日本ハムは、シャウエッセンや豊潤などを製造している大手食品加工メーカーです。それゆえ、日本ハムに就職したいと考えているライバルはとても多く、新卒で簡単に内定を取れるほど、甘い企業ではありません。しかし、他のライバルよりも綿密に日本ハムに受かるための対策を行えば、あなたも十分内定を掴みとることが可能になります。
この記事では日本ハムが新卒採用で募集している職種や、求める人物像、面接対策などについて具体的にまとめましたので是非、参考にして下さい。
もくじ
日本ハムが新卒採用で募集している5つの職種
そもそも日本ハムはどのような職種で新卒採用を行っているのでしょうか。日本ハムが募集している5つの職種について、具体的に説明していきます。
製造技術職
製造技術職は、製造品の確認や製造ラインの立ち上げ・確認、従業員の業務管理などに携わります。
商品開発職
商品開発職は、消費者のニーズを汲み取った商品開発や商品の提案、商品のテストなどに携わります。
品質管理職
品質管理職は、細菌検査や理化学的検査で商品の品質チェックをしたり、製造現場の衛生環境のチェックを行ったりする業務に携わります。
生産管理職
生産管理職は、製造計画の立案や原材料・資材の手配、商品管理や物流関係などに携わります。
機械・設備管理職
機械・設備管理職は、大型設備や小規模な製造機械などの維持や管理を行う業務に携わります。
日本ハムが求める3つの人物像
日本ハムが求める人物像にあなたが合っていれば、新卒採用で内定をつかみ取れる可能性は高まります。こちらでは日本ハムが求めている3つの人物象について具体的に説明していきます。
飽くなき挑戦をモットーに行動できる人
日本ハムは、飽くなき挑戦をモットーにして業務に取り組んでいる人が集まっている企業です。モットーを意識しながら、証券取引所一部上場や多角的な事業領域の拡大、ブロイラーのファーム事業の立ち上げなど様々な挑戦をし続けた結果、大きな実績を残してきました。
また1983年に社長が「次は総合食品企業を目指す」と宣言した後、シャウエッセンや中華名菜などの大ヒット商品を次々生み出しています。日本ハムは挑戦をし続けて、常に進化していく企業であると感じ取れます。そのため日本ハムは、飽くなき挑戦をモットーに行動できる人材を求めていると言えるでしょう。
スピード感を持って行動できる人
生産労働人口の減少や自然災害など、日本ハムを取り巻く環境は絶えず変化しています。その中で日本ハムは「スピード感を持って対応していかなければならない」と述べています。また「夫婦二人世帯やファミリー世帯、調理派や簡便派など様々な領域に分けてニーズを捉えながら、商品開発・販売促進活動を行う必要がある」とも述べていました。
時代の変化に乗り遅れないように、社員一人一人がスピード感を持って業務に取り組んでいると感じ取れます。そのため日本ハムは、スピード感を持って行動できる人材を求めていると言えるでしょう。
既成概念に捉われず柔軟に迅速に行動できる人
日本ハムは、ハムやソーセージ、調理加工品や食物アレルギー対応商品など様々な製品を生み出してきました。様々な製品を開発し続けてきた秘訣は、社員一人一人が柔軟な思考でアイディアを生み出してきたからだと考えられます。
実際に活躍している人は「食品会社に求められる人財は、既成概念に捉われることなく柔軟に考えることができ、かつ迅速に判断して事業を推進できる人」と述べています。そのため日本ハムは、既成概念に捉われない柔軟な思考を持ちつつ、迅速に行動できる人材を求めていると言えるでしょう。
日本ハムの新卒採用における選考フローと面接対策
日本ハムの新卒採用は、どのような選考フローを踏んで、どのような質問を面接で聞かれるのでしょうか。それぞれを具体的に説明していきます。
選考フロー
新卒採用の選考フローは下記の7ステップで進んでいきます。
- ES
- Webテスト・SPI
- 筆記テスト
- グループディスカッション
- 一次面接
- 最終面接
- 内定
上記は総合職の選考フローです。年度や職種によっては企業独自の選考や説明会・セミナーが行われますが、基本的に上記のような流れで新卒採用の選考が進みます。
過去に聞かれた質問内容と回答のポイント
日本ハムの新卒者向け面接では一般的な質問のほか、どのようなキャリアプランを描いている人材なのかを見極めるための質問をされる傾向があります。ここでは新卒採用で実際に聞かれた質問や回答のポイントについて説明していきます。
あなたは後悔しないタイプですか?後悔するタイプですか?
転勤や、将来的な海外勤務についてどう考えていますか?
仮に入社できたとして、10年後のキャリアプランを教えてください。
日本ハムで働く人の声
日本ハムで働いている人は実際どのように感じているのか、みなさんの声を紹介していきます。
日本ハムでは食に興味を持ち続けている人が活躍中!
日本ハムは、レトルトハンバーグから始まり、チキンナゲットや石窯工房といった様々な商品を生み出して食の文化に貢献してきた企業です。愛される商品を生み出すにあたり、社長は「常に食のトレンドに敏感でありながら、製造に必要な技術の向上に努め、従業員全員がお客様視点で商品を生み出していくといった姿勢が必要」と述べています。そしてホームページにも下記3つのメッセージが書かれています。
- 食に興味を持ち続ける
- どんなことにも果敢に挑み続ける
- 新たな食文化を想像し続ける
従業員全員が食に興味を持ち続けて、チャレンジしてきた結果が現在の日本ハムを創り上げていると考えられます。そのためあなたも、食に興味を持ち続けられる人材であればきっと、日本ハムで活躍できるはずです。
日本ハムの待遇を紹介
日本ハムに入社しようと考えている新卒の方は、待遇面についても気になりますよね。ここでは日本ハムの平均年収や福利厚生について具体的に説明していきます。
平均年収は800万円以上!
有価証券報告書によると、日本ハムの平均年収は866万円でした。年齢別の平均年収は下記の通りです。
- 20代:269~669万円
- 30代:667~793万円
- 40代:771~999万円
- 50代:960~1,061万円
- 60代:622~1,061万円
部長クラスになると、平均年収は1,400万円を超えるため、高収入も夢ではありません。
日本ハムは福利厚生も充実している
一部ではありますが、日本ハムには下記のような福利厚生があります。
- 各種社会保険
- 日本ハムグループ共済制度
- 従業員持株会
- 慰安旅行
- 独身寮制度
- 借上社宅制度
- スポーツジム法人契約
- 次世代育成支援金制度
- 定期健康診断
- 通信教育受講奨励制度
日本ハムは数十種類の福利厚生もあり、とても充実しているといえます。
日本ハムの新卒採用を受ける前にもう一度チェックしよう
日本ハムは「食に興味を持ち続ける」という考え方を大切にしています。そのため新卒採用面接では「食に興味を持ち続けるという考えのもと、どのようにして会社に貢献していくのか」といった点をアピールしてみましょう。その思いはきっと日本ハムに伝わるはずです。もう一度求める人物像や面接対策を確認して、新卒採用で内定をつかみ取ってくださいね。
投稿者プロフィール
- ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。
採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。
今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。
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