幼い頃からディズニーの世界観に憧れて、仕事でも携わりたいという方は数多くいます。就職における関わり方はテーマパークとオフィスワークで異なることをご存知ですか?
ディズニーランドやディズニーシーといったテーマパークで働きたい方は株式会社オリエンタルランドへの就職になります。
一方で、ディズニー関連の商標等を扱うオフィスワークやディズニーストアで働く人材はウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社に就職することになるのです。
こちらの記事では、後者のウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社(以下:ディズニージャパン)が求める人材や採用のポイント、待遇面、福利厚生を解説します。
テーマパークに興味がある方は関連ページより、「ディズニーランドで働きたい!オリエンタルランドの正社員になる方法」をご参照ください。
もくじ
ディズニージャパンで募集されている職種
世界中にエンターテインメントコンテンツを届けるディズニーは職種も数多くあります。まずは現在採用ページで募集されている職種を4つほどご紹介します。
- マネージャー
→プロジェクトの進捗管理を担う役割が与えられます。 - ディズニーストア若手リーダー
→ディズニーストアの店舗で幹部候補を目指して働きます。 - マーケティングマネージャー
→ブランド戦略の指揮者として活躍します。 - アシスタントマネージャー
→パークス、エクスペリエンス&プロダクツ部門の所属。ディズニーを象徴する旅行・レジャー事業に携わります。
募集されている職種は随時更新されるようです。
他にも下記のような職種が用意されています。
- ウェブプロデューサー
- アドミニストレーター
- クリエイター
- 販促
- 事務
- コンシューマープロダクト
自分に適した職種を探したいですね。
新卒で就職する場合はディズニーストアに配属
新卒でディズニージャパンに入社する際は、はじめにディズニーストアへと配属されます。こちらで経験を積み、適性とパフォーマンスを考慮した上で、次のポジションが決定されます。
ディズニージャパンが求める人物像
ディズニージャパンは外資系企業であるため実力主義という社風です。当然ながら成果を出すことを第一に求められます。就職したあとに苦労しないように、どのような人物像が適しているのか確認しておきましょう!
バリューを生み出せる人物
ディズニージャパンはほとんどの人材がキャリア採用です。これまで多くの経験を積んだ仕事がデキる人が集まっています。その中でも臆せず自身の経験に基づいた提案をおこない、バリューを生み出せる人材が求められます。
責任感がある人材
世界で知られるディズニーコンテンツを商材として扱えるので、仕事のやりがいは十分です。一方で、規模が大きいからこそ「やってはいけないこと」といったルールが細かく、万が一の責任が発生します。
人柄が明るい人材
ディズニージャパンが扱うコンテンツは人々を笑顔にするチカラを宿しています。エンタメ業界でも屈指の面白さを誇る作品や魅力的なキャラクター、これらはすべてゲストを笑顔にするために生み出されました。当然プロダクトを作る側の人間も、明るく素直な人間性であることが求められます。
ディズニージャパンの選考ポイント
ディズニージャパンの選考はどのように進んでいくのでしょうか?こちらで確認していきましょう。
選考フロー
選考は下記の順で進んでいきます。
- 書類選考
- 適性検査
- 面接(複数回実施)
- 内定
面接でよく聞かれる質問と対策ポイント
ディズニージャパンの就職を勝ち取るためには面接対策が必須です。とくにディズニーが大好きという理由では受かることがむずかしいみたいです。不意をつく質問もあるので注意しておく必要もあります。下記は実際にあった質問です。
ディズニー以外で好きなキャラクターはなんですか?
英語はどれくらい話すことができますか?
仕事で悩んだ時に誰に相談しますか?相談するシーンを想像して話してください。
ディズニージャパンで働く人の声
実際にディズニージャパンで働く人の声も確認しておきましょう。自分に向いているのかどうか確認できると思います。
自社のキャラクターが印刷された名刺を出した時から相手が笑顔になるのはスゴイこと。 そんな企業の一員としてビジネスに携われること、また大手ナショナルクライアントとフラットに商談ができるのはこの会社ならではの醍醐味だと思う。
正規雇用の形態については、正社員、職種別社員(数年前に新設)、契約社員に分けられる。 給与面に関していえば、正社員でも契約社員より給与が安いことも多々あり、雇用形態による差別などはない。 人事評価については、正直、直属の上席に気に入られるか否かで大きく変わる傾向がある。
【成長・キャリア開発】
良くも悪くも外資なので、英語力は必須でないもののかなりの頻度で使われる。個人差はあれど、必然的にある程度の英語力は向上する。また、多くが留学経験者、帰国子女であるため、ネイティブ並みの英語力を持つ者も多い。英語力をつけたければネイティブスピーカーとランチにいくなど外資ならではのメリットも多い。
変化に対応出来る人ほど楽しく働ける環境。トップが数年おきに変わりその度全部やり直しになるが、海外チームや取引先もトップクラスの人材で、様々な経験が出来る。正義感が強い人、今まで積み上げたやり方にこだわってしまうタイプは長続きしない。
【成長・キャリア開発】
成長のための社内トレーニングが充実しており、とてもいい環境
引用元:openwork
アメリカを代表する企業の日本ブランチなので、ワーク・ライフ・バランスはかなり尊重されている方だと思う。 しかしながら配属される事業部門において差があるのも事実。 特に新設の部署や常に新たなものを発信する部署は当然残業が多くなる。
ディズニージャパンの待遇や福利厚生
ディズニージャパンは非常に安定している企業です。そのため給与面はそれなりに期待できるでしょう。具体的に確認していきます。
平均年収は700万円前後
ディズニージャパンで働く人の年収は平均して700万円前後です。職種によって大きく異なる傾向にあります。注意点としては、ディズニージャパンはあまり昇給を積極的におこなっておらず、中途採用は入社前の給与交渉が大切なようです。仕事で次第で年収2000万円以上の人もいます。
福利厚生で魅力なのは社員割引制度
ディズニージャパンの福利厚生は平均並みといえるでしょう。
嬉しいのは「社員割引制度」です。こちらを活用することで、国内外のディズニー施設の入場パスポート、ディズニーストアの商品を安く仕入れることが可能です。
他は一般的な「社会保険」「厚生年金」といったものが用意されています。
グローバルな社内環境に身を置ける
ディズニージャパンの社内は外国人も多数在籍しています。英語を話す機会も自然と増えるので、自身の英会話力も伸びることでしょう。時には海外支社から声がかかり、転勤することもあるようです。海外での仕事に興味がある人にとっては夢のような環境だと思います。
休日は基本的に休める
部署や職種によって異なりますが、基本的に土日休みです。休日出勤も少ないのでプライベートも充実させられます。ただし、年俸制なので残業手当はつきません。
ディズニージャパンに就職する前に再チェック!
ディズニージャパンはテーマパークを運営するオリエンタルランドとは完全に別の会社です。基本的にはオフィスワークかディズニーストアでの勤務となります。
募集されている職種は中途採用だと時期によって異なるので、公式ページを随時チェックしておくといいでしょう。新卒として就職した際はディズニーストアで勤務を開始します。
給与面は安定しており、福利厚生も一般レベルで問題ありません。
就職したい方は求める人物像を把握して面接対策をおこなってください。
投稿者プロフィール
- ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。
採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。
今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。
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