アステラス製薬株式会社は国内製薬メーカー大手の1つで、安心してもらえる先端医薬で世界の人々の健康に貢献するという志のもと、2005年に、山之内製薬と藤沢薬品工業が合併して誕生した会社です。
製薬業界は景気に左右されにくいという安定性だけでなく、高齢化という社会的背景や、人々の健康に携わることができるという社会貢献性から、薬学について学んだことのない文系学生でも魅力的に感じているという人は多いのではないでしょうか。
国内製薬メーカー5社の中でもトップを走り続けているアステラス製薬には、毎年多くの学生が入社を希望しています。そのため、内定を取るのはとても難しいと言えます。しかし、アステラス製薬がどのような人材を求めているのかをしっかり理解して対策を行えば、あなたもアステラス製薬の採用を勝ち取ることができるはずです。
この記事ではアステラス製薬の新卒採用に関するノウハウをまとめてご紹介します!これを読めば面接でのポイントを予め知ることができ、ライバルと差をつけることができるので選考を有利に進めることができます。この記事で分かることは以下の5点です。
- アステラス製薬の会社概要
- アステラス製薬の新卒採用で募集されている職種
- アステラス製薬が求める人材
- アステラス製薬の新卒採用選考フロー・過去の面接内容
- アステラス製薬の福利厚生や待遇
アステラス製薬が新卒採用で募集している職種から求める人材、福利厚生や待遇、選考フローなど、就活生が知りたい情報が満載です。では、さっそく見ていきましょう。
もくじ
アステラス製薬はどんな会社?
アステラス製薬で選考を進めていくためには、アステラス製薬がどのような会社であるか事前に知っておく必要があります。以下にアステラス製薬の事業内容や経営理念についてまとめましたので、面接の際に聞かれた場合でもすぐに答えられるようにしておきましょう。
事業内容
アステラス製薬の事業は主に、「研究・開発・生産・MR活動」の4つから成り立っています。それぞれの事業についてご紹介します。
研究
アステラス製薬は独自の遺伝子機能解析体制で、疾患の原因となる標的分子を明らかにします。そしてその病気に効果を示す可能性のある働きを調整し、化合物質の探索を進めています。標的分子にピンポイントで作用する化学物質を合成する高度な技術と、「免疫システム」である抗体をクスリにする「抗体医薬技術」の掛け合わせによって新薬創出を行っています。
開発
開発事業では創薬研究で作られた新薬の候補化合物をさらに詳細に調べ、有効性や安全性の確認を行います。事業の作業工程は有効性や安全性を予測する「非臨床試験」と、実際に人体に投与して有効性を調べる「臨床試験」の2つに分けられます。
非臨床試験
非臨床試験の具体的な例として動物実験が挙げられ、実際の生物に投与することで薬品の効果などを検証します。
臨床試験
臨床試験は3つの工程から構成されており、人体に薬の投与を行います。
- 健康な身体における安全性を確認
- 少数の患者を対象に「有効性・安全性」の確認と「用法・用量」を決定
- より多くの患者を対象に「有効性・安全性」の確認
以上の3段階をクリアすることで安全な製品を皆様にお届けできます。
生産
生産とは研究・開発を経て承認された薬を、スムーズに工場生産につなぐのが生産事業の役割です。アステラス製薬は独自の審査基準を用いて製造施設、設備、原料の調達から保管などの品質管理を行っています。さらに無人化システムを導入して効率化を図り、コストと品質を両立した生産体制が整えられています。
MR活動
MR活動とは薬を適正に使ってもらうための情報提供と情報収集のことです。アステラス製薬は薬の有効な使用方法や副作用情報などを、医療現場や医療関係に提供しています。そのため、医薬品全般についての専門知識や疾患に対する情報も重要になっていきます。またMR活動で得た情報を新薬開発の参考として、安全で有効な使用方法の検討や使いやすい剤形の研究なども行っています。
アステラス製薬の強み
アステラス製薬は他社と比べ、一般用医薬品だけでなく、医療用医薬品なども含めた新薬候補などの研究開発に力を入れています。特に泌尿器疾患、移植、ガンなどの新薬ビジネスはアステラス製薬の強みとも言えます。
経営理念・VISION
アステラスが社会に提供する価値は、未だ治療満足度が低い疾患領域において、革新的な新薬を生み出し、より良い薬を患者さんのもとへ届けることで、世界の人々の健康に貢献することです。
『明日は変えられる。』
それは、アステラスのくすりづくりにかける決意のことば。すべての患者さんと、新薬でともに闘いたい。病気を克服して、もう一度心から笑ってほしい。そんなわたしたちの願いを、このことばに込めています。未だ数多く存在するアンメットメディカルニーズに応える革新的な医療ソリューションを創出し、世界中の患者さんやそのご家族に笑顔と希望を届けていきます。そして、アステラスはこれからも変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの価値に変えていきます。 アステラス製薬公式HPより引用
「存在意義」「使命」「信条」の3つのパートから構成される経営理念のもと、私たちは「変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの価値に変える」というVISIONの実現を目指しています。
「変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの価値に変える」
- 変化を機会に変える
革新的な新薬と自社の強みを活かした医療ソリューションを生み出す - GCLを進化させる
多面的な視点で医療の変化を捉え継続的に事業機会を見出す
オフィス情報
《本社》
東京都中央区日本橋本町2-5-1
代表電話:03-3244-3000
主要製品
- 前立腺がん治療剤
『XTANDI/イクスタンジ』 - 急性骨髄性白血病治療剤
『ゾスパタ』 - 過活動膀胱治療剤
『ベタニス/ミラベトリック/ベットミガ』 - 免疫抑制剤
『プログラフ、アドバグラフ/グラセプター/アスタグラフ』 - OAB治療剤
『ベシケア』 - 前立腺がん治療剤
『エリガード』 - 前立腺肥大症治療剤
『ハルナール/オムニック』 - 抗真菌剤
『ファンガード/マイカミン』
アステラス製薬の新卒採用職種
アステラス製薬で募集している新卒採用職種は「研究・開発・製薬技術・MR」です。4つの職種を詳しく見ていきましょう。
創薬研究職
アステラス製薬の創薬研究職は医薬品創製の基礎研究から臨床研究までをカバーするお仕事です。社内外を問わず、様々な創薬機会を探索し臨床開発候補品の創出を実現しています。創薬研究には大きく分けて「薬理研究・モダリティ研究・再生医療研究・薬物動態研究・安全性研究・トランスレーショナル研究・ドラックリパーパシング研究・新規医療ソリューション研究」など様々な研究があり、それぞれの研究の専門家として活躍することができます。
開発職
臨床開発職
臨床開発では、創薬研究で作られた候補医薬品を、患者さんを対象に有効性や安全性を評価するための臨床開発計画を立てます。また、新薬として承認・販売するため、定められた基準に則った臨床試験を行い、投与方法・用法用量、使用上の注意など調査・検討していきます。その後臨床試験のデータを取りまとめて評価し、 製造販売のための許可申請を行います。
信頼性保証食
有効性、安全性が保証された医薬品を患者さんにお届けする為に、信頼性を維持向上することが目的です。新製品の開発段階から生産に至るまで一貫した信頼性保証体制を築いています。
製薬技術研究職
製薬技術研究職は、アステラスが高品質な新製品をスピーディに発売・供給していくための役割を担っており、幅広い業務に携わっています。
- 原薬製造プロセスや製剤化に関する技術研究
- 環境や品質、安全性にも配慮した工業化研究
- 開発戦略に基づく治験開始に必要な治験薬の供給
- 信頼性保証との連携による承認申請取得へ向けた資料作成や工場査察への対応
- 営業戦略に即した製品供給のための仕組み作り
- 海外拠点への製造技術移転に伴う技術指導、設備設計 などを実施します。
また、細胞医療や遺伝子治療など、ニューモダリティー領域における新薬開発にも取り組んでいます。
MR職
医薬品を正しく使ってもらうために医療機関を訪問し、医薬品の有効性・安全性などの情報提供や収集を行うのがMR(Medical Representatives=医薬情報担当者)職です。
MRには自社製品はもちろん、他社製品も含めた幅広い医薬品の専門知識や、最新の治療法に関する知見が求められます。 そのため当社では、インストラクターや学術スタッフが、MRを手厚くサポートしています。
アステラス製薬の新卒採用で求められる人材
アステラス製薬で採用されるためには、アステラス製薬がどのような学生を求めているのか予めチェックしておきましょう。
変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんに提供していくためには、経営戦略とそれを支える「組織」「人」が必要です。
目指す組織像
- しなやかで強靭な組織
- 刺激しあう組織
- 連携する組織
- 高い倫理観を持つ組織
求める人材像
コミュニケーションを自ら発信し、課題解決に真摯に向き合える
扱っている商材が「製薬」という人の命に直接関わっていることから、より一層、信頼関係の構築が重要になってきます。あらゆる医療従事者との信頼関係の構築、自社製品や医療の知識を使って適切な働きかけができることなど、相手のニーズをこちら側から引き出す能力が求められます。
信頼できる人材・安心できる人間性
コミュニケーション力があることを前提に、そこから信頼関係を築き上げなければなりません。医薬品メーカーの行う事業は最終的に患者様の将来を左右するような重大な役割もあります。そのため、信用できる人物でないと仕事を任せることも、さまざまな商品を医療関係者に買っていただくこともできないのです。
「この人なら安心できる、信頼できる」そう思える人材を求めています。
立場や部署が異なる人と協力して成果をあげる
一つの製品を創り出すのに莫大な予算と期間をかける必要がある製薬業界では、多くの関係者が携わっており、一つのチームとして一体となり、協調しながら仕事に取り組むことも重要視されます。
高い基礎学力も求められる
人の命に関わる医薬品を扱うため、信頼性なども重要ですが、加えて正しい知識や使い方を伝える専門知識も必要です。そのため高い基礎学力を持ち、入社後の研修に確実についてこれる能力が求められます。また、英語論文を読む機会もあるため、英語の読解能力はあったほうが尚良し◎
全てにおいて、
- アステラスが持つ「誠実さ」という判断基準
- 全ては患者さんのためであるという価値観
この2つに共感できる人をアステラス製薬では求めています。
アステラス製薬の新卒選考フロー・面接のポイント
ここからは実際の選考フローや過去の面接で質問された内容と回答のポイントを合わせてご紹介します。
選考フロー
- エントリーシート
- WEBテスト
- 一次面接
- 最終面接
- 内定
エントリーシート
過去に多かった質問内容をご紹介します。
- あなたが『明日を変えた経験』について教えてください。それはどのような経験で、どのような目標を設定し、どのような成果を上げることができましたか。
- 目標達成のために具体的にどのような行動を起こしましたか。
- 上記の経験により、あなたの明日はどのように変わりましたか。
- あなたは、どのようなMRになりたいですか?一言で表してください。
- その姿を実現させるフィールドが、アステラス製薬でなければならない理由は何ですか?
企業テーマでもある「明日は変えられる。」にちなんで、「明日を変えた経験について、それはどのような経験で、どう目標を設定し、どんな成果を上げたか?」という質問があります。
集団の中で自分の働きかけにより、どのような変革をもたらしたのか、その経験について書くのが適切なアプローチです。その経験の中で、「異なる価値観の人との協力」「信頼関係構築力」についても触れると、求める人材と合致したと評価されやすいでしょう。
また、他にも製薬会社がある中でなぜアステラス製薬なのか、志望動機の強さも重要になってきます。そのためには企業研究が欠かせません。経営理念・アステラス製薬が目指す先は何か・求める人物像をきちんと理解した上で選考に臨みましょう。
WEBテスト
試験科目は《言語、非言語、性格》で各科目約20分程度です。対策はSPIの参考書で十分でしょう。
面接選考
面接では、本当にアステラスで働きたいのかを深く聞かれます。製薬会社はそれぞれ企業戦略が違うため、その違いを本当に理解しているかの確認と、その上で学生がアステラス製薬にマッチしているのかを見られています。エントリーシート同様、企業研究がカギになるでしょう。
アステラス製薬という企業についてしっかり理解すためには、競合となりやすい企業の研究をすることも大切です。具体的には、以下の企業を研究することをおすすめします。
- 武田薬品工業株式会社
- 第一三共株式会社
- 大塚製薬株式会社
「この人は何をやりたいのか」「それが当社で可能なのか」「本当に当社のことを理解しているか」面接官が見ているこのポイントを意識して質問に答えていくと、選考がスムーズに有利に進むことでしょう。
一次面接
アステラス製薬では1次面接と最終面接の2回しか面接を行いません。ともに和やかですが、緊張感もあるという声が多く、その雰囲気に飲まれないよう、リラックスしてハキハキ答えることを意識しましょう。
- 自己紹介
- アステラス製薬の志望動機
- なぜその職種を志望しているのか。
- 同業他社ではなくなぜアステラス製薬なのか
- 学生時代に力を入れたことに関して
- 英語に関して、どれくらい話せるか
- 長期インターンでの業務内容や、独自で取り組んだこと
- 他社の選考状況
- 最終的に入社する企業はどうやって決めるか
一次面接では、エントリーシート沿った面接内容で学生時代に頑張ったことを中心に問われます。また、他社の選考状況について、会社名から面接日程まで詳しく聞かれることもあるようですが、最終面接が重ならないようにするための質問なので、あまり気を張らず素直に答えましょう。
最終面接
最終面接は、役員と2対1で行われます。他社の選考だと「最終面接まで行けば安心」というイメージですが、アステラス製薬では、かなりの人数が最終面接に進むため倍率も高くなります。そのため、最終面接でも最後まで気を抜かずに挑みましょう。聞かれる内容もその年によって幅広く、志望動機やアステラス製薬についての質問以外にも
- 製薬会社を受けることについて家族はどう思っているか。
- 人に裏切られて悔しい思いをした経験
- 家族での父と母の役割
- 就活をしていて特徴的な会社はあったか。それをどう思ったか。
- それらと比べてアステラスはどうか。
上記のような質問は、アステラス製薬への志望の度合いを見極めるためでもあり、「内定を出したら他社を辞退するか?」と直接聞かれる事もあるそうです。
アステラス製薬で働く先輩社員の声
MRは売上げによって組織に貢献するという役割もありますが、第一に考えるべきは患者さんの治療に貢献して患者さんの明日を豊かにすること。その使命を追求するには、職場の環境もとても大切です。社員一人ひとりが長く働きやすく、また自分を成長させてくれる環境がアステラスにはあります。それをいかに自分のものにしていけるかが重要です。自らを成長させて、キラキラ輝きながら仕事をしたい人に、アステラスはピッタリの会社だと思います。
開発職の業務は多岐にわたり、多くの人々が協力することで初めて一つのくすりを生み出すことができます。そしてその一つのくすりが、世界中の人々の健康に貢献します。貢献度が大きい分、重大な責任の伴うとてもやりがいのある仕事です。これまで私は、アステラスの各種教育プログラムのもとで、仕事に関する基礎を固めてきました。海外勤務の可能性もある職種なので、これからはグローバルに活動することも視野に入れていきたいと思っています。そして、自分が中心となり、主体性を持つメンバーをまとめながらプロジェクトを推進し、一つでも多くのくすりを世界に生み出していきたいです。
アステラスは、常に自分をレベルアップさせていける会社です。若手にも責任のある仕事をどんどん任せていく環境があり、私も入社2年目にテーマリーダーを経験させていただきました。また会社のサポート制度にも魅力を感じています。私は入社4年目から「学位取得支援制度」を活用して、大学の社会人博士課程で新たに勉強を開始しました。この制度は、業務外で自分の研究を行うことを支援するもの。業務時間外であれば、会社の器具や備品を自由に使うことができます。私は始業前の早朝に出社して自分の勉強をして、定時からは会社の業務を行う毎日を過ごしています。自分のレベルやスキルを上げていくことはとても大切です。
アステラス製薬公式HPより引用
アステラス製薬の福利厚生や待遇
ここからはアステラス製薬の気になる平均年収やどんな環境で働けるかなど福利厚生を見ていきたいと思います。
アステラス製薬の平均年収は1073万円
アステラス製薬の平均年収は1073万円という結果になりました。年代別で見てみると以下のようになります。
- 20~24歳 360万円~390万円
- 25~29歳 778万円~828万円
- 30~34歳 850万円~950万円
- 35~39歳 879万円~983万円
- 40~44歳 984万円~1,105万円
- 45~49歳 1,115万円~1,237万円
- 50~54歳 1,216万円~1,326万円
- 55~59歳 1,205万円~1,315万円
- 60~65歳 795万円~1,315万円
福利厚生
初任給・手当
- 学士4年制 月給230,000円
- 学士6年制、修士 月給254,000円
- 博士 月給288,000円
- 昇給年1回、賞与年2回
営業手当、裁量労働手当、時間外手当、通勤手当 など
休日休暇
- 完全週休2日制(土日・祝日)
- メーデー
- 年末年始
- 夏季休暇
- ボランティア休暇
- 骨髄ドナー休暇
- 育児休暇
- 看護休暇
- 母性保護休暇
- 特別療養休暇 など
待遇・社内制度
- 社宅制度
- 財形貯蓄制度
- 社員持株会
- 退職金制度
- 保養所
- 育児休業制度(子ども一人につき3年)など
- フレックスタイム制度
- 事業場外みなし労働制度
- 裁量労働制度
子育て支援の取り組み
アステラス製薬は、子育て支援の取り組みとして、産前・産後や育児休業者の復職を容易にする施策を用意しています。
例えば、希望者に対して休職中の会社情報の提供や自己啓発の機会提供などです。さらに新制度の周知や利用促進などを目的とした「復職支援施策」を実施するなど、コミュニケーションを促進するための対策を推進しています。
また、ベビーシッター派遣会社との法人契約や利用時の補助、育児休業復職時の託児費用補助などに加え、育児短時間勤務制度の期間延長や、在宅勤務制度の導入など、さまざまな子育て支援制度を導入しています。
ダイバーシティマネジメント
アステラス製薬は、人種・国籍性別・年齢を問わず多様な人材が活躍できるよう、ダイバーシティの推進に取り組んでいます。多様な価値観を尊重し、多様な視点を事業活動に反映することは、優秀な人材の確保や競争力の向上にもつながると考えています。
また、管理職に就く女性の割合が低い日本では、女性の活躍推進を優先度の高い課題と位置付けいます。アステラス製薬においても、2020年までに女性管理職比率を10%以上とする目標値を定めました。ライフイベントが仕事をするうえでの制約になることがないよう、職場環境の整備や社員の意識醸成に取り組んでいます。
アステラス製薬の新卒研修制度
新卒新入社員研修
アステラス製薬では、全新卒新入社員に対し、入社後10日間の製薬ビジネス理解、ビジネスマナー習得の研修を実施し、その後、各配属後専門研修を実施しています。
MR導入研修
入社後、約4カ月間の研修の中で出身学部問わずMRとして必要な知識・スキルを修得します。アステラスではこの導入研修において、自ら主体的に、かつ自律的に学ぶ姿勢を大切にしています。
【導入研修の主な内容】
- 医学・薬学・医療制度等に関する知識
- 製品知識
- アウトプットトレーニング
- 倫理・マナー
- 実地研修(先輩同行など)
配属後の育成体制・3年目フォロー研修
導入研修終了後、各営業所に配属された後には、各営業所長によるOJT(同行)やフレッシュマントレーナーからのサポートを中心とした、営業所一体型の育成に取り組んでいます。また、3年目フォロー研修では、「一人前」から「ひとつ上」へ成長するための区切りとなる集合研修を実施しています。
自己啓発研修制度
社員のやる気・成長意欲をサポートする手挙げ制の自己啓発プログラムがあります。
Astellas Professional Programの頭文字をとった「APP」と呼ばれるカフェテリア式の研修で、アステラスの社員なら誰でも受講できます。
- 異業種交流も可能な「ワークショップ」
- 「セルフラーニング」
- 講演会形式の「セミナー」
- 英語を学ぶための「語学コース」
まとめ~アステラス製薬で新卒として働くために~
アステラス製薬で新卒として働くためのポイントをおさらいします。
- コミュニケーション力に長け、信頼を持てる人材であるとアピールする
- アステラス製薬を含め、ライバル社の企業研究をする
- 基礎学力、入社後の研修についていける学習力
- 学生時代に頑張ったこと1つを軸に選考に挑む
- アステラス製薬でなければできないことをしっかり伝える
アステラス製薬は医療現場、患者さんに信頼される製薬づくりを続けています。「明日を照らす」からくる社名も何よりも輝く未来を創り出したいという想いから名付けられました。
製薬業界でトップを走り続けるだけでなく、これからの日本、世界に欠かせない存在となる「アステラス製薬」。自ら主体的に考え、スピーディーな技術、円滑なコミュニケーションなどが求められます。さらに、全ては患者さんのためという価値観に共感できる人材が採用に繋がるでしょう。
人気企業であるアステラス製薬で「働きたい」と思う就活生は多いと考えられます。その中で内定をつかみ取るには、「この人となら一緒に仕事をしたい」と思われることが大切です。もう一度、この記事を読み返し、アステラス製薬が求める人材などを確認して、アステラス製薬に新卒採用で入社するためにしっかり準備しましょう。アステラス製薬の新卒採用情報をもっと詳しく知りたい方は、ぜひHPもチェックしてみてくださいね。
投稿者プロフィール
- ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。
採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。
今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。
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