- 会社でスキルを積んだので独立してフリーランスで稼いでいきたい
- 会社に縛られずに自由なライフスタイルを実現したい
- 理不尽な上司や嫌な仕事から解放されて好きな人と好きな仕事をしたい
あなたはこのようなことを考えていませんか?
最近ではインターネットの発達により、働き方が多様化したことを背景に、会社を辞めてフリーランスとして働く人が年々増えています。
一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会の「フリーランス白書2018」によると、日本では現在1000万人以上の人がフリーランスだと言われています。
日本人の人口は約1億人なので、おそよ10人に1人がフリーランサーとして働いている計算になります。
このように、会社を辞めてフリーランスに転職する人が年々増えてきている現代ですが、正社員という安定した立場を捨てていきなりフリーランスになるのも不安があると思います。
なので、この記事では会社を辞めて正社員からフリーランスになる時のメリットやデメリットをまとめましたので是非、フリーランスに転職する際の参考にして下さい。
もくじ
正社員から転職してフリーランスになる時のメリット
場所や時間に縛られずに多様な働き方が出来る
正社員からフリーランスへ転職することの最大のメリットは自由なライフスタイルを送ることができる点です。
時間や場所に縛られずに空いた時間に好きなだけ仕事をすることができるという働き方は多くの人が理想としていると思います。
会社員であれば毎日決まった時間に起床して電車に揺られながら会社に行き、仕事をしなければいけませんが、フリーランスはそういったライフスタイルを送る必要はありません。
いつ・どこで・どれくらい仕事をするのかは全て自分で決めることができます。
特にライターやデザイナー、エンジニアなどのIT系はパソコン1台あれば完結するお仕事ですから、旅行に出かけながらでも仕事をすることができます。
また、自分の好きな日にちを休日にすることもできるので、多くの人がお休みの土日にわざわざ出かける必要がなくなるのも魅力の1つです。
人間関係のストレスがない
フリーランスで働く場合は会社のように上司や部下などのしがらみがないので人間関係のストレスなく働くことができます。
特にフリーランスとしてのスキルが上がっていけば、一緒に仕事をするクライアントを自分で選ぶことができるようにもなるので、会社のような理不尽な人間関係に悩まされることも少なくなります。
実力次第で収入をアップさせることができる
フリーランスで働くようになると、自分の実力次第で会社員の時よりも年収をアップさせることも十分可能です。
フリーランスは個人事業主になるため利益を出せば、その利益は全て自分のものになります。自分で高単価な仕事を沢山受注すれば大幅な収入アップも見込むことができます。
特にフリーエンジニアなどは高単価な仕事が多く月額70万円のような仕事もあるので、こういった仕事をできる人は会社員の給料を簡単に超えることができますね。
出典:https://freelance.fosternet.jp/columns/merits_and_demerits/
上記のアンケートは実際に会社員からフリーランスに転職をした人がフリーランスの満足度について答えたものになります。
この結果から分かる通り、時間・人脈・収入に関して多くの人がの満足度が高い傾向にあることが分かると思います。
なので、こういった項目に魅力を感じる人はフリーランスに向いていると言えますね!
正社員から転職してフリーランスになる時のデメリット
収入が安定しずらくなる
自由な働き方や実力次第で年収アップも狙えるフリーランスですが、その反面「収入が安定しずらい」というデメリットも抱えています。
会社員として働いていれば毎月安定したお給料を会社から貰うことができますが、フリーランスにはそういった安定性はありません。
体調などを崩して仕事ができなくなれば当然その月の収入は減りますし、クライアントとトラブルなどが発生してお金が振り込まれなくなる事態も少なくないようです。
自分が働かなければその月の収入は0円になってしまうので、こういった不安定さは会社員との大きな違いになってきます。
税金の処理に手間がかかる
会社員として働いているときは税金関係の仕事は全て会社が負担していましたが、個人事業主として働く場合はこういった税金関係の手続きも自分でおこなう必要があります。
確定申告を行い、自分の収入やかかった経費などを細かく申告しなければいけません。
この確定申告は多くのフリーランスがとても苦労しています。普段の生活の中で経理などをしたことがない人がほとんどですから、一から学ぶ人がほとんどでしょう。
フリーランスになった場合は経費を支払った領収書をしっかり取っておいて帳簿を提出しなければいけないので、そういったことが手間になってきます。
基本的に1人で作業
会社から解放されて自由に働くことができるフリーランスですが、基本的に自分1人で仕事をこなしていく必要があるため孤独感を感じてしまうことが多いです。
会社の時のように誰かに仕事の相談をしたり会話をしたりする機会がかなり減るので、一日中誰とも口を利かずに仕事をするケースも珍しくありません。
なので、1人で黙々と作業をするのが好きな人には向いているかもしれませんが、チームで何かを成し遂げたいような人はあまり向いていないかもしれません。
クレジットカード契約やローン契約の審査に通りづらくなる
徐々に人口が増えてきているフリーランスですが、やはりそれでもまだまだ終身雇用の文化が根付いている日本では社会的信用が得ずらいのも1つの事実です。
特に住宅ローンや融資など金融機関と取引をする場合にフリーランスだと信用度が低く、審査が通りずらいこともあるので、クレジットカードなどを作る際はできるだけ会社に所属している間に作ってしまった方が良いです。
ただし、最近ではみずほ銀行とソフトバンクが設立したJ.Scoreのように、AIを活用したスコアレンディングで個人の様々な情報から信用力をスコア化し、融資を受けることができるサービスも始まったりしているので、今後は金融機関との取引も徐々に簡単になってくるかもしれません。
まとめ
この記事ではフリーランスに転職する際のメリットとデメリットについてまとめました。
※メリット※
- 場所や時間に縛られずに多様な働き方が出来る
- 人間関係のストレスがない
- 実力次第で収入をアップさせることができる
※デメリット※
- 収入が安定しずらくなる
- 税金の処理に手間がかかる
- 基本的に1人で作業
- クレジットカード契約やローン契約の審査に通りづらくなる
フリーランスとして活動すると様々なことが自由になり、自分の好きなようなライフスタイルを送ることができる反面、今まで会社に依存していたものを全て自分で背負わないといけなくなります。
フリーランス・会社員共に良いところ、悪いところはあるので正社員からフリーランスへ転職をする場合は、今回の記事にまとめたようなメリットやデメリットを天秤にかけてどちらが自分にとって好ましいかをジックリと考えてから転職して下さいね!
投稿者プロフィール
- ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。
採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。
今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。
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