「24卒向けのNTTドコモインターンシップ情報が知りたい」
「NTTドコモのインターンシップは優遇措置があるの?」
ドコモといえば「スマートフォンの会社」というイメージを持つ学生も多いと思いますが、通信業界だけでなく、金融やエンターテインメント、農業といった幅広い事業を展開している企業です。新卒入社の志望先として学生からも人気が高く、インターンシップにおいても高い参加倍率が予測されています。
ここでは、株式会社NTTドコモが開催する24卒向けインターンシップ情報について、特徴や選考突破のポイントなどを、過去にNTTドコモのインターンシップへ参加した先輩の体験談を踏まえながら解説していきます。
なお、サマーインターンシップの新規エントリーは終了していますが、NTTドコモでは毎年秋冬インターンシップも開催されていますので、今回参加できなかった学生も秋冬インターンシップ及び本選考に向けて準備を進めていきましょう。
もくじ
NTTドコモインターンシップ5つの特徴
現在公開されている23卒向けNTTドコモのサマーインターンシップは、「文系向け」「理系向け」「文理両方」の3つのプログラムでの開催となっています。
- 文系向け…「ビジネスグロースインターンシップ」
- 理系向け…「ドコモハッカソン」
- 文理両方…「ビジネス創造インターンシップ」
これを踏まえて、開催期間や日数、場所、プログラム内容、参加倍率、報酬の有無、本選考への影響を見ていきましょう。
①開催期間・日数・場所
24卒向けサマーインターンシップの開催期間・日数・場所は、各プログラムで異なります。
【文系向け】ビジネスグロースインターンシップ
開催期間:9月11日と25日(土曜開催)、12日と26日(日曜開催)
開催日数:2日間
開催場所:NTTドコモ本社
なお、新型コロナウイルスの状況によってはオンライン開催に変更される場合もあるようです。
【理系向け】ドコモハッカソン
開催期間:9月13日〜15日
開催日数:3日間
開催場所:NTTドコモ本社
なお、新型コロナウイルスの状況によってはオンライン開催に変更される場合もあるようです。
【文理向け】ビジネス創造インターンシップ
開催期間:8月〜9月で複数日程開催(文系2ターム/理系4ターム)
開催日数:3日間
開催場所:(文系向け)NTTドコモ本社/(理系向け)オンライン
なお、文系向けインターンシップも新型コロナウイルスの状況によってはオンライン開催に変更される場合もあるようです。
②ブログラム内容は模擬体験とフィードバック
いずれのインターンシッププログラムも、実際にNTTドコモの社員が取り組んでいる業務を模擬体験するワークショップ形式で開催され、プレゼンテーションの発表にも取り組みます。発表の内容を踏まえ、現場マネージャーからのフィードバックも受けられるとのことです。
③参加倍率は今年度も高め
NTTドコモのサマーインターンシップに参加できる学生は、トータル290名です。
- 【文系向け】ビジネスグロースインターンシップ…40名×2
- 【理系向け】ドコモハッカソン…30名
- 【文理両方】ビジネス創造インターンシップ…文系30名×2/理系30名×4
昨年度のインターンシップ選考倍率は30倍〜100倍と推定されており、今年度も高い倍率が予測されます。
④報酬はなし
NTTドコモのインターンシップは、全プログラムで報酬なしとなっています。実務を伴わないワークショップ形式ですので、一般的な対応かと思われます。
また、遠方から参加する場合でも、交通費や宿泊費の支給はありません。
⑤インターン参加と本選考の関係はゼロとは言い難い
23卒向けNTTドコモのインターンシップエントリーページには、下記の様にはっきりと新卒採用選考に影響しないと明記されています。
インターンシップ参加有無及び選考結果は、新卒採用選考とは一切関係ございません
しかし、インターンシップ参加者の体験談には、インターンシップに参加した学生に優遇措置が取られたと書かれています。
優秀者は、本選考における早期選考に呼ばれました。
(22年卒/夏インターンシップ参加者)【引用】Rakutenみん就
志望度が高そうな学生は1月末くらいから順番に声がかかる。
(22年卒/夏インターンシップ参加者)【引用】Rakutenみん就
また、昨年実施された秋冬インターンシップの参加者からは、「本選考でのグループディスカッションが免除された」「早期選考ルートがある」との体験談も寄せられていました。
本選考で2次のGDが免除になる
(22年卒/秋冬インターンシップ参加者)【引用】Rakutenみん就
後日、電話が来てインターン参加者専用の早期選考のルートがある。
(22年卒/秋冬インターンシップ参加者)【引用】Rakutenみん就
NTTドコモでは、インターンシップの参加有無が本選考に影響することはないと提示していますが、実際は全く影響しないとは言い難いようです。
インターンシップへ参加する学生は、本選考に関係がないからと気を抜かず、本選考に繋げる気持ちで取り組みましょう。
NTTドコモのインターンシップ選考を突破するポイント
NTTドコモのサマーインターンシップは選考が実施されます。
- エントリーシート提出
- Web適性検査受験
- Web面接
本選考さながらの選考フローを設けていますので、しっかり対策しておきましょう。
※すでに新規エントリーは終了していますが、NTTドコモでは毎年秋冬インターンシップも開催しています。本選考に直結するインターンシップとなりますので、今回のサマーインターンシップに参加できなかった学生も、秋冬インターンシップ・新卒採用エントリーに向けて準備を進めておきましょう。
それでは、NTTドコモの選考を突破するポイントをご紹介します。
志望理由で貢献度をアピール
インターンシップ選考に限らずですが、必ず志望理由についての設問があります。
NTTドコモの事業内容や、今後取り組んでいく課題などに触れつつ、自身がどのような分野に興味があり、どのような目標を見据えて取り組んでいきたいかをアピールできると好印象です。
情報系の学科出身者の方が有利なのでは?と思ってしまいますが、全く無関係の学部から入社されている先輩もいますので、自分自身がどう貢献していきたいかという個性を大切にしましょう。
ガクチカや強みでチャレンジ精神をアピール
NTTドコモの人事部からのメッセージページに、次の様なキャッチコピーが掲げられています。
踏み切るための「挑戦心」と「行動力」
ドコモで培い、ドコモで活かせ。【引用】人事部メッセージ
NTTドコモは、チャレンジ精神旺盛な人材を求めているようです。
実際、22年卒インターンシップに参加した先輩もこう述べています。
ドコモは挑戦する人材を好む傾向があるので、ESでは自ら考えて挑戦した経験を書くことが大切だろう。(一部抜粋)
(22年卒/秋冬インターンシップ参加者)【引用】Rakutenみん就
学生時代に頑張ったことのエピソードや、あなたの強み、今後目指していきたいことなどを問われた際は、保守的にならず、大きな目標と具体的なロードマップを提示できると好印象でしょう。
NTTドコモのインターンシップに参加した感想
最後に、NTTドコモのインターンシップに参加した先輩の感想をご紹介します。
2日間通して、ドコモという会社がやっているビジネスへの理解を深めることができる。通信業界は手広く様々なビジネスをやっているため、かなり仕事のイメージを付けにくい。そのような面で、インターンに参加することで、入社前に働くイメージを掴むことができるだろう。2日ともグループワークであるため、インターンを通じて、グループワークを進める力は身につくと思う。短い時間でアウトプットを出さないといけいないため、効率的に議論を進めることが求められる。
(22年卒/秋冬インターンシップ参加者)【引用】Rakutenみん就
ターゲットのニーズをつかみ,限られた期間の中で,チームメンバーと協力し,ものをつくる.それが会社で研究開発をするということを学ぶことが出来た.また,自分を近くで見てくれていたメンターの方に,自分では気づけない改善点を指摘していただけたことも大きかった.
(21年卒/夏インターンシップ参加者)【引用】Rakutenみん就
【まとめ】NTTドコモは秋冬インターンシップも開催が濃厚
NTTドコモのインターンシップ情報や特徴についてご紹介しました。選考を突破するポイントはインターンシップ選考だけでなく本選考にも活用できる内容ですので、インターンシップに参加しない人も抑えておきましょう。
また、ドコモでは例年秋冬インターンシップも開催しています。本選考に直結していくインターンシップですので、今回のインターンシップ参加を逃した学生は、こまめに情報をチェックしておいてください。
投稿者プロフィール
- 新卒入社した企業で大失敗!入社1ヶ月で退職し、某大手通信会社のグループ企業へ転職。結婚を機にフリーランスになり、個人事業主6年目。「就職失敗→転職→独立→結婚・出産→ワーママ」という経験を活かして、現在は採用メディアや金融メディアでライターをしています。3級FP技能士保有。趣味は投資の勉強と旅行です♪