チームラボは、アート、サイエンス、テクノロジー、クリエイティビティの境界を越えて、集団的創造をコンセプトに活動している企業です。独特な世界観を演出することで、多くの人を魅了しています。その世界観に惹かれてチームラボのファンになってしまった方も多いのではないでしょうか。今回はそんな多くの人を魅了する世界を作り出すチームラボのインターンシップ情報をお伝えしていきます。
こちらの記事はインターンシップ参加前に知っておきたい内容が書かれています。ぜひご覧ください。
もくじ
チームラボ株式会社の概要
インスタ映えするような世界観を多く作り出しているチームラボですが、その始まりは2000年。東京大学・東京工業大学の大学院生や学部生が集まり、チームラボ有限会社を設立したことがきっかけでした。その後2002年にチームラボ株式会社に組織変更を行なっています。現在の主な事業内容は以下の通りです。
- WEB
- アプリ
- ブランディング
- 空間演出
- 映像制作
- データ分析
- インフラ構築
- 保守運用
空間演出の印象が強いチームラボですが、WEBサイトの構築やアプリの開発なども行なっています。ANAマイレージアプリの保守運用もチームラボが行なっており、その実力は折り紙付きだと言えるでしょう。その他にも、東急ハンズアプリやLAWSONコーポレートサイトなどにも携わっている企業です。
23卒向けチームラボのインターンシップ情報
チームラボのインターンシップでは、2種類のインターンシップの募集を行っています。それぞれどのような内容なのかを見ていきましょう。
チームラボサマーインターンシップ
このサマーインターンシップでは、2週間に亘り、チームラボが手がけているWEBやアプリ開発、企業ブランディング、アート展示、空間演出など実際のプロジェクトや課題に取り組みます。
インターンシップ期間中は、チームラボのメンバーが1人メンターとしてサポートを行ってくれますので有意義な時間を過ごすことができると言えるでしょう。インターンシップ参加者向けの、新卒採用特別選考ルートに参加することも可能となっています。
対象職種
【エンジニア】
- WEBアプリ
- フロントエンド
- スマホアプリ
- 空間演出
- インタラクティブ
- 画像処理
【クリエイティブ】
- UI / UXデザイン
- ビジュアルデザイン
- 3DCGアニメーション
【カタリスト】
- ソリューション
- 空間演出 / 展示計画
選考方法
- エントリー
- 面接(1〜2回)
- インターンシップ参加決定
チームラボサマーインターンシップは、上記の流れで選考が行われます。エントリーは、サイトから行うこととなりますが、職種や選考方法によってはポートフォリオや課題の提出がありますので締め切りに注意しましょう。
課題や書類選考を通過した人のみがオンライン面接に進むこととなります。その後選考の結果については全てメールにて行われます。
チームラボのサマーインターンシップの募集はすでに終了しております。最新情報が掲載されるかもしれませんので、情報は常に確認するようにしましょう。
チームラボの1DAYインターンシップ
1DAYインターンシップでは、「UI /UX」についてチームラボの捉え方を学ぶことができる内容となっています。チームラボが実際の業務で使用しているツールを使って、良いUX(ユーザー体験)とは何か、それを実現するためのUI(ユーザーインターフェース)について知ることができます。
実施期間
第1ターム:7月26日(月)~8月6日(金)
第2ターム:8月17日(火)~8月27日(金)
第3ターム:9月6日(月)~9月17日(金)
サマーインターンシップ実施期間は上記の通りです。
インターンシップの内容
- チームラボのUI /UX事例紹介
- 個人ワーク
- ワーク解説
- 質疑応答
サマーインターンシップとは異なり最大120分の予定で実施されます。
応募条件・参加条件
- インターネット接続可能なPC(デスクトップ、ノートPC、使用OSなどは不問)
- Figmaアカウントの作成(Figmaアカウントを持っていない場合は作成)
上記の2つがチームラボの1DAYインターンシップ参加のための条件です。zoomを使って開催されるため、PCが必ず必要となっています。Figmaアカウントもインターンシップに参加するのであれば必要となりますので、アカウントを持っていない場合は作成するようにしましょう。
ちなみに1DAYインターンシップは、サマーインターンシップとは異なり参加条件を満たしている方であれば、1DAYインターンシップ当日の開始時間までいつでもエントリーすることが可能です。
選考がないので気軽に参加することができるインターンシップだと言えるのではないでしょうか。選考なしで希望すれば誰でもチームラボのクリエイティブさを学ぶことができるなんて大きなチャンスだと思います。
1DAYインターンシップの募集はすでに終了しています。今後新しい情報が掲載されるかもしれませんので、定期的に確認するようにしましょう。
チームラボのインターンシップ選考のポイント
チームラボは、役員以外に役職がない企業だと言われています。そのためとてもフラットな環境で仕事をすることができます。分野の異なるプロフェッショナルが集まって新しい作品を制作していくので、それぞれの人が自由に仕事をすることができる社風だと言えるでしょう。
また、経験の浅い人でも学びながら働くことができる環境が整っていることも新社会人には嬉しいポイントではないでしょうか。
チームラボは、「チームでできることの可能性を信じられる人」や「何事も楽しめる人」を求めていると言われています。WEBやアプリなど制作を行っていくのが主な仕事ですので、「とにかく作ることが好きな人」にもおすすめの企業です。
過去のインターンシップ選考で問われた質問
それではチームラボのインターンシップでこれまでどのような質問がされてきたのか、回答例とともに見ていきましょう。こちらの質問だけではなくさまざまな質問がされるかもしれないと念頭に置いて準備を行うことが大切です。
Q1.現在授業や学外で取り組んでいる課題や研究、プロジェクトなどについて具体的に教えてください
【回答例】
私は現在〇〇病治療への貢献を目指して日々研究を行なっています。現在この病気に対しては、進行を止める、もしくは機能を回復させる方法は明らかになっていません。その詳細な分子機構については未だ不明な点も多いのです。これらを明らかにすることは新たな発見につながると考えています。病に苦しんでいる方のために早く明らかにできるように頑張りたいと考えています。
Q2.ご自身の学業での取り組みを踏まえて、インターンシップで学びたいと思っていることを具体的に教えてください。
【回答例】
実践的な問題解決方法を学びたいと考えています。私の将来の夢は、社会に新たな価値を目に見えることで提供することです。そのためには1つ1つの課題を咀嚼し、チームとしてプロジェクト遂行まで様々な問題を素早く着実に乗り越える必要があると私は考えているからです。
貴社はまさに私が考えている社会に新しい価値を生み出す力を持っていると思いましたし、実際に多くの人を魅了しています。私もその新しい価値を生み出す力を培いたいと思っています。
これまで質問された内容を紹介しましたが、志望動機は必ず質問されますので、なぜチームラボのインターンシップに参加したいと思ったのか、その理由を明確に話すことができるように事前に準備を行うようにしましょう。
また、チームラボのインターンシップ選考では「ガクチカ」学生時代に力を入れたことや、学生時代に頑張ったことと絡ませた質問をされることが多いようです。
そのためには、まず自分が学生時代にどのようなことを頑張ってきたのが振り返る必要があります。まずはこれまでの自分の頑張りを振り返ってアピールするべきポイントも見つけるようにしましょう。
「ガクチカってどんなことを書いたらいいの?」「ガクチカってそもそも何?」このように思っている方にぜひ読んでいただきたい内容がこちらです。ガクチカについて丁寧にまとめていますので、合わせてご覧ください。
チームラボのインターンシップに参加した方の体験談
実際にチームラボのインターンシップに参加した方の体験談がこちらです。体験談を見ると、かなり充実した内容だったことがわかります。
体験した職種:フロントエンジニア
実際の案件に携わりました。チーム開発の経験がなかったため、コードレビューを受けることでとても勉強になりました。リリース直前まで妥協することなく開発した結果、ユーザーが実際に触っている姿を見かけた時は、とても達成感を得ました。
引用元:チームラボサマーインターンシップ
体験した職種:ソリューションカタリスト
実際の案件の仕様を考えられて楽しかったです。構想がデザイナーの手でビジュアル化された瞬間は、とても新鮮でした。きっと実際にアプリが開発されたら、ワクワクするだろうなと思いました。
引用元:チームラボサマーインターンシップ
【まとめ】チームラボのインターンシップ選考はガクチカがポイント
今回は、空間演出などで大人気の企業チームラボのインターンシップ情報について紹介しました。チームラボは大人からも子供からも絶大な支持を集めている企業ですので、インターンシップも倍率の高さが伺えます。しかし、1DAYインターンシップでは参加条件を満たしていれば誰でも参加することができますので、上手に利用することをおすすめします。
チームラボのインターンシップ選考で、過去どのような質問がされているのかをまとめましたが学生時代にどのようなことを頑張ってきたのかを伝える「ガクチカ」がインターンシップ選考突破の鍵だと言えるでしょう。
また、チームラボが求めている人材として「とにかく作ることが好きな人」とあります。ものづくりが好きだという点も大切なアピールポイントだと言えるでしょう。ポイントを抑えてチームラボのインターンシップ選考突破を目指しましょう。
投稿者プロフィール
- 公務員→WEB制作会社→フリーライターに転身。沖縄で2児の子育てに奮闘中!
趣味はサーフィンとキックボクシングのアクティブ女子です。
文章を読むのが苦手な方でも「この記事は面白い!」と思えるようなライティングを心がけています。
これまで執筆したジャンルはライフスタイル・金融・キャリア・自動車などさまざま。
これからも有益な情報をたくさん発信していきますのでお楽しみに!