20代を過ぎて30歳になると、人生についてアレコレ考えるようになり、自身の年収をもう一度見直すきっかけにもなります。
自分のスキルと見合った収入を得ているのか? 周りの年収はどれくらいなのだろうか?
今回は多くの人が憧れとする年収1000万円に到達するために、選ぶべき仕事や就職先などをご紹介していきます。
もくじ
日本で年収1000万円の人は4%前後しかいない
年収1000万円は多くの人が理想とする収入です。恐らく富裕層の入り口的なイメージがあるのではないでしょうか?
実際年収1000万円の人は日本にたったの4%前後しかいません。
ほんの一握りの人だけが到達しているのです。
参考:国税庁による平成29年分民間給与実態統計調査結果について
男性は6%ですが、女性は1%未満の現実
男女別にみると、男性の6%は年収1000万円以上なのに対して、女性は1%以下です。女性の社会進出は活発化していますが、まだまだ改善が必要と言えるでしょう。
年収1000万円になれる仕事は限られる
どんな仕事も極めれば年収1000万円になれるわけではありません。
相当優秀な清掃員だったとしても、給料は天井が見えています。
では、どのような仕事に就けば年収1000万円に近づけるのか?
30歳であればまだまだ巻き返せるので、自分に合うものがないか確認してみましょう。
・お金を収集する仕事
・取得が困難な国家資格
・起業家・実業家
・外資系企業に所属する
・芸能界や芸術系の仕事
あなたに合うものは見つかりましたか?
では、次に具体的な仕事を確認していきましょう。
年収1000万円を狙える仕事①:テレビ局勤務
テレビ局の社員は言わずと知れた高給取りです。番組をつくる下請けの制作会社とは天と地ほどの差があるといっても過言ではありません。
テレビ局の特徴は圧倒的なボーナスの高さです。
テレビ朝日では、夏の手取りが120~150万円、冬は220~250万円という情報もあります。
参考:30歳で年収1000万円が狙える企業
残業が常習化しているので、時間外手当でも収入が大きく変わってきます。
年収1000万円を狙える仕事②:総合商社勤務
伊藤忠商事や住友商事など総合商社で働く人の年収は非常に高いです。
30代で年収1000万円を超えてくるのはもちろん、40代~50代の役職の方は2000万円から3000万円前後の収入を見込めます。
テレビ局と同じくボーナスの割合や残業代の支給によって上乗せされていますが、生活に困ることはまずありません。
また、総合商社はキツいブラックなイメージを持ちがちですが、大手総合商社は比較的ホワイトです。「就職四季報2017」によると、三井物産や住友商事など大手総合商社の3年後離職率は1~4%と大変低いのも特徴でしょう。
年収1000万円を狙える仕事③:証券会社勤務
ゴールドマン・サックス株式会社や野村證券株式会社なども高年収が見込めます。
アソシエイト職に就いていれば、30歳で年収3000万円の世界も夢ではありません。
ただし、完全なる成果主義なので、仕事ができるかどうかは重要です。
できなければ切られるという覚悟をして臨む必要があります。
年収1000万円を狙える仕事④:国会議員
日本の将来を担うため、国のために働く国会議員も年収1000万円を稼げます。
あまり知られていませんが、平均年収は2200万円とかなり高いのです。
月収はおよそ98万円、手当(ボーナス)は600万円前後と別格。
その分発言ひとつひとつに責任を問われる厳しい職務となります。
年収1000万円を狙える仕事⑤:不動産営業
不動産業界の仲介営業職の求人は年収1000万円以上を謳うケースが多いです。
不動産売買の仲介はほとんどの会社が歩合制度やインセンティブ制度を導入しています。
つまり契約を獲得さえできれば、収入は上積みされていくのです。
経験が浅くても話術があったり、英語や中国語を話せることで、海外の富裕層との円滑なコミュニケーションを生み、契約を数多く結ぶことができます。
これまで紹介した4つの仕事に比べ、学歴不問の実力だけが優先される仕事です。挑戦のハードルが低いのもポイントですね。
30歳のあなたが未経験で飛び込み、夢を叶えるにはピッタリといえます。
年収1000万円の人の手取りは700~800万円
年収1000万円という響きは素晴らしいですが、手取り額は実際のところ700~800万円ほどです。会社員か個人事業主か、扶養家族がうるかなど条件によって少しだけ変わってきます。
では、手取りで1000万を超えるには、年収いくら必要なのか?
なんと、1500万円の年収が必要になってきます!
計算例はこちらです。
1500万円-211万円(所得税)-125万円(住民税)-148万円(社会保険・年金)=1016万円
世の中の厳しさがわかりますね。
年収1000万円の人の家賃相場は20万円以下
年収1000万円を目指す人はリッチな生活を夢見ている人も多いはず。
借りる部屋もラグジュアリーな空間にしたいと考えていませんか?
基本的に家賃は年収の20%~25%を充てるのが最善とされています。
これを年収1000万円で当てはめると家賃は16万円~20万円です。
地方に住んでいるのであれば、相当良い物件もあると思いますが、東京で探すとなるとあまり優雅な生活を満喫できる部屋ではありません。
30歳で年収1000万円を稼げる仕事は成果主義が多い
年収1000万円の人は日本でたったの4%しかいません。30歳という若さでそれを達成するには相当なスキルや覚悟が求められます。
また、成果主義である仕事も多く、常にリスクを背負っていくことにもなります。それを乗り越えられた人が4%の人間になれるのです。
投稿者プロフィール
- ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。
採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。
今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。
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