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就活・面接対策

アパレル業界で通用する志望動機!人事の目に留まる書き方と例文

2020年6月24日

アパレル業界は普段から慣れ親しんだ衣服や装飾を扱うため、身近に感じることができ、華やかなイメージのある業界です。そのためアパレル業界を志す人は多く、採用枠が多い企業であっても内定を勝ち取ることがむずかしいです。それでもアパレル業界に挑戦したいという人はいるでしょう。

そこで今回は、アパレル業界の志望動機の書き方、ポイントとなる部分はどこなのか?を徹底的に解説します。また、ポイントをおさえた例文もご紹介しますので参考にしてください。

アパレル業界の特徴

アパレル業界は、デザイン、製造を行なうメーカーと販売を行なう企業があります。また、近年ではデザインから販売までを一貫して行なう企業も増えています。そのほか、ユニクロやH&Mといったファストファッションが主流になりつつある点も特徴と言えるでしょう。

自分で考えたデザインの洋服を作りたい、どのように販売を行なえば洋服が売れるのかを考えたいというのであればデザイナーやマーケティング部門の職種を選択しましょう。また直接お客様にファッションを提案したい、喜ぶお客様の反応を間近に感じたいというのであれば販売系の職種を目指しましょう。

将来的に様々な職種にオールマイティーに関わっていきたいというのであれば、製造から小売りまでを行なう企業に就職し、企業内で経験することもおすすめです。

アパレル業界の志望動機の書き方の手順3ステップ

アパレル業界の志望動機の書き方を3つのステップにわけて解説します。

その企業を選んだ理由を考える

志望する企業を選んだ理由を詳しく書けるようにしましょう。ポイントは同業他社ではなく、なぜその企業なのかを明確にすることです。企業側は就職希望者が自社を第一希望としているかどうかを見極めようと思いながら志望動機を見ています。

洋服が好きだから、コーディネートを考えるのが得意だから、という理由だけではなく、その企業の何が魅力的なのかを考えましょう。魅力があるからこそそこで働きたいという熱意が伝わるといいでしょう。

自分が経験したエピソードを考える

志望するきっかけになったエピソードを盛り込むことで、説得力のある文章にすることができます。また実体験を伴った文章を書くことで、のちに面接などで志望動機について尋ねられたときにもスムーズに答えられるようになります。

アパレル業界を目指したいと思うようになったきっかけや、その企業を目指したきっかけになるエピソードについて考えてみましょう。自分史を書いてみることもおすすめです。自分史とは就活で自己分析をするときに行なうことがある作業で、これまでに自分が経験したことについて書き出すものです。

些細なことかもしれないと感じるようなエピソードでも大丈夫。企業に思い入れがあることが伝わる文章にすることが大切です。

志望企業でどのように活躍したいのかを考える

志望している企業で、自分が将来的にどのように活躍できるのかを考えましょう。どの企業も自社で、より活躍してくれる人を採用しようと選考を行なっています。志望動機でもその点をアピールしましょう。

自分がどのように活躍できると考えているのか、企業にとってどのような利点があるのか、活躍するためにこれまでどのような経験を積んできたのか、ということを具体的に書けるようにしましょう。

アパレル業界の志望動機を書くときのポイント

アパレル業界の志望動機を書くときのポイントをご紹介します。

ブランドの好きな点や商品に関する感想などを具体的に表現する

好きなブランドがあり、そのブランドを扱う企業で働きたいという人もいるでしょう。このような場合、ブランドの好きな点や商品に関する感想を志望動機に盛り込みましょう。ポイントはただ好きだということを伝えるだけに留めないことです。

服のデザインが好き、お店の雰囲気やスタッフへの印象がいいなどピンポイントで伝えます。デザインが好きだから、自分もそんな商品を生みだしたい、雰囲気のいいお店で自分も働きたいなど、希望職種に絡めて表現するといいでしょう。

変化に対応できることをアピールする

アパレルは変化の大きい業界です。そこで働く人は変化に対応できる柔軟性があることが求められます。目まぐるしく変わるトレンドを捉え、その先を読む必要があります。またアパレル業界では近年その販売方法に変化がみられます。

販売方法としてECサイトを活用する企業が増えています。また販売員が自らSNSで情報を発信し、それを売上に繋げるといった活動も見られます。そのような新しい流れに馴染んでいける素質があることをアピールするといいでしょう。

アパレル業界の志望動機の具体例

アパレル業界の志望動機の具体例をご紹介します。ポイントをおさえたうえで作成してありますので参考にしてください。

企業に対する情熱を伝える志望動機の例

私は貴社のさまざまな取り組みを行なう姿勢に感銘を受け志望しました。高校生のときに地球環境に関する課題について調べるなかで、貴社が行なうお客様から不要になった自社製品の回収、リサイクルを行なう取り組みに感動いたしました。

私は幼いころからファッションが好きで、趣味はアクセサリーを作ることです。将来はアパレル業界で働きたいと考えていました。ファッションビジネス能力検定2級に合格し、販売士(リテールマーケティング)検定受験の準備も進めています。

資格取得時に得た知識を活かし、入社後は販売員として、貴社の魅力がより伝えられるお店作りをしたいと考えています。

自分の経験を盛り込んだ例

私はショップで買い物をしたときに、スタッフの方の雰囲気に惹かれたことをきっかけに貴社に入社したいと考えるようになりました。貴社のショップは常に居心地のいい雰囲気作りが行なわれていると感じています。

また、私がコーディネートに悩んでいるときには、それを察してくれて、必ず販売スタッフの方が声をかけてくれます。以前に購入した洋服を覚えていただいており、コーディネートの仕方などを教えてくれる点も尊敬しています。

現在、私は接客業でアルバイトを行なっています。このアルバイトを通じて、笑顔で接客することやお客様に対する言葉遣いや礼儀を学びました。この経験を活かして、入社後はお客様に満足していただき、お客様を笑顔にすることができる販売員として活躍し、いずれは店長を目指したいと思っております。

変化のあるアパレル業界に対応できることをアピールした例

私が貴社を志望した理由は、お客様のことを一番に考えたECサイトを運営しているところに魅力を感じたからです。私は洋服を買うときECサイトを利用することが多く、様々なサイトを利用してきました。

特徴のあるECサイトが運営されている中でも、貴社のECサイトが特に利用しやすく感じました。商品写真の数の多さ、実際のコーディネート例の多さ、また実際に服を着た姿を想像できる工夫が行なわれていて、購入者の気持ちが分かっているからこそできる工夫だなと思いました。

私は現在、マーケティングについて学んでいます。そのなかでSNSを活用した商品販売に関しても研究を重ねています。貴社に入社後はその経験を活かして、製品の魅力を最大限に伝え、販売に繋げられるよう努力していきたいです。

アパレル業界の志望動機ではブランドに対する愛情を伝えましょう

洋服が好きでアパレル業界を目指す方はたくさんいます。志望動機で企業に対する愛情を表現し、入社したいことを伝えてください。

・企業の商品や店舗の好きな点を具体的に伝える
・自分がどのように活躍できるのかを具体的に伝える
・アパレル業界の変化に対応できるスキルがあることを伝える

以上を意識した志望動機を作成し、アパレル業界の企業からの内定をものにしてくださいね。

投稿者プロフィール

ケンくん
ケンくん
ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。

採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。

今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。

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