老若男女問わず人気のテーマパーク「ディズニーランド」
運営しているのは株式会社オリエンタルランドです。当然ながらそこで正社員として働きたいと考える人は大勢います。
この記事では、オリエンタルランドで募集されている職種や求める人材、採用のポイント、待遇面、福利厚生などをご紹介します。
尚、ディズニーに関係するオフィスワークやディズニーショップに興味がある方はウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社への就職となります。
関連ページより、「ディズニーに就職したい!テーマパークとオフィスで異なる選考対策」をご参照ください。
もくじ
オリエンタルランドで募集されている職種
オリエンタルランドで正社員として働きたい方は、まずは自分がどのようなポジションでお客様に夢を与えたいのかを考える必要があります。
よくあるのがディズニーランドへ行った際にキャストの人を見て憧れるというものです。実はディズニーランドのキャストは大半がアルバイト。
オリエンタルランドで正社員として働くことを考えると以下の職種から選ぶことになります。
総合職
オリエンタルランドは数多くの部門があります。ジョブローテーションを通して多くの経験を積みながらキャリア形成していくのが「総合職」となります。ゆくゆくは中核メンバーとして活躍し、成果をあげることを期待されます。全ての事業フィールドに仕事として関われるのは魅力でしょう。
テーマパークマネジメント職
ディズニーランドのキャストに憧れている方にとっては、この職種が一番近い立ち位置で働けるでしょう。主に3つのポジションが用意されています。
- スーパーバイザー
お客様に一番近い場所であるテーマパーク内で働けます。テーマパーク運営とキャストの指導・育成を通して「お客様満足度の最大化」と「収益の最大化」を両軸で追及していきます。
- ファイアー業務
東京ディズニーリゾートの「防火・防災管理」と「緊急時の初期対応」のスペシャリストして働くポジションです。当然ながら訓練や防災教育などをおこなうので、華やかなテーマパークの世界を直接感じる機会は少ないでしょう。ただ、お客様やキャストが安全に楽しめるのはファイアー業務を担当する方のおかげです。やりがいは十分のポジションです。
- 専門職
ディズニーランドには数多くの専門職が存在します。・パタンナー
・造形コスチューム製作者
・栽培管理者
・社会保険業務
・ナース
・建築技術者
・建築設備技術者
・土木技術者
・ランドスケープ技術者
・グラフィックデザイナー
・スーシェフこのように適性に合ったポジションも用意されています。
オリエンタルランドが求める人物像
オリエンタルランドは過去最大規模の投資を伴う開発プロジェクトを進行中です。これからも社会に感動や活力を生み出すために、チャレンジし続けられる人材を求めています。
応募者に対しては求める3つの軸がはっきりと決まっています。
「より良く」を意識できる人材
時間経過と共にライフスタイルの変化や価値観の多様化が進んできました。娯楽の在り方も多岐に渡ります。
そんな環境下で、事業を進化・成長させるためは、お客様の想像を超える「より良く」を意識していかなければならないのです。現状に満足せず常に上を目指す向上心が大切になります。
「やり切る」ポテンシャルを持つ人材
テーマパーク事業は、投資額が大きく時間がかかります。ひとつの新規アトラクションを作り上げるのに、企画段階から実際に運用されるまで、数年に及ぶ年月がかかるのは当たり前です。
その過程では様々な困難に直面します。それでも諦めることなく「やり切る」気持ちが大切なのです。
「一丸となって」組織を考えられる人材
テーマパークを訪れるお客様に対して全員が最高のおもてなしをする。組織や役割を超えて「一丸となって」それを実行していきます。遊びに来る人が満面の笑顔で帰れるように、全スタッフの意識統制がされています。
オリエンタルランドの選考ポイント
オリエンタルランドの正社員雇用では、選考時に提出する課題があるので、まずはそこをクリアしなければなりません。まずは選考フローから確認していきましょう。
選考フロー
一般的な「総合職」と「テーマパークマネジメント職」では下記の選考フローであることが多いようです。
- オリエンタルランド採用「マイページ」へご登録
- 「アンケート」および「OLCチャレンジシート」の提出、「総合能⼒検査」
- ⾯接(2~3回を予定)
- 内定
「専門職」はポートフォリオの提出等も必要になります。
面接でよく聞かれる質問と対策ポイント
オリエンタルランドの面接は人となりを知るための質問が多いので、素直な気持ちで受けることが成功のカギです。その分、あまり他の企業では聞かれない質問もされるので、緊張し過ぎないようにしましょう。以下で対策できますので確認しておくことをおすすめします。
小さい頃はどんな子供でしたか?
お気に入りのエンターテインメントコンテンツは何ですか?
これまで何回ディズニーランドに来ましたか?
オリエンタルランドで正社員として働く人の声
オリエンタルランドで働けるというだけでワクワクするかもしれません。しかし、ゲストではなくビジネスを提供する側になることで見える世界が変わることもあります。実際に働く人の声を参考にしましょう。
平日、休日どちらでも休めるのでワークライフバランスは非常に良いと思います。ワークライフバランスを重視する方には素晴らしい企業であることは間違いありません。
また福利厚生面も整っており、会社内にもカフェやコンビニ、食堂、テーマパークのショップなどもあり利用可能です。
フレックスタイムは名ばかりではなく、コアタイムが10時から15時なのだが、15時過ぎにお疲れ様ですと帰る人もいる。その人に対して、早すぎませんか?という雰囲気は全くなく、働きやすい環境である。
残業についてはかなり厳しくなっており、短い時間の中でもパフォーマンスをあげることを求められる。悪いことではないと思う。
自分からしっかり上司にアピールする事で褒めてもらえたり評価されたりする。信頼関係が築けると、この上司のために尽くしたいとか、キャストのために何かしてあげたいと思う。色んな人から声をかけられたり、重要な仕事を任されたり、頼ってもらえたりするとモチベーションも上がり、また尽くしたいと思う。
【成長・キャリア開発】
直属の上司によって全然違う。私の育成に力を全力で注いでくれる人もいれば、部下の手柄を自分のものとして上司に報告する人もいる。どんなに企画を成功させても、直属の上司との信頼関係がなければ評価もされない。
オリエンタルランドの待遇や福利厚生
オリエンタルランドの待遇や福利厚生についても確認します。
平均年収は700万円で高い
オリエンタルランドの正社員の平均年収は700万円と高い傾向にあります。ただ、基本的に年功序列で昇給していきます。早い段階で高収入を目指したい方はむずかしいかもしれません。
ユニークな福利厚生がある企業で2位
オリエンタルランドは正社員でなくても福利厚生が充実しています。以前エン・ジャパンが実施したアンケートでは「ユニークな福利厚生がある企業」で2位を獲得しています。
実際に以下の福利厚生が用意されています。
- 住宅支援制度
- 従業員食堂
- 対象店舗の従業員割引
- カフェテリアプラン
- キャスト専用パスポート
とくにキャストは専用パスポートで格安でディズニーランドを楽しむことができます。先輩社員の接客をゲスト側から見ることで気づくこともあるはずです!
オリエンタルランドの正社員になるためには、選考時の課題をクリアしなければなりません。
その後の面接では人となりを見るので素直な気持ちで答えましょう。
求める人物像は「より良く」「やりきる」「一丸となって」を意識できる人です。
ぜひ参考にしてみてください。
投稿者プロフィール
- ウシ科 ウシ属 サイヨ牛。就活で100社落ちた経験、就職するも牛を牛とも思わない企業に嫌気がさして退職。それ以来、だれよりも求職者の手助けをしたいと考え、採用メディアを作り上げることを決意した。
採用に関する情報を銀行のように貯めて、だれもが引き出せるようにとの想いで採用バンクが誕生。特別編集長として求職者側に寄り添ったアドバイスを得意とする。
今では「サイヨ牛ケンくんは採用試験のプロ」と呼ばれるまでに至った。
最新の投稿
- PR2023.07.27高間慎一氏はどのような実業家?シンガポール在住の日本人経営者の謎に迫る!
- PR2023.01.22高間慎一とはどんな人物?シンガポールでの活動内容を調査
- 企業・業界研究2022.12.08セブンプロジェクトの評判や口コミは?社内研修も整う医療系企業!
- その他2022.08.31マーケティング合宿(マ宿)とは?概要やメリット・デメリットを解説