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企業・業界研究

カネボウ化粧品 新卒入社希望者必見!採用情報と内定を得るための”人事視点”を徹底解説!!

2020年3月3日

EVITA、Impress、KATE Tokyoといった数々の人気商品を生み出し、世代を問わず女性から絶大な人気を誇るカネボウ化粧品。50もの国と地域でブランド展開をしており、信頼と実績を兼ね備えた大手化粧品会社です。
株式会社カネボウ化粧品は花王グループの主要事業のひとつであり、自社商品開発の研究や販売力にも優れた企業です。国内市場では業界2位の高いシェアを誇り、加えてグローバルに活躍できるとあって、毎年数多くの入社希望者が集まります。ライバルが多いために、企業調査や面接準備は時間をかけて丁寧に行う必要がありますね。
それでは会社に求められる人材とは、どのような素質やスキルを持った人柄なのでしょうか?内定を得るためには、人事の視点に立って会社の観点から考えてみると多くの気づきがあります。ここではカネボウ化粧品の採用情報に加え、合格するために抑えるべきポイントをお伝えしていきます。

2種類の募集職種

カネボウ化粧品では、新卒採用として2種類の職種が用意されています。それぞれの職務内容は異なるものの、採用の際に共通して大切にしている会社の想いがあります。それは、「情熱を持って自らを磨き、ともに未来を創造する仲間を求めています」というフレーズに込められています。仕事に対する前向きな姿勢や、成長意欲の高さ、そして伝統として受け継がれる”良いモノづくり”に共感できる人材に期待しているようです。

総合職 ~商品を生み出しヒットさせるブレーン~

カネボウ化粧品総合職の採用ページを確認すると、実際に働かれている社員の方々の仕事内容や1日のスケジュール、やりがいや想いについてのインタビューを閲覧することができます。総合職の職務は細分化されており、マーケティングや商品開発、国際事業など業務は多岐に渡っています。
それぞれの役割や仕事に対する捉え方、考え方が掲載された”社員紹介”ページは、非常に学びが多いところです。カネボウ化粧品は、情熱をもって仕事に取り組むことのできる社員を求めています。こちらでは2名の方の仕事内容と仕事に対する想いをご紹介し、企業側の視点や価値観となるポイント抑えていきます。

総合職 職務内容
□マーケティング
□商品開発
□国際事業
□人事
など

マーケティング部門 コミュニケーション企画グループ


マーケティング部門コミュニケーション企画グループは、主に消費者に向けた宣伝やプロモーションを企画する”ブランディング”に大きく携わる部署です。ウェブやSNSといったメディアを使い、商品のブランド力を最大限に引き上げるためのコンセプトや企画を打ち出し、データ検証などから施策を講じていきます。
TV関係者やPR会社との連携も密に取り、部門内では新商品の魅力を伝えきるために妥協のない議論を繰り返しているます。自社ブランドを確立し、世の中に広く認知させる仕事です。お客さまが商品を購入するきっかけを創り出し、情報分析から消費者の購買導線を辿るなど、マーケターとして幅広い観点からヒットを生み出す役割を担っています。

現部署では、TVコマーシャルの投入やWEBメディア関係者に対するカネボウ化粧品の窓口、社内の各ブランドチームとのデジタル施策の立案・検証などを担当しています。ちなみに、異動直後の私は初めての業務領域への挑戦でしたので、社外セミナーなどに積極的に参加したり、業務外でウェブ解析士の資格を取得したりするなど猛勉強しました。

引用:https://kanebocos-recruit.jp/graduates/members/marketing_01.html
各ブランドチームが知らないノウハウやスキルを提案できれば、ブランド力の向上に貢献できますし、自身の存在価値も高まると思ったからです。最近は、デジタル施策を立案する際に、KPI※を設計して施策の達成度合いや効果を定量化できるように検討したり、販売データやブランドサイトの閲覧数、SNSの口コミ数など、各所に分散しているデータを整理統合して、ブランド担当者がチェックできるようなシステム開発にも従事したりしています。
業務では、さまざまなブランドチームと関わるので、各ブランドにおける取り組みを総合的に検討できる点に面白味を感じますね。あるブランドで有効だったプロモーションを別ブランドに展開してみたり、ブランドごとのプロモーションの特性を把握できたりと、ブランドの施策推進に役立てたときは、やりがいを感じます。
※KPI(Key Performance Indicator)…目標の達成指標

社員紹介ページでは、実際に活躍されている社員の1日のスケジュールもチェックすることが出来ます。

        【マーケティング部門1日のスケジュール】
8:30
出社・メールチェック
前日のメールを確認。進行中の案件に関しては代理店や媒体に依頼・返答。
9:30
デジタルプラットフォーム会社と打ち合わせ
新規サービスや最新事例について紹介・提案をいただく。紹介されたサービスがどのブランドにとって有用かを考え、ブランドチームへの提案へつなげる。
11:00
TV媒体情報を花王担当者と打ち合わせ
直近のTVメディアの状況や改善点、当社のスケジュールなどを花王のTV担当者と打ち合わせ。数カ月先のTVCMの投下を見据え、花王グループとしていかに有効に実施できるかを決定していく。
12:00
昼休み
PR会社の営業担当者と食事。今後のブランドプロモーションのあるべき姿についてお互いの夢を語ったりもしている。
13:00
WEBメディアタイアップ初回打ち合わせ
社内のブランドチーム、WEBメディア編集部と打ち合わせ。ブランドが生活者に伝えたいことと、生活者が求めている情報がしっかりと合致した内容にするため、初回の打ち合わせは非常に重要。
14:00
デジタルマーケティング情報交換会
各ブランドチームのマーケターと、当社にある多くのデータを活用するための勉強会。実施したプロモーションの検証やツールを活用したデータ取得の方法を参加者全員で共有してもらう。他ブランドの事例を自身の担当ブランドのプロモーションにも活かしてもらうなど、社内ナレッジの蓄積に役立てる。
15:00
資料作成
2日前に実施したメイクブランドの発表会の効果検証資料を作成。SNS上の露出、ブランドサイト訪問、検索ワード分析、メディア掲載状況など、定量・定性の両面からどのような影響を与えているのかをまとめることで、プロモーション施策のPDCAをしっかりと回していけるようにしていく。
16:00
プレスルーム発表会準備
来シーズンに発売される新商品のメディア向け発表会の準備。華やかなイベントの裏では、いかに新商品の魅力を伝えていくか妥協のない議論を繰り返している。
17:00
終業

国際事業部門 アセアンリージョン タイカネボウLTD.


カネボウ化粧品は多くの国や地域でグローバルな展開を見せています。その重役を担う国際事業部門は、海外戦略や販路の拡大、輸出業務などに加え、現地に駐在しローカルスタッフの教育指導などにも携わるバイタリティに溢れる部署です。ご紹介の女性社員は入社後、流通担当としてビューティーカウンセラーとともに売り上げや愛用者の拡大を図る業務についていました。
入社4年目を迎え、会社の海外研修に応募し、帰国後にアジア事業本部に異動。同事業本部では、香港、台湾、韓国、シンガポール、タイにて、代理店のサポートや関連会社との連携、輸出業に携わりました。英語のビジネススキルは必須であり、また現地スタッフとのコミュニケーションを密に行う事で結果を出すことが求められる事業のようです。多岐に渡る業務の中で、得るやりがいや責任感は相当大きいものでしょう。

チームワーク、英語のコミュニケーション能力。
仕事の基礎を築いたファーストキャリア。
私のキャリアは九州ストア支社のGMS流通担当からスタート。そのミッションは、BC(ビューティーカウンセラー)20名とチームを組んで、売上・愛用者の拡大を目指していくことでした。自分より年上のBCの皆さんと一緒に目標を達成した経験は、自分の大きな糧となり、タイでの今の私の仕事にもつながっています。
海外研修に応募したのは入社4年目。グローバルな分野でやりたい仕事が明確だったわけではありませんが、「次のステップは自分で決めたい」という想いから研修に応募しました。私は、英語は好きで得意なのに、英会話には消極的というタイプ。ここでがらりと意識が変わり、別人にように、積極的に他者とコミュニケーションを取れるようになりました。

引用:https://kanebocos-recruit.jp/graduates/members/international_01.html

 

【カネボウ化粧品 海外拠点一覧】


欧州
・カネボウコスメティックスヨーロッパLTD.
・カネボウコスメティックスジャーマニーGmbH
・カネボウコスメティックスイタリーS.p.A.
・カネボウコスメティックスロシアLLC
アジア
・佳麗宝化粧品(中国)有限公司
・台灣カネボウ化粧品股份有限公司
・タイカネボウ化粧品LTD.
・カネボウコスメティックスマレーシアSdn.Bhd.
・カネボウコスメティックスコリアCo.,Ltd.
引用:https://www.kanebo-cosmetics.co.jp/company/info/about.html#oversea

海外事業部に所属する事の楽しさや、売り上げ達成への工夫など、どのような責任や心境があるのでしょうか。今後のキャリアとして以下のように述べられています。

タイの関係会社は、オフィス従業員73名、ビューティーカウンセラー216名を擁する中堅企業です。着任当初、日本人は社長と私の2名。人事、物流、会計、営業、教育まで多岐に渡る業務に携わり、経営的な視点を得ることができました。現在では、マーケティング部門の責任者も任されています。
ローカルスタッフをマネジメントする際のポイントは、文化や価値観の違いを尊重し、ベクトルを合わせて仕事を進めてもらうことです。そこで私が選んだ方法は、とことん話した上で、「やりたいことを思い切りやってみて!問題が起きた時には私が対応するから。」と働きかけることでした。もちろん、成功も失敗もありますが、様々な体験の積み重ねで、ローカルスタッフからの信頼を得てきました。

店頭での商品の陳列方法やPOPの内容など、ちょっと工夫することで売上が伸びる。それくらいタイは伸びしろのある市場です。成果が上がれば、ローカルスタッフのやる気も増すという好循環が生まれ、チームワークが最高に盛り上がっています。
いつかは、どこかの国の関係会社のトップとしてチームワークを育み、カネボウ化粧品の海外ビジネスに貢献していきたい。最近はそんな夢を抱いています。
引用:https://kanebocos-recruit.jp/graduates/members/international_01.html

ビューティカウンセラー ~全ての女性を美しくするプロフェッショナル~

ビューティーカウンセラーは、百貨店や専門店など売場の最前線に立ち、一人ひとりのお客さまに寄り添いアドバイスをする”会社の顔”です。心地よい接客や的確なカウンセリングにより商品やブランドのファンが増え、お客さまとの会話や、商品の勧め方など、その時々の積み重ねがダイレクトに売上に直結します。業績に大きく関わる部門であると同時に、メイクスキルや接客マナー、皮膚についての詳細な知識など、日々研鑽を磨くことも要される職種です。
女性が活躍する現場だからそこ、その人に合ったワークライフバランスが取れる社内制度があり、多様な働き方をするカウンセラーが在籍しています。こちらでは、カネボウ化粧品が軸としている「寄り添うカウンセリング」についてご紹介し、プロフェッショナルとして活躍するビューティカウンセラーの接客姿勢を学んでいきます。

寄り添うカウンセリング

カネボウ化粧品のビューティカウンセラーには、お客さまに対して共通する想いがあります。それは「寄り添うカウンセリング」です。美のトータルコーディネーターとして、”全ての女性に輝いてほしい”というぶれる事のない軸を持ち、社員それぞれの質を上げながら店頭でお客さまを迎え入れます。
実際にどのような接客をし女性の心をつかむのか、その仕事模様をイメージすることの出来る動画が配信されています。”寄り添う”の真の意味とはどういったことなのか。立場の異なる女性をモデルにして、来店者が本当に求めるものを提供するビューティカウンセラーの存在は、これから入社を目指す方にとって学びとなるでしょう。

引用:https://www.kao.co.jp/employment/kbc/feelyourbeauty/


引用:https://www.kao.co.jp/employment/kbc/feelyourbeauty/

ビューティカウンセラーのキャリア形成

ビューティカウンセラーが担う仕事は、店頭販売だけではありません。スキルや実績に応じて若年層からキャリアアップを目指すことができます。美容部員からマネジメント、トレーナーといったポジションに昇進し、自己成長を続けられる環境が整っているために、キャリア形成もイメージしやすくなっています。

□キャリアステップ1 店頭接客
入社してから必ず携わる店頭接客。ビューティカウンセラーとして確かな実力をつけ、日々スキルの向上を目指します。厚生労働省に認定を受けたカネボウ化粧品検定の合格が期待されているため、A級、S級と知識やテクニックを身につけながら研鑽する日々となります。
□キャリアステップ2 マネジメント
店舗経験を経て実力をつけると、チーフビューティカウンセラーとしてステップアップします。店頭での業務に加えてスタッフのマネジメントを行い、さらには店舗の運営を任されます。仕事内容は多岐に渡り、指導、育成、店舗業務全般を取りまとめる役柄に転換されていきます。売上管理や販売促進といった経営手腕も必要となり、のちに”地区”という広い範囲で活躍の舞台があります。

□キャリアステップ3 美容教育
新入社員研修から現役ビューティカウンセラーまで、美容カウンセリングのスキルをサポートする役割を担います。美容のプロ集団を指導する立場であり、知識もさることながら立ち振る舞いや所作、状況に応じた柔軟性など、多方向から専門性の高い知識が求められます。カネボウ化粧品検定や社内コンテストなどの企画運営サポートにも携わり、カネボウブランドの看板を背負う全てのスタッフの質を上げる仕事を任されています。

総合職、ビューティカウンセラー求める人財像


カネボウ化粧品では”人材”ではなく、人そのものが価値であるとうことから”人財”という言葉を使用しています。求める人財像として採用ページに書かれているフレーズは、総合職、ビューティカウンセラーともに共通しているものです。
ポイントはカネボウ化粧品が大切にする企業文化と、会社の未来を築く前向きでチャレンジングな姿勢です。今後企業が目指すところは、多様化や複雑化する環境変化の中でも、進化し続ける会社です。そのために、仲間との絆を強みとして活かし、会社をけん引できる意欲的な人物を求めています。具体的にどのような人柄が求められているのか、提示されている5つの項目を確認していきましょう。

【求める人財像】

1.挑戦意欲を持ち続ける人財
自ら革新することに挑戦し続ける
2.高い専門性を持つ人財
職務や役割に応じた高度な専門性を身につけ、環境変化に強く、自律している
3.国際感覚豊かな人財
グローバルな視点を持ち、世界の多様な発想や技術に目を向け、学び実践する
4.協同により高い成果を生み出す人財
双方向の対話に努め協同による高い成果を生み出す
5.倫理観に富む人財
価値観を共有でき倫理観に富む
引用:https://www.kanebo-cosmetics.co.jp/company/recruit/

カネボウ化粧品公式サイトのトップメッセージには、”3つのカネボウらしさ”というキーワードが書かれています。代表取締役の村上氏は、「五感で感じるものづくり」「寄り添うカウンセリング」そして、「個性に輝きを添えるブランド」この3つを企業の大きな基軸としていると話します。求める人財像を意識しつつ、企業の価値観に共感が出来るかというところも面接時の大きなポイントと言えます。

内定を得るための”人事視点”

カネボウ化粧品は、大手化粧品メーカーというネームバリューと、多様性に富んだ職場環境が用意されているために、毎年女子学生から高い人気がある企業です。ライバルの多さは、合同説明会に参加すると自ずと分かるところですね。そのため、内定を得るためにはエントリーシートから面接まで、念入りな対策と準備を行う必要があります。

人事視点とは?

内定を得るためにまず心得ておきたいのは、自分視点ではなく”人事視点で質問の意図を考える”ことです。志望動機や自己PRでは、自分の経験談や培ってきたもの、入社後に成し遂げたい目標など、会社に対する想いを伝え発信します。
その際に企業側の視点に立ち、自分のどのような個性が求める人財像に当てはまるのか、自分の持つスキルをどこの部署でどのように活かすことが出来るのか、なぜカネボウ化粧品に入社を希望するのかといった点を、エピソードを交えて話すことが大きなポイントになります。
例えば、商品開発グループメイク部門に在籍する女性社員のインタビューでは、化粧品づくりに携わりたいと思ったきっかけが綴られています。なぜカネボウを選んだのか、という部分がイメージしやすく誰にでも伝わり納得できるエピソードです。

私が化粧品づくりに携わりたいと思ったのは、大学3年生の時、祖母が入院したことがきっかけでした。よく笑い、話すことが大好きだった祖母が、笑顔をなくしてしまい、心を痛めていたのですが…。
お風呂に入れない日もあるため、せめて顔だけでもきれいにしてあげようと思い、いつも祖母が使用している化粧水で顔を拭いてあげたら、ぱっと笑顔になって「ありがとう」と言ってくれたのです。それがとても嬉しくて、人の心まで動かす化粧品の力に感動しました。

引用:https://kanebocos-recruit.jp/graduates/members/pd_02.html

数ある化粧品メーカーのなかで、カネボウ化粧品を選んだ理由は、採用担当者の方が親しみやすく、人としての温かみを感じたからです。

採用担当者は求める人財像と照らし合わせ、”一緒に働く仲間として高い成果を生み出すことのできる人物かどうか”を、判断したいのです。国内外含めマーケットの動向を読む力があるか、中長期的に見て即戦力となるかどうか、実務で役立つ人財か、などといった点を知りたいと思っています。
参考になるのは、「仕事で成果を上げ、結果や得たスキルを次のステップで活かしている」という男性社員の方のインタビューです。求める人財像にある5つの項目すべてに当てはまるようなキャリアなので、カネボウに入社を希望している方は是非、参考にしてみて下さい。こちらのページではより細かいインタビューについて記載されています。

入社後、5年間、北九州支店、九州中央支社、近畿支社の3つのエリアでみっちり営業を経験しました。当初は目の前の仕事に一生懸命取り組む日々。仕事にぐっと面白みが出てきたのは、九州中央支社でドラッグ流通を担当した時でした。大型店7、8店を担当し規模も目標数字も格段に大きくなったのです。2年目で知識もスキルも足りませんでしたが、その分、足と時間で稼いで、BC(ビューティーカウンセラー)や取引先様の店長と人間関係をつくりました。

引用:https://kanebocos-recruit.jp/graduates/members/hr_01.html

6年目に人事総務部門に異動。「どんな仕事をするの?」というところからのスタートでした。任されたのは、要員・人件費の短期・中長期の計画の立案です。実際に事業を推進し経営を支えるのは「ヒト」。その「ヒト」を活かすべく、要員・人件費計画を立案するには、現在の業務量をしっかり把握し、中長期的な会社全体の事業計画に落とし込み、要員・人件費の最適化を図る必要があります。
営業時代とは一転して、「お店」ではなく、「会社全体」が業務の対象範囲となったわけです。そんな中で、経営企画部門と密にやり取りをし、PL(損益計算書)なども見るようになり、マクロな視点で会社全体の事業を考える力がつきました。

人事総務部門に異動後国際HRMの一部の業務を行うようになり、語学スキル向上が必須と考えていたところ、2017年4月から5カ月間、海外研修に行く機会を得ました。研修地は、カナダ・バンクーバーです。語学学校に入学し現地での生活を経験し、外国の方々とのコミュニケーション力を身につけることができました。
帰国後はメールやWEBミーティングでコミュニケーションを行い、現地の要望とこちらの意見をすりあわせて人事制度に落とし込みます。英語でのやり取りも多く、海外研修経験を活かすことができていると感じます。

The story of “Feel Your Beauty” 笑顔に出会えたステキなおはなし”

人事視点で面接対策を行う際には、オリジナルのエピソードが大切です。特にカネボウ化粧品の採用では、何千人という数の学生が選考を受けます。高い倍率を潜り抜けるためには、人事の印象に残る独自性の高いストーリーを伝えていく必要があります。カネボウ化粧品は、お客さまとの時間や空間を何よりも貴重なものと捉えています。
社長メッセージにもあるように、「化粧品を通して”笑顔溢れる幸福な社会づくりに貢献したい」という想いをサービスに反映させている企業です。そうした企業理念を読み解けるのが、「The story of “Feel Your Beauty”」です。ビューティカウンセラーがお客さまとの間で実際にあったエピソードをストーリーとし紹介していますが、数多くあるはなしのなかで、その内容は一つとして同じものがありません。


引用:https://www.kanebo-cosmetics.co.jp/smilestory/

ビジョンとして掲げる「自分らしい美しさ、自分らしい輝き」を、どのように目の前のお客様に提供していくのか、スト―リ―ごとに異なる接客対応や気遣いが印象的であり、学びが多いところです。その人だからこそのオリジナリティあふれるエピソードは、読み手や聞き手に背景を想像させやすく、また人柄が伺える部分でもあります。
面接の際は、自分だからこそ持っているエピソードに加え、そのストーリーをどのように会社で役立たせることが出来るのか、という点を意識すると、内容の濃い面接時間を過ごすことが出来るでしょう。

面接は人事視点で!求める人財像を意識したエピソードを盛り込もう!

カネボウ化粧品では、”求める人財像”が具体的であり、人柄に加え個人の専門的なスキルも問われることが予想されます。これまで学生時代に経験してきたことを、エピソードを交えつつどのように会社で活かせるのか、といった点を念入りに掘り下げ準備すると良いでしょう。
採用担当者は、就職マニュアル本などに載っているありきたりな回答を求めているのではありません。目の前の学生が本気で入社しようとしているのか、入社後に何が期待できそうかなど、数十分の面接の中で合否判断をします。限られた時間の中で思いのたけを伝えるためには、質問の裏に隠された意図をよく理解することがとても大切です。
そのため、求める人物像に自分の強みを寄せていく回答を考えるなど、企業カラーを熟知することもポイントです。また企業ビジョンである”Feel Your Beauty”を社員の方々がどのように実現させているのか、インタビューから調査することで、より会社への理解が深まります。入社後は、多分野で実力がつく株式会社カネボウ化粧品。自分の軸を通し、万全の準備で面接に臨んでいきましょう。

投稿者プロフィール

ケンくん
ケンくん
ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。

採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。

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