世界的に評価の高い日本のアニメ。そんなアニメ業界は就活生からも毎年人気のある業界です。
しかし、「アニメが好き」という気持ちだけで決めてしまうと「思っていたのと違う!」と後悔してしまうかもしれません。就職してからギャップに苦しむことがないように、就活を始める前にアニメ業界についてよく理解を深めることが大切です。
そこで今回は『アニメ業界の業界研究』について解説していきたいと思います。
- アニメ業界はどんな業界なのか
- アニメ業界の現在とこれから
- アニメ業界にはどんな職種があるのか
- アニメ業界の人気企業TOP5
アニメ業界で働きたいと考えている人も、まずはどんな業界か知りたいと言う人も、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。さっそく見ていきましょう!
もくじ
アニメ業界とは?
アニメ業界は人気も規模も右肩上がり
アニメ業界は、近年注目を集めている業界の1つで、アニメ放送やアニメ映画、関連グッズなどの売上は順調に伸びており、市場規模もどんどん大きくなっています。その人気に拍車がかかったのは、アニメブームの到来です。国内におけるアニメブームや世界から日本のアニメが注目されるようになってから業界規模が爆発的に拡大しました。
世界の人々から日本のアニメ文化が注目されたことによって、今後も業界規模は拡大し続けていくでしょう。
アニメ業界は平均年収が低い!?
アニメ業界の大きな課題は、アニメ制作現場の労働環境です。業績が伸びる一方で、長時間労働など製作現場の作業量が増え労働環境の改善には至っていません。また、若いアニメーターの平均年収が332万円と他の業界に比べて低く、離職率が高いのも問題です。
他にも、中国を始め海外のアニメ制作会社への人材流出が懸念されており、日本のアニメ業界の労働環境は大きな課題となっています。
アニメ業界の業界規模は1兆8,255億円
アニメ業界の業界規模は1兆8,255億円で、現在も拡大傾向で推移しています。アニメや映画の売り上げよりも、アニメ関連商品の売上が業界内でも高い数字を誇っています。人気アニメの商品化や海外進出が業界拡大のきっかけとなったのです。
アニメ業界の中で成功している、あるいはこれから業績が伸びるであろう企業を探すポイントはアニメ関連の商品開発とグローバル事業と言えるでしょう。
業界研究の第一歩!アニメ業界の主要職種
アニメ業界と聞いてイメージするのは「アニメ制作会社」という人が多いと思います。ですが、制作されたアニメや映画を発信するテレビ局や映画館、それらの宣伝を行う広告会社などアニメに携われる仕事は様々です。
プロデューサー
アニメ作品の企画から完成までを統括する責任者です。企画に始まり制作、シリーズ構成、宣伝、商品展開など、カバーする範囲は広く、制作に関わる全体的な指揮を執ります。また、スポンサー獲得、資金調達や予算管理などその仕事は多岐に渡ります。
監督
監督は、アニメを作り上げていく現場の最高責任者です。アニメの演出を考え、全体の流れを常にチェックしながら担当者に指示出しをしていきます。良い作品を作れるかどうかは、監督の手腕にかかっていると言っても過言ではありません。(有名監督⇒新海誠・押井守・細田守・庵野秀明・宮崎駿 など)
制作進行
制作進行は主に、アニメ制作のスケジュールを調整する仕事です。アニメ制作にはたくさんのスタッフが関わるため、そのスタッフとの密なコミュニケーションやスケジュール管理などを行います。
作画監督
作画監督は、アニメーターがそれぞれ描いた原画を確認して、修正の指示をしていく仕事です。アニメ全体に統一感を持たせるとても重要な役割です。
背景美術
背景美術は、背景画を専門に制作する仕事です。キャラクターとのバランスや自然な風景、建物など様々な背景を描くスキルやツールを使いこなすことが大切です。
CGデザイナー・CGアニメーター
CGデザイナーは、コンピューターの専用ソフトを使って映像やイラストを描く仕事です。クリエイターのスケッチを元にCG画像を作り上げるほか、自分で構想を練り作品を仕上げるケースもあります。専用のグラフィックソフトを使ってイラストを描くCGデザイナーは、あらゆる業界から求められる人気の職業です。
CGアニメーターは、自動車やロボットなど一部のキャラクターをCGで動かす役割を担っています。
コンポジッター
コンポジッターとは、デジタル撮影者のことを指します。CG映像をアニメ本編と合成し、爆発シーンなどの特殊効果を画面に入れるという、CGアニメやCGを多用するアニメには欠かせない職業です。
キャラクターデザイナー・メカニックデザイナー
アニメに登場するキャラクターをデザインします。衣装や主な表情など、キャラクターの基本的な設定を決めていきます。まさにキャラクターの「生みの親」と言えます。
声優
声優とは、アニメのキャラクターなどに声をあてる仕事です。一人の声優が老若男女の区別なく、様々な役をこなします。さらに動物やロボットといった人間以外のキャラクターにも命を吹き込みます。
就活生に人気のアニメ業界企業TOP5
スタジオジブリ(ジブリ作品)
日本のアニメといえば「スタジオジブリ」。アニメーション映画やテレビCM、テレビ映画、実写映画などの企画・製作など様々な事業を展開している企業です。「となりのトトロ」や「魔女の宅急便」、「千と千尋の神隠し」など海外でも人気の作品を数多く制作しています。
アニメーションの製作だけでなく、「三鷹の森ジブリ美術館」の運営や「ジブリショップ」など、アニメーションと関連した事業も行っています。
東映アニメーション(ONE PIECE・ドラゴンボール)
東映アニメーションは、アニメーション製作、版権事業、関連事業などを行っています。現在放映中のものでは「ONE PIECE」や「ドラゴンボール」などが有名であり、テレビ番組だけではなく映画作品も手掛けています。
また、国内だけでなく海外にも広く事業を展開しているのが東映アニメーションの特徴です。国内で販売しているアニメ作品を全世界で同様に発売しており、大きな収益となっています。
電通(進撃の巨人・思い出のマーニー)
電通は、広告代理店のイメージが強いですが、アニメの製作なども行っています。エンターテインメント事業の一つとして「思い出のマーニー」や「進撃の巨人」のアニメ製作に出資を行っています。また、企画から携わりアニメの制作も行っています。
バンダイビジュアル(ガンダムシリーズ・ウルトラマンシリーズ)
バンダイビジュアルは、映像コンテンツやパッケージソフトの企画・製作・販売などを行っており、ガンダムシリーズやウルトラマンシリーズを手掛けていることで有名な企業です。他にも、テレビ放映のアニメ番組や映画作品などの製作も行っています。
博報堂DYメディアパートナーズ
博報堂DYメディアパートナーズは、広告事業や音声、映像のソフトウエアの企画、制作、製造、販売などの事業を展開している企業です。博報堂も電通と同じく、広告代理店のイメージが強いですが、数多くのアニメ作品を手がけています。テレビで放映されているアニメ番組やアニメ映画、実写映画など数多くの作品を手がけています。
まとめ
今回は、アニメ業界の企業研究について解説しました。
「アニメ業界」の中には、様々な職種がありその仕事の違いや企業ごとに行っている事業の特徴を理解することが大切です。アニメが好きという気持ちと自分の目指す仕事に対する意欲などをしっかり伝えるためにも業界研究は欠かせません。
これから就活を始める前に、今からできる対策をしっかり行って悔いのない就職活動にしてくださいね。
投稿者プロフィール
- ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。
採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。
今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。
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