中外製薬は、大手医薬品メーカーです。それゆえ、中外製薬に就職したいと考えているライバルはとても多く、新卒で簡単に内定を取れるほど、甘い企業ではありません。しかし、他のライバルよりも綿密に中外製薬に受かるための対策を行えば、あなたも十分内定を掴みとることが可能になります。
この記事では中外製薬が新卒採用で募集している職種や、求める人物像、面接対策などについて具体的にまとめましたので是非、参考にして下さい。
もくじ
中外製薬が新卒採用で募集している3つの職種
そもそも中外製薬はどのような職種で新卒採用を行っているのでしょうか。中外製薬が募集している3つの職種について、具体的に説明していきます。
研究開発職
研究開発職は、医薬品を製品化して市場に安定供給するために、工業生産化や製剤及び包装設計、分析法開発などに関する研究業務に携わります。
開発職
開発職は、最新の科学に基づいた最適な臨床開発計画を企画立案して、スピーディーに臨床試験を行い、医薬品の商品を取得することを目指している職種です。開発職はさらに細かく、下記7つの職種に分けられます。
- 臨床開発職
- 臨床薬理職
- 安全性職
- 信頼性保証職
- 品質保証職
- 薬事職
- 領域サイエンス職
MR職
MR職は、自社製品の有効性や安全性などの情報提供や収集を行う医療品のスペシャリストとして様々な業務に携わります。
中外製薬が求める3つの人物像
中外製薬が求める人物像にあなたが合っていれば、新卒採用で内定をつかみ取れる可能性は高まります。こちらでは中外製薬が求めている3つの人物象について具体的に説明していきます。
製薬会社を通じて社会貢献をしたいと考えている人材
中外製薬は、がん・腎・骨・関節の領域で国内トップクラスの売上高を達成している企業です。国内トップクラスの売上高を達成した秘訣として、社員全員が自分の仕事で社会貢献をしたいと熱心に行動しているからだと考えられます。実際に人事部長も「製薬会社での自分の仕事が、最高の社会貢献に繋がっているんだという熱い想いを持ち続けられる人を求めている」と述べています。
そのため中外製薬は、製薬会社を通じて社会貢献をしたいと強く思っている人材を求めていると言えるでしょう。
考え方を柔軟に変化させられる人
中外製薬は、社会貢献のために高品質な製品を生み出してきましたが、絶対的なマニュアルがある企業という訳ではないと考えられます。人事部長は「グローバルにビジネスを展開していくという観点では、柔軟に考え方を変えていく必要がある」と述べています。
つまり、マニュアルに縛られるのではなく、社員一人一人が柔軟な思考で行動していくスキルが必要になるはずです。また「グローバルにビジネスを展開していくためには、日本とは異なる文化や国民性などを踏まえて、現地の人ともうまくコミュニケーションを取ることが出来るスキルが求められる」とも述べています。
そのため中外製薬は、日本の考え方や中外製薬従来の考え方に捉われずに、考え方を柔軟に変化させられる人材を求めていると言えるでしょう。
タフさと粘り強さに自信がある人材
中外製薬はグローバルなビジネス展開を視野に入れている企業です。グローバルに活躍していくために人事部長は「タフさと粘り強さが必要」と述べています。考え方や価値観が異なる国で営業をすると、時に門前払いをされる場合もあるはずです。その中で人事部長は「良い意味でしつこさも必要になる」とも述べていました。
そのため中外製薬は、タフさと粘り強さに自信がある人材を求めていると言えるでしょう。
中外製薬の新卒採用における選考フローと面接対策
中外製薬の新卒採用は、どのような選考フローを踏んで、どのような質問を面接で聞かれるのでしょうか。それぞれを具体的に説明していきます。
選考フロー
新卒採用の選考フローは下記の5ステップで進んでいきます。
- ES
- Webテスト・SPI
- 一次面接
- 最終面接
- 内定
上記は研究職の選考フローです。職種によってはグループディスカッションや座談会・懇親会がありますが、基本的に上記のような流れで新卒採用の選考が進みます。
過去に聞かれた質問内容と回答のポイント
中外製薬の新卒者向け面接では一般的な質問のほか、中外製薬をどのくらい分析しているのかを見極めるための質問をされる傾向があります。ここでは新卒採用で実際に聞かれた質問や回答のポイントについて説明していきます。
自分をキーワード3つで表すとしたら何だと思いますか?
アルバイト先であなたが貢献したと思えることを、エピソードを交えて教えてください。
あなたが考えるリーダーシップを教えてください。
中外製薬で働く人の声
中外製薬で働いている人は実際どのように感じているのか、みなさんの声を紹介していきます。
中外製薬ではヘルスケア産業のトップイノベーターを目指して行動できる人が活躍中!
中外製薬は、患者さんと医療への貢献を目指して、常にイノベーションを追求してきた企業です。そして社長は「患者中心の高度で持続可能な医療の実現に向け、ヘルスケア産業のトップイノベーターを目指す」と述べています。
トップイノベーターを目指すにあたり、社会課題の解決に貢献できる医薬品の開発や創薬手法の拡大、デジタルによる新たな強みの獲得など、現在も様々な取り組みを行っています。そのためあなたも、ヘルスケア産業のトップイノベーターを目指して行動できる人材であれば、きっと中外製薬で活躍できるはずです。
中外製薬の待遇を紹介
中外製薬に入社しようと考えている新卒の方は、待遇面についても気になりますよね。ここでは中外製薬の平均年収や福利厚生について具体的に説明していきます。
平均年収は900万円以上!
有価証券報告書によると、中外製薬の平均年収は947万円でした。年齢別の平均年収は下記の通りです。
- 20代:322~731万円
- 30代:738~868万円
- 40代:854~1,092万円
- 50代:1,060~1,160万円
- 60代:690~1,160万円
部長クラスになると、平均年収は1,500万円を超えるため、高収入も夢ではありません。
中外製薬は福利厚生も充実している
一部ではありますが、中外製薬には下記のような福利厚生があります。
- 住宅貸付
- 一般貸付
- 財形貯蓄
- 社員持株会
- ウェルネットクラブ(共済会)
- 独身寮
- 社宅
- 全国各地のリゾート施設に契約加入
- ステップアップ休暇
- ボランティア休暇
中外製薬は数十種類の福利厚生があり、とても充実しているといえます。
中外製薬の新卒採用を受ける前にもう一度チェックしよう
中外製薬は「ヘルスケア産業のトップイノベーターを目指す」という考え方を大切にしています。そのため新卒採用面接では「ヘルスケア産業のトップイノベーターを目指すという考えのもと、どのようにして会社に貢献していくのか」といった点をアピールしてみましょう。その思いはきっと中外製薬に伝わるはずです。もう一度求める人物像や面接対策を確認して、新卒採用で内定をつかみ取ってくださいね。
投稿者プロフィール
- ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。
採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。
今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。
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