ホンダは、大手輸送機器・機械工業メーカーです。それゆえ、ホンダに就職したいと考えているライバルはとても多く、新卒で簡単に内定を取れるほど、甘い企業ではありません。しかし、他のライバルよりも綿密にホンダに受かるための対策を行えば、あなたも十分内定を掴みとることが可能になります。この記事ではホンダが新卒採用で募集している職種や、求める人物像、面接対策などについて具体的にまとめましたので是非、参考にして下さい。
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ホンダが新卒採用で募集している2つの職種
そもそもホンダはどのような職種で新卒採用を行っているのでしょうか。ホンダが募集している2つの職種について、具体的に説明していきます。
事務職
事務職は、細かく分けると7つの職種で新卒採用を実施しています。
セールス&マーケティング
セールス&マーケティングの仕事内容は、全世界の市場に適する営業戦略の立案や展開などです。マーケット調査を踏まえて、商品企画や販売網の構築、宣伝や販売促進なども担当します。
生産管理・物流
生産管理・物流の仕事内容は、部品の輸送や完成品の生産、流通や販売などの工程を管理することです。商品提供と効率的な生産のバランスを保つための生産計画を立案し、スムーズな生産・出荷を目指していきます。
購買・部品調達
購買・部品調達の仕事内容は、ホンダの商品開発に必要な部品の調達を管理することです。必要な部品の購入や品質・コストなど多岐に渡る業務でホンダのモノづくりを支えています。
人事
人事の仕事内容は、入社から退社までの社員に関わる業務全てです。具体的には、採用した人事の育成や適材適所の配置、評価や処遇などを担当します。
知的財産・法務
知的財産・法務の仕事内容は、戦略情報分析や提案、ガバナンス・コンプライアンス体制の構築などです。知的財産や法務の専門知識を生かして、ホンダの経営強化や競争力向上を図る職種です。
経理・財務
経理・財務の仕事内容は、収益計画や資金計画の立案、投資資源配分や資本政策などです。金軸をグローバルで強固な企業もと盤確立に向けたオペレーション業務を担当します。
IT
ITの仕事内容は、最新ITを活用したソリューション提案や業務改革、アソシエイツのコミュニケーション促進などです。ITを駆使して、ホンダのビジネス領域をシステムや情報で繋ぎます。
技術職
技術職は、細かく分けると5つの職種で新卒採用を実施しています。
自動運転
自動運転の仕事内容は、AIや知能技術の研究開発です。ホンダの自動運転・安全運転支援システム領域を支える職種です。
電子制御・セキュリティ・先進システム研究開発
電子制御・セキュリティ・先進システム研究開発の仕事内容は、制御技術の研究開発や部品開発などです。本ダの四輪自動運転システムや電動パワートレインシステムの開発を行います。
電動駆動・エネルギーマネジメント技術研究開発
電動駆動・エネルギーマネジメント技術研究開発の仕事内容は、四輪の電動コンポーネントであるパワーエレクトロ二クスや燃料電池、モーターやインバータなどの研究開発と車両開発です。他には、モビリティと生活・社会インフラをつなぐエネルギーマネジメント技術の研究開発も担当します。
通信・インフォテイメントシステム研究開発
通信・インフォテイメントシステム研究開発の仕事内容は、四輪車載インフォテイメント領域の知能化やコネクティッドなどのソフトウェア開発・通信技術の研究開発などです。他には、自制代のモビリティシェアリングサービスの研究開発も担当します。
四輪生産における高度デジタル技術開発
四輪生産における高度デジタル技術開発の仕事内容は、製品設計や生産準備業務の効率を図る、CAE/デジタル技術の開発・導入です。他には、IoT/データサイエンス技術の開発や導入なども担当します。
ホンダが求める3つの人物像
ホンダが求める人物像にあなたが合っていれば、新卒採用で内定をつかみ取れる可能性は高まります。それでは、どのような人物像を求めているのか具体的に説明していきます。
マニュアルに縛られない人
海外営業職として活躍している方は「車は様々な機能を備えており、複雑な商品だ」と述べていました。例えば、スポーツカーが好きな人に「スポーツカーができました」と説明しても、興味は持ってくれると考えられますが、購入してくれるかどうかは分かりません。安い価格ではないため簡単に買ってくれることは、まずないでしょう。そのため、マニュアルだけの営業ではなく、自分なりの提案力や営業手法が試されてきます。どの職種であっても、マニュアルに縛られない人材をホンダは求めています。
探求心がある人
電気自動車やSUVの普及など、お客様が自動車に求めるニーズは時代によって変わります。お客様のニーズと共にホンダも高品質な商品を販売していく必要があるでしょう。そこで、研究開発職の方は「新しい時代に新しい驚きを作るには“探求心”が必要」と述べていました。何が必要なのか?そもそもお客様のライフスタイルはどう変わっていっているのか?などを考えることで、自ずとお客様が求めるニーズが分かることでしょう。常に探求心があり、その探求心をホンダでも活かしてくれるような人材をホンダは求めています。
松明を自分の手で掲げていける人
ホンダの社長は「ホンダは、松明を自分の手で掲げていく企業である」と述べています。もちろん、ホンダという松明についていくことも良いでしょう。しかし、社長は「たとえ小さな松明であっても自分の道を切り開いていってほしい」との願いもあります。ホンダを活用して自分の夢を叶える、ホンダで学んだことを活かして目標を達成するなど、松明を自らの手で掲げていけるような人材をホンダは求めています。
ホンダの新卒採用における選考フローと面接対策
ホンダの新卒採用は、どのような選考フローを踏んでどのような質問を面接で聞かれるのでしょうか。それぞれを具体的に説明していきます。
選考フロー
新卒採用の選考フローは下記の5ステップで進んでいきます。
- ES
- Webテスト・SPI
- 企業独自の選考
- 最終面接
- 内定
上記は技術職の選考フローです。職種によっては一次面接や説明会・セミナーがありますが、もと本的に上記のような流れで新卒採用の選考が進みます。
過去に聞かれた質問内容と回答のポイント
ホンダの新卒者向け面接では一般的な質問のほか、ホンダをどのくらい分析しているのか、を見極めるための質問をしてくる傾向があります。ここでは新卒採用で実際に聞かれた質問や回答のポイントについて説明していきます。
自動車業界に入って何を実現したいのか
あなたはその研究でなにを得ましたか。
東芝の粉飾決算についてどう思う。
ホンダで働く人の声
ホンダで働いている人は実際どのように感じているのか、みなさんの声を紹介していきます。
「3つの喜び」に共感できる人はホンダで活躍できる!
ホンダは、買う喜び・売る喜び・創る喜びの「3つの喜び」をもと本理念としています。もと本理念のもと、価値創造に挑戦した結果、3,200万人以上のお客様に商品を届けました。今後も技術・モノづくりの力とグローバルネットワークを進化させて、生活の可能性が広がる喜びを提供する、といったビジョンを掲げています。今後ホンダがいくら成長しようとも、このもと本理念は変わらないことでしょう。買う喜び・売る喜び・創る喜びの「3つの喜び」というもと本理念に共感できる人は、きっとホンダで活躍できるはずです。
ホンダの待遇を紹介
ホンダに入社しようと考えている新卒の方は、ホンダの待遇についても気になりますよね。ここではホンダの平均年収や福利厚生について具体的に説明していきます。
平均年収は780万円以上!
有価証券報告書によると、ホンダの平均年収は786万円でした。性別で分けると、男性の平均年収は890万、女性の平均年収は672万円です。部長クラスになると、平均年収は1,300万円をこえるため、高収入も夢ではありません。
ホンダは福利厚生も充実している!
一部ではありますが、ホンダには下記のような福利厚生があります。
- 住環境(独身寮や社宅、受託手当や家賃補助など)
- 食事環境(社内食堂や食事補助など)
- 通勤手当
- 健康管理
- 厚生施設
- 社員販売制度
- 互助会
- 設立制度
- 生前・生後休暇
- 子の看護休暇
他にも数十種類の福利厚生メニューがあり、充実しているといえます。
ホンダの新卒採用を受ける前にもう一度チェックしよう
ホンダは「3つの喜び」という基本理念をと大切にしています。そのため、新卒採用面接でも「あなたが感じた喜び」や「ホンダを通してどのような喜びをお客様に与えていきたいのか」といった点をアピールしてみましょう。その思いはきっと、ホンダに伝わるはずです。もう一度求める人物像や面接対策を確認して、あなたもホンダの新卒採用で内定をつかみ取ってくださいね。