就活では、履歴書やエントリーシートに添付するための写真を撮影する必要があります。書類選考にも用いられるため、就活には好印象の写真を使いたいですよね。
好印象の写真を撮影するためには前髪のスタイリングが重要ですが、就活中の前髪をどのようにアレンジすればいいか迷っている女性も多いことと思います。
そこで今回は、就活用の写真のための女性の前髪について詳しくご紹介します。
また、前髪のヘアアレンジでよくある悩みについてもお答えしています。
本格的に企業へのエントリーが開始される時期になりました。志望企業に早めにエントリーするために、しっかりと前髪や髪型を整えて写真撮影をしておきましょう!これから就活用の写真を撮る女性は、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。
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女性の就活写真は前髪がポイント!好印象な条件とは?
女性の就活時の写真は、前髪のイメージによって大きく印象が変わります。ここでは、好印象な前髪の条件ついて詳しく解説します。
条件①眉毛が見える前髪
眉毛が見える前髪は非常に好印象です。就活の選考では面接の前に履歴書やエントリーシートで選考を行う書類選考がありますが、企業の人事担当者にとって実際に学生と対面しない書類選考においては、人物の雰囲気を見るための履歴書写真は重要です。そのため、就活用の写真ではしっかりと表情を見せる必要があるのです。
表情を見せるにあたり、最も重要なのは眉毛を見せることです。顔のイメージは眉毛の角度や太さによって大きく変わるため、自分らしい雰囲気を出すには堂々と眉毛を見せることがおすすめです。
条件②おでこが見える前髪
おでこが大きく見えている前髪も好印象です。おでこが見えていると元気でフレッシュなイメージや、素直な印象を与えることができます。就活中の女性にとって、元気・フレッシュ・素直はとても大切な要素ですよね。
短い前髪の場合は必然的に眉毛やおでこを見せることができますし、前髪が長い場合もオールバックやセンター分けなどで眉毛やおでこを強調できます。中途半端な長さの場合でも、横に流すことでおでこを見せることはできますから、自分自身の前髪に合わせてスタイリングしてみてください。
条件③カッチリとセットした前髪
就活シーンでの前髪アレンジのポイントは、お辞儀をした時に前髪が崩れないこと。これは就活用写真でも同じことが言えます。お辞儀する度に前髪を整え直す必要がある人は、カッチリと前髪をセットしておきましょう。
崩れないカッチリ前髪は、ヘアスプレーやまとめ髪用ヘアワックスを使ってセットしていきます。
ヘアスプレーでカッチリ前髪をセットする方法
ヘアスプレーの場合は、前髪をセットし終えた後に使用します。前髪から20cmほど離して全体にまんべんなくかかるようにスプレーしてください。この時、スプレーが目や顔にかからないようにタオルなどガードしておくと良いでしょう。
ヘアワックスでカッチリ前髪をセットする方法
ヘアワックスの場合、まずはヘアワックスを手に広げて、体温で髪に馴染ませやすい状態にしておきます。その後、気流れに沿って前髪をとかすようにつけていきましょう。毛先だけでなく根元から丁寧につけていきます。ピンなどで留める時は、手に残ったワックスで表面をコーティングするとアホ毛の飛び出しをホールドしてくれますよ。
就活の履歴書写真で敬遠される女性のNG前髪は?
就活の履歴書写真で、人事担当者から敬遠されがちな女性の前髪についてご紹介します。その場合、どのような前髪にアレンジできるのかについても合わせて参考にしてくださいね。
短すぎる前髪
眉毛やおでこが見えることは好印象につながりますが、短すぎる前髪は幼い印象を与えるため、就活用の写真には向いていません。一方で、ショートヘアやベリーショートの場合の短い前髪は、元気でアクティブな印象が感じられるためOKです。
短すぎる前髪のアレンジ
- 現在前髪が短すぎる就活中の女性は、できるだけ前髪を伸ばしましょう。
- ミディアムやロングヘアの場合には、サイドの髪の毛を前髪側に持ってきて巻き込むことで、流し前髪にアレンジすることができます。
重すぎる前髪
密度の濃い重すぎる前髪は、暗い印象を与えることが多いため、就活の写真には向かないスタイルです。特に、就活では明るい髪の毛はNGですから、黒髪での重すぎる前髪はかなり暗い印象になってしまいます。
重すぎる前髪のアレンジ
重すぎる前髪はすいて軽くするか、斜めに流してアレンジしましょう。
カールが強い前髪
カールが強い前髪は女性らしく可愛らしい印象ですが、頼りない印象を与えることから就活用の写真には向いていません。流し前髪を作るときの癖付けのためにコテを使う場合がありますが、その程度のカールであればOKです。
カールが強い前髪のアレンジ
パーマなどによるカールが強い前髪は、ストレートアイロンを使って伸ばし、斜めに流すなどの工夫をしましょう。
シースルーバング
シースルーバング(透け感の強い前髪)は女性らしい印象の人気の前髪ですが、ファッション感が強いため就活用の写真には不向きです。シースルーバングは眉毛に重なる長さであることも多いため、清潔感に欠ける印象もあります。
シースルーバングのアレンジ
シースルーバングは、まとめてサイドに流しましょう。
ピンが丸見え
前髪をピンで止めているとかっちりした印象になりますが、稀にピンが丸見えの就活生もいます。ピンが丸見えだと、雑な印象や髪型への気配りができていない印象が強くなってしまうため、アレンジが必要です。
ピンが丸見えの前髪のアレンジ
- ピンをなるべく見せないように、ピンの先を髪の毛の中に隠す方法を取ってみましょう。
- 難しい場合には、ハード系のスプレーで固める方法もあります。
女性の就活写真で好まれる前髪5選!スタイリングも
女性の就活写真で好まれる前髪や髪型を5つご紹介します。ケアの方法やスタイリングのポイントについても、ぜひ参考にしてみてください!
センター分け
センター分けの前髪は女性の就活写真では人気であり、企業の人事担当からも好まれるスタイルです。前髪が落ちないセンター分けにするには、耳の下程度までの長さが必要です。清潔で知的な印象や、大人っぽいイメージの髪型になるため、就活にはぴったりの女性の前髪と言えます。
センター分けができる前髪の長さであっても、後ろ髪の長さが肩につく場合には、前髪ごとまとめる方がすっきりと見えます。後ろ髪に一緒にまとめられない長さの場合には、ピンを使ったり横に流したりと、工夫をして清潔感を保ちましょう。
流し前髪
流し前髪は、最も定番かつ好まれる女性の就活写真の前髪スタイルです。前髪の長さが中途半端な場合でも、スタイリングによりきれいにまとめられます。
流し前髪は以下の手順で作ってみましょう。
- 前髪全体をくしできれいにとかします。
- 全体的に横に流し、長すぎる場合にはピンで固定します。
- 最後にハードスプレーを前髪から離れた位置でかけ、全体的に固定させます。
きれい目ぱっつん
ぱっつんの前髪は重すぎると暗い印象になってしまいますが、一部を斜めに流したり、軽さの感じられる「きれい目ぱっつん」にすることで、素直で女性らしい印象を与えることができます。きれい目のぱっつんに見えるかどうかは、眉毛が見えているかどうかによります。斜めに分けたり軽めのぱっつんにするなど、できるだけ眉毛が見える状態にすると好ましいぱっつんに仕上げられるでしょう。
ボリュームを抑えたポンパドール
ポンパドールは、前髪をふわっとアップにしておでこを出すヘアスタイルです。しっかりセットできれば崩れにくく、カッチリしているもののエレガンスな印象も与えることができるため、航空会社のフロアスタッフや客室乗務員などによく見られます。
結婚式やパーティなどでのお呼ばれヘアアレンジとしても人気のある前髪ですが、結婚式やパーティでは華やかさを出すためにボリュームを出すことが多く、対して就活ではボリュームが出過ぎないように注意が必要です。
就活に適したポンパドールアレンジのコツは、アレンジする前にまとめ髪用のヘアワックスを髪全体に馴染ませてから前髪をとくように前髪をとり、半回転して少しだけ前へ押し出します。そして、毛流れの逆方向にピンを留めてください。最後にヘアスプレーを全体にかけて完成です。
オールバック
オールバックは前髪を全て後ろに流したヘアスタイルで、前髪が長い人に適しています。おでこが出るため顔まわりがパッと明るくスッキリし、クールで知的な印象を与えることができます。
ポンパドールは上方向にボリュームが出るのに対し、オールバックは頭部にピタッと沿うため空間演出ができません。似合う・似合わないがハッキリと分かれ、骨格や輪郭を髪型でカバーすることができないというデメリットがあります。人によってはキツく見られることもあるので、事前に家族などから印象を聞いてみると良いかもしれません。
崩れないオールバックの作り方は、まず髪の毛全体を水で濡らし、前髪が後ろに流れやすいようにドライヤーを根元から後ろにかけて乾かします。そのあと、まとめ髪用のヘアワックスを手のひら全体に馴染ませてから毛流れに沿ってつけていき、コームで整えながら髪の毛をまとめていきます。髪の毛をゴムでひとまとめにしたら、手に残っているワックスで表面をコーティングし、浮いている髪をならしていきましょう。最後にヘアスプレーを全体にかけて完成です。
就活の前髪アレンジQ&A
最後に、就活の前髪アレンジでよくある質問について解説していきます。
就活の前髪アレンジQ&A
- 重めのぱっつん前髪が上手にアレンジできない
- 前髪が短くて上手にピンを隠せない
- 前髪が癖毛でうねる!ストレートをキープするには?
Q1,重めのぱっつん前髪が上手にアレンジできない
重めのぱっつん前髪は、上手にアレンジするのが難しいですよね。このお悩みを解決するアレンジパターンを3つご紹介します。
サイドの毛に馴染ませてしまう
この方法は、長くなった重めぱっつん前髪の人にオススメのヘアアレンジです。サラッとしたタイプのヘアオイルを前髪全体に馴染ませます。そのあと、手のひらで伸ばしたまとめ髪用のヘアワックスを手元から毛先に沿ってつけていき、サイドの毛と一体化させてしまいます。
お辞儀をした時に落ちてくる場合はピンなどで固定しましょう。
内巻きで横に流す
前髪の毛先をヘアアイロンで内側に軽く丸め、手に馴染ませたヘアワックスで毛束を出しながら横に流します。ストレートアイロンで内巻きにする時は、小さくカールしすぎないよう注意し、大きく力を入れずに内側に巻いてください。同様に、コテを使用する場合も細いものより太いものが適してします。これから就活用に購入を予定しているなら、使い勝手の良い中間サイズ・26ミリがオススメです。
外巻きにして横に流す
長めのぱっつん前髪は、外巻きカールにすることで横に流しやすくなります。ヘアアイロンとコテ、どちらでも作ることができますが、大きくカールすることが上手にヘアアレンジするコツとなりますので、コテを使用する場合は太さに注意してください。
大きく外側にふわっとカールさせた後は、軽めのヘアワックスを手のひら全体に馴染ませ毛束感を意識しながらつけていきます。お辞儀した時に都度整える必要のある毛量であれば、ピンなどで毛先を固定して形を整えてください。
Q2,前髪が短くて上手にピンを隠せない
前髪が短すぎて上手にピンを隠せないという悩みは、ピンの使い方を変えることで解決できる場合があります。
前髪を留めるのに適したピンはアメリカピンです。アメリカピンとは一番馴染みのあるスタンダードなピンで、「アメピン」と略されることが多いです。真っ直ぐになっているもの、波型になっているもの、短いもの、ピンの先に玉がついているもの、色がついたファッション性が高いものとさまざまな種類があります。
前髪の毛量が少ない場合は、短いタイプの方が髪の毛に隠れやすいです。毛量が多い場合は、しっかりホールドしてくれる波型が適していますよ。
アメピンを上手に隠す方法ですが、ピンを留める少し前で1回内側にねじります。ねじった部分に毛流れと逆方向からアメピンを差し込みます。ねじった後に反対の手で髪の毛が緩まないように押さえ、ねじった方の手でアメピンを差し込むとやりやすいです。また、指でピンを広げて、髪を挟むように差し込むのがポイントです。前髪をまとめる前にヘアオイルやヘアワックスを馴染ませておいましょう。
Q3,前髪が癖毛でうねる!ストレートをキープするには?
前髪の癖毛が気になってストレートアイロンをかけたにもかかわらず、しばらくするとすぐに癖が出てうねってしまっては困りますよね。納得のいかない前髪は、モチベーションの低下にも繋がってしまいます。
就活が本格的になる夏場は梅雨や湿気も高いので、美容室で髪を軽くすいてもらうなど湿気対策も効果的です。頭皮やおでこの汗はこまめにぬぐうようにしましょう。また、写真撮影を実施する日はカラッとした天気の良い日がベストです。
意外かと思いますが、髪の毛は乾燥していると癖が出やすくなります。シャンプー後は必要な水分まで逃げ出してしまわないようにドライヤーでしっかりと乾かすと癖の出方に違いが現れます。濡れた状態の髪につけるヘアオイルやトリートメントをつけると、潤いをキープできるだけでなく、ドライヤーの熱によるダメージを軽減できます。
ストレートアイロンを使う際は必ず乾いた状態で使用してください。温度設定できるタイプのアイロンであれば、130度〜150度に設定しましょう。一度に前髪全てにアイロンをかけるのではなく、少しずつとり、前髪を引っ張りながらアイロンをかけていきます。横に流す時は、髪の毛の根元部分は流したい方向の逆に、毛先部分は流したい方向に向かってアイロンをかけるとキレイに流れてくれます。
【まとめ】就活中の女性は素敵な前髪で写真を撮ろう!
就活用写真において好ましい女性の前髪についてご紹介しました。
今の前髪が就活写真用の理想の前髪とは程遠いという場合でも、工夫次第でいかようにもアレンジすることができます。髪質や毛量、長さに合わせて色々なアレンジを試してみてください。自分でアレンジが難しいという場合は、ヘアアレンジ付きのフォトスタジオを利用するのもおすすめです。
理想的な就活用の写真を残せるように前髪をスタイリングしてみてくださいね。