「日本マイクロソフトのインターンシップに参加したいけど、対策ってどうしたらいいの?」
「日本マイクロソフトのインターンシップに参加した人の体験談が知りたい」
将来日本マイクロソフトで働きたいと考えていたり、情報・通信業界で活躍したいと思っている学生は日本マイクロソフトのインターンシップが気になるのではないでしょうか。
日本マイクロソフトは、ビル・ゲイツによって創業され、アメリカ合衆国ワシントン州に本社を置く、世界的有名企業マイクロソフトコーポレーションの日本法人です。最先端の技術を用いて、世界で活躍したいと考えている学生は日本マイクロソフトで働きたいと考えている人もきっと多いはず。
今回はそんな日本マイクロソフトでのインターンシップの概要や選考内容について解説します。さらに、過去に日本マイクロソフトのインターンシップに参加した学生の体験談もご紹介していきます。日本マイクロソフトのインターンシップに参加して、就活を有利に進めましょう。
もくじ
日本マイクロソフトの特徴
日本マイクロソフトは、ソフトウェアを開発、販売するマイクロソフトコーポレーションの日本法人で、主に営業、マーケティング、サポート、社長室および法務などを担当しています。
日本市場では日本オラクル・アマゾンウェブサービスジャパン・グーグル合同会社・日本IBM・Apple Japan・日本サムスンなどの外資系企業だけでなく、富士通・日立製作所・NEC・ソニーなど日系企業を含めた多くのITベンダーと競合しており、激しいシェア争いを繰り広げています。ここではそんな日本マイクロソフトの特徴をご紹介していきます。
グローバルに活躍できる
日本マイクロソフトは日本法人のため、基本的には日本国内でのビジネスが中心となります。しかし、マイクロソフト全体としてグローバルポジションの求人を米国マイクロソフト社のホームページで行っていたり、新卒の場合だと数年に1度はグローバル研修を実施するなど、海外の社員やビジネスと触れ合う機会は比較的多いようです。
特にエンジニアはグローバル組織所属になるため、職種によっては本社や海外支社の社員と協働でプロジェクトを進める経験を積むことも出来ます。
フレキシブルワークの実現
日本マイクロソフトは、働き方の多様性推進を重要な経営テーマの1つとして位置づけ、「フレキシブルワーク」として実現しています。
マイクロソフトの企業ミッションは、「地球上のすべての個人とすべての組織が、より多くのことを達成できるようにする」としており、創業時より、「人材」を大切にしています。働き方の多様性推進が経営にとっていかに重要な視点であるかを考え、テレワークや地方での滞在型勤務など、多様な働き方を推進しています。これによりワーク・ライフ・バランスの満足度が一気に向上したとされています。
業会内でも平均年収が高い
平均年収は業界でも高めの900万円台と言われています。基本的には年俸制で、職種によっては目標達成度合いに応じたインセンティブが支払われます。別途ボーナスはありませんが、年俸を16分割し、月の給与12か月分とは別に、4ヶ月分は半年に1度ボーナスの形で支払われます。
日本マイクロソフトが求める人物像
日本マイクロソフトの企業ミッションは、「世界中のすべての人々とビジネスの持つ可能性を最大限に引き出すための支援をすること」です。
そのミッションを遂行するために、マイクロソフトの従業員は、以下の 6 つの価値観に基づいて日々の活動を行っています。
- 誠実で正直であること
- オープンで、相手に敬意を表すること
- 大きな課題に対しても果敢に挑戦し、最後までやり抜くこと
- お客様、パートナー様、技術に対する情熱をもつこと
- 自らの言葉とコミットメントに責任を持って何事にも取り組むこと
- 自分に厳しく、自らの向上に努めること
以上のことから、日本マイクロソフトは、「真摯な態度で仕事に取組める人材か」、「大きな目標達成のために積極的にチャレンジし、責任を持って取り組むことができる人材か」といった視点で応募者を見ていることが伺えます。
日本マイクロソフトが募集しているインターンシップは2種類
日本マイクロソフトでは、「サマーインターンシップ」と「通年インターンシップ」の2種類の募集をしています。詳しく解説していきます。
サマーインターンシップ
サマー インターンシップは、全ての部門 (技術職、技術営業職、営業・マーケティング職) で 6~8週間の受け入れを行なっています。短い期間でのインターンシップでは絶対に経験できないリアルなビジネスを体感できるプログラムになっています。最新の技術に触れ、役員や先輩社員との交流会、インターンシップの最後にはビジネス リーダーに対し成果発表の機会があり、フィードバックをもらうこともできます。
実施期間
2021 年 8 月 16 日 (月)~ 9 月 30 日 (木)
※出社を伴う形式となるか否かは、その時の状況を鑑みて決定されます。
勤務地
日本マイクロソフト品川本社 (品川駅徒歩 5分) もしくは オンラインでの実施
待遇
月額 350,000 円 (週 5 日 9:00-17:30 勤務の場合)
※出社の場合、関東圏外から参加の方には品川駅までの往復の交通費 (新幹線又は航空券代) を支給。
募集人数
- 技術職(テクノロジースペシャリスト): 約20名
- 技術営業職(テクニカルセールス・コンサルタント):約15名
- 営業/マーケティング職(セールス・マーケティング):約10名
※複数職種 併願不可
※採用人数はビジネス状況により増減の可能性があります。
応募資格
- 2023年卒の現在大学3年生、大学院1年生、高等専門学校本科4年生 または高等専門学校専攻科1年生(2022年7月1日~2023年6月30日の間に卒業する方)
- 指定した日程の選考会に参加できること
- 大学・大学院、高専卒業後1年以内に日本国内で勤務可能な方
- 就業経験2年未満の方
- 理系、文系いずれも応募可 (情報系の専攻もしくはプログラミング経験のある方歓迎)
- 日本マイクロソフトの職種については、ビジネスレベル以上の日本語力のある方
- 応募フォームの登録、及び提出物の登録を完了していること
選考フロー
- オンラインから本エントリー
- 書類選考
- 1次選考会(アセスメント センター) :6月~ 10月(3回を予定)
6月選考会:6月11日(金)
7月選考会:7月2日(金)
10月選考会:10月15日(金) - 最終選考会 (アセスメント センター) :11月19日(金)
締切日
- 6月選考会に向けてのエントリー締切: 2021年5月14日(金)日本時間12:00
- 7月選考会に向けてのエントリー締切: 2021年6月9日(水)日本時間12:00
- 10月選考会に向けてのエントリー締切: 2021年9月13日(月)日本時間12:00
通年インターンシップ
通年インターンシップでは、数か月間のまとまった期間で社員と同じ環境で実際の開発サイクルを経験することができます。通年インターンシップには、以下の特徴があります。
- メンター制度でしっかりサポート
- 世界中の最前線のデベロッパーとの交流も豊富
- プロジェクトを通してグローバルな働き方を体感
- 単なる就業体験ではなく給料込の責任感ある仕事
実施期間
- 通年で募集中
- 3か月程度(応相談)
- 週3日程度(時間、曜日は応相談)
日本マイクロソフトのインターンシップ参加者の体験談
ここでは、日本マイクロソフトのインターンシップに実際に参加した人の体験談を紹介します。
京都大学大学院 男性
会社・社員の雰囲気や対応はいかがでしたか?
外資系ITの雰囲気そのまま。ダイバーシティを重視する社風のためか、内定者は頭の切れる人を集めたというのではなく、各々の情熱を持った個性的な人が多いという印象。社員はマネージャークラスの人ばかりだったため、貫禄があったが和やかでテクノロジやMicrosoftが好きな人が多いと感じた。
この企業のインターンを通して学んだことを教えてください
Microsoftという外資系ITという環境では、膨大なIT基盤を駆使してどのように社会にインパクトを与えるのか、インパクトとは何なのかということを常にスピード感持って考えることが大切で、それが求められていると感じた。
大学名性別非公開
一緒に取り組んだ学生のレベルはいかがでしたか?
ビジネスの特定の技能やIQの高さが著しく秀でているというよりも、器のポテンシャルが高い。というのは、コミュニケーションに問題がなく、人間が好きで、アドバイスを活かせる基盤がある。個性的な背景や意識を持っており、自分の研究や関心があること・やりたいことに貪欲で、仕事を楽しむことができる。といった学生が多いように感じられた。新卒入社の社員は本当に話していて感じの良い人が多いが、インターンに来ている学生からもそういった資質を感じられた。
この企業のインターンを受ける後輩にアドバイスをお願いします
インターン選考では確かな主体性、そしてカルチャーマッチを重視していると思う。日本マイクロソフトのミッションやカルチャーに惹かれてこの会社を受けるのであればなおさら、自分がそれを満たしていることを嫌味なくアピールしていくといいと思う。また、グループディスカッションなどでは、「自分が自分が」と出張る・優秀さを誇示するのではなく、他の人を活かす形で活躍するとなおさら良いと感じた。
【まとめ】日本マイクロソフトのインターンシップで世界規模のビジネス体験を
日本マイクロソフトのインターンシップは、「月給が発生する」という類い稀なインターンシップです。その分、しっかりと日本マイクロソフトで実際に働くイメージができ、入社後のギャップが少なくなるでしょう。
日本マイクロソフトのインターンシップは狭き門ですが、実際に社員の方々と関わり、フィードバックをもらえる機会は他にはないため、参加すれば内定に近づくことができ、他の就活生に差をつけることができます。
また、日本マイクロソフトのインターンシップは早期選考や内定直結にもつながる可能性があるため、将来働きたいと考えている就活生はぜひ応募してみましょう。
投稿者プロフィール
- 大学卒業後、一般企業で3年勤め、その後地方公務員へ転職。在職中は広報や秘書などを経験。結婚を機に退職しフリーランスへ。現在はライター兼デザイナーとして活動中。自身の就活や転職経験を活かして採用メディアで執筆しています。就活では上手くいかず試行錯誤した経験から、本当に役立つと思える情報をお届けしています!