種類あります。配属先それぞれで挑戦の場があり、何事にも意欲的に関わることのできる若手に期待しています。
【事務系職種内容】
□営業・マーケティング
□経理
□人事
□法務
□知的財産
□調達
□広報・宣伝
□ロジスティクス
□生産管理
□カスタマーサービス
□経営企画・事業開発 M&A
□その他
採用ページでは、様々な部署に所属する社員インタビューを閲覧することが出来ます。仕事内容の詳細だけでなく、仕事への想いや何に挑戦をしているのかなど、実際の業務をイメージできる内容です。ここでは、多くの壁を乗り越えてきた2名の方をご紹介します。パナソニックで働くからこそのやりがいや、企業に在籍する意義が書かれており、学びの多いものとなっています。
営業・マーケティング部の紹介
家電、車載、住宅、B2Bなど、それぞれのマーケットを読み、国内外問わず自社製品を世に普及させる役割を担います。新たな市場開拓や、技術交流会や展示会を通して取引先と密に連携を取り、商品開発を行うなど大きな責任が伴う部署です。
営業 オートモーティブ社 2011年入社
入社後、クルマ業界のマーケティングを2年間担当した後、現在所属する営業本部に異動した。この部署は、大手自動車メーカーに、電源ユニットやカメラなどさまざまな車載製品を販売、納入している。その営業としてキャリアを重ねた彼は、入社9年目の現在、係長となり部下を指導しながらリチウムイオン電池の主担当を務めている。
お客さまである自動車メーカーと社内の事業部の橋渡し役となる営業。2年前、この仕事で彼は、これまで経験したことのないピンチに立たされた。電動バイクの「交換式電池」として事実上の標準化を狙った新製品。その開発・量産はパナソニックにとっても大きなチャンスであり、是が非でも円滑に進めたい案件だった。しかし、開発と並行して進められた自動車メーカーとの契約でつまずいてしまう。人の命と密接に関わる車載ビジネスでは、他の電化製品とは比較にならないほど、高い安全性が要求される。その車載の文化を知っている営業と、当時車載製品を扱う経験があまりなかった事業部では、お互いの常識がまったく噛み合わなかった。
時には社内で激しく意見が対立し、会議が紛糾することも。話が進展しないまま月日が経ち半ば諦めかけた時、一度、事業部の目線にも立ってみようと思った。すると、「彼らの主張していることが、言っていることは同じでも違って聞こえてきたんです。彼らの常識の正当性が少し分かった気がしました」。彼のなかに新しい視座が生まれたことで、プロジェクトは再び動き出した。入社以来、この業界に携わってきた彼に、これからの目標を尋ねた。「営業は、ひとりでは何も生み出せません。でも、品質、技術、製造、企画…いろんな職能を持つ人を動かすことで初めて何かを生み出すことができます。パナソニックの技術と人を動かして、激動のクルマ業界での生き残りを勝ち抜いて、車載製品を通じて貢献していきたいですね。そして、いつか、海外に出て、経営に携わる仕事をしてみたいですね。と言っても、社長になりたいわけではなく、経営になくてはならない人として」。
引用:https://www.panasonic.com/jp/corporate/jobs/new_gra/person/a_nagahama.html
営業・マーケティングでは、国際事業に携わることもあります。パナソニックは海外のインフラを支えているために、世界という大きな舞台で仕事に挑む環境があります。多くの経験により実力をつけることで、着実に責任あるポジションに昇り詰めることができます。
広報・宣伝部門の紹介
あらゆる媒体で自社ブランドを宣伝し、人々への認知と、商品購入に結び付く効果的な広報活動を展開していく部署です。パナソニックブランドの発信だけでなく、世の中のニーズやトレンドを社内に反映し、消費者側の視点から今後の参入事業などを模索する仕事でもあります。製品知識や製作者の想いを汲み取り、効果的に商品情報を拡散していく役割を担います。
宣伝 アプライアンス社 2016年入社
研修を経て配属されたのは、国内マーケティング部門の「クリエイティブ担当」だった。広告宣伝のアイディアや表現を生み出す仕事だ。クリエイティブをめざした彼女だが、実は専門的な勉強はしていない。でもゼロからスタートすることには慣れている。プロモーションの企画やコンセプト立案、撮影の段取り、社内の調整など、煩雑なノウハウも貪欲に身に付けた。さらにテレビCMや交通・雑誌・新聞・デジタル広告、公式インスタグラム、店頭周りなど、多岐に渡ってメディアの知識も深めディレクションスキルを磨いていった。
その後順調にキャリアを積んできた彼女だが、大きな壁が待っていた。弱冠4年目にして、人気のビューティ商品のキャンペーンの主担当を任されたのだ。光栄なことだったが、先輩が築き上げたブランドを引き継ぐプレッシャーは半端なかった。しかも関係者が多くいる商品群でありながら、彼女にはまだ大規模なキャンペーンを仕切る経験がなかった。案出しに忙殺される毎日。山積する業務、かつてない人数への調整作業。「募る不安を打ち消してくれたのは、過去の経験の数々。人の心を動かす何かを生み出すたのしさや、コンテンツをつくるおもしろさでした」。蘇った情熱が彼女の背中を押してくれた。周りのフォローも頼もしかった。キャンペーンは成功裏に終わり、売上にも貢献した。
「やりがいがあります。自分が携わった広告が人の目に触れ、感情を動かし影響を及ぼすってすごいと思うんですよね」。彼女の口からは、コンテンツをつくるたのしさがあふれ出してくる。「パナソニックの商品やブランドの魅力をもっと広めるため、『伝えるプロ』として、常に世の中を驚かすアイディアや表現を考えて発信していきたいですね。それが私の目標です」。引用:https://www.panasonic.com/jp/corporate/jobs/new_gra/person/s_miyashita.html
インタビューに応えている女性社員は、中学校で放送委員に所属し映像番組をつくるコンテストに出場しました。国内外で行われたこちらのコンテストはパナソニック主催であり、大会での経験は彼女が同社で働く原点となったようです。
自分だけが持つエピソードなどは独自性があり、採用担当者の印象に強く残るものです。学生時代に培ったものと入社志望動機を紐づけ、そこから学び得たものをどのように会社で活かすのか、このようなところを掘り下げ準備すると、面接官に想いが伝わりやすくなるでしょう。
9種類の技術系職種
専門性を要する技術系職種は、仕事内容も多種多様です。研究開発からシステムエンジニア、知的財産業務、調達など大手ならではの幅の広さがあります。例えば設計開発部門のなかでも業務は枝分かれし、機械系、通信系、化学材料系、情報系というように、社員はひとつの技術に特化した役割を担います。
パナソニックの技術系社員は、より快適な暮らしや先端の技術開発を目指し、本当の意味で未来を創る仕事に、熱い気持ちとプライドを持っています。現代では当たり前となっている技術を世に送り出してきた会社だからこそ、歴史を創り上げてきた技術者の意志を継ぐ社員が大勢います。
【技術系職種内容】
□研究開発
□設計開発
□生産技術
□情報システム
□SE/技術営業
□知的財産
□調達
□品質管理
□その他
事務系同様、採用ページではそれぞれのフィールドで活躍する社員の方々のインタビューを閲覧することが出来ます。特に技術系採用ページでは、”社員紹介ムービー”が設置されており、現場の生の声を聞いて学ぶことができます。
そこには「品質は企業の命」という企業の軸や、どのような意志を持って仕事を遂行しているのかなど、4名の方のリアルな仕事模様が映し出されています。普段見ることのない工場内の様子も映り出されているため、非常に刺激を受ける動画です。
エコソリューションズ社 品質環境部 品質企画課
小村 徹さん
介護事業を行っており、私はそのサービス品質を向上させるために何をするべきかを一番に考えています。住宅部材事業では、海外におけるODMや海外のものづくりと市場品質を考えた基盤づくり・仕組みづくりを行っています。今までパナソニックは、ものづくりを中心に品質を考えてきましが、今回のサービス品質は、人と人との交流の中で生まれてくる、モノづくりではない分野になります。
今までの知見が全く使えないところで、品質管理職人としてどのように管理して行ったらよいのか、という所に難しさを感じます。品質を高めるということは、お客さまの期待を超えていくということでもあります。パナソニックでは、やる気があれば成長できる環境が整っていると思います。次の100年の品質づくりに一緒にチャレンジしていきましょう。
引用:https://www.panasonic.com/jp/corporate/jobs/new_gra/person/tech.html
エアコン事業部に所属する男性社員は、紹介ムービーの中で「パナソニックでは裁量の広さがある」と話しています。自分で考えた内容がそのまま品質に繋がるところにやりがいを感じるようです。主体性を持ち続け、世の中に貢献していく姿勢が印象的であり、同時に会社の風土や企業文化が垣間見えます。
パナソニックの採用では、「未来を創る」というキーワードを掲げています。動画内で紹介される4名の未来創りへの考え方や夢、人間性や考え方などを捉えると活動のヒントになるでしょう。
【技術系志望者おすすめコンテンツ】
パナソニックの資産ともいえる”ものづくり技術”について、全般的に紹介されているコンテンツがあります。
〇パナソニックの研究開発
〇技術10年のビジョン
〇先端技術のご紹介
〇技術表彰/発表/論文
〇History of Technology
参考:https://entry.panasonic.co.jp/eARTH/e2r/user/html/PageHtml?deliverID=142&pageID=119
事務系技術系選考プロセス
パナソニックでは専門性の高い部署が多くあるために、それぞれのコースにより選考過程も内容も異なります。提出物やエントリー時期の確認だけでなく、自分の専門分野と仕事内容に齟齬はないかなどの調査はとても大切です。
技術系を志望する学生には、「選考コースInformation」として自分に合った仕事を見つけ出すマッチングサービスが設置されています。技術系統や興味ある製品、職種を絞ることが出来るため、活用することをお勧めします。
事務系 4種類の選考方法
事務系の選考プロセスは以下の通りです。「6月度選考」「6月度選考(職種確約コース)」「6月度選考(G100コース)」「7月度選考」と4つのコースに分かれているため、他社との兼ね合いや希望職種をよく確認しましょう。
【事務系基本選考プロセス】
① エントリーシート(ES)/適性検査(SPI)
② 書類選考
③ 1次選考
④ 2次選考
⑤ 最終選考
⑥ 内々定
※コースにより詳細が異なります。選考プロセスをよく確認し臨みましょう。
技術系 専門性に特化した選考方法
次世代技術の開拓や研究開発など、専門性の高さが問われる技術職。技術系を志望する学生は、自分が活躍できるフィールドを見つける所からスタートします。学生と職種とのマッチングが特に必要不可欠であるために、選考インフォメーションとして豊富なコンテンツが用意されています。
技術系志望のみなさんへ。
自分に合った、選考コースを見つけよう!
「パナソニックにはどんな事業分野があるのか?」「その中には自分が携わりたい仕事があるのか?」「自分の専攻をどう活かせるか?」「どんな人材や知識・スキルが求められているのか?」幅広い事業分野を持つパナソニックの、多種多様なチャレンジの場、活躍のフィールドを皆さんに知っていいただくコンテンツです。
引用:https://entry.panasonic.co.jp/eARTH/e2r/user/html/PageHtml?deliverID=142&pageID=119
【技術系基本選考プロセス】
① エントリーシート(ES)/適性検査(SPI)
② 書類選考
③ 最終選考(技術面接/人事面接)
④ 内々定
※コースにより詳細が異なります。選考プロセスをよく確認し臨みましょう
充実のキャリアアップ制度
パナソニックでは、社員の活躍を支援する環境が整っているとともに、働く環境に配慮したサポート制度の拡充も図っています。「人材育成」「グローバルなキャリア」「多様な働き方支援」「女性の活躍支援」と大きく4つの体制に分かれており、社員の働きやすさを多方面からカバーします。学生のなかでホワイト企業として有名なパナソニックですが、このようなキャリアアップ制度を使う社員の多さからも、優良企業だと読み解けます。
□ 人材育成
キャリアアップや新たなスキルを得るために、他部門への異動の機会があり、また一定期間大学にて専門知識を学ぶことのできる制度を整えている。□ グローバルなキャリア
若手から海外会社、教育機関にて研修が受けられ、国際感覚を養い現地対応力を鍛える機会がある。MBA留学制度では、国内外の大学に留学し、実践的に国際経営を学ぶことが出来る。□ 多様な働き方支援
育児休業、介護と仕事との両立などワークアンドバランスをサポートした勤務形態がある。社員の働き方に多様性を持たせ、労働に対する選択肢に幅を持たせたサポート。”ファミリーサポート休暇”や不妊治療に理解を示した”チャイルドプラン休暇”、”社内複業”などといった制度もあり、仕事とプライベートが上手く折り合うバック体制を整えている。
□ 女性の活躍支援
女性社員を対象に、管理職としての役職を視野に入れたマネジメントスキル向上のセミナーが用意されている。多様な働き方が求められる女性にフォーカスしたコーチングやセミナーの開催で、個々のスキルアップを図ることができる。
ものづくりの一流企業が求める人材像とは?!
採用ページでは、ひと際大きく書かれたメッセージが目に入ります。「あなたと未来をつくる場所。」このフレーズに込められた意図こそが、会社が新入社員に期待したい想いそのものです。それでは具体的に、どのような人柄やスキルが求められているのでしょうか。採用情報に記載の”求める人材像”から企業の価値観を捉え、企業側の視点を探っていきましょう。
挑戦する意欲のある人材
パナソニックが求める人材像は、企業理念を軸として考えられた内容です。
求める人材像
「ものをつくる前に、人をつくる」
これは、創業者・松下幸之助の言葉です。「事業は人にあり。どんな経営も適切な人を得て、
はじめて発展していくものである。」
これまでも、これからも、世界を動かしていくのは
「人」に他なりません。私たちには、成し遂げなければならないことがあります。
私たちには、果たさなければならない責任があります。
社会の公器として、くらしのあらゆる製品をつくり、
世界へ展開してきたパナソニックにしかできないことがある。世界中の人々の願いをカタチにしていくことが、
私たちに課せられた使命です。これからも、この使命に挑み続けるために。
私たちが求める「人」は、
「大きな夢と高い志を持ち、チャレンジし続ける人」
「世界で戦える、尖った強みを持った人」
「新たな価値を創造し、変革を起こせる人」
創業100年を迎えたパナソニックの過去や
前例にとらわれることなく、
世界を舞台に活躍し続け、
未知の世界を切り拓いていく
覚悟を持った人材を求めています。引用:https://www.panasonic.com/jp/corporate/jobs/new_gra/recruit/request.html
確かな技術と、モノづくりに対する意地がある実力派企業。創業から100年を迎えた今、次の100年の土台をつくるために、新たな分野へ挑戦していける人材に期待しています。パナソニックに染みついた風土のひとつに、未開拓分野へチャレンジしていく社員の前向きな姿勢があります。社内で膨らむ夢や志を現実のものとするべく研究開発が行われ、新たな商品を生み出す好循環が根付いています。
採用担当のメッセージには、「今のあなたが本当にやりたいことを、未来への意志を語ってほしい。」とあります。”挑戦”という言葉を念頭に、夢を実現させるためこれまで得てきた経験やスキルを、会社でどのように活かし結果に結び付けていくのか、具現性が感じられる内容を準備することで、聞き手は入社志望者の想いをよりイメージをしやすくなります。
グローバルな視野を持つ人材
パナソニックは世界規模でブランド展開が行われ、世界中の人々から厚い信頼を得ているものづくりメーカーです。マーケットは国内外にあり、インドや中東、南アフリカなどに新たな製品を投入し、市場開拓を図っています。だからこそ同社では、グローバなル視点を持ち合わせた人材を求めています。
グローバルな視点とは、語学力や外国人とのコミュニケーション能力の高さだけではありません。現地情報や、その土地に適した事業が行えるかの分析調査、地元の方々とのコミュニケーションなど、実践的な取り組みが行えるかというところも問われています。海外事業へ積極性を見せる事は、好印象に繋がると考えて間違いないところでしょう。海外研修制度も充実しており、会社が求めるスキルのひとつとして挙げられます。
課題を見つけ問題解決できる人材
2011年度、2012年度とパナソニックは7,500億円を超える最終赤字により、経営が苦しい時期がありました。しかしそこから見事にV字回復を果たし、日立製作所や三菱地所、東芝といった競合他社と、再び肩を並べるほどの躍進を見せました。2019年には、NTTと共同開発したセキュリティ分野で、世界最高水準と言われる顔認証セキュリティ技術を生み出しました。
この復活劇は、社内風土に根付いた”意地”ともいえる結果です。前に進むのが怖いと消極的になるではなく、自ら課題を見つけ、仲間とともに克服、達成しようとする問題解決能力の高さ。そして周囲を巻き込む求心力は、一度苦境に立たされた企業だからこそ、より求められるスキルだと言えます。
A Better Life, A Better World の企業指針に共感できる人材
「私たちパナソニックは、より良いくらしを創造し、世界中の人々のしあわせと、社会の発展、そして地球の未来に貢献しつづけることをお約束します。」こちらはパナソニックのブランドスローガンであり、経営理念の神髄です。
社長メッセージには、「ものづくりを通して人々の生活に寄り添いつつも、エネルギーやサービスといった可視化されにくい領域でのお役立ちが必要不可欠」とあります。旧松下電機から続く歴史の中で、人々のより良い暮らしや、便利さに焦点を当て社会貢献してきた企業だからこそ、次世代への約束として掲げられている目標です。
キャリア採用から人事部に配属された方のインタビューがあります。この方は、企業指針や理念が本当に社員に根付いていることに驚いたそうです。A Better Life, A Better Worldへの共感は、選考を受ける全ての学生に問われるところであり、会社が大切にする想いを継ぐことのできる学生が求められています。
【くらしを、世界をより良くするために働けるかどうか】
人事 2017年キャリア入社 経済学部卒業
自分は何のために働くのか。その理由や目的はいろいろあっていいと思います。だけどパナソニックで働くには、「A Better Life, A Better World」への共感だけは外すことのできない要素だと思っています。自分の仕事が最終的に世の中の人のくらしとか、世界をより良くすることにつながっている。そういう感覚を持てる方と一緒に働きたいですね。
パナソニックは、意欲とポテンシャルがある人に機会を与えるのがとても上手な会社だと思っています。それに社内公募はもちろん社内複業や社外留職など、志がある人にとってのキャリアの選択肢がすごく多い会社だと思います。
今後はもっといろんな価値観で、いろんな働き方ができる会社になるでしょう。そんななかで何をするのか。未来やキャリアの選択には正解はありません。自分の選択に、自分がどれだけ納得できるのか。それを大事にして欲しいですね。
そして納得するために、ひとりで考えるだけでなく、いろんな人や価値観と出会って、「自分はどんなことが大切だと思うのか」を改めて考えてみて欲しいと思います。
引用:https://www.panasonic.com/jp/corporate/jobs/message.html
パナソニックで活躍する社員の人材像調査
選考の際に、企業側が求める人材像を調査するのはマストですが、”実際に働く社員の人材像”を学ぶと、より効果的な対策に繋がります。自分が所属したい部署の社員は、どのような価値観を持ち、仕事の魅力をどのように感じているのかなど、”人”を知ることで見えてくる企業のカラーがあるからです。
パナソニックの新卒採用では、ポテンシャルの高さよりもまず、人柄を見る傾向にあります。それは、”ものをつくる前に、人をつくる”という松下幸之助氏の言葉にもあるように、会社は人材ありきであり、働く社員こそが財産であると真に理解をしている企業だからです。
どのような人たちが活躍しているのか、その様子はこちらから確認することができます。過去に内定した方々が当時の就職状況を開示したり、エントリーシートや面接対策の際に意識したことなど、就活のリアルを垣間見ることが出来ます。面接はどのような雰囲気だったか、なぜパナソニックを選んだのかといった、就活生がほしい情報満載です。
採用ページには、社員インタビューが数多く載せられています。企業カラーに自分自身がマッチングしているかどうかを知ることもできるため、積極的にインタビュー記事を読み学ぶことをお勧めします。
次の100年を創り出すことのできる人物に期待!
パナソニックは歴史と伝統が脈々と受け継がれてきた会社です。これまでに開発してきた技術やサービスは、私たちの生活の一部に溶け込み、現代の当たり前を創り上げてきました。そして今、これからの100年をけん引していく企業であるために、貪欲に挑戦していくことのできる人材を求めています。
パナソニックでは、社員の「成し遂げたい」という志や夢を応援するサポート体制が充実しています。仕事に前向きな人を会社が支援するキャリアアップ制度は、1人ひとりの社員に大きな期待を寄せているからこそです。「意欲」「挑戦」「夢」採用ページに数多く見られる3つのフレーズは、企業側が求める人材像のキーポイントだと心得ておきましょう。”自分”という人柄が分かるようなエピソードに加え、入社後に何を成し遂げたいのかという目標を交えることで、意志の強さを見せていきましょう。
投稿者プロフィール
- ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。
採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。
今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。
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