オシャレのためにピアスを開けているという学生の方は多いと思います。これから開けたいと思っている方もいるのではないでしょうか。
そんな方が不安に思うのが就職活動中に悪影響にならないかどうか。
ピアスが原因で選考に不利にならないかどうかは心配なところですよね。
この記事では就活中にピアスやピアス穴をどうしたら良いかをご紹介します。
記事を読んで安心して就職活動に臨んでください!
また、ピアス以外にも就活時に気をつけるべき身だしなみのポイントを紹介した記事があるので、ぜひ合わせて読んでみてください!
ピアスの穴は就活時に不利になるの?
就職活動中にピアスの穴が悪影響になるかどうかという疑問に対する答えは、空いている場所や程度、受ける企業によって異なります。
傾向としてはピアスが開いていてることに対して言及されたり、面接の合否に影響を与えることは少なく、対策をしている学生も少ないです。
とはいえ一口にピアスと言っても、耳たぶにつける一般的なものから口や鼻といった目立つ部分につけるピアスもあります。ピアスに限らず就活ではTPOをわきまえた格好が求められるため、場所や程度によっては悪影響を及ぼす可能性も考えられます。
また、業界によって服装に寛容なところもあれば、厳しく判断をする場合があったり、会社のカラーによっても異なります。
上記のような基準によって判断する必要があるので、どう対処したら良いかは人によって異なります。この先を読んであなたに合った対処方法を考えましょう。
就活中ピアスの穴は面接官の視点で判断
ピアスの穴が悪影響化どうかを考える視点としては、それを判断する面接官の視点になって考えましょう。ここではピアスの穴を隠すべきかの判断基準をご紹介します。
ピアスの穴はどの程度目立つか
まずはピアスの穴がどの程度目立つかどうかで判断しましょう。
普通に穴を開けて安定していればそこまで目立たないのではないかと思います。その場合はそのままで大丈夫です。しかし、穴を拡張していたり開けている場所によっては外した状態でもピアスホールが目につく場合もあります。
明るい場所で鏡を見たときに顔全体の印象としてどの程度目につくかどうかで判断してみてください。自分での判断は難しいかもしれないので、心配な場合は周りの人に見てもらいましょう。与える印象の問題なので、何人かに聞いてみて気にならないという人が多ければ大丈夫と判断していいと思います。
どんな業界を受けているか
そこまで目立たないのであれば基本どの業界でも大丈夫ですが、目立つ場合に対処が必要かどうかはどんな業界を受けているかによっても変わってきます。
アパレル系やIT、広告などの業界は比較的ピアスに関して寛容な場合が多く、逆に公務員などの仕事はピアス等の身だしなみに厳しい傾向があると言われています。
心配であればOB・OGの方に聞いてみよう
それでも心配という方はOB・OGの方に聞いてみてください。実際に働く方なら企業の雰囲気がわかると思うので、業界の特徴としてではなく企業に応じた最善策がとれます。
ピアスの穴は場所によって与える印象が違う
ピアスの穴はどこに開けているのかによって印象が違います。ピアスが空いている場所に応じて対策の方法を考えましょう。
耳たぶ
一番オーソドックスな場所なので耳たぶにピアスを開けているという方は多いと思います。耳たぶに開けたピアスの穴は基本的にはそのまま面接や説明会に参加して大丈夫です。これに関しては比較的厳しいイメージを持たれる銀行や医療系でも特に対策をせずに参加している学生がほとんどです。
ただし、穴を拡張している人は業界や目立ち具合に応じて対処が必要な可能性があります。
軟骨・トラガス
軟骨やトラガスといった場所も最近はピアスを開けている人を多く見かけると思います。こういった部位であっても、開いているのがわかる程度であれば問題ないことがほとんどです。
ただし開いている数が多かったり、拡張していてあまりにも目立つ場合は目立たない工夫をしていくと安心です。
鼻・舌
鼻は比較的目に入りやすい部位で、且つ開けている人が少ないので開けていることがわかるようであれば注意が必要です。
特に大手企業や公務員などへの就職を考えている方は、このあとご紹介する方法で対策してみてください。
とはいえ一度開けた穴はそう簡単には塞がらないし、就職後もその状態で働きたいのであればそのままを見て判断してもらうというのも1つの方法だと思います。
舌に関しても目立ちやすさ等から考えてみていただきたいのですが、できる対策が少ないのでこれから開ける事を考えている方は少し注意してください。
就活の場にピアスは外していくのが無難
ピアスの穴についてはそこまで気にしない学生が多いようですが、ピアスを付けて行くかどうかに関しては人によって少しばらつきがあります。
傾向としては外していくという人が多いです。アパレル系、IT系やベンチャー企業などは派手すぎないものであれば大丈夫という企業もあり、実際に付けて参加している人もいます。
ですが、これに関しては会社によっては悪印象を与える可能性もあり、且つ外していけばその心配はゼロにできます。無駄なリスクを負っても仕方がないので、迷っていて外せるのであれば外して行くことをおすすめします。
まだ開けたばかりで外せないという方もいると思います。その場合はこの後ご紹介する方法を試してみてください。
また、ピアスをつけていく場合であっても小さめで派手過ぎないもの、揺れたりしないものを選ぶようにしてください。鼻や口などの部位につけていくのは避けましょう。
就活中のピアスの対処方法
ここではピアスの穴やピアスをつけていく際の対処法をご紹介します。
どこまで対策が必要かの基準としては穴が開いているだけであればそこまで問題ない場合が多いですが、どう見られるかに加えて自分自身が安心して就活に臨めるかどうかも大事な基準です。
状況に応じて心配であれば以下の方法を試してみてください。
基本的にピアスの穴が空いていてもそこまで目立つものでなければ大丈夫です。それをわざわざ隠そうとすることで余計目立ってしまう事がないようにしてください。
また、焦って当日に初めて試してみるというのは避けてください。時間がかかる場合もあるので、どの方法が合うかは事前に試してみましょう。
ピアスの穴を隠すならコンシーラーやファンデーションで
ピアスの穴を隠したいという人はコンシーラーやファンデーションを使いましょう。ピアスの穴の部分だけ色が変わってしまうということがないように気をつけてください。普段から隠したい部分の周辺に使っているものがある人はそれと同じものを、ない人は肌に近い色を選んでください。
ピアスの穴が目立つ場合は絆創膏で
絆創膏で隠すというのもよく耳にする方法なのではないでしょうか。
つけているピアスを隠す方法として使う人もいますが、絆創膏を使用したとしても目立つので就活の場においてはあまりおすすめしません。ですが、ピアスの穴を隠したいという場合には使い方次第で有効な方法です。
鼻にピアスの穴が開いている場合や、耳に空いた穴で赤みがあったり、少し大きめの穴で目立つのが気になるといった人はこの方法を使いましょう。
自分の肌に合う色の絆創膏を穴が隠れるサイズにカットして貼ります。これだけだと光などがあたった時に余計目立つということがあるので上からファンデーションやコンシーラーで周りの肌と馴染ませるといいと思います。
オンラインの面接などではかなり有効な方法です。
外せないのであれば透明ピアスを
まだ安定していないなど長時間外せない状況なのであれば透明ピアスをつけましょう。ファーストピアスであっても透明ピアスにできるピアッサーもあります。
ただし、透明ピアスは着用していることを気づかれないようにできるものではありません。今からピアスを開ける方も理解しておいてください。特に対面であれば透明ピアスをつけているということは人から見てわかります。
とはいえ普通のピアスよりは断然目立ちにくく、配慮しているということは伝わるので、心配な方は透明ピアスをつけていきましょう。
穴を隠すための方法として透明ピアスが紹介されていたりもしますが、体感としては穴だけであれば透明ピアスをしている方が余計に目立ちます。
就活を控えてピアスを開けるか迷っている方へ
これから就活を控えていてピアスを開けるか迷っているという方もいるのではないでしょうか。
開けてから1ヶ月以内に面接や説明会があるという方はやめておく事をおすすめします。
先程ご紹介したように、耳たぶなどのオーソドックスな場所であれば穴が空いている事自体はそこまで気にしない学生は多いですが、ピアスを付けていくかどうかでいうと外していったほうが無難です。
ファーストピアスは個人差もありますが最低でも1ヶ月は外すことができません。無理に外すと炎症を起こす可能性もありますし、慣れない就職活動の場において少しでも不安要素は減らしたほうがいいと思います。
1ヶ月以内に本格的な就活がスタートする方はピアスは就活後の楽しみに取っておいてはいかがでしょうか。
ピアスは男女で与える印象が違う
ピアスをつけていることで与える印象は男女で違ってきます。実際に受ける印象として男性のピアスは女性がピアスを付けている以上に良くないイメージを持たれる傾向があるようです。
比較的ピアスに寛容な業界やピアス自体が小ぶりな物であっても、男性の場合は女性とは違う印象を与えるという意識は持っていた方が良いです。
【まとめ】就活中のピアスの判断基準は相手目線を意識しよう
就活の場においてピアスやピアスの穴をどうすべきか、自分なりに最適な判断はできたでしょうか。
働く場において身だしなみを整えたりオシャレをするのは自分のためでなく相手のためでもあります。受ける印象というものは人それぞれですが、主観ではなく相手にどう映るかを意識したオシャレができることはスマートな社会人への一歩なのではないでしょうか。
就職活動において与える印象は合否を分ける大切なものです。面接官や企業の人の目線になってどうするのが最適かを考えてみてください。