「三井化学のインターンシップに参加してみたい!」
「三井化学に興味がある!」
「化学に関わる仕事がしたい!」
そんな方に、この記事ではインターンシップの内容や日程等の最新情報に加え、選考対策までをご紹介します。
三井化学を一言で表すと世の中を変える挑戦ができる会社です。
このワードに興味をもった方は三井化学がマッチする可能性が高いので、ぜひこの記事を読んでインターンシップに参加してみて下さい!
また、こちらはインターンシップに関するノウハウが書かれている記事ですので、一緒に読んでおくことをおすすめします。
もくじ
三井化学ってどんな会社なの?
社名:三井化学株式会社
創立:1997年
資本金:1,253億3,100万円
従業員数:18,051人
三井化学株式会社は三井グループの化学メーカーで、総合化学のメーカーとしては国内3位の実績を持ちます。車の部品や紙おむつの不織布など、あらゆる分野の素材や材料を作っています。
「化学会社の仕事がまだあまりイメージできていない」という方のために事業内容を簡単にまとめました。
企業を支える4つの事業
三井化学を支える4つの事業を順にご紹介します。
モビリティ事業
自動車を中心に人・物の移動手段を対象とした事業。ガソリンタンクやバンパーなど車のあらゆる部品を製造し、軽量化や環境負荷の削減につながる新しい部品を創出している。
ヘルスケア事業
メガネレンズの材料や紙おむつ用不織布、薬品などの健康に関する材料を専門とする事業。人々の生活の向上や長寿社会につながるより良い材料を開発している。
フード&パッケージ事業
サラダ油のボトルに使われる素材など、食品の高機能包装材料や安全な農業化学薬品を生み出している。熱に強い素材や開封しやすいなどの利便性を追求した素材を開発している。
基盤素材事業
自動車、航空機、家電などの様々な場所で使われる合成ゴムやプラスチックなど生活の基盤になる素材を生み出している。
世界にない製品を生み出す事業も進行中
各事業で製造しているものを知ると、私達の生活は化学の力に支えられていることがわかりますよね。更にヨーロッパ、アメリカ、アジアなど世界各国に拠点を置くグローバルな企業でもあります。
このようにして、三井化学では化学の力で世界にインパクトを与えるような仕事ができます。事業内容からもわかるように人々の生活だけでなく、これからの地球の未来を創造していくのも化学の力だと言えますね。
三井化学は挑戦意欲の高い人におすすめ!
財閥系総合メーカーと聞くと硬いイメージを持つ方も多いかもしれませんね。
三井化学で働く最大の魅力は大手グループ会社の化学メーカーでありながら、挑戦する文化が会社全体だけでなく社員レベルでもあることです。
会社としては世の中にない新しい素材を生み出しています。更に、素材だからこそどんな場所でも役に立つので、世界に影響を与えるようなロマンのある挑戦ができることは言うまでもありません。
それだけではなく、三井化学では1年目から社外の方とのやり取りをリーダーのような立ち位置で任されたり、2年目から海外企業との提携業務に関わったりと実力に応じてチャレンジできる環境があります。
海外にたくさんの拠点もあるのでグローバルな仕事に挑戦したいという方にもおすすめです。
三井化学のインターンシップ情報
三井化学のインターンシップは事務系向けのプログラムと技術系向けのプログラムがあります。これから参加できるものと、これまでに開催されたインターンシップを合わせてご紹介します。
事務系インターンシップ
事務系インターンシップは5Daysのインターンシップと1Dayのワークショップがあるのでそれぞれ詳細を確認しましょう。
Global Leader~世界市場で勝ち抜くための5日間~
グローバルビジネスの場でリーダーシップを発揮するために必要なことを学べる5Daysのインターンシップ。前半3日間と後半2日間で2つのセクションに分かれています。グループワークが中心で社員さんとの交流も出来るプログラムです。内容は以下の通りです。
【前半3日間】
三井化学の事業にフォーカスを当てて、フレームワークを使いながら分析を行い、それをもとにグローバルマーケット戦略を考える。
【後半2日間】
自己分析シートと適性検査の結果をもとにグループワークを通して徹底的に自己分析を行う。
【開催日】
現在詳しい日程は未定ですが、2022年1月~2月を予定しています。
決まり次第採用ホームページにて情報が公開されます。
【開催場所】
東京本社(新橋駅より徒歩2分)
※オンラインでの開催になる可能性もあります。
【応募締め切り】
2021年11月12日
【参加条件】
大学・大学院生
【報酬】
なし
【交通費】
支給あり(同社規定による)
業界・仕事理解ワークショップ
オンラインで業界や三井化学の仕事について学べるインターンシップ。実際のグローバルプロジェクトを基にしたワークショップを行うことで業界理解を深めます。
最初に業界と会社の説明があり、その後グローバル事業の戦略立案ワークショップを行い、最後に質疑応答の時間が設けられています。
【開催日】
こちらのインターンシップは日程が何日か設けられていて、11月中旬まで随時日程が追加されます。確認するにはマイページへの登録が必要です。気になる方はこちらのインターンシップページにアクセスしてマイページの予約フォームからご確認下さい。
【開催場所】
オンライン
技術系向けコース
技術系向けのインターンシップは現在募集を締め切っています。ですが、秋冬以降も技術系を目指す方向けに別のイベントが開催されるようです。三井化学の採用ページからプレエントリーし、技術系の職種を希望した方にイベントの案内があるので、まずはプレエントリーをしてみてください。
参考までに夏季に行われたインターンシップについても軽くご紹介します。
夏季に行われたインターンシップ
夏季に行われたインターンシップは職種に合わせて3つのコースが用意されていました。どのコースも実際の現場に触れたり社員さんとの交流を通して仕事を知れる1日~2日間のプログラムになっています。
コース詳細
研究コース(科学工学系)
実際に研究所を訪問し、そこで働く社員さんと交流しながら仕事への理解を深めたり、技術者としてのキャリアを考えるインターンシップ。
プロセスエンジニアコース(科学工学・科学系)
実際に工場を訪問し、そこで働く社員さんと交流しながら仕事への理解を深めたり、技術者としてのキャリアを考えるインターンシップ。
設備エンジニアコース(機械、電気、制御、土木、建築系)
素材をつくる為の機械設備が集まった化学プラントの規模を体感し、働く社員さんと交流しながら設備エンジニアの仕事ややりがいを知れるインターンシップ。
三井化学のインターンシップ選考は書類と面接の対策が必須
インターンシップに関する詳細がわかったところで、選考フローと対策を確認していきましょう。
選考フロー
事務系インターンシップ
過去に秋冬に行われていた1Dayのインターンシップは選考なしで参加できているようなので、ここでは5Daysのインターンシップの選考フローを確認していきましょう。
選考フローは以下の通りです。
書類選考
↓
エントリーシートの提出
↓
適性検査
↓
面接
書類選考やエントリーシートなど提出物の詳細はエントリー後に確認できます。
技術系向けコース
技術向けコースは今後開催予定のイベントについて現段階では詳細がわからないため、夏季のイベントの選考フローをご紹介しますので参考にしてみてください。
エントリーシートの提出
↓
適性検査
↓
面接
↓
選考対策
選考対策
選考フローがわかったところで選考対策です。ここではエントリーシートと面接の傾向と対策を中心にご紹介します。
適性検査に関しては性格診断のみのインターンシップも過去にあったようですが、玉手箱やSPIのような検査が実施されたこともあったので対策をしておくと無難です。
エントリーシート
過去にエントリーシートで聞かれている質問をいくつかピックアップしました。参加理由や自己PRに加え、技術系インターンシップの選考では大学での研究内容も聞かれています。
回答例も一緒にご紹介しますので参考にしてみて下さい。
【自己PR】
知的好奇心が私の強みである。自分の年齢や環境に関わらず、行動している。
高校時代、理科の授業だけでは物足りず、基礎が技術として応用されるまで知ることに面白さを感じ、学外の技術セミナーに複数参加し、研究所を見学。それを自由研究と発表で同級生に伝えるうちに、その伝え方や媒体に興味を持ち、今の学校へ進学。
大学でも広告の客観的分析だけでなく、当事者が語る戦略を聞きたいと考え、企業の広報部が自社の戦略を共有し合う講義へ参加。また、理系分野への関心もまだあるため、ロボット製作プロジェクトで、文系学生ながらものづくりをしている。
【参加理由】
貴社のインターンシップに参加したい理由は、化学を用いて社会問題の解決に貢献する貴社の姿勢に興味を持ったからです。人々に幸せを提供する仕事がしたい私は、健康に着目した貴社に魅了されました。また、部活動での女子主将の経験から身につけた、主体性という私の強みを貴社で活かすことができると思いました。貴社での職業体験を通じて、化学会社について理解し、自分が化学の世界に向いているか考えるきっかけにしたいです。
【所属している研究室の紹介とその研究室を選んだ理由(技術系インターンシップ)】
私の所属する生物機能制御化学研究室では、有機合成した化合物のミトコンドリアに対する生理活性を調べ、得られた結果を通して、タンパク質の構造変化等の様々な生理現象を解明する研究を主流とした、有機化学および生化学を基盤とする研究室である。私は、大学の授業がきっかけで、農薬や医薬品の有機合成および作用機序に興味を持ち、経験と知識を合わせて有機合成戦略を立てることや、有機化学と生化学の両方の視点から薬剤の生理活性を考えることの面白さを知った。当研究室では有機合成と生化学の両方を本質的に学ぶことができ、興味のある分野で自分の知的好奇心を大事にしながら研究ができると考えたため、私はこの研究室を志望した。
面接
過去の面接では以下のようなことが聞かれています。
・エントリーシートの内容の深堀り
・学生時代に力を入れたこと
・グループで協力するときの自らの役割
過去の自分についてしっかり振り返っておくことと、化学の分野に関わる仕事への興味をきちんと説明できるように準備しておきましょう。
三井化学のインターンシップ参加者の声
次に実際に三井化学のインターンシップに参加した方がインターンシップを通して学んだことをいくつか紹介します。
事務系5Daysインターンシップ参加者
実際に会社の中で起こったケースを扱うため、どのような仕事を行っているのかを垣間見ることができた。また、お昼休憩や懇親会など、社員の方と接する機会が多くあったため、各部署の実際の事後と内容がある程度理解できた。特に、化学業界は想像以上にグローバルな付き合いが多いことが印象的だった。
事務系1Day業界・仕事理解ワークショップ参加者
どこに何を売るのか、といった戦略チックなところはコンサルティングファームなどをつかって外注しているのかと思っていたが、内部でしっかりと検討されていることがよくわかるワークであり、メーカーで働く面白さが一段と増したような気がしたので参加してよかった。
技術系インターンシップ設備エンジニアコース参加者
他の学生の発表で、インターンシップで学んだことと自身の研究・学生生活と絡めて発表していたり、効果的なプレゼンをしている学生がいた。研究室内でのグループ発表だとどうして偏ってしまったり、同じような資料になってしまうことが多いが、他大学の人の発表を聞くことは大変参考になった。
【まとめ】化学に興味がある人は参加すべきインターンシップ!
三井化学のインターンシップは現場を見ることで仕事について知れたり、ワークを通して業界への理解が深まります。どのプログラムも科学分野を扱う業界への就職を考えている方にとって企業研究に最適なイベントです。
また、三井化学の魅力としては大手の基盤がありながらチャレンジングな仕事に向き合えることです。そんな三井化学に興味を持った方にもぜひ参加してみてほしいです。
投稿者プロフィール
- ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。
採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。
今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。
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