株式会社リクルートホールディングスは、人材業界でトップを誇る企業です。リクナビ・タウンワーク・ホットペッパー・インディード・ゼクシィなどあらゆるシーンで私たちの生活に欠かせないものとなっています。
そんなリクルートには毎年多くの人が入社を希望しています。ライバルが多いため、基本的な対策だけでは採用に繋げることはなかなか難しいでしょう。
そこで今回は、リクルートの中途採用情報について詳しく解説していきます。リクルートで募集している中途採用職種やどんな人材を求めているのか、また面接対策など「リクルートに転職したい」と考えている人が知りたい情報をお届けします。
もくじ
リクルートの事業概要
リクルートグループのビジネスモデル「リボンモデル」
就職・進学・住宅・ヘアサロン・レストランなど、必要な情報を求める個人ユーザーと企業クライアントが出会う場を作り出し、提供することを大切にしてきたビジネスモデルです。この仕組みを図式化し「リボンモデル」と称しています。
スマホなどの普及により、知りたいことをいつでも調べられるようになった今、誰もが最適なマッチングに出会えることの重要性が高まっています。この「リボンモデル」も社会のニーズに応えるべく進化を続けてきています。「まだ、ここにない、出会い。」を創出し、より豊かな世界の実現に挑戦している企業です。
3つの戦略ビジネスユニット「SBU(Strategic Business Unit)」
リクルートグループの事業体制は、3つの戦略ビジネスユニットで構成されています。ここからはそれぞれのビジネスについて紹介します。
①HRテクノロジーSBU
HRテクノロジーSBUは、オンライン求人の運営や、人材ビジネスに関するソリューションの提供しています。仕事を見つけたい個人と人材が欲しい中小企業を結ぶ活動をサポートしています。
②メディア&ソリューションSBU
メディア&ソリューションSBUは、販促領域と人材領域の2つの事業領域で構成されています。
販促領域では、住宅、結婚、旅行、飲食、美容などの分野にて、広告ビジネスを展開しています。(スーモ・ゼクシィ・ホットペッパー)
人材領域では、個人ユーザーの求職活動と企業クライアントの採用活動を支援するメディアの運営と、人材紹介サービスなどを展開しています。(リクナビネクスト・リクルートエージェント・タウンワーク)
③人材派遣SBU
人材派遣SBUは、国内派遣領域および北米・欧州・豪州などの海外派遣領域で構成され、事務職・製造業務・軽作業の派遣や各種専門職の派遣などの人材派遣サービス事業を世界各国で展開しています。
リクルートで募集している中途採用職種
オープンポジション
- コーポレート(オープンポジション)
- ビジネス(オープンポジション)
- マーケティング(オープンポジション)
- UI/UXディレクター(オープンポジション)
- エンジニア(オープンポジション)
- データ(オープンポジション)
- ディレクション、プロジェクトマネージャー(オープンポジション)
- インフラ/ネットワーク・セキュリティ(オープンポジション)
- プロダクトマネジャー・プロデューサー(オープンポジション)
コーポレート
- 法務・コンプライアンス(コーポレート法務:M&A)
- ファイナンス(経営支援)
ビジネスデベロップメント
■マーケティング
・SEOスペシャリスト
・アドテクノロジースペシャリスト
・CRMスペシャリスト
■プロダクトマネジメント
・事業企画・推進(Airビジネスツールズ)
・ブランドコミュニケーションマネジメント(Airビジネスツールズ)
・BPR・SCMディレクター(AirPAY)
・教材コンテンツディレクター(スタディサプリENGLISH)
・教材コンテンツディレクター(スタディサプリ小学講座・中学講座)
・教材コンテンツディレクター(スタディサプリ高校講座・大学受験講座)
■社内ICT・DX推進
・社内IDシステム企画/開発マネジメント(社内SE)
■プロダクトデザイン
・デザインディレクター(UIディレクター/プロダクトデザイナー)
・PdM(Webディレクター/UXディレクター/プランナー)
・サービス企画・開発ディレクター(クライアントソリューション)
■プロダクト開発
・IT企画/サービスディレクション
テクノロジー
■エンジニア
・WEBアプリケーションエンジニア
・ネイティブアプリエンジニア
・インフラエンジニア
・フロントエンドエンジニア
・SRE
リクルートの中途採用選考フローと面接対策
「まだ、ここにない、出会い。」を実現するリクルート。中途採用者へは、仕事への取り組み方やこれまでの成果を具体的に問われます。また、書類選考だけではわからない「人間性」も評価に加わるため、即戦力として高いレベルが求められます。
選考フロー
- 選考フロー
- 書類選考
- SPI・筆記試験
- 面接(複数回)
- 内定
過去に多かった面接の質問内容
- 志望動機
- これまでの経験・スキル
- なぜ転職しようと思ったのか?(なぜリクルートなのか)
リクルートの面接では質問の数は多くありませんが、繰り返し「なぜ、どうして」と深掘りして質問される傾向があります。あまり考えずに答えてしまうと、回答に矛盾が生じてしまい、面接が失敗してしまう恐れがあります。
また、自分のこれまでの経歴や実績などを具体的に言葉にできるか、頭で考えていることを構造化してうまく相手に伝えられているかなどもチェックしています。
企業研究をしっかり行うのがポイント
リクルートは展開している事業が多く、ホームページを少しみただけでは全てを把握しきれません。そのため、しっかりと企業研究を行いましょう。ポイントは以下の通りです。
- 今リクルートが行っている主要事業3つ(HRテクノロジー・メディア&ソリューション・人材派遣)をちきんと理解する
- リクルートグループ内のそれぞれの企業の特徴や強みを知る
- 時代に合わせて体制を大きく変える傾向があるため、最新の情報収集を念入りに行う
リクルートで働いている人の声を聞いてみよう!
まとめ
この記事では、リクルートの中途採用情報について紹介しました。
中途採用は新卒とは違い「即戦力」が求められます。『自分がこれまでやってきたこと・培ったスキル・経験』これを自分の言葉で伝えることが大切です。さらに、それを「リクルートでどう活かすことができるのか」ここを重点的にアピールすることが最も重要です。
人気大手企業リクルートの採用を勝ち取るためには、自分がリクルートに必要であることをしっかり伝えましょう。今からできる対策を行い本番に臨んでくださいね。
投稿者プロフィール
- ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。
採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。
今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。
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