日本総研はコンサルティング業界を目指している就活生からの支持を集め、毎年人気企業ランキングの上位に入っています。インターンシップを希望する学生も多いと予想されるため、最新の情報をチェックし、万全の対策を行うことが必要でしょう。
この記事では、日本総研で開催されるインターンシップについてまとめました。2021年夏のインターンシップへのエントリーはすでに終わっています。
しかし今後のためにも、日本総研のインターンシップ内容や選考方法を頭に入れておくことは大切です。この記事を参考に、日本総研のインターンシップについての理解を深めましょう。
もくじ
日本総研は社会の発展に貢献する企業
日本総研は、複合金融グループの「SMBCグループ」に属している総合情報サービス企業です。
日本総研には以下の3つの機能があります。
- システムインテグレーション
- コンサルティング
- シンクタンク
これらの機能を活用し、
- 企業や社会がもつ課題を分析
- その課題を解決する方策や取り組みを提示
- 新たな事業や市場を創出
といった業務を行っています。
また上に記した3つの機能をフルに活用し、複合的なニーズに対して迅速かつ的確に対応できるのも特徴のひとつです。
そんな日本総研が求めているのは、チャレンジ精神にあふれる人材。
日本総研は自分の強みやスキルを存分に生かしながら、社会や産業の変革に貢献できる企業なのです。
日本総研のインターンシップは3部門6コース
日本総研のインターンシップには3部門があり、さらに細かく6コースにわかれています。ここからは日本総研のインターンシップを、部門・コース別に紹介していきましょう。
ITソリューション部門
ITソリューション部門は、大規模なシステムを運用し、SMBCグループのIT戦略機能を担っています。そんなITソリューション部門のインターンシップは計4コース。詳しく見ていきましょう。
システム企画・PMコース
システム企画・PMコースでは、実在のプロジェクトを元にしたプログラムを行います。またIT戦略実現を目指したプロジェクトを計画するなど、リアルなビジネス感覚にも触れられる内容です。
こちらのコースのインターンシップに参加すると、金融ビジネスでの経営戦略とIT戦略が、どのように関わり合っているのかを体感できるでしょう。
【日程】
前半： 2021年8月 ～ 9月
後半： 2021年11月 ～ 12月
4.5日間（前半2.5日＋後半2日） ※複数日程あり
【参加条件】
大学・大学院在籍の方
【募集人数】
各回30名程度
【場所】
東京本社またはオンライン
【手当】
2,000円／日（交通費または光熱費・昼食費として）
※来社の場合、遠方よりお越しの方には、実施会場近辺の宿泊場所を当社で手配します。
※往復1回分の当社規定旅費を支給します。
【選考フロー】
- 日本総研HP内「インターンシッププレエントリー」ボタンからエントリー
- エントリーシート
- 適性検査・面接等の選考
※エントリー受付は終了しています。
DXエンジニアコース
DXエンジニアコースでは、アジャイル開発の手法を用いて、Androidアプリの開発を体験します。チームでのものづくりを通し、その楽しさや難しさを知れるでしょう。
こちらのコースのインターンシップに参加すると、自分のスキルを実際の現場でどのように活かせるのかを具体的にイメージできそうですね。
【日程】
2021年8月 ～ 9月
期間中2日間 ※複数日程あり
【参加条件】
プログラミング経験のある方
【募集人数】
各回20名程度
【場所】
東京本社またはオンライン
【手当】
2,000円／日（交通費または光熱費・昼食費として）
※来社の場合、遠方よりお越しの方には、実施会場近辺の宿泊場所を当社で手配します。
※往復1回分の当社規定旅費を支給します。
【選考フロー】
- 日本総研HP内「インターンシッププレエントリー」ボタンからエントリー
- エントリーシート
- 適性検査・面接等の選考
※エントリー受付は終了しています。
金融×セキュリティコース
金融×セキュリティコースでは、巧妙化するサイバー攻撃から金融サービスを守るセキュリティ業務を体感できます。
このプログラムに参加すると、技術的な観点だけでなくユーザー視点でセキュリティについて考えられるようになるでしょう。
現在活躍中の社員と同じ空間で業務体験やディスカッションをすることは、自分の将来を考えるうえで有意義な体験になりそうですね。
【日程】
2021年 8月～9月
期間中の2～5日／週
計10～15日間程度
※具体的な実施日は相談に応じます。
【参加条件】
- 大学・大学院在籍の方
- 基本情報技術者相当の知識（資格の有無は不問）
※希望のテーマごとに、必要な知識や経験が異なります。詳しくは面接で説明します。
【募集人数】
若干名
【場所】
東京本社
【手当】
時給1,100円（交通費別途支給）
※来社の場合、遠方よりお越しの方には、実施会場近辺の宿泊場所を当社で手配します。
※往復1回分の旅費を支給します。
※本インターンシップ参加の場合は、アルバイト雇用契約を締結します。
【選考フロー】
- 日本総研HP内「インターンシッププレエントリー」ボタンからエントリー
- エントリーシート
- 適性検査・面接等の選考
※エントリー受付は終了しています。
金融×AIコース
金融×AIコースでは、金融ビジネスに活用させる観点で、新しい技術を調査したり検証したりする業務を体験します。次世代の金融ビジネスに関わる重要な仕事を、リアルに感じられるでしょう。
こちらのコースは「難易度は高かったが、やりがいを感じた」という参加者の声も聞かれます。挑戦したいという意気込みのある人には、意義のある期間になりそうですね。
【日程】
2021年 8月～9月
期間中の2～5日／週
計10～15日間程度
※具体的な実施日は相談に応じます。
【参加条件】
- 大学・大学院在籍の方
- 基本情報技術者相当の知識（資格の有無は不問）
※希望のテーマごとに、必要な知識や経験が異なります。詳しくは面接で説明します。
【募集人数】
若干名
【場所】
東京本社
【手当】
時給1,100円（交通費別途支給）
※来社の場合、遠方よりお越しの方には、実施会場近辺の宿泊場所を当社で手配します。
※往復1回分の旅費を支給します。
※本インターンシップ参加の場合は、アルバイト雇用契約を締結します。
【選考フロー】
- 日本総研HP内「インターンシッププレエントリー」ボタンからエントリー
- エントリーシート
- 適性検査・面接等の選考
※エントリー受付は終了しています。
コンサルティング部門
コンサルティング部門は、中長期的な視野で実践的かつ合理的な解決策を提示し、その実行支援も行います。こちらの部門で開催されるインターンシップは1コースです。
戦略コンサルティングコース
戦略コンサルティングコースでは、一連のコンサルティング業務を体験します。
さまざまな情報から、自社の現状や戦略課題を分析。その後、実行力のある戦略案を策定し、プレゼンテーションや質疑応答を行います。
このような一連の業務を体験し、現役のコンサルタントと接するなかで、自分が現場でどのように仕事ができるかといったイメージをつかみやすくなるでしょう。
【日程】
2021年8月30日（月）～9月3日（金）の5日間
【参加条件】
大学・大学院在籍の方
【募集人数】
20名程度
【場所】
オンライン
【手当】
2,000円／日（光熱費・昼食費として）
【選考フロー】
- 日本総研HP内「インターンシッププレエントリー」ボタンからエントリー
- エントリーシート
- 適性検査・面接等の選考
※エントリー受付は終了しています。
リサーチ部門
リサーチ部門は、緻密な情報分析と正確な提言を行い、社会の変革に貢献しています。こちらの部門で業務体験ができるのは1コースです。
エコノミストコース
エコノミストコースは、実際に活躍しているエコノミストに接し、その業務を体験します。ディスカッションや意見交換を通して、エコノミストならではの視点を感じ、エコノミストへの理解を深められるでしょう。
経済の現状や今後の展望についても深く知れるなど、価値のあるインターンシップになりそうです。
【日程】
- 2021年2月15 日（月）～18日（木）
- 2021年2月22日（月）～26日（金） ※23日(火)は祝日のため開催なし
【参加条件】
大学・大学院在籍の方
※国籍は問いません。ただし、日本語の読み書きと日常会話が可能であること
【募集人数】
各回とも最大で8名
【場所】
東京本社
【手当】
2,000円／日（交通費・昼食費として）
※来社の場合、遠方よりお越しの方には、実施会場近辺の宿泊場所を当社で手配します。
※往復1回分の旅費を支給します。
【選考フロー】
- 日本総研HP内「インターンシッププレエントリー」ボタンからエントリー
- エントリーシート
- 適性検査・面接等の選考
※エントリー受付は終了しています。
日本総研のインターンシップ選考｜過去の出題例
日本総研のインターンシップに参加するためには、エントリーシートや面接等の選考があります。エントリーシート提出後の選考方法は、コースによっても異なるようです。
ここでは、エントリーシートや面接などで、過去に質問された内容を紹介します。
エントリーシート
日本総研のインターンシップ選考にエントリーシートは必須です。
過去のエントリーシートの質問内容はこちら。
- インターンシップ志望理由と期待すること（300字以内）
- 現在力を入れていること（400字以内）
- 今後、学部・院において研究したい専門テーマとその理由（400字以内）
エントリーシートの質問内容は、コースによって大きな違いはないようです。
WEBテスト
WEBテストの過去の出題科目はこちら。
- 言語・非言語：35問程度
- 性格
- 玉手箱の空欄補充
市販の問題集やWEB上にある問題をといて対策をしたという声も聞かれます。自分に合う対策法を行いましょう。
個人面談
個人面談で質問された内容の一部です。
- 趣味や人柄を中心とした自己紹介
- 学部や選考内容を選んだ理由
- 学生時代に頑張ったこと
- 自分の強み
- 自分の弱みとその克服方法
- インターンシップの志望動機
- 金融についてのイメージ
面接時間は30分程度。比較的若い面接官だったケースが多いようです。
質問内容はそれほど特別ではないので、あらかじめ質問を想定して回答を考えておくと安心かもしれませんね。
グループディスカッション
過去のグループディスカッションで扱ったテーマはこちらです。
- 社会人に必要な3つの要素とは
- マネジメントに必要な3つの能力とは
日本総研のインターンシップ選考におけるグループディスカッションは、4人程度で行うことが多いようです。
グループディスカッションでは、自分の意見を積極的に発言することが大切です。一方で、ほかの人の意見に耳を傾けたりほかの人に意見を求めたりといった、グループ全体を見渡せるコミュニケーションスキルも必要とされます。
日ごろから自分の意見をもち、それを論理的に説明できるよう習慣つけてみてはいかがでしょうか。またほかの人の意見を聞くことも意識してみましょう。
日本総研のインターンシップに参加した人の体験談
日本総研のインターンシップに参加した人の体験談を紹介します。
実際の業務が想像できるような非常に作り込まれたインターンシップであり、その名の通り就業体験に相応しいと感じた。他社のインターンシップを受けた際との明確な違いとしては、資料の多さ・思考時間やフィードバックの手厚さにあると思う。一社員として業務に携われたような気分になり、自身の思考力はもちろんのこと、メンタルの部分まで鍛えられた様な感触を受け、他社のインターンシップより有意義な時間を送る事ができた。
引用元：日本総合研究所
クライアントにとって、価値ある戦略を生み出すには、フレームワークは参考程度というのが、新しい発見でした。深く考え抜き、独創性のある戦略こそがコンサルティングの本質ということが理解できた。
引用元：日本総合研究所
【まとめ】日本総研のインターンシップに参加して業務に触れてみよう
日本総研では、2021年夏のインターンシップへのエントリーはすでに終了しています。しかし、毎年冬にもインターンシップが開催されているようなので、今後もこまめに情報をチェックしておくことが大切です。
インターンシップは業務を体験できたり、社員と直接会話ができたりする貴重なチャンス。日本総研のインターンシップは、自分の将来を考えるにあたって有意義な機会となるでしょう。
投稿者プロフィール
- 2人の子育てをしながら在宅で働くwebライター。山に囲まれた、自然あふれるところに住んでいます。私の楽しみは、こどもと過ごすおやつタイム＆月1で通うネイルサロン♡家事・育児・仕事とバタバタな毎日を過ごしていますが、どんなことも楽しく全力で行うのが私流。そんな私は今までwebライターとして、たくさんの就活・転職系記事に携わってきました。人生の大きな分岐点を経験する就活生のために、本当に役立つ、リアルな情報をお伝えします。
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