近年ではオフィスを持たずに自分の好きな場所で働くことが出来るリモートワークが注目されています。
インターネットの普及によってパソコン1台で仕事ができるになったため、場所に縛られずに働く人が年々増加しています。
朝の満員電車などに苦痛を感じている方も多いと思いますが、リモートワークをすればそういったストレスから解放されるため、興味を持っている方も多いのではないでしょうか?
しかし、いざリモートワークをするとなっても実際にどのようなメリットやデメリットがあるのか分からないことも多いと思います。
そこで、そのような方の為にこの記事ではリモートワークのメリットとデメリットについてまとめました。
両者を比較してどのような働き方がご自身にとって理想的なのか是非、考えてみて下さい。
もくじ
リモートワークのメリット
ここではリモートワークのメリットについて、いくつか挙げていきたいと思います。
通勤時間がなくなる
リモートワークの大きなメリットの1つは「通勤時間がなくなる」ということです。
会社に訪れて仕事をする場合、ほとんどの方が電車で通勤することになると思います。特に朝の電車は人が密集しており、この通勤だけでもかなりのストレスが溜まってしまいます。
しかし、リモートワークをすることが出来ればこういった通勤時のストレスから解放されます。さらに会社に訪れるまでの通勤時間も削減することが出来るので、その時間を自分の趣味などに充てることも可能になります。
例えば、会社の通勤に往復で2時間程度かけているのであれば、リモートワークにするだけで1日2時間の自由な時間を確保することができます。
毎日2時間程度の自由な時間を確保することが出来れば、仕事以外の趣味に没頭することも可能になり、プライベートもとても充実した生活を送ることができます。
好きな場所で働くことができる
「好きな場所で働くことができる」といった点もリモートワークのメリットになります。会社といった縛られた場所ではなく、自宅やカフェ、旅行先など様々な場所で働くことができるため常に気分転換して働くことができます。
コワーキングスペースなどで仕事をすれば自社以外の人とも交流することが可能になるので、そこで新たにビジネスチャンスを手にすることができるかもしれません。
好きな時に家事を行うことができる
社会人の方であれば一人暮らしをしている方も多いと思います。一人暮らしをしていると掃除や洗濯、食器洗いなど数多くの家事を行わなければいけません。
しかし、平日夜遅くまで会社で仕事をしている場合、上記のような家事をする時間を取ることができず、土日にまとめて行うことも多いのではないでしょうか。
特に洗濯などの場合は仕事が休みである土日しか洗濯できない人がほとんどだと思います。しかし、リモートワークであれば自宅で働くことが可能であるため、いつでも上記のような家事を行うことができるようになります。
洗濯物が1週間溜まったり、部屋の掃除を1週間していないといった事態を防ぐことができる点もメリットになります。
嫌な上司と顔を合わせる必要がなくなる
会社に出社することがないため、嫌な上司と顔を合わせる必要がなくなります。会社に行くと上司から嫌味を言われたり、怒られるようなことも数多くあると思います。
しかし、リモートワークをすれば嫌な上司と顔を合わせる必要がないため、精神的なストレスを軽減することができます。
また、会社で働いている場合、上司よりも早く仕事を切り上げて帰ろうとすると嫌な顔をされることも多いと思いますが、リモートワークであればそういった心配もないので、気兼ねなく仕事を終えることが可能になります。
リモートワークのデメリット
ここまでリモートワークに関するメリットをいくつか紹介してきました。リモートワークには多くのメリットがありますが、それと同時にデメリットも存在します。
メリット、デメリットの2つの側面を知り、リモートワークがあなたにとって働き易い環境であるか考えてみて下さいね。
円滑にコミュニケーションを取ることが出来ない
リモートワークの大きなデメリットの1つとして「円滑にコミュニケーションを取ることが出来ない」ことが挙げられます。
リモートワークをする以上、基本的に仕事の伝達事項や話し合いは口頭ではなくチャット上で行われます。
口頭で伝えれば数分で済むような内容でもチャットで伝えた場合、数十分かかる場合もあります。そのため、チャット上ではなく直接対面でコミュニケーションを取り、スムーズに仕事を進めていきたいと考えている方にはリモートワークは適していないかもしれません。
仕事とプライベートの同化
リモートワークをする場合、自宅が仕事場になる方も多いと思います。仕事をする場所と普段の日常生活をする場所が同じであるため、仕事にメリハリが出ず、テレビを見てしまったり、スマートフォンを見てしまう可能性も考えられます。
リモートワークをする場合は自制心が強い人でなければ仕事に集中することができないでしょう。あちこちに気が散ってしまうような方は、会社で仕事をするよりも作業効率が悪くなり、結果的に長時間労働をしてしまう可能性も十分に考えられます。
基本的な生活習慣の乱れ
会社で働く場合、会社に出社する時間が定められていますがリモートワークの場合は仕事を始める時間は自分で決めることができる場合がほとんどです。
そのため、ついつい夜更かしをしてしまい朝起きる時間が遅くなってしまう場合もあります。規則正しい生活を送ることができずに基本的な生活習慣に乱れが出てしまえば仕事にも大きく影響を与えます。
こちらに関しても自分自身でしっかりと生活習慣を律することができる人でなければリモートワークは向いていないと考えられます。
孤独
リモートワークはパソコン1台で仕事ができるため、人と直接コミュニケーションを取らずとも働くことが可能になります。
そのため、自宅でリモートワークをしていると1週間誰とも話さずに終わってしまうことなどもよく起こります。
人とコミュニケーションを取りたくない方にはお勧めの働き方ですが、誰ともコミュニケーションを取らないことが苦痛な方はリモートワークには向いていないと考えられます。
生産性を落とさずに仕事をするコツ
ここまでリモートワークに関するメリットとデメリットをまとめてきました。2つを比較した結果、リモートワークをしたいと思った方もいると思います。
そのような方の為にここでは「リモートワークでも生産性を落とさずに仕事をするコツ」についてまとめていきたいと思います。リモートワークをする際は是非、参考にして下さい。
休憩中にストレッチや軽い運動をする
普段パソコンで仕事をしている場合、長時間椅子に座り続けることになります。長時間同じ姿勢で座り続けていれば途中で集中力も切れてしまい、仕事に集中することができません。
なので1~2時間に1回、ストレッチのような軽い運動で気分転換をすることで、生産性を落とさずに仕事に集中することが出来ます。
便利グッズを購入する
自宅で仕事をする場合、様々な便利グッズを利用することで仕事の生産性を上げることができます。ここでは生産性を上げることができる便利グッズについていくつか紹介していきます。
①スタンディングデスク
引用:https://paypaymall.yahoo.co.jp/store/tansu/item/56800004/
スタンディングデスクを使用することで腰痛や眠気を予防することができ、集中力をアップさせることができます。
②サブディスプレイ
引用:https://d4bc.com/interior/pcstand-dualdesplay
自宅で仕事をする場合、サブディスプレイがあると生産性が飛躍的に上昇します。仕事をしていると様々なページを開いたり、ソフトやアプリの切り替えなどの作業をすると思います。
そういった際に1つのディスプレイだけではスペースが足りなくなってしまう場合が多いです。2つディスプレイがあることによって、作業を進めるスピードがとても早くなるので是非活用してみて下さい。
③青竹踏み
引用:https://www.mercari.com/jp/items/m71964200787/
青竹踏みもオススメのグッズです。パソコンでずっと作業をしていると運動不足で血流が悪くなってしまいます。そういった際に青竹踏みを使うことで肩、腰、背中のコリが分散され、痛みを軽減することができます。
100円均一ショップでも販売されているので、パソコンで長時間作業をする方は是非、購入してみて下さい。
④Bluetoothイヤホン
リモートワークをする場合、会議などで通話をすることもあるかと思います。ビデオ通話やグループ通話機能などを使ってミーティングする際にBluetoothイヤホンがあればスムーズに会話をすることが出来ます。
Bluetoothイヤホンがあればカフェや旅行先などでも通話することが出来るので便利です。通話ミーティングなどが多い場合は手に入れておくと良いでしょう。
コワーキングスペースを利用する
自宅だと仕事に集中できない場合はコワーキングスペースを利用することをお勧めします。リモートワークをしている人や、フリーランスで働いている人などが集まるため、同じような業種の人と知り合いになる可能性も高いです。
コワーキングスペースなどを利用し、知り合いを作ることができればリモートワークのデメリットでもある孤独といった状況も回避することが可能になります。
リモートワークのメリットとデメリットまとめ
この記事ではリモートワークのメリットとデメリットについてまとめました。メリット、デメリットは以下の通りです。
- 通勤時間がなくなる
- 好きな場所で働くことができる
- 好きな時に家事を行うことができる
- 嫌な上司と顔を合わせる必要がなくなる
- 円滑にコミュニケーションを取ることが出来ない
- 仕事とプライベートの同化
- 基本的な生活習慣の乱れ
- 孤独
上記を比較してどちらが自分自身に合っているのか検討してみて下さい。そして、リモートワークをすると決めた場合は、この記事でご紹介した「便利グッズ」を活用してみて下さい。
便利グッズを活用するだけで会社にいる時と同じような生産性を出すことも十分可能になります。
投稿者プロフィール
- ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。
採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。
今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。
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