LINEは無料通話アプリを開発し、世界中にいる多くの利用者にとって大変身近な企業です。世界的に名を馳せた企業だからこそ「LINEで働きたい!」と思う人が多いのも頷けますね。
そんなLINEで共に働くために中途採用を勝ち取るには、選考で受かるための対策が必要です。この記事では、現在LINEで募集している職種の紹介に加え、どんな人物が求められているのかについても合わせてご紹介します。受かるための面接対策も満載です。
LINEで中途採用されている職種
LINEで中途採用が行われている職種はさまざまあります。現時点でホームページを見ると募集されている職種は、100種類以上あるのではないかと思われるほど、中途採用は幅広く行われています。
ここでは、募集されている職種の中で代表的なものをいくつか挙げ、簡単にどのような職種かご紹介します。
エンジニア
エンジニアとは、工学に関する専門的な知識や技能を持っている人たちのことです。IT業界には必須の職種といえるでしょう。LINEでは、さまざまな分野のエンジニアが募集されており、工学に秀でた人物を必要としているのだなということが分かります。
例えば、ブロックチェーンエンジニアは、ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨が広く出回っている現代の社会情勢に関連して、ブロックチェーンの技術を用いてサービスの開発を行うことができる人材のことです。
エンジニアとしてある程度のキャリアがあるのなら、特化型のエージェントを利用することで選考通過率が大幅にアップします。
エージェントには企業から直接「求める人材の特徴」が知らされています。また、これまで実際に面接を通過した人の情報も解禁されます。
通常の求人票だけでは知ることができない情報を手に入れて、有利に転職活動をすることで、内定獲得が可能です。
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このようなエージェントに頼ることでLINE社への転職がよりスムーズになります。
デザイナー
デザイナーとは視覚領域で優れた才能を発揮し、コンテンツのデザインや設計を担当する人のことです。LINEでは、UIデザイナーなどが募集されています。
UIデザイナーとは、WEBサイトの制作に関わるデザイナーです。ちなみに、UIとは「User Interface(ユーザーインターフェース)」を省略した言葉です。ユーザーと自社が展開している製品やサービスがうまく融合できるように、デザインを手掛ける役割を担います。
プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーとは、その名の通り、会社のプロジェクトがうまくいくように管理していく職種です。プロジェクトの管理とひと言でいっても業務量は多く、スケジュール調整や人員配置などリーダーシップを取って舵を切る役割を担います。
また、そのプロジェクトを進行していくうえで、なにか問題が起きた時には、解決に導く能力も求められます。
プロジェクトマネージャーでの内定を狙うのであれば、まずは転職エージェント経由で情報を入手しておくことで対策ができます。エージェントの二人三脚で挑めば選考通過率も大幅にアップしますよ。
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QAマネジメント
LINEでは、「Clova」というクラウドAIプラットフォームを運営しています。このQAマネジメントという職種は、その「Clova」にて品質検証と管理業務を行う職種です。LINEならではの職種ともいえます。
アジャイルコーチ
アジャイルという言葉は聞き慣れない人が多いかもしれません。アジャイルコーチになるためには、これまでご紹介してきたプロダクトマネージャーやデザイナー、エンジニアやQAマネジメントなどの業務経験がなければいけません。
では、アジャイルコーチとはどのようなことをする人材なのでしょうか。
アジャイルコーチは指定されたチームに所属します。そのチームが大きく成長できるよう支援をしたり、自ら積極的に動いたりする職業です。チームを大きく成長させるという役割を担っているので、これまでの業務経験が豊富な人が必要になるわけですね。
テクニカルサポート
テクニカルサポートという職種は、技術的な面で支援をする人材のことを指します。LINEでは、このテクニカルサポートを自社が運営している「LINE Pay」などで募集しています。
ITコンサルタント
ITコンサルタントは自社が抱えている問題をITを活用して解決します。各企業には、解決すべき問題が山積です。その問題解決をITの知識や技術を用いて行います。
LINEが求める人物像
LINEではご紹介したように、さまざまな職種が中途採用で募集されています。では、職種にかかわらず、LINEの中途採用に受かる人というのはどのような人材なのでしょう。ここでは、LINEが求める人物像について探っていきます。
ユーザーファーストで物事が考えられる人材
まず、LINEは無料通話アプリを運営している企業です。そのアプリは世界的に有名なもので、アプリ利用者は世界中にたくさんいます。そのためLINEで働く人は、ユーザーファーストで物事を考えられる人でなければなりません。
高いリーダーシップを持つ人材
LINEに限らず、組織で仕事をするときに重要視されるのが、問題解決能力を培った頼れるリーダーがいることです。どんな仕事をするときにも、人々は組織のリーダーの指示に従って仕事をしていきます。高いリーダーシップを持っている人材は、LINEをはじめ、どのような会社にも必要な人物として認識されることでしょう。
新しいことにチャレンジするのが好きな人材
今までになかったものを多数生み出してきたLINEだからこそ、新しい発想を持つ人が必須となります。会社を変えるような新しい発想を持っていて、自分から新しいことにチャレンジしていける人材は貴重な存在です。
協調性のある人材
組織では、チームを組んで仕事を進めていくことが多くあります。その際に、協調性がない人だと、チームから浮いてしまって仕事を進めていくのにも支障をきたします。組織に溶け込める人という意味で、協調性のある人材であることは大きなポイントです。
自身で積極的に考えて動ける人材
組織に所属していると、リーダーや上司から業務の指示を受けます。しかし、指示待ちになってしまっては良い仕事をすることはできません。そういった意味で、自ら考えて積極的に仕事をしていける人材というのは、どの企業でも必要とされることでしょう。
さまざまな変化に臨機応変に対応できる人材
企業に属して仕事をしていると、さまざまな問題に遭遇します。時には、その問題を解決するために、自らの変化を求められることもあるでしょう。その際に、その変化を拒むのではなく、臨機応変に対応していける人物であることが大切です。
自律的でタフな人材
組織の一員としての立場を守りつつ、積極的に自らの意思で動ける人材は、企業にとって貴重な戦力となります。そういった意味で、自律的であるということは非常に重要です。また、体力があり、精神的にも少しのことでへこたれない強い意志を持った人物が、採用選考の時には注目されることでしょう。
アンテナをあらゆる方向に向けられる人材
新しいものを社会に発信するような仕事をする場合、自らの凝り固まった考えだけで行動している人はあまり戦力になりません。それよりも、いろいろな方向にアンテナを常に向けていて、さまざまなことを吸収し、それをアイデアとして出していける人材を企業は求めています。
LINEの中途採用における選考ポイント
LINEに限らず、中途採用に受かるためには、その企業が行う面接対策が必須です。ここでは、選考フローを確認しながら、中途採用の面接時に面接官から聞かれやすい質問とその答え方を例として挙げます。
選考フロー
中途採用へ応募を行った場合の選考フローはどのようになっているのでしょうか。
基本的に、応募したら書類選考が行われた後、2~3回の面接を経て内定がもらえます。ただし、選考の過程で面接の回数が増えたり、課題提出を求められる場合もあります。
面接でよく聞かれる質問と対策ポイント
前職を退職された理由を教えてください
前職の退職理由を聞かれたら、ポジティブな回答を心がけましょう。例えば、「将来のことを考えて、〇〇をしたいから退職しました」など、将来を前向きに考えての退職だと感じられる回答が望ましいです。
実際には「人間関係が嫌だった」「仕事内容が自分には向いていなかった」など、ネガティブな理由で退職したとしても、それを正直に話すと面接官はマイナスなイメージをあなたに持ってしまいます。
志望理由はなんですか?
志望理由は高確率で聞かれます。事前に面接を受ける企業のことを下調べしておきましょう。また、自分が希望する職種の経験があった場合「UIデザイナーとしての実務経験があるからです」と答えてしまう方もいます。この回答だと「それなら当社じゃなくても他でUIデザイナーを募集しているところがあるじゃないか」と思われるでしょう。
その企業に所属したら戦力になる人材だと思ってもらうためには、自分が実務を経験した職種のことだけでなく、あなたを雇ったら企業全体にとってプラスになるということを知ってもらう必要があります。
事前にその企業のことをしっかりと調べて、「今までの経験を活かし、〇〇である御社で、△△として貢献していきたいと考えております。」といったように答えられたらベストです。
今までに仕事を通して不満に思うことはありましたか?
これまでの仕事のことを聞かれた際には、自分の能力をうまくアピールすることが重要です。今回の質問のケースであれば「いえ、ありません。」と答えるのは簡単ですが、これで採用されることはほぼありません。
面接官も人間ですから、どんな仕事でも一つやふたつは必ず自分と合わない点が出てくるだろうということは想定して、この質問をしています。こんな時には、あなたの職場における問題解決能力が試されていると思ってください。
不満があったとしても、それを「〇〇で解決して業務を進めてまいりました。」と答えられるようにておくことが大切です。
LINEで働く人の実際の声
LINEで働くイメージを持っておくことも大切です。実際に勤務している方の声を参考にしてみましょう。
わりと自由にやりたいことをやらせてくれる会社だと思います。 何かを決める時のスピード感も早く、その後の仕事の進め方、対応についても他の会社に比べてもとても早く感じました。 裁量をもってできる分、責任感をもってしっかりと業務を行うことも働きがいの一つだと思います。
【成長・キャリア開発:】
元々派遣社員からLINEの社員になることも多いようです。また契約社員から正社員にあがることも珍しくないです。 LINE程の大手企業で非正規雇用から正規雇用になれるのは、今の状況からするとすごいことではないかと思います。(あまり人件費をかけたくないから)
また、契約社員から正社員になってマネージャーになった方もいるので、雇用形態に関わらず今後の自分のキャリアを考えやすいと思います。分け隔てなく仕事を任せてもらえるのも魅力的だと思いました。
上司にもよりますが、今後のキャリアを一緒に考えてくれたり、そのために何が必要か、どのような仕事の進め方をしていけばいいかなどを面談で話してくれたりします。
意思を強く持って、自分のやるべきことを見据えて地道に行動できるならば、自らのやりたいことを実現できる下地があるので、働き甲斐があると思う。 やりたいことがないとか、言われたことをやればいいと思っているならば、評価もされず働き甲斐が無いのではと思う。
【成長・キャリア開発:】
人事がキャリア開発に取り組んでいるものの、定着するまでに数年はかかると思うので、制度に対して期待しすぎてはいけない。 部署にもよるが、セミナー参加や自己研鑽については奨励されているので、自分で成長していく絵が描ける人であれば、上手く制度を利用できると思う。 成長させてもらおうとか、そういう機会を受動的に待つスタンスであれば何もないに等しくなってしまう。
よくも悪くもお互い干渉し合わない雰囲気が社内には流れている。 そう言った部分では非常にプライベートとのバランスを調整しやすい環境であると思われる。
LINEの待遇や福利厚生は?
では次に、LINEの平均的な給与や福利厚生などをご紹介していきます。
最低でも年収500万円以上は堅い
LINEのホームページをチェックしていると、中途採用の場合の給与に関しては「各々が保有しているスキルや経験、能力により優遇され、相談のうえで決められる」という情報と「年俸制で、毎月12分の1が支給される」という情報くらいで、実際いくらもらえるのかについては明記されていません。あとは、「年2回インセンティブが発生する可能性がある」ということが書かれています。
そこで、新卒採用の情報を参考にしてみました。LINEでは、新卒採用の場合、年俸は5,280,000円~と書かれています。新卒でその給与がもらえるとすると、実務経験がある中途採用の場合は、今までの経験が加味されて年俸がもっと上がる可能性も考えられそうですね。
男女ともに働きやすい福利厚生が充実
LINEは大きな企業です。そのため福利厚生もしっかりしています。
具体的には下記のようなものが用意されています。
【社員サポート】
- 健康支援
- 妊活支援
- ベビーシッター利用支援
- 語学力アップ支援
- フィットネスクラブ優待
- 保育園
- LINE Family Day
【社内制度】
- 社内親睦費
- リフレッシュ休暇
- サークル活動
- 社内公募
さらに、LINEには社員のオフィスでの過ごし方や業務を支援する部門が設けられています。その部門があることによって、以下のサービスも受けられます。
- 海外支援
- 通訳や翻訳の派遣
- LINE CARE
- ITヘルプ
その他にも、財形貯蓄・LINEモバイル回線費支援・各種サービス利用支援などがあります。
社員がリラックスして働ける環境が整っている
働く環境についても大企業のLINEでは、各々が働きやすいようにしっかりとその環境が整えられています。
例えば、社内に休憩がしっかり取れるカフェスペースがあります。また、社内に専任のマッサージ師がいて、有料ですが身体が疲れたらマッサージを受けることが可能です。
そのほかには、無料で朝食が提供されていたり、長時間のデスクワークでも疲れないように高性能なオフィスデスクやチェアが社内で用いられたりしています。(※上記のサービスがないオフィスもあります)
身体と心にしっかりと余裕を持って仕事を進めていけるよう、さまざまな工夫がなされているのですね。
LINEが合う人、合わない人
ネームバリューもあり、働く職場として理想的ではあります。しかし「合う人」「合わない人」がいるのも事実です。最後にこちらも確認してみましょう。
協調性があって新しい発想で積極的に行動できる人は合う
ご紹介してきたようにLINEでは、組織になじむ協調性を持ちながらも、自ら積極的に行動を起こすことができ、なおかつ専門的なスキルや知識に秀でている人が働いています。LINEに中途採用で入社するためには、専門的な知識やスキルを持っていることはもちろん、組織全体の戦力となるような人である必要があります。そのため高感度のビジネスレベルで物事を進められる人ならマッチするでしょう。
業務に支障をきたす自己中心的な人は合わない
では、反対にLINEに合わないのはどのような人なのか考えてみましょう。それは、業務に支障をきたすような自己中心的な人です。
些細なことで弱音を吐いて業務が滞ってしまったり、協調性がなくチームの業務を遂行することができなかったり、自分から新しい発想を持って前に進んでいけなかったり…
そのような人は残念ながらLINEに中途採用で入社することは困難です。
ここまで、LINEという企業についてご紹介したり、中途入社するにはどのような準備をしていけばいいかを解説してきました。
LINEは、日本を代表するような大企業なので、中途で入社するのは、決してたやすいことではありません。ただ、あなたに「どうしてもLINEで働きたいんだ。」という情熱があり、専門的なスキルや技術を持っているようであれば、中途入社が叶う可能性も十分にあります。
中途採用を受けようと思ったら、まずLINEという企業をしっかり研究して、面接対策などをきちんとしましょう。
投稿者プロフィール
- ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。
採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。
今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。
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