クックパッドは料理レシピのコミュニティサイトで有名です。
料理を作る際に利用してみたことがあるのではないでしょうか。
この記事ではクックパッドのインターンシップ情報をご紹介します。
さらに、クックパッドが求めている人物像やインターンシップ選考対策のポイント、実際にインターンシップに参加された学生の体験談もまとめてみました。ぜひ最後まで読んでみてください。
クックパッドは毎日の料理を楽しみにする会社
クックパッドは1998年に創業し、「毎日の料理を楽しみにする」を目標にしています。
料理レシピのコミュニティサイトの「クックパッド」は、月間約5,400万人を超えるユーザーに利用されているサービスです。いまでは世界76カ国34言語まで広がっています。
目指していること
次の100年のスタンダードになる「食」の流通を作る
共働きの増加や核家族化、外食やデリバリーの普及など、毎日の料理を囲む環境はめまぐるしく変わっています。
その中でクックパッドは生産・流通・買い物の新しい仕組みである「クックパッドマート」を作っています。
クックパッドが求めるのは新しい「食」の流通を広めていける人
クックパッドが求める人物像は下記のとおりです。
求める人物像
- チャレンジングな目標にコミットし、新しい食の流通を広めていける人
- 主体性があり、積極的に取り組める人
- 成長意欲がある人
自分たちの手で新しい食の流通を広めていき、よりよい社会を創ることを目指していけるような人材が、クックパッドで求められる人物像だと言えます。
クックパッドのインターンシップ情報
クックパッドのインターンシップは、実践で求められる高い技術力・デザイン力とサービス開発ノウハウについて、最前線で活躍する社員が講義を行い、実践に落とし込みます。
リアルな課題に対し解決策を形にでき、成長を目指せる濃厚なプログラムです。
エンジニア向けとデザイナー向け、就業型のインターンシップがありますので、一つずつご紹介します。
【エンジニア向け】10Days Techコース
※現在、応募受付を終了しております。
クックパッドでのエンジニアの仕事を体験し、サービス開発の楽しさ、難しさ、面白さを実感できるコースです。
内容
インターンシップの前半では、日々活用しているWeb(React・TypeScript・Ruby on Rails)、モバイルアプリケーション、AWSといった開発技術や、ユーザーの課題解決のための考え方を学習できる講義です。
後半では前半で学んだスキルを活用して、課題解決を実践するプログラムを用意しています。
- OJTプログラム
- 課題解決するサービスを提案し実装する、PBLプログラム
開催日程・時間
開催日程と時間は下記のとおりです。
開催日程
2021年8月16日(月)~8月27日(金)の10日間
※土日はお休み
開催時間
10:00~19:00(休憩1時間)
開催場所
開催場所は前半と後半で異なりますので、一つずつご紹介します。
前半
オンライン
後半
- OJTプログラムはオンサイト
- PBLプログラムはオンサイト、またはオンラインを選択可
必要なもの
- 開発用パソコン
- マイク付きイヤホン、Webカメラ
- ビデオ通話が可能なインターネット環境
応募条件
- 2023年3月以降に卒業予定の学生
- Webエンジニア、モバイルエンジニアを志望する学生
- 10日間すべてに参加可能な方
募集人数
20人程度
選考フロー
- エントリー
▼ - 書類選考
▼ - プログラミング課題
▼ - 面接
▼ - インターンシップ参加
【デザイナー向け】3Days Product Designコース
※現在、応募受付を終了しております。
クックパッドでのデザイナーの仕事を体験し、プロダクトデザインの楽しさ、難しさ、面白さを実感できるコースです。
内容
クックパッドの現場で実践されるデザインプロセスを、講義と実習を通して学べます。
※このコースでプログラミングは行いません。
開催日程・時間
開催日程と時間は下記のとおりです。
開催日程
2021年8月7日(土)~8月9日(月)の3日間
開催時間
10:00~19:00(休憩1時間)
開催場所
オンライン
必要なもの
- パソコン(ZoomやFigma、Slackなどを利用)
- マイク付きイヤホン、Webカメラ
- ビデオ通話が可能なインターネット環境
応募条件
- 2023年3月以降に卒業予定の学生、または新卒入社1~2年目の社会人デザイナー
- 3日間すべてに参加可能な方
※応募時にポートフォリオをご用意ください
募集人数
10人程度
選考フロー
- エントリー
▼ - 書類選考・ポートフォリオ選考
▼ - 面接1回
▼ - インターンシップ参加
【就業型インターンシップ】サービス開発コース
実際の業務を行ないながら、クックパッドの開発方法を体験できます。
内容
クックパッドのレシピサービスや新規事業サービスの開発など、実際の業務を行います。
サービス開発コースの種類は、Webコース・Androidコース・iOSコースになります。
※就業期間や出勤頻度は要相談
プロジェクトをお任せ
ゴールの設定からプロセスや手段など、すべて自身で考え挑戦できます。
メンター社員からのデイリーフィードバック
就業型のインターンシップの場合、学生一人につき、メンター社員が必ず一人つきます。
日々の進捗の共有や相談はもちろんのこと、実務でのアドバイスも行います。
リモートワークの場合でも、ZoomやSlackなどでコミュニケーションを図り、日報などで一日の最後にフィードバックを行っています。
成果発表を通した振り返り
インターンシップ終了時は、チームメンバーにプロジェクトの成果を伝えます。
まとめることで気づきや学びがわかり、メンターやチームからのフィードバックももらえます。
応募期間
通年
実施期間
2週間以上
例)週4~5日勤務の場合は2週間/週2~3日勤務の場合は4週間
※3カ月以上の長期インターンシップを希望の場合、応募時にご相談ください。
勤務時間
9:30~18:30
※応相談
開催場所
オンライン
※状況と希望を鑑みて出勤する場合あり
応募条件
- ソフトウェアエンジニアを志望する学生
- プログラミング経験がある学生
- 課題の本質について深く考え、解決したいという思いが強い方
- 学年不問
選考フロー
- エントリー
▼ - 書類選考+プログラミング課題
▼ - 面接
▼ - インターンシップ参加
待遇
- 時給2,000円を支給
- PCを貸与
- 交通費および宿泊費別途支給
※交通費および宿泊費はオフィスへ出社する場合のみ、支給規定あり
クックパッドのインターンシップ選考対策
クックパッドのインターンシップの選考対策ポイントをご紹介します。
ESは幅広い質問に答えられるようにしておく
クックパッドのエントリーシートは、毎年質問の数や内容が異なるようです。そのため幅広い質問に答えられるようにしておきましょう。
エントリーシートにおいて、過去に聞かれた質問は下記のとおりです。
過去に聞かれた質問
- ここ最近の一番の失敗は何か
- あなた自身が「ユーザーファースト」だと感じた出来事について
- 誰もしていないような経験があれば教えてください
- インターンシップで身につけたいこと
- どんなところに興味をもったか
下記の記事も参考にしてみてください。
https://saiyo-bank.com/contents/manual8/
面接では自分の意見を述べられるよう準備する
面接官は人事の方1名、学生1名、30分程度で行われるようです。
面接において、過去に聞かれた質問は下記のとおりです。
過去に聞かれた質問
- 志望動機
- ポートフォリオで工夫した点
- 今までにチームを率いた経験、どのような苦労があったか
- 逆質問
一般的な質問をされることもありますが、事前対策が難しい質問もあるようです。
普段から志望する業務に関連することや、身の回りのサービスについて関心をもち、自分の意見を述べられるようにしておきましょう。
その他、就業型インターンシップの選考フローにあるプログラミング課題では、コーディング試験が行われます。
アルゴリズムとDB設計に関する問題が出題されるようです。
実際にアプリを使用したり、使用している人に困ったことはないかインタビューしてみたという学生もいたようです。
下記の記事も参考にしてみてください。
クックパッドのインターンシップに参加した先輩の体験談
クックパッドのインターンシップに参加した先輩の体験談をご紹介します。業務体験をすることで楽しさや難しさを感じ、インターンシップが有意義だったととらえる先輩が多いようです。
<就業型インターンシップ参加>
得られたものとしてはもちろん技術的な成長や学びもありますが、それ以上にユーザーは、ユーザー自身の課題や要求を常に正確に捉えられているわけではないという気づきです。
「こうした機能が欲しい」という要望があったときに、原因はどこで起きているのか、はたしてその機能で本当に困りごとが改善されるのか、他の方法で解決すべきではないかなどを判断する難しさと重要性を学べました。
<デザイナーコースのインターンシップ参加>
短期間でサービスデザインの現場で使われる手法に触れ、すぐに実践、そしてフィードバックをいただける環境はなかなか体験できないことだったので学びが多かったです!
デザインする楽しさも難しさも、すべて体験できたサマーインターンでした。
【まとめ】クックパッドのインターンシップで新しい「食」の流通について体験
クックパッドのインターンシップではサービス開発のインターンシップを中心に開催されているようです。
料理にまつわる課題に対し真摯に向き合い続けているクックパッド。デザインやエンジニア、「食」について興味がある方は、クックパッドのインターンシップで、先を創るサービス開発を体験してみてはいかがでしょうか。