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就活・面接対策

就活の面接時間は選考の合否に影響を与える?時間が長い理由と短い理由を徹底解説

2020年4月28日

「面接時間は〇分にしてください」という法律はないため、就活生によっては面接の時間が長くなったり短くなったりします。その中で「自分は面接の時間が長い・短いから不合格だったのかな」と悩む就活生も多いのではないでしょうか?実は、面接の時間が長くなったり短くなったりするのには、理由があります。

この記事では、面接の時間が長い・短い理由や面接の時間は合否に関わるのかどうかについて具体的にまとめてみました。面接の時間で選考の合否に悩む就活生にとっては、きっと役に立つはずなので参考にしてみてください。

面接の平均時間は30分~1時間が平均的


根本的に、面接の平均時間はどのくらいなのでしょうか?一般的には、30分以下の面接は短い、30分~1時間の面接は平均的、1時間以上の面接は長いと言うことが出来ます。大手就職・転職エージェントによると、初期選考は面接の時間が短い傾向にあり、最終面接は面接の時間が長い傾向にあることが分かりました。

初期選考は「次の選考に進ませて良い人材か?」を中心に見極めているため、簡潔な面接になりやすく、最終面接は「本当に必要な人材か」を見極めるため、じっくりと時間をかけた面接になりやすい傾向があります。

面接の時間は合否に関係しない


よく「面接の時間が長いと合格、短いと不合格」という噂がありますが、本当なのでしょうか?結論から言いますと、基本的に面接の時間は合否に関係することはありません。したがって「面接の時間が長いと合格、短いと不合格」という噂は嘘になります。1時間以上の面接を行った結果、不合格になることもあれば、10分で面接が終わった結果、合格になるケースも存在します。

面接時間の長短で一喜一憂せず、モチベーションを一定に保ちながら選考に臨むようにしましょう。

面接の時間が長くなると考えられる5つの理由


面接の時間は合否に関係ないと言っても「なぜ長い面接や短い面接が存在するのか?」と疑問を感じている就活生もいるのではないでしょうか。ここでは、面接の時間が長くなってしまうと考えられる理由について、具体的に説明していきます。

興味を持っているから

1つ目の理由は「あなたに興味を持っているから」からです。根本的に面接官も人間なので「面白そうな人だな、一緒に仕事をしてみたいな」と興味を持った人に対しては、自然と多くのことを知りたいと思うはずです。例えばあなたも「就活攻略方法を知っているよ」という人がいたら、たくさん話してみたいと思うのではないでしょうか。

反対に、就活をしているのに対して「高校受験の必勝方法を知っているよ」という人とは、たくさん話したいと考える人は少ないはずです。このように「この就活生は活躍してくれるかもしれない」とあなたに対して興味を持っていると、面接の時間は長くなる傾向があります。

慎重に見極められている

2つ目の理由は「慎重に見極められている」からです。特に中小企業は、人員が限られており、新入社員が会社に与える影響は、大企業よりも大きくなります。会社に与える影響が大きくなるため、中小企業は大企業に比べて「本当に必要な人材か?」と慎重に見極める傾向があります。

自社に良い影響を与えてくれる人材かどうかを、様々な視点や考え方から見極めているので、どうしても面接の時間は長くなる傾向があります。

企業が求めている情報を引き出そうとしている

3つ目の理由は「企業が求めている情報を引き出そうとしている」からです。企業には、それぞれ求める人物像というものがあります。基本的に求める人物像といえる人材なのかどうかを、面接を通じて見極めています。しかし、就活生は緊張している人も多いため、質問の意図とは少し異なる回答をしてしまう人もいます。

質問の意図とは外れた回答をしてしまうと、企業としては様々な質問を通じて、本当に知りたい内容を聞き出そうとします。予定よりも多くの質問をしてしまった結果、面接の時間が長くなってしまうのです。

入社してほしい人材であるため

4つ目の理由は「入社してほしい人材」だからです。例えば、一次面接や二次面接で、ほぼ合格者を決めていた場合は、会社側から「ぜひ自社に入社してほしい」と説得されることもあります。自社に入るメリットや、今後見込めるキャリアなど様々な説得をしていた結果、面接時間が長くなることもあります。

面接時間を長く設定している

5つ目の理由は「面接時間を長く設定している」からです。例えば面接を受けた企業で「面接は必ず30分以上行ってほしい」というルールがあれば、必然的に30分以上の面接になります。また、近年はインターネットが普及したことで、口コミから企業の雰囲気を就活生が気軽に見ることが出来るようになりました。

面接を短時間で終わらせてしまうと「あの会社は適当に選考をしている、時間が短いから楽」というような悪評が広がりかねないため、意図的に面接時間を長めに設定していることもあります。

面接の時間が短くなると考えられる4つの理由


ここでは、面接の時間が短い理由を具体的に説明していきます。

応募人数が多い

1つ目の理由は「応募人数が多い」からです。人気企業や人気職種は、どうしてもエントリーが殺到してしまうため、一人一人の面接時間を短くせざるを得ません。一次面接や二次面接はざっくりとした基準で人材を見極めて、最終面接でじっくりと時間をかけるという企業が多い傾向にあります。

面接がスムーズに進んだ

2つ目の理由は「面接がスムーズに進んだ」からです。基本的に、深掘りする余地がないほど、簡潔に分かりやすく回答することが出来れば、質問をする回数は減り、自然と面接の時間が短くなります。補足として、質問に対して分かりやすく簡潔にまとめられる人材は「しっかりと準備をしてきた就活生なのだな」といった良い評価をされる傾向があるため、意識してみましょう。

早々に合格・不合格と判断された

3つ目の理由は「早々に合格・不合格と判断された」からです。企業によっては、履歴書やエントリーシートなどで、ある程度採用する人材を決めていることもあります。ある程度採用する人材を決めている場合は、面接で見極めるというよりは「常識はあるかな?社風に合うかな?」といった、確認の面接が行われることもあります。

中には、5分程度で面接が終わったという事例もあります。

顔合わせのための面接だった

4つ目の理由は「顔合わせのための面接だった」からです。面接と言っても、企業によって人柄を見極める面接なのかスキルを見極める面接なのかと、面接を行う理由は様々です。その中で、人柄重視で採用を進める企業は比較的面接の時間が短くなる傾向があります。なぜなら、基本的に人柄は数回の受け答えで、ある程度把握することが出来るからです。

面接の時間に捉われずに就活を進めていこう

面接の時間が長い=合格、面接の時間が短い=不合格という見方も一理ありますが、基本的には当てはまらないと考えて良いでしょう。「完璧な就活生だ」という回答をすることができれば、面接が数分で終わることもあり、「結局何を言いたい就活生なのかな?」と思われれば、面接が1時間以上続くこともあり得ます。

就活生は、面接の時間に捉われるのではなく、回答の質を上げられるように努力してみましょう。質の高い回答をすることが出来れば、きっと選考はスムーズに進むはずです。

投稿者プロフィール

ケンくん
ケンくん
ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。

採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。

今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。

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