PwCは、大手プロフェッショナルサービスファームです。それゆえ、PwCに就職したいと考えているライバルはとても多く、新卒で簡単に内定を取れるほど、甘い企業ではありません。しかし、他のライバルよりも綿密にPwCに受かるための対策を行えば、あなたも十分内定を掴みとることが可能になります。
この記事ではPwCが新卒採用で募集している職種や、求める人物像、面接対策などについて具体的にまとめましたので是非、参考にして下さい。
もくじ
PwCは5つの会社で新卒採用を実施している!
PwCは会社別に新卒採用を実施しています。PwCが募集している5つの会社とその会社で募集している職種について、具体的に説明していきます。
PwCあらた有限責任監査法人
PwCあらた有限責任監査法人では、4つの職種で新卒採用を実施しています。
ビジネスリスクコンサルタント
ビジネスリスクコンサルタントは、企業向けのコンサルティングに携わります。システム構築や事業拡大を目指した「攻めのコンサルティング」ではなく、企業のビジネス周辺に潜むリスクを発見し、未然に防ぐ「守りのコンサルティング」を行います。
サステナビリティコンサルタント
サステナビリティコンサルタントは、クライアントの戦略策定や差別化を通じた企業価値の支援に携わります。中長期的に企業価値を高め、持続可能な企業経営の実現を目指します。
金融リスクコンサルタント
金融リスクコンサルタントは、金融機関のリスク管理に関するアドバイザリーサービスの提供に携わります。
公認会計士育成採用
将来的に、公認会計士としての活躍していけるような人材を育成していきます。
PwCコンサルティング合同会社
PwCコンサルティング合同会社は、3つの職種で新卒採用を実施しています。
ビジネスコンサルタント職
ビジネスコンサルタント職は、クライアントの経営戦略策定や実行に携わります。総合的なコンサルティングサービスを提供している職種です。
テクノロジーコンサルタント職
テクノロジーコンサルタント職は、下記4つのサブチームに分かれています。
- Technology Advisory Services(デジタル時代のIT戦略策定)
- Data & Analytics(ビッグデータ活用によるビジネス変革)
- Digital Trust(セキュリティ・プライバシーを重視したビジネス推進)
- Emerging Technology(最新技術活用によるゲームチェンジ)
最先端のデジタルテクノロジーを駆使して、クライアントと共に新しい未来創造に取り組みます。
ITソリューションコンサルタント職
ITソリューションコンサルタント職は「IT 戦略・企画立案~システム開発・パッケージ導入~運用・保守」を一気通貫で担当します。
PwCアドバイザリー合同会社
PwCアドバイザリー合同会社は、下記3つの職種で新卒採用を実施しています。(職務内容はPwCコンサルティング合同会社と同じ)
- ビジネスコンサルタント職
- テクノロジーコンサルタント職
- ITソリューションコンサルタント職
PwC京都監査法人
PwC京都監査法人は「京都オフィス」と「東京オフィス」で新卒採用を実施しています。募集している職種は下記2つです。
- アソーシエート:公認会計士の補助業務
- 事務職員:一般事務やITサポート
PwC税理士法人
PwC税理士法人は、プロクティス・アシスタントという職種で新卒採用を実施しています。公認会計士や税理士、弁護士などのサポート業務に携わります。
PwCが求める3つの人物像
PwCが求める人物像にあなたが合っていれば、新卒採用で内定をつかみ取れる可能性は高まります。それでは、どのような人物像を求めているのか具体的に説明していきます。
信頼を構築して重要な課題解決のために行動できる人
PwCのホームページには「社会における信頼を構築し、重要な課題を解決すること、それが自らの存在意義だ」と書かれています。PwCは、世界情勢やビジネス環境が大きく変化していく中でも、複雑な課題に対して積極的に解決しようとチャレンジしています。
PwCはお客様との信頼を構築し、重要な課題解決のために自ら行動できる人材を求めていると言えるでしょう。
PwCの基本的価値観に共感できる人
PwCは基本的価値観として下記の5つを掲げています。
- Act with integrity(最高のクオリティを生み出す)
- Make a difference(絶えず変化する環境にスピード感を持って対応する)
- Care(一人一人の貢献を認め合う)
- Work together(様々な人と協働し、人脈・アイデア・知識を共有する)
- Reimagine the possible(現状に満足せず、新しことにチャレンジする)
PwCは基本的価値観に基づいて事業活動に取り組んでいます。PwCは、基本的価値観に共感できる人材を求めていると言えるでしょう。
プロフェッショナルとして活躍していきたい人
PwCはプロフェッショナルを育成し、高品質なサービス提供を目指しています。そのために社員の強みを引き出し、成長を加速させるための職場環境を整えています。PwCは、世の中に高品質なサービスを提供できるプロフェッショナルとして活躍していきたい人材を求めていると言えるでしょう。
PwCの新卒採用における選考フローと面接対策
PwCの新卒採用は、どのような選考フローを踏んで、どのような質問を面接で聞かれるのでしょうか。それぞれを具体的に説明していきます。
選考フロー
新卒採用の選考フローは下記の6ステップで進んでいきます。
- ES
- 説明会・セミナー
- グループディスカッション
- 一次面接
- 最終面接
- 内定
上記はITソリューションコンサルタント職の選考フローです。職種によってはWebテスト・SPI、企業独自の選考がありますが、基本的に上記のような流れで新卒採用の選考が進みます。
過去に聞かれた質問内容と回答のポイント
PwCの新卒者向け面接では一般的な質問のほか、PwCを分析できているか、協調性があるかを見極めるための質問をされる傾向があります。ここでは新卒採用で実際に聞かれた質問や回答のポイントについて説明していきます。
何か質問をしてください。
コンサルタントに必要な能力は何だと思いますか?
海外の人がいるチームをまとめるには?
PwCで働く人の声
PwCで働いている人は実際どのように感じているのか、みなさんの声を紹介していきます。
世界を舞台に日本企業と日本経済の成長を支えたいと考えている人はPwCで活躍できる!
PwCの社長は「クライアントが求める価値を創造し、真に信頼されるアドバイザーとして、世界を舞台に日本企業と日本経済の成長を支えていきましょう」と述べています。PwCは、メンバーを一流のプロフェッショナルにするために、教育プログラムにも力を入れています。
そんなプロフェッショナル集団と共に、日本企業と日本経済の成長を支えていきたいと考えている人材は、きっとPwCで活躍できるはずです。
PwCの待遇を紹介
PwCに入社しようと考えている新卒の方は、PwCの待遇についても気になりますよね。ここではPwCの平均年収や福利厚生について具体的に説明していきます。
平均年収は900万円以上!
PwCの平均年収は997万円でした。年齢別に見た平均年収は下記の通りです。
- 20代:568万円~707万円
- 30代:777万円~887万円
- 40代:997万円~1,116万円
- 50代:1,146万円~1,196万円
- 60代:800万円
最高階級の「パートナー」になると平均年収は1,500万円を超えるため、高収入も夢ではありません。
PwCは福利厚生も充実している
一部ではありますが、PwCには下記のような福利厚生があります。
- 産前産後休暇
- 子の看護休暇
- 育児短縮勤務
- 週4日勤務制度
- ベビーシッター支援
- 保活コンシェルジュサービス
- 提携保育園
- FWA制度
- 公認会計士企業年金基金
- 約施設・ホテル・スポーツクラブ等割引利用
PwCは数十種類の福利厚生があり、とても充実しているといえます。
PwCの新卒採用を受ける前にもう一度チェックしよう
PwCは「5つの基本的価値観」を大切にしています。そのため新卒採用面接でも「自分のどこが5つの基本的価値観に当てはまっているのか」といった点をアピールしてみましょう。その思いはきっとPwCに伝わるはずです。もう一度求める人物像や面接対策を確認して、あなたもPwCの新卒採用で内定をつかみ取ってくださいね。
投稿者プロフィール
- ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。
採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。
今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。
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