「Googleで働きたいけど、どうしたらいいの?」
「Googleの本社でインターンシップをするの?」
Googleは世界的に見ても人気の高い企業です。
Googleで働くためには、新卒採用で受かるための対策が重要となります。では、どのような対策をすればいいのでしょうか。
ここではGoogleはどのような会社なのか、インターンシップの内容や日程など選考の参考になる情報をご紹介します。
また、インターンシップに参加した人の声や選考プロセス、Googleが求める人物像、待遇、福利厚生などもご紹介しますので、是非最後まで読んでくださいね。
もくじ
Googleってどんな会社なの?
日常生活に溶け込んでいるGoogleですが、働き先として考えたときにどんな会社かご存知でしょうか?
毎日インターネットを見るときにGoogleを使っている人も多いと思いますが、一企業としての立ち位置や方針などは意外と知らないケースが多いものです。
しかし、面接では聞かれる可能性が高いので確認していきましょう!
GAFAに属する超人気企業
Googleは日本だけでなく世界でもトップレベルの人気企業です。
「GAFA」という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
アメリカのIT大手企業4社の頭文字をとった造語です。
・G:Google
・A:Apple
・F:Facebook
・A:Amazon
この4つの企業のことを「GAFA」と呼びます。
Googleはその「GAFA」の中の企業の1つです。
1996年創業。本社はカリフォルニア州マウンテンビューにあります。
スタンフォード大学の学生であった、ラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンによって創業されました。
インターネットの普及で検索エンジンの会社と思われがちですが、Web広告会社としての業務がメインとなります。
それだけでなく、ソフトウェア、クラウドコンピューティングなどの事業展開もしています。
会社としての魅力もそうですが、働きやすさも人気の理由です。独創的なオフィス環境や福利厚生も手厚く、社員食堂で1日3食の食事がとれるなど社員への思いやりが感じられます。
Googleが求める人物像
そんな人気の高いGoogleが求める人物とはどのような人なのでしょうか。いくつかご紹介します。
専門知識がある人
新卒採用といえど、それなりに専門知識がある人の方が有利です。
なぜなら、Googleは世界でシェア90%以上のIT大手企業です。その中で働くには専門知識があることにこしたことはありません。
専門知識を求められるということは学歴も重視されるのかと思いますが、学歴は問わないといわれています。ただ、世界のトップクラス企業で働く人といえば学歴も高いことが多いようです。
ビジネスセンスを持ち合わせている人
ビジネスセンスというと、トーク力や頭の回転の早さが求められると思いがちです。しかしGoogleでは少し異なる見方をしています。
Googleは「もしあなたが難しい問題を解くことが好きならば、Google は最適な職場です。」と謳っているのです。
今までにないアイデアで難しい問題を解けるアイデアの持ち主、アイデアセンスを持ち合わせている人を求めているといっていいでしょう。
業務を遂行する忍耐力のある人
世界有数のIT大手企業Googleとなると、計り知れない難解な業務などもあるでしょう。
そのような壁に立ち向かう忍耐力が必要となります。
Googleではチームで仕事をすることが多く、チームで協力し合う能力などのチーム力を重視しています。
リーダーシップがあるということはもちろんですが、メンバーそれぞれが主体的となって行動できることが求められています。
そのため、業務を遂行していくためのスキルとして求められているのです。
Googleインターンシップへの参加をおすすめ!
人気が高いGoogleで働くにはインターンシップへの参加をおすすめします。
Googleインターンシップの内容と日程
HPに詳細は出ていませんが、下記の内容が記載されています。
Google Japanでは8月にインターンシップが開催されています。また、去年はオンラインでの実施でした。
ビジネスインターンシップ
大学生、大学院生対象
応募資格や応募締め切りは地域によって異なる
内容:
Googleの業務に携わるチームと役割を用意
期間は4週間
MBAインターンシップ
MBAプログラムを受講中の学生が対象
募集期間は9月~10月
内容:
インターンシップ初日から自分の知識を活かすことができる
BOLDインターンシップ
大学4年生対象
10月に募集を開始
内容:セールス、マーケティング、人事にまたがるチームに加わって課題を見つけ
解決策を講じるために協力しながら有意義な変革を促していく
リーガルインターンシップ
法律を専攻する学生が対象
10月に募集開始
内容:北米以外の一部の国で実施されている
Googleで採用されるためのノウハウ
それではGoogleに採用されるにはどうしたらいいのか?どのようなポイントを押さえればいいのかご紹介します。
Googleに受かりたいなら自己分析
コーポレートサイトの採用プロセスページのトップに「自己分析」という文言が出てきます。
自分自身について掘り下げることをすすめるとともに、今後のキャリアをどのように形成していきたいのか、具体的なイメージを描くことの大切さが書かれています。
スキルだけでなく、仕事に対する情熱や経験や視点も重視しています。
Googleは面接が多い
書類選考を通過した場合、採用面接へのプロセスになります。
Googleの面接は最低でも4回あります。
・短いバーチャル面接(30~45分)
希望職種に必要となるスキル評価のため、電話やビデオ通話で面接
その面接の中で、考え方や問題に取り組む姿勢を見るために課題が出されます。
・4人の面接官と面接(40~50分)
スキルの評価、求めている人物像かどうかを見極めるため、ビデオか対面で面接が行われます。
コーポレートサイトに面接での質問や対策方法が掲載されていますので、目を通しておくのをおすすめします。
Googleに受かるためのポイント
Googleに受かるためのポイントをまとめてみました。
①深く突っ込まれてもいいように面接対策を行う
Googleの選考プロセスで一番重要視するのは「面接」です。
先にもご紹介しましたが、Googleでは筆記試験よりも面接を重視していて「あなたならどうするか」という考えが問われます。
「仕事上での問題解決に正しい答えはない」という考え方から、「あなたなりの考え」を面接で伝える力が必要となります。
通常、面接時間は短くても40~50分を要し、長引くこともしばしばあります。
学生も面接官も激しくディスカッションをするので、面接終了後はスッキリとした笑顔で帰る学生も多いようです。
また、現段階の新卒採用では、性格診断テストや基礎学力を計るためのテスト等は実施していません。
エンジニアの場合、コーディング(プログラムを書くこと)のクイズのような質問があります。
②論理的で柔軟な発想力
面接でのディスカッションからもわかるように、考える力や問題解決をする力が必要とされます。
広い視野でいろいろな角度から物事を捉えられる力、どうすればうまく仕事が進められるかという臨機応変さも必要とされます。
それに加え、「グーグルらしさ」も重要です。
Googleでは「グーグリネス」と呼ばれ、あいまいで不明瞭な環境を楽しみ、楽しむ方法を見つけられる自発性が求められ、そのときの失敗を恐れずに前に進めることが求められています。
③チーム作りを重要視している
Googleではリーダーシップが必要とされます。
単純に役職やポジションの話ではなく、難しい課題に直面したときにプロジェクトの進め方、チームのメンバーと協力していく力が試されます。
「真面目で、打たれ強い」人物の方が向いているということも言えます。
「エキスパート」ではなく、「ジェネラリスト」である人材がGoogleには向いているのでしょう。
インターンへの参加した人の声
Googleのインターンへ参加した人の声をご紹介します。
①気兼ねなく質問できる
美味しいランチビュッフェが出ますし、なにより、日本の Google エンジニアがどのような生活をしているかを知るには一番です。
個人的な印象ですが、フルタイムエンジニアとして働き始めてからも、それほど違いはありません。
また、身近に新卒の方が多くいるので、困った時には気兼ねなく質問できるという点も東京でインターンをするメリットでした。
②質の良いアプトプットを問われる
4週間は多少長く感じましたが楽しかったです。
ワークの時間ほとんど学生同士でどう質の良いアウトプットを出せばいいか、グループワーク力が問われます。
社員との交流としては自分から多く質問することを意識しました。
③刺激になる環境とダイバーシティ
Google社は言うまでもなく世界的な大企業ですから、インターン生も様々な国からやってきます。
海外人はもちろんのこと、留学経験のある人や起業経験したことがある人がインターンをしに来ているので、周りの人のバックグラウンドを聞くだけでも刺激になる環境です。基本的に英語での会話になりますが、それもうなずけるほどのダイバーシティ性。
日本語のように、曖昧さがない英語だからYESかNOのはっきりとした会話が飛び交います。
Googleの待遇や福利厚生は?
つぎに、Googleの待遇や福利厚生をご紹介します。
平均年収はおよそ800万円
Googleは年俸制を取り入れています。
平均年収が800万円と聞くと「そんなに高いの?」と思う方も多いと思いますが、成果によって給与が決まることが平均年収が高くなっている要因といえます。
ただ、多く成果があげられている人は年収1000万円を超える人も多く、成果が上げられない人は平均年収よりも低くなることもあります。
Google本社で働く人は優秀な方であり、平均年収も高いとされています。
福利厚生が充実している
Googleは福利厚生が充実しているとご存じの方も多いと思います。
ここでは福利厚生をご紹介します。
家族をサポート
・育児休暇制度
・退職貯蓄制度
・死亡給付金
健康管理
・診療所
・カイロプラクティック
・理学療法
・マッサージ
・フィットネスセンター
・ワークアウトクラス
・3食無料の食事
・ジュースやお茶、コーヒーなどのフリードリンク
・ドライフルーツや果物、チョコレートなどのフリースナック
Googleで働く人の満足度が高い理由
Googleで働く人はどんなところに高い満足を感じるのかご紹介します。
20%ルール
自律
上司の役割
この3つを紹介していきます。
20%ルール
Googleの独創的なサービスを生み出した働き方で知られています。
仕事の時間の中で20%を個人的にやりたい仕事やプロジェクトに割り当てることができるプログラム。いわゆる、他の職種を経験できる仕組みです。
社員が興味ある仕事に関わることにより、本業もしっかり取り組むことができますね。
自律
社員すべて自律して働くことが求めらます。
長時間働くことはリスペクトされず、周りからの評価もされません。営業時間外のメールも好まれません。
仕事の目標は自分で目標設定するというのも特徴の一つです。ワークライフバランスが整っていると言えますね。
上司の役割
上司から管理されていると感じ、さらには叱られたりする場合、部下は上司に対して自由な意見を伝えることもできず委縮してしまうこともあるかと思います。しかし、Googleは上司が部下を管理・教育するということではなく、部下が働きやすい環境を作る役割となっています。
部下と適切なコミュニケーションをとり、やる気にさせ、どうやって部下を支えるのかを重視しているため関係性も良好です。
【まとめ】Googleのインターンシップに参加して世界有数の働き方を体験
Googleのインターンシップや選考情報についてご紹介してきました。
インターンシップは去年同様オンラインが予想されます。
人気の企業で高い倍率を突破するために、Googleのことをよく知り、自分が求める人材かの自己分析をしましょう。
さらに、採用選考で面接が重要視されていることから、インターンシップも面接が重要だと考え面接対策をしっかりして臨みましょう。
Googleのインターンシップ及び新卒採用に関する最新情報は、下記の公式サイトでチェックしてください。
投稿者プロフィール
- 20代前半で結婚、出産、転勤、子どもたちの中学・高校・大学・大学院受験を経験。 10年以上の専業主婦を経て社会復帰!子どもたちの成人を機に人事や人材紹介会社での経験を活かし執筆活動しております。その他、子育て系の記事、電子書籍出版もしております。 電子書籍「どんなにメンタルが弱いママでも子育てがラクになるすごい方法」Amazonランキング10部門1位、ベストセラー獲得。