髪の毛には、生まれつきくせがある人、ダメージを受けてくせが出てしまっている人、天候によってくせが出てしまう人など、様々なパターンでくせが表れます。見た目の印象が大事と言われている就職活動で、くせ毛があると採用に影響を与えるのではないかと不安に思っている学生も多いのではないでしょうか?就職活動をする際は、企業の方にできるだけ良い印象を持ってもらいたいですよね!
この記事では、そういった悩みを抱えている方の為に、就活の際にはくせ毛だとマイナスイメージになるのか?好感が持てるヘアスタイルはどのようなものなのか?といった疑問にお答えします。またくせ毛以外にも気をつけたいポイントをご紹介します。
就活の際くせ毛がマイナスになる可能性がある理由
就活の際にくせ毛はあまり好ましくないとされることがあります。くせ毛はなぜマイナスイメージを与えてしまうのでしょうか。
パーマが好まれない業界もある
就活中は多くの学生が髪色を暗くし、普段パーマをかけている人がストレートに戻しています。中にはアパレル系や美容系の業界のように、軽いパーマや少しだけ明るい髪色が受け入れられる業界があります。しかし、黒髪でストレートヘアが必須とも言われるような業界もあるのです。それが金融系や公務員などです。金融系や公務員などは就活中、誠実な印象・真面目な印象を持ってもらう必要があります。その点で、カジュアルな印象を与えるパーマは好まれません。くせ毛はパーマでは無いのですが、くせでゆるやかなウェーブになっている状態が、パーマをかけているように見えてしまう場合があります。
整っていないイメージを与える
くせ毛の人は、実際は自宅を出る前や面接前に髪型を整えていても、湿気などで崩れてしまうこともありますよね。しかしくせの出かたによっては、髪型を整えずに面接に挑んだ等というイメージをもたれてしまう事があります。まとめ髪にする際にまとめきれなかったり、ショートヘアが広がってしまったりすると身だしなみを整えていないのではないか?と捉える人もいるのです。
清潔感が薄れる
就活生の身だしなみで求められるのは、清潔感やフレッシュ感などです。特に就活は第一印象が大切だと言われることも多く、証明写真や面接では清潔感が伝わる髪型をしていることも重要です。しかしくせ毛で毛先がぱさぱさしていたり、くせが寝癖のように見えてしまうと清潔感が失われてイメージダウンにつながりかねません。
就活の際に好感が持てるヘアスタイル【女性篇】
就活の際には企業の人に好感を持ってもらいやすいヘアスタイルをご紹介していきます。
伸びると広がってしまいがちなくせ毛にはショートカット
くせ毛にも様々なくせの出方がありますよね。特に、髪の毛を伸ばしていると毛先のほうにくせが出がちだという人にはショートカットがおすすめです。極端に短すぎるショートスタイルは奇抜に捉えられ、就活には不向きなので気をつけましょう。前髪は斜めに流しスタイリング剤で固めましょう。そしてサイドの髪の毛は耳にかけて耳をだし、お辞儀をしても崩れないようにしておきましょう。
ストレートパーマで直毛にしたミディアムスタイル
くせ毛の人の場合、特にミディアムスタイルがまとまらないと悩む事があります。まとめて縛ることも難しい長さで、ピンなどで留めても広がってしまったりするのです。そんな悩みのある場合は縮毛矯正などでストレートヘアにすることもおすすめです。直毛にした後ハーフアップにすると顔周りがすっきりさせることができます。
ヘアアイロンやスタイリング剤を使ってかっちりまとめたロングスタイル
湿気などで広がってしまうロングヘアの方はヘアアイロンやスタイリング剤を使ってかっちりとまとめる事をおすすめします。耳よりも下の位置でしっかりとまとめましょう。就活では後れ毛は出しません。すべての髪をまとめてしまいます。前髪はサイドに流したり、オールバックにするなどして眉毛が見えるようにしてください。
くせ毛の人にはハードルが高いボブの場合
ボブヘアはくせ毛の人にはまとめるのが難しく、その為清潔感が損なわれる可能性がある髪型です。前髪はヘアスタイリング剤でしっかりと固め、サイドの髪はヘアピンで抑えることで顔がすっきりと見えるようにしましょう。後ろの髪などはこてなどを上手に使ってまとまり感のある髪型にするといいでしょう。面接当日の朝にスタイリングをする事に自信がない場合には、就活の間だけ思い切ってショートカットにすることもおすすめです。おしゃれな髪型にすることは就活後の楽しみにとっておいて、就活中は確実にまとめられる髪型にしておくと、時間的な余裕ができますよ。
くせ毛以外にも気をつけたいポイント
髪色は暗めが好印象
就活の時期は髪色をなるべく暗い色にしましょう。髪色が明るいとカジュアルな印象を与え、就活に誠実に向き合っていないと捉えられてしまうこともあります。生まれつき髪色が明るい人もいますが、その髪色が生まれつきであることを説明する機会が得られるとは限りません。気になる場合は黒色に染めてもいいでしょう。また髪の量が多く黒く染めることで重い印象になってしまう事に抵抗がある人がいます。その場合は、髪を梳いて毛量を減らすなどの工夫をしてみてください。
使用するヘアゴムなども黒か茶色
髪が長い方はヘアゴムを使ったり、ヘアピンを使って髪をまとめたり、留めたりするでしょう。その際は黒色か茶色のアイテムを使いましょう。自分の髪色に合わせて選ぶといいですね。飾りなどもついていないシンプルなものを使います。
前髪はしっかり固定
前髪はヘアスタイリング剤などを使ってしっかりと固定します。サイドに流したり、センター分けにしたりしましょう。前髪が長い人はオールバックもおすすめです。しっかりと固定することで、移動したりお辞儀をしたりしても崩れにくくなりヘアスタイルを気にせずに面接に挑むことができます。ただし、前髪にヘアピンをつけたままにすることは避けてください。前髪をヘアピンで留めていると幼い印象を与えてしまいます。鏡で最終確認してから面接に挑んでください。
サイドはまとめるかヘアピンで留める
就活の際は、眉毛や耳を見せる髪型が良いとされています。サイドの髪をすっきりさせると顔の印象が明るくなるからです。サイドの髪は耳にかけるかヘアピンで留めるようにしましょう。ポイントはお辞儀をした際に髪型が乱れないようにする事です。面接中には何度かのお辞儀をする機会があります。その度に髪型を直していてはあまり印象がよくありません。ショートカットの人も可能であればヘアピンでサイドの髪を留めてください。ロングヘアの人は後れ毛は出さずしっかりと後ろでまとめたうえでピンで留めるとなおいいでしょう。
清潔感のある髪型でより良い第一印象を持ってもらいましょう
就活では髪型を整えることで相手に好印象を与えることができます。くせ毛がいけないわけでは無いですが、くせ毛でも上手くまとめ清潔感を与える事は大切です。
- スタイリング剤で髪の広がりを抑える
- ストレートパーマやヘアアイロンなどで髪をまっすぐに近づける
- ヘアピンや髪ゴムでしっかりとまとめる
上記のポイントを抑えて良い印象を持ってもらえるようにしましょう。第一印象を良くすることが、その後の選考にもいい影響を与えてくれますよ。