【23卒】外務省のインターンシップ情報|選考情報や攻略ポイントを解説

2021年9月16日

「外務省のインターンシップはどうやってエントリーするの?」
「英語のスキルや渡航経験は選考に左右されるの?」

外務省で実施しているインターンシップは、実務経験ができる貴重な機会です。外務省への入省を志望している学生にとってインターンシップでの経験は今後を大きく左右するきっかけになるのではないでしょうか。

この記事では、外務省が実施するインターンシップの内容やエントリー方法、選考基準、必要なスキル・経験などについて、先輩たちの体験談を交えながら解説します。ぜひ参考にご覧ください。

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外務省インターンシップ5つのポイント

外務省のインターンシップについて、開催期間や日数といった概要、エントリー方法、選考の有無、プログラム内容、給与の有無などを5つのポイントでまとめました。

  1. 開催期間・日数・場所・応募締切について
  2. エントリー方法と選考の有無について
  3. 35のインターンシッププログラムあり
  4. 実務を経験できる
  5. 給与はなし

なお、23卒向けの外務省インターンシップの新規募集はすでに終了しており、例年秋冬での新規募集はない傾向です。インターンシップに参加したからといって優遇措置がとられることはありませんので、国家公務員試験対策を進めていきましょう。

①開催期間・日数・場所・応募締切について

外務省のインターンシップは大学の夏季休暇期間で2週間にわたって開催され、開催期間は各課室によって異なります。

開催期間:7月19日〜9月中旬
開催日数:2週間
開催場所:外務省本省各課室
応募締切:6月16日

大臣官房
公文書監理室
7月19日~7月30日(第一期)
7月26日~8月 6日(第二期)
8月2日~8月13日(第三期)

【引用】https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100196202.pdf

②エントリー方法と選考の有無について

応募方法はマイナビなどからエントリーするのではなく、外務省の総務班に直接メールをします。指定の参加申し込みフォームがExcelで配布されています。

応募方法:
参加申し込みフォーム(Excel)を外務省大臣官房人事課総務班「外務省本省インターンシップ」担当へメール
メールアドレス:
inta-nshippu@mofa.go.jp

第七希望まで希望は出せますが、適性に応じて選考されます。

③35のインターンシッププログラムあり

外務省にある35の課室それぞれでインターンシッププログラムが実施されます。

外務省内における公文書管理と外交記録の意義についての啓蒙

【引用】https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100196202.pdf

④実務を経験できる

他の企業が実施しているインターンシップでは説明会やワークショップといったプログラムが多いですが、外務省のインターンシップは各課室の執務室で実際に行われている業務の補助として入る形になります。本質的な部分を知る貴重な経験となるでしょう。

2 内容
●公文書管理の重要性とその外交における意義について、全省員向けのメルマガ執筆(外部有識者や当省OBへのインタビュー実施など)、HPへの掲載等
●マニュアルや外務省行政文書管理規則等を紹介する、省員向けの動画やポスター等、啓蒙資料の作成
●学位や修士号等は問わないものの、公文書管理に関する知識があると望ましい(大学で行政学、歴史学、外交史、アーカイブズ学などを専攻するなど、公文書管理について一定の
知見を有していること)
●広報や動画編集の経験があるとよい(スマートフォン等、簡易な動画編集のための機材があることが望ましい)

【引用】https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100196202.pdf

⑤給与はなし

給与の発生はありませんが、課室によっては弁当や社食などでの昼食支給があったようです。また、交通費は全額支給されるとのことです。

外務省のインターンシップ選考を通過する3つのポイント

外務省のインターンシップ選考を通過するポイントを、実際にインターンシップに参加した先輩の体験談と、外務省がオフィシャルで公開している採用ポイントも交えながらご紹介します。

中央省庁全体を通して言えることですが、学力・適性などを総合して見られます。学歴は関係なく、高卒での入省も可能です。その上で、外務省ならではのポイントを抑えていきます。

①英語力は必須

外務省というだけあり、英語力は必須です。インターンシップの応募時でもTOEFL又はIELTSのスコアの提出が推奨されており、スコアが高ければ語学能力が高いとみなされ評価も高くなります。TOEFLであればiBT100、PBT600以上が理想とされており、キャリア外交官や専門職員を目指すのであれば、TOEIC900点・英検1級は最低限のスキルとして必要となります。

また、英語以外にも特筆すべき語学能力があれば、そのスコアの提出も推奨されています。

ちなみに、海外への留学経験は必ずしも必要ではなく、仮に海外留学をしていたとしても内容が充実したものでなければ評価対象とはならないでしょう。逆に言えば、留学経験がなくてもデメリットに感じることはありません

入省後は2〜3年間の語学研修期間が設けられています。実務で必要な英語スキルについては、現段階で心配する必要はないでしょう。

②課室は絞らず幅広く検討

インターンシップ応募時は課室を志望することができますが、外務省側で適性を考慮され、参加するプログラムが決定されます。よほど専門性の高い業務を志望していない限りは課室を絞らずに、あらゆる業務に興味を寄せた志望動機にするのが良いでしょう。

③チャレンジ精神と国民のために働きたいという責任感をアピール

外務省では、以下のような人材を求めています。

  1. 国民のために働きたいという強い意志と責任感を持つこと
  2. 未知の課題に積極的に取り組むチャレンジ精神を持つこと
  3. 冷静に考え,かつ,機動的に動くことができること

これまでの努力や経験、自分が持つ強みを活かして、国民のために働きたいという責任感をアピールしましょう。

外務省のインターンシップに参加した先輩の体験談

最後に外務省のインターンシップに参加した先輩の体験談をご紹介します。

外務省と言うことである程度の英語は絶対にできないといけない。ビジネス英語も。また英語での資料作成の際の資料ミスなどもかなりチェックされたので提出するものに関しては全てダブルチェックをはことをお勧めします。(20年卒/夏インターン参加)

【引用】Rakutenみん就

外務省自体の理解は広報発表や資料からでも深めることができるが、このインターンシップでは国家公務員一人一人が普段どのような仕事をしているのか理解することができる貴重な機会であった。外務省に興味がある人もない人も、ぜひ応募を検討してみてほしい。(20年卒/夏インターン参加)

【引用】Rakutenみん就

【まとめ】外務省のインターンシップは参加できる人数が多い

外務省のインターンシップは、35の課室それぞれのプログラムがあり、さらに何期かに分けられています。参加できる人数が多いため、多くの就活生に参加できるチャンスがあると言えますね。他の省庁と迷っている方や、一般企業への就職と悩んでいるという就活生にとっても参加する意義があるのではないでしょうか。

23卒向けに開催されるインターンシップ募集は6月で終了となりますので、参加できなかった人は国家公務員試験に向けて対策を進めていきましょう。

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