ハウス食品は、カレーやシチューのルウ・各種レトルト食品で知られる日本で最も有名な食品メーカーです。人の暮らしに役立つ仕事がしたいという理由から、人に密接な関わりがあ食品メーカーへの入社を志望する学生は大勢います。新卒選考を受ける際にはしっかり対策を立てて挑みましょう。
- ハウス食品の企業理念・事業内容
- ハウス食品の新卒募集職種
- ハウス食品が求める人物像
- ハウス食品の新卒採用選考内容・対策
- ハウス食品で働く人の声
- ハウス食品の平均年収・福利厚生・人事制度
ハウス食品をはじめとした食品メーカーの選考対策にお役立てください。他の食品メーカーの新卒採用についてもぜひ参考にしてみてくださいね。
もくじ
ハウス食品の企業理念・事業内容
まずは、ハウス食品の企業理念や事業内容を詳しく見てみましょう。
企業理念
ハウス食品の企業理念は以下です。
ハウス食品ではこの理念のもと、1913年の創業から100年以上にわたり、日本人や日本家庭の様々なニーズに応えた食品を提供してきました。
事業内容
ハウス食品は食品に関わる様々な事業を展開しています。カレーの国民食としての地位を後押しした「バーモントカレー」や、子どもが楽しめる手作りデザートの「フルーチェ」など、食品関連事業では日本人に愛される様々な食品を研究・開発・提供しています。
さらにハウス食品は国際事業にも手を広げています。得意分野のカレー・シチュー・レトルト食品分野において、世界規模の食品メーカーになるために挑戦を続けています。具体的には、経済発展の著しい中国での中国国民の味覚に合わせたカレー販売や、健康に対する認識が高まっているアメリカでのヘルシー食品として注目されている豆腐を使った食品の販売などです。
ハウス食品の新卒募集職種
日本国内外問わず発展を続けているハウス食品ですが、新卒募集は以下の職種で実施されています。
| 営業・業務職 |
|
|---|---|
| 研究職 |
|
| 生産技術職 |
|
| 品質職 |
|
ハウス食品が求める人物像
ハウス食品が求める人物像は、取締役からの採用メッセージに書かれています。
ありたい自分自身の姿に向けて日々努力を重ねることができる人。
昨日より今日、今日より明日、一歩一歩、自らを磨き続けられる人。
大いに熱く夢を語り、その実現に向けて、周囲の人々を巻き込んでいく人。
向上心に支えられた、一人ひとりの努力と進歩が、
ハウス食品の発展を支えています。ハウス食品はそんな向上心を胸に燃やす
『ノボる人』を求めています。
引用：https://www.housefoods-saiyo.net/message/
志望企業の求める人物像についてよく知っておくことは、選考において非常に有利です。求める人物像を自分自身の経験に重ねてアピールできるよう、しっかりと自己分析を行ってみてください。
ハウス食品の新卒採用選考内容・対策
ハウス食品の新卒採用選考内容や対策について詳しくご紹介します。
エントリーシート内容
ハウス食品のエントリーシートでは、過去に以下のような内容が質問されています。
- ハウス食品の志望動機
- いつも大切にしている「モットー」と、それが培われた過去の経験
- 大学での研究内容
- 取り組んできた課外活動
面接内容
ハウス食品の面接では、過去に以下のような内容が質問されています。実際の仕事内容にも直結する、ユニークな質問内容が目立ちます。
- ２分間での自己PR
- 海外の人に日本文化を伝える方法
- 人と協力して成果を出した経験
- チームで何かを達成した経験や思い出
- チームワークを生かして取り組みたい仕事
- 入社して挑戦してみたいこと
- 食に関する興味関心
- 壁にぶつかった経験とそこから学んだこと
- 食品業界を選んだ理由
- 明日友人と海外に行くよう命じられたとしたらまず何をするか
- 全く知らない料理の写真を渡されて、それをインターネットで調べずに再現するよう言われたらどうするか
総合的な対策
ハウス食品の過去の内定者の声によると、以下のような選考対策が有効であることが分かります。
- 人間性を詳しく見ている印象があるため、面接では自分らしさを表現すると良い
- 自分の夢や考えていることを自分の言葉でしっかり話せることが大切
- 最終選考まで進んだ場合でも不採用が多いため、最後まで気を抜かずに対策を取る
ハウス食品で働く人の声
ハウス食品で実際に働く人の声をご紹介します。
【一番やりがいを感じる点】指示待ち族では、評価されない。自らが考え動くこと、成果を生み出すプロセス（計画性）と遂行力が重要。仕事が出来る人が評価される社風がある。人望の有る人（自らに厳しい）に仕事が集まる。
同業他社と比較しても遜色ない福利厚生だと思われる。レクレーションなどのサービスについては外部機関の福利厚生倶楽部があり必要なメニューにそって個人が取得可能となっている。健康管理についても人間ドックなど必要に応じて費用の半額が会社負担など対応できていると思われる。
【目標の決め方】上司と相談して決める事も出来、かなりアットホームです。目標設定して、達成しても特に給与に大きく反映はしませんが、コツコツ型の人には、目標設定、達成にきちんと達成感を味わえると思います。表彰なども時々あり、派手ではありませんが、きちんと評価してもらえる環境ではあると感じました。随分昔なので、上司による所もありますし、全ての部署、全ての人に当てはまるとは限りませんが、きちんとすれば長く働く会社としては良いと思います。
やりがいは、研究所勤務でしたので、新商品をどんどん出せる部署でした。新商品発売した時はやりを感じましたし、ヒット商品になれば、売れ行きなどでもやりがいを感じられると思います。あいにく私はそんな商品ではないため、終売や改良によりあまりやりがいを感じられませんでしたが、長くきちんと研究、開発業務をすれば、必ず良い商品にめぐり会えるので、コツコツが大事です。お金イコールやりがいの人には向いていないと思います。
引用：カイシャの評判
ハウス食品の平均年収・福利厚生
ハウス食品で働く社員の平均年収や新卒入社時の待遇、実際の福利厚生制度についてご紹介します。
ハウス食品の平均年収は791.5万円！
ハウス食品の平均年収は791.5万円です。一般的に見てもかなりの高水準と言えるでしょう。
（参考：年収ランキング）
ハウス食品の新卒待遇・福利厚生
ハウス食品の新卒時の待遇や福利厚生は以下のように定められています。
- 初任給（2018年度実績）
修士了月給22万3000円
大学卒月給21万1000円 - 諸手当：通勤費、残業手当、家族手当、職責手当など
- 昇給：年1回（4月）
- 賞与：年2回（6月、12月）
- 休日：完全週休2日制（土日）、祝日
- 休暇：年次有給休暇（初年度10日、5年目16日、最高20日）、年末年始・夏期休日、創業記念日、特別休暇など
- 福利厚生：社会保険完備（雇用・健康・労災・厚生年金）、財形貯蓄、社員持株会、退職金、海外研修、社員家族旅行、24時間健康相談サービス、全国海外提携保養所利用制度、産休・育児休暇制度、リフレッシュ休暇制度、その他
ハウス食品の研修・キャリア制度
ハウス食品には充実した研修制度やキャリア形成のための制度があります。
各種研修・セミナー
- 新入社員学習会・新人営業学習会
- 2年目学習会（ロジカルシンキング・問題解決）
- 3年目学習会（巻き込む力）
- 中堅リーダー学習会（巻き込む力、完遂力）
- 異業種交流学習会
- アカウンティング学習会
- 国内留職（リーダーシップ）
- リーダースキル開発学習会（リーダーシップ）
- グローバルチャレンジ（リーダーシップ）
- キャリアワークショップ（キャリア・ライフプラン）
- キャリア人材学習会（ハウス社員基礎）
- キャリアデザインマネジメント学習会（女性活躍推進）
- 初任マネージャー学習会（マネジメント基礎・部下育成）
- 新任課長学習会（組織運営・チームビルディング）
- 外部ビジネススクール派遣（経営スキル）
- ハウス経営塾（次世代経営者養成）
- 事業プランニングワークショップ（事業戦略）
- 語学プログラム
- グローバルマネージャー育成プログラムなど
自己啓発支援
- 入社5年目まで対象の基礎知識（マーケティング・会計・品質・語学など）を習得するための通信教育受講料全額補助制度
キャリアコンサルティング制度
- カウンセリングなどの専門知識を持つ社員が、面談を通して社員のキャリア開発支援を行う。
社内検定制度
- スパイスアドバイザー・スパイスマスター（スパイスに関する知識や活用法を習得する社内資格）
まとめ・ハウス食品で国内外の食に携わろう！
ハウス食品の新卒採用情報についてご紹介しました。簡単にポイントをまとめます。
- 「食を通じて、家庭の幸せに役立つ」の理念のもと、ハウス食品は100年以上にわたって日本の食文化に貢献してきた企業
- ハウス食品の新卒募集職種は、営業・業務職、研究職、生産技術職、品質職
- ハウス食品では人物重視の採用が行われるため、自分自身を様々な方法で表現できることが重要
- ハウス食品では各種研修やキャリア形成のための社内制度が極めて充実している
人の生活に欠かせない食に関わる仕事がしたい方は、ぜひハウス食品の新卒選考に挑戦してみてください。
投稿者プロフィール
- ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。
採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。
今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。
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