新入社員必見!入社式の挨拶で大切にしたい6つポイントと例文を徹底解説

2020年4月20日

学生生活も終わりを迎え、いよいよ新社会人として活躍していく人が多くなる季節になりました。今までと違う環境に飛び込むことに対して様々な不安を抱えていると思いますが、その中の1つに「新入社員の挨拶」が挙げられます。「どのように挨拶をすれば良いのか分からない」と悩んでいる新入社員も多いのではないでしょうか?
実は、6つのポイントを抑えるだけで、きちんとした挨拶ができるようになります。この記事では、その6つのポイントと参考にしてほしい3つの例文をまとめてみました。今から入社式の挨拶に備えようと思っている新入社員にとっては、きっと役に立つはずなので参考にしてみてください。

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新入社員が入社式の挨拶で大切にしたい6つのポイント


ここでは、新入社員が入社式の挨拶で大切にしたい6つのポイントについて具体的に説明していきます。

大まかな構成に沿って挨拶をする

1つ目のポイントは「大まかな構成に沿って挨拶をする」ことです。基本的な構成に沿って挨拶をしなければ、伝えたい内容が先輩方に伝わらないかもしれません。入社式で挨拶をする際は、下記のような構成が良いと言われています。

  1. 自己紹介
  2. 会社に入社できた今の気持ち
  3. 抱負や夢、自分のアピールなど
  4. 締めの言葉

上記の構成に沿って挨拶をすると、まとまりのある文章になります。

明るく元気に話す

2つ目のポイントは「明るく元気に話す」ことです。挨拶に限らず新入生は、明るく元気にハキハキと話すことを心がけましょう。明るく元気に話すことで「お!この新入社員やる気があっていいな」と先輩方に好印象を与えることが出来ます。明るく元気に話すためには、口を大きく開けてお腹から声を出すという意識を持つことが大切です。

挨拶は短くまとめる

3つ目のポイントは「挨拶を短くまとめる」ことです。挨拶の時間は、その場面にもよりますが、大体3分前後に抑えられると良いでしょう。1分で終わらせてしまうと「それだけ?」と物足りない印象を与えてしまい、5分を過ぎると「まだ終わらないのか?」と聞き手を飽きさせてしまいます。人間の心理的にも何か物事に取り組む際は、3分までであれば、ストレスを感じにくいと言われています。スピーチの場合は、7分や10分と伸ばしても良いですが、挨拶の場合は短く簡潔にまとめられるようにしましょう。

抑揚をつけてゆっくりと話す

4つ目のポイントは「抑揚をつけてゆっくりと話す」ことです。人前で話すことが苦手で、どうしても緊張してしまうという人もいるのではないでしょうか。緊張をしてしまうと、暗記した文章や台本を言葉にすることが精一杯になってしまい、棒読みになってしまいがちです。また、この場から早く立ち去りたいという思いが先行してしまい、早口になってしまう人もいると考えられます。緊張して上手く話せなくなるという人は、一語一句丁寧に話すことと語尾を上げることを意識してみましょう。この2つを意識するだけで、単調な棒読みを防ぐことが出来ます。さらに余裕があれば、感情を加えながらゆっくりと話すことを意識してみましょう。

姿勢に気を付ける

5つ目のポイントは「姿勢に気を付ける」ことです。人は緊張してしまうと「目を合わせたくない」という思いから、どうしても下を向いてしまいます。目線を下げてしまうと、体全体が前のめりになってしまうため、猫背のような姿勢になってしまいます。悪い姿勢で挨拶をしてしまうと、先輩方に「あの新入社員大丈夫かな?」とネガティブな印象を与えかねません。目を見て話すことが苦手という人は、先輩方のおでこや眉間に視線を当てて話すようにしましょう。

言葉遣いに気を付ける

6つ目のポイントは「言葉遣いに気を付ける」ことです。もしかしたら入社式で「インパクトのある挨拶をしよう」と意気込んでいる新入社員もいるかもしれません。もちろん「営業成績No.1を目指したい、世界で活躍できる人材へと成長していきたい」というインパクトのある挨拶は悪くありません。ただ、熱い思いが先行し過ぎたあまりに、間違った言葉遣いを使ってしまっては、逆に悪い印象を与えてしまいます。例えば「めっちゃ頑張ります、マジで頑張ります」という言葉は入社式で相応しくありません。入社式では「敬語」を意識して、言葉遣いに気を配った大人の挨拶を心がけましょう。

入社式の挨拶で参考にしてほしい3つの例文


ここでは、新入社員が入社式の挨拶で参考にしてほしい例文を3パターンに分けて紹介していきます。

夢を盛り込んだ挨拶の例文

本日より〇〇部に配属となりました。採用 太郎と申します。本日は、私のために素晴らしい入社式を開催していただきまして誠にありがとうございます。朝からとても緊張しておりましたが、こうして皆さんに温かく迎い入れていただき、安心しております。私は会社の社長になりたいという夢を持っています。こちらの会社でも、社長になるという夢を実現させるために精一杯頑張らせていただきたいと考えております。仕事に関しては皆さんに一から教えていただくことばかりだと思いますが、一日でも早く活躍できる人材へと成長していけるよう頑張りますので、よろしくお願い致します。

元気・やる気をアピールする挨拶の例文

本日より〇〇部に配属となりました。採用 太郎と申します。本日は、私のために素晴らしい入社式を開催していただきまして誠にありがとうございます。朝からとても緊張しておりましたが、こうして皆さんに温かく迎い入れていただき、安心しております。私は△△高校 or 大学出身で、野球部に所属しておりました。部活動は5kmランニングを毎日行い、休日も自主的に10kmランニングを行っていました。野球以外にもテニスやゴルフといった様々なスポーツも好きですし、何と言っても部活動で培った「体力」がありますので、先輩方には私を鍛えていただきたく思っております。仕事に関しては皆さんに一から教えていただくことばかりだと思いますが、一日でも早く、活躍できる人材へと成長していけるよう頑張りますので、よろしくお願い致します。

笑いを狙った挨拶の例文

本日より〇〇部に配属となりました。採用 太郎と申します。本日は、私のために素晴らしい入社式を開催していただきまして誠にありがとうございます。朝からとても緊張しておりましたが、こうして皆さんに温かく迎い入れていただき、安心しております。実は、緊張し過ぎたあまり、最寄り駅を通り越してしまうというマンガのような事をしてしまいました。幸いにも、入社式が始まる2時間前に着く電車でしたので、今こうして間に合いました。今後は、このような事がないように、より一層社会人としての意識を高めて参ります。仕事に関しては、皆さんに一から教えていただくことばかりだと思いますが、一日でも早く活躍できる人材へと成長していけるよう頑張りますので、よろしくお願い致します。

新入社員は入社式の挨拶で自分らしさをアピールしてみよう

入社式は先輩方に自分を知ってもらえる良い機会です。その機会を活かして、自分らしさをアピールしてみましょう。新入社員が入社式の挨拶で大切にしたいポイントは以下の6つです。

  • 大まかな構成に沿って挨拶をする
  • 明るく元気に話す
  • 挨拶は短くまとめる
  • 抑揚をつけてゆっくりと話す
  • 姿勢に気を付ける
  • 言葉遣いに気を付ける

新入社員らしいフレッシュさで、新社会人としての一歩を踏み出してみましょう。

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