コーセーは、大手化粧品製造・販売会社です。それゆえ、コーセーに就職したいと考えているライバルはとても多く、新卒で簡単に内定を取れるほど、甘い企業ではありません。しかし、他のライバルよりも綿密にコーセーに受かるための対策を行えば、あなたも十分内定を掴みとることが可能になります。
この記事ではコーセーが新卒採用で募集している職種や、求める人物像、面接対策などについて具体的にまとめましたので是非、参考にして下さい。
https://saiyo-bank.com/4229/
https://saiyo-bank.com/3899/
コーセーが新卒採用で募集している4つの職種
そもそもコーセーはどのような職種で新卒採用を行っているのでしょうか。コーセーが募集している4つの職種について、具体的に説明していきます。
マーケティング系総合職
マーケティング系総合職は、細かく分けると4つの部門があります。
営業部門
営業部門の仕事内容は、販売店との商談やビューティコンサルタントのマネジメント、販売方針の共有や売り場交渉などです。相手目線で物事を考え、自ら行動できるスキルが求められます。
企画部門
企画部門をさらに細かく分けると、下記4つの部門があります。
- デジタルマーケティング事業部
- コンシューマーブランド事業部
- セレクティブブランド事業部
- 戦略ブランド事業部
クリエイティブ制作や海外向け企画、ブランドの方向性や販促プロモーションの検討・実行などを担当します。
国際部門
国際部門はさらに細かく分けると、下記2つの部門があります。
- 欧州事業部
- アジア事業部
海外法人の業務サポートや日本商品の販売、海外ブランドを日本に導入する業務などを担当します。
管理部門
管理部門はさらに細かく分けると、下記2つの部門があります。
- 経営企画部(コーポレートコミュニケーション室)
- 人事部
コーセーを世の中にアピールするための情報発信や社内報の制作、社会保険業務などを担当します。
研究開発系総合職
研究開発系総合職は、細かく分けると5つの研究室があります。
スキンケア製品研究室
スキンケア製品研究室では、スキンケア商品の製剤開発や保湿の研究に携わります。化粧水や美容液など基礎化粧品を中心に扱っている研究室です。
安全性・分析研究室
安全性・分析研究室では、化粧品の素材や成分などの品質評価研究に携わります。お客様が安心して使えるように、細胞レベルの実験や実用テストなど、様々な角度から化粧品の試験を行っている研究室です。
技術情報管理室
技術情報管理室では、海外の化粧品規制に関する情報収集、化粧品の海外導入可否判断や海外薬事申請などに携わります。コーセーのグローバル化を化粧品規制の視点からサポートする研究室です。
皮膚・薬剤研究室
皮膚・薬剤研究室では、基礎研究や課題解決の美容成分開発などに携わります。皮膚に訪れる老化現象のメカニズムを解明している研究室です。
価値創造研究室
価値創造研究室では、課題解決に必要な研究や技術の探索、研究テーマの連携推進や設計・管理運営などに携わります。グローバルに活躍できる研究員を育成している研究室です。
IT総合職
IT総合職は、細かく分けると2つの職種があります。
ソリューション開発課
ソリューション開発課では、データ分析システムの開発や運用に携わります。ITシステムを活かして、コーセーのマーケティング分析をサポートしていきます。
基幹システム課
基幹システム課では、国内の物流システム開発や海外子会社へのシステム導入などに携わります。ITテクノロジーでコーセーのグローバル化をサポートしている職種です。
ビューティコンサルタント
ビューティコンサルタントは、細かく分けると2つの職種があります。
販売スタッフ
販売スタッフは百貨店やストア、専門店やドラッグストアなどに勤務します。販売スタッフはお客様に「美しい」を届けるお仕事ですが、お客様によって「美しい」の基準は様々です。お客様が抱える悩みや理想を正確に読み取り、最適な化粧品やメイク方法をご紹介できるスキルが求められます。
教育スタッフ
教育スタッフは、トレーナーとしてビューティコンサルタントの研修やトレーニング、販売店様向けにセミナーの企画・実施などに携わります。
コーセーが求める3つの人物像
コーセーが求める人物像にあなたが合っていれば、新卒採用で内定をつかみ取れる可能性は高まります。それでは、どのような人物像を求めているのか具体的に説明していきます。
社会人として成長したい人
コーセーで活躍している人は「コーセーの魅力は、仕事を通じて成長できる環境があること」と述べています。それと同時に「様々な部署を経験できるチャンスがあり、若手でも責任のある仕事を任せてもらえる」と述べていました。コーセーは、若手を育成する環境が整っていると考えられます。
コーセーは、社会人として活躍していきたい、成長していきたいと考えている人材を求めていると言えるでしょう。
イレギュラーにも柔軟に対応できる人
コーセーは化粧品を製造・販売していますが、いつの時代も順風満帆な訳ではありません。実際にコーセーで活躍している人は「年度末に年間売上の達成が厳しいという店舗と共に、最後の追い込みをした経験がある」と述べています。販売店舗と、売上や販売施策について密に連絡を取り合った結果、残り数日というところで年間売上目標を達成しました。
このようなイレギュラーな事態にも柔軟に対応できるような人材をコーセーでは求められています。
聞き上手な人
コーセーで活躍している人は「相手の話をよく聞き、共感することでお互いが思い描いた理想の仕事に近づける」と述べています。「このような化粧品を作ろう」と自発的に意見を発していく能力も、もちろん必要です。しかし意見の言い合いだけでは、良いアイディアが生まれないと考えられます。
まずはお互いの意見を聞き、その上で意見を発していくからこそ、より良いアイディアが生まれるはずです。コーセーは、お客様や共に働くメンバーの意見にも耳を傾けられる「聞き上手」な人材を求めていると考えられます。
コーセーの新卒採用における選考フローと面接対策
コーセーの新卒採用は、どのような選考フローを踏んで、どのような質問を面接で聞かれるのでしょうか。それぞれを具体的に説明していきます。
選考フロー
新卒採用の選考フローは下記の8ステップで進んでいきます。
- ES
- Webテスト・SPI
- 筆記試験
- 一次面接
- グループディスカッション
- 二次面接
- 最終面接
- 内定
上記は研究開発職の選考フローです。職種によっては筆記試験や二次面接・グループディスカッションが行われない場合も存在しますが、基本的に上記のような流れで新卒採用の選考が進みます。
過去に聞かれた質問内容と回答のポイント
コーセーの新卒者向け面接では一般的な質問のほか、コーセーをどのくらい分析しているのか見極めるための質問をされる傾向があります。ここでは新卒採用で実際に聞かれた質問や回答のポイントについて説明していきます。
コーセーの強みと弱みを教えてください。
コーセーが今のリソースを使い新しい事業に挑戦するとしたら、どのような分野がいいと思うか
平成で一番すごいと思う発明品
コーセーで働く人の声
コーセーで働いている人は実際どのように感じているのか、みなさんの声を紹介していきます。
化粧品を通じて「自信」と「勇気」を与えたいと考えている人はコーセーで活躍できる!
コーセーの社長は「化粧品を創りお届けすることは、人に自信と勇気を与え、世の中を明るくすることができる」と述べています。それと同時に「“美しさ”が叶える幸せや感動を世界中に広げていきたい」というビジョンを掲げています。コーセーと共に、化粧品を通じて人々に「自信」と「勇気」を与えていきたいと考えている人材は、きっとコーセーで活躍できるはずです。
コーセーの待遇を紹介
コーセーに入社しようと考えている新卒の方は、コーセーの待遇についても気になりますよね。ここではコーセーの平均年収や福利厚生について具体的に説明していきます。
平均年収は700万円以上!
有価証券報告書によると、コーセーの平均年収は712万円でした。性別で分けると、男性の平均年収は806万円、女性の平均年収は608万円です。部長クラスになると平均年収は1,170万円を超えるため、高収入も夢ではありません。
コーセーは福利厚生も充実している
一部ではありますが、コーセーには下記のような福利厚生があります。
- 時間外労働手当
- 交通費全額支給
- 独身寮完備
- 扶養手当
- 外勤手当(営業職のみ)
- 転勤者住宅支援
- 共済会
- 財形貯蓄制度
- 社員持株会
- ジョブリターン制度
コーセーは数十種類の福利厚生があり、とても充実しているといえます。
コーセーの新卒採用を受ける前にもう一度チェックしよう
コーセーは「化粧品を通じて人々に“自信”と“勇気”を」という考え方を大切にしています。そのため新卒採用面接でも「化粧品を通じてどのように“自信”と“勇気”を人々に与えていきたいのか」といった点をアピールしてみましょう。その思いはきっとコーセーに伝わるはずです。もう一度求める人物像や面接対策を確認して、あなたもコーセーの新卒採用で内定をつかみ取ってくださいね。