JAL(日本航空)は日本を代表する老舗の航空会社であり、ワークライフバランスの取れる企業としても有名です。当然ながら採用倍率が非常に高いため、中途採用を目指しているのであれば対策が必要でしょう。
今回は、JAL(日本航空)への転職を考えている方向けに、現在募集している職種、受かる人の特徴、面接の対策をまとめてみました。
ぜひ参考にしてください!
もくじ
JAL(日本航空)の中途採用は5つの職種から選択
JAL(日本航空)の中途採用では、大きくわけて5つの職種が用意されています。
ここでは、簡単にどのような職種なのかをご紹介します。
業務企画職(地上職 事務系)
主に営業企画、空港業務、運航管理、路線企画、経理・財務、法務、施設企画などが仕事内容となっており、事業に関わる仕事全般に配属される可能性のある職種です。
業務企画職(地上職 数理・IT系)
主に路線収支管理、運航管理、生産管理、マーケティング分析、IT企画などが仕事内容となっており、情報通信技術や統計学といった素養を活かせる職種です。データの分析が得意の方には適職でしょう。
業務企画職(地上職 技術系)
主に整備部門における各領域(整備技術、品質保証、生産管理、部品管理、運航技術など)が仕事内容となっており、事業の計画・戦略領域に関わる仕事全般に配属される可能性のある職種です。
自社養成パイロット
フライトの最終責任者となるパイロットは、安全な運航を行うことが仕事内容となっております。
客室乗務職(CA)
「保安要員としてお客さまを安全に目的地までお運びすること」、そして「お客さまにとって最高のサービスをつくりあげること」が客室乗務職(CA)の使命です。
JAL(日本航空)を本気で目指すなら、いずれの職種であっても、まずは転職エージェント経由で情報を入手しておくことで対策ができます。エージェントと二人三脚で挑めば選考通過率も大幅にアップしますよ。
doda
⇒転職のプロ厳選の求人を大公開!
type転職エージェント
⇒大手企業への転職成功実績が多数!
転職エージェント・ワークポート
⇒転職決定人数No.1の実績多数あり
JAL(日本航空)が求める人物像
JAL(日本航空)のホームページに掲載されている求める「人財像」をご紹介します。
- 感謝の心をもって、謙虚に学ぶ
⇒感謝の気持ちを常にもち、世の中すべてから謙虚に学び、自己成長できる人財。 - 果敢に挑戦し、最後までやり遂げる
⇒失敗を恐れず常に新しい事に挑戦し、人任せにすることなく最後までやり遂げる人財。 - 採算意識をもつ
⇒JALグループが社会から必要とされ、永続的に発展する為に、強い採算意識をもつ人財。 - 多文化を尊重し、適応する
⇒世界の多様な文化と積極的に触れ合い、異なる文化・価値観を尊重できる人財。 - 仲間と共に働く
⇒仲間と共に働き、仲間のために頑張ることに誇りと喜びを感じられる人財。 - お客さまに心を尽くす
⇒すべてのお客さまに、感謝の気持ちを形にしてお返しすることができる人財。
JALは人材を財産であると捉えている
JAL(日本航空)では、「人物像」ではなく、「人財像」と呼んでいます。人材は会社にとって大切な財産と考えていることが伺えます。
JAL(日本航空)は何よりも「感謝の心を持ち、自己成長できる人」を求めています。職種によって業務内容が異なっていますが、すべでの仕事の目的は「航空機を安全に運航し、お客様に最高のサービスを提供する」という一つに集約されます。これを実現するためにはチームワークが欠かせません。「感謝」とともに、「仲間を思う」気持ちも大切にしながら「チームワークを実現できる」人材を求めているのです。
JAL(日本航空)の選考ポイント
JAL(日本航空)の面接の流れや質問内容についても気になりますよね。こちらについても解説しましょう。
選考フロー
<全職種共通(パイロット、CA除く)>
- エントリーシート提出
- 適性検査受検
- 動画選考受検
- 面接
パイロットと客室乗務職(CA)の選考は少し特殊なので、さらに詳しく説明していきます。
<パイロット>
- エントリーシート提出
- 集団面接・心理適性検査・適性検査
- 個人面接
- 飛行適性検査
- 英会話面接・身体検査(一次・二次)
- 最終面接
<客室乗務職(CA)>
- エントリーシート提出・筆記試験
- 面接・健康診断・体力測定・適性検査
面接でよく聞かれる質問と対策ポイント
JAL(日本航空)の中途面接では「志望動機」「これまでに解決してきた課題」など一般的な質問もされますが、対策すべきは踏み込んだ質問です。以下を参考にして練ってみましょう。
どうしても上司と折り合いがつかなくなった場合はどうする?
最近、電車に乗っていて気づいたことは?
今までに受けた最高のサービスを教えてください。
サービス業界で働く限り、「お客様視点を貫くこと」は大切な要件になります。
近年ではLCCの台頭により、航空業界も競争が激しくなっており、サービスの差別化を打ち出せる探究心や広い視野も重要なポイントです。
日頃から、どんなサービスが良いサービスなのか考える習慣をつけましょう!
JAL(日本航空)で働く人の声
JAL(日本航空)で働くイメージを持っておくことも大切です。実際に勤務している方の声を参考にしてみましょう。
ナショナルフラッグキャリアとしての使命感とプライドを持つ。反面、世の中の流れにうまく乗れずに、同業他社(ANA等)の追い上げにあって、NO.1企業からは転落。ただし、過去から積み上げた人財の分厚さと、根強いファン層では他社に劣るところはない。 破綻後の新生JALでは、稲盛イズムの浸透により、採算性の検証の徹底と、新しいことをやろう、若手を活用しようという意識の高まりが感じられ、閉塞感は一掃されている。
女性にとって働きやすいところだとおもう。 妊娠、出産、育児など女性のライフイベントにあわせた、働き方がある。地上の仕事もおおい。現在、働き方改革が月単位で更新されている。女性社会とのことで、人間関係に構えていたところがあるが、お話好きで世話好きなとってもいい方が大半。もちろん、ときどき変わっている方もいると噂も聞きますが、いまだあったことはない。参考として、青からこちらに転職で来る方がおおいこともこちらに記載させていただく。
人事部の採用担当が当初想定していたJALの企業イメージとギャップがあったため。
【「入社理由の妥当性」と「認識しておくべき事」】
今振り返るとその入社理由は妥当ではないと思う。現場と間接で指向性が全く違うし、悪いところは言わないスタイルが人事、業務含めて浸透している。 当時に認識しておくべきだったと感じることはきっと前向きに入社を希望しているだろうから、多面的なものの見方としてネガティブな理由をOBや口コミを通して取得しておくべきだった。
JAL(日本航空)の待遇や福利厚生は?
JAL(日本航空)は社員が働きやすい環境を整えています。待遇面や福利厚生は気になる部分だと思うのでチェックしておきましょう!
職種によるが平均年収は約820万円
JAL(日本航空)は職種によって給与が異なります。また、給与体系は基本的に年功序列であり、管理職になるまであまり差がつかないようです。しかし、口コミによると、ボーナスはそれなりの金額がもらえます。
男女ともに働きやすい福利厚生が充実
JAL(日本航空)では、2015年度にワークスタイル変革の専門組織を新設し、全社員が働きやすい環境を作るために、様々な制度を導入しています。
具体的には下記のようなものが用意されています。
- 育児休職制度
- 深夜業免除措置
- 所定労働時間を超えて就業させない制度
- 子の看護のための休暇制度
- 配偶者転勤同行休職制度
- 不妊治療休職制度
- 産前休職制度
- 出産特別休暇
- 産前地上勤務制度<客室乗務職(CA)のみ>
- 短時間・短日数勤務制度
- 妊娠中の乗務制度
- 男性の育児休暇
- 出生休暇
これほどまでに働きやすい環境づくりはなかなかできません。さすが大手企業ですね!
JAL(日本航空)の中途採用に関するノウハウや知っておきたい情報をまとめました。
JAL(日本航空)は主に大きくわけて5つの職種が募集されています。日本を代表する老舗の航空会社であり、ワークライフバランスの取れる企業としても有名です。
募集されている職種は中途採用だと時期によって異なるので、公式ページを随時チェックしておくといいでしょう。給与はやや高いと言われて、福利厚生も充実しています。就職したい方は求める人物像を把握して選考対策をおこなってください。
投稿者プロフィール
- ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。
採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。
今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。
最新の投稿
- PR2023.07.27高間慎一氏はどのような実業家?シンガポール在住の日本人経営者の謎に迫る!
- PR2023.01.22高間慎一とはどんな人物?シンガポールでの活動内容を調査
- 企業・業界研究2022.12.08セブンプロジェクトの評判や口コミは?社内研修も整う医療系企業!
- その他2022.08.31マーケティング合宿(マ宿)とは?概要やメリット・デメリットを解説