「三菱ケミカルのインターンシップに参加すると本選考に有利なの?」
「三菱ケミカルのインターンシップ選考対策を知りたい!」
化学メーカー、財閥系企業に興味がある学生さんも多いのではないでしょうか。
三菱ケミカルは国内最大手総合化学メーカーで業界No.1を誇り、インターンシップに参加すると本選考へ優遇されるため、倍率は10倍を超えると予想されています。
ここでは三菱ケミカルのインターンシップの情報や選考対策についてのポイントをご紹介します。さらに実際に参加された学生の体験談も載せていますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
三菱ケミカルの会社概要
三菱ケミカルは三菱ケミカルホールディングスの子会社であり、三菱グループに属する企業で、国内最大手総合化学メーカーで業界No.1、世界で8位を誇ります。
素材から機能商品といった多種多様な製品を提供し、あらゆる産業の基盤を支えています。
製品情報は下記のとおりです。
- 化成品
- ポリマー・レジン・機能化学品
- プラスチック加工品
- 炭素素材
- 情報・電子・ディスプレイ・電池材料
- アルミナ繊維・無機材料
- 化学繊維
- 環境・生活ソリューション
- 農業・食品素材・ヘルスケア
- サービス・IT・分析ソリューション
三菱ケミカルホールディングスグループ
三菱ケミカルホールディングスの関連会社は下記のとおりです。
- 三菱ケミカル株式会社
- 田辺三菱製薬株式会社:医療用医薬品を中心とする医薬品の製造・販売
- 株式会社生命科学インスティテュート:「次世代ヘルスケア」「健康・医療ICT」「創薬ソリューション」という3つのヘルスケア分野で事業展開
- 日本酸素ホールディングス株式会社:「産業ガス」「エレクトロニクス」「サーモス」の3つのビジネスを展開
- 株式会社地球快適化インスティテュート
- 株式会社三菱ケミカルホールディングスコーポレートスタッフ
- Mitsubishi Chemical Holdings America, Inc.
- Mitsubishi Chemical Holdings Asia Pacific Pte. Ltd.
- Mitsubishi Chemical Holdings(Beijing)Co., Ltd.
- Mitsubishi Chemical Holdings Europe GmbH
- Diamond Edge Ventures, Inc.
三菱ケミカル株式会社の特徴
三菱ケミカルはアクリルガラスの材料であるMMA(メタクリル酸メチル)で世界シェア40%を占めるほど、アクリルガラスの材料に強いのが特徴です。
三菱ケミカルのアクリルガラスは非常に強度が高く、看板やディスプレイ棚に使われるのみならず、水槽や自動車の窓、光学機器・家電部品として利用されています。
高性能フィルムは性能、品質ともにNo.1であり、各市場で高いシェアを誇る高付加価値製品を多数展開しています。
関節リウマチ等治療薬、多発性硬化症治療薬は国内シェアNo.1で、難病に苦しむ多くの患者さんに貢献し続ける薬剤として医療現場で活躍しているようです。
環境問題にも積極的で、株主だけでなく従業員や地球環境も含めた利害関係者全員へ向けた「ESG経営」を宣言。さらにKAITEKIをいうコンセプトのもと、「時を超え、世代を超え、人と社会、そして地球の心地よさが続く状態」を目指しています。
三菱ケミカルの求める人物像
三菱ケミカルの求める人物像は下記のとおりです。
- ゆるぎない誠実さ
- 社会の役に立ちたいという強い意志
- 多様な人々と協力しながら物事を動かす力
化学の知識や技術力といった専門性だけではなく、人としての総合的人間力が求められます。
スキル面・スタンス・マインドにわけて一つずつご紹介します。
スキル面
- 難解な事象を相手に合わせてわかりやすく伝えるコミュニケーション力
- 言われたことをそのまま実行するのではなく、ありたい姿や目的を自ら描き、そのうえで潜在している課題の本質を設定する力
- 部署や職種、会社の枠を飛び越え、さまざまな人を巻き込みながら新しい価値を生み出していく力
スタンス
- 人に対して、社会に対して誠実であること
- 未知なることに好奇心をもって主体的にチャレンジしていく
- 新しいアイデアや発想、プロジェクトを推進する力に変えていく柔軟さ
マインド
- 自分や会社の利益だけでなく、公の利益を考えられる利他的な精神
- 社会に貢献したいという高い欲求で世の中に新しい価値を提供
- 仕事の成果を生きた証といて地球に残したいという精神
三菱ケミカルのワークショップとインターンシップ情報
三菱ケミカルのワークショップとインターンシップ情報をご紹介します。
リーディングカンパニーでのワークショップとインターンシップを通して、化学メーカーで働く体験ができます。
【技術系】課題解決型コース
※現在、応募受付を終了しています。
一人ひとりにテーマが与えられ、指導員のフォローのもと限られた期間の中で取り組みインターンシップです。
- 実際に業務体験をしてみたい方
- 業界最大手でご自身の能力を試したい方
- これまで知らなかった業界にチャレンジしたい方
【開催日程】
8月30日(月)~9月10日(金)のうち1~2週間
【応募資格】
高専本科・専攻科/学士/修士
化学、化学工学、機械、電気、電子制御などを先行されている方
【開催場所】
オンライン
【選考フロー】
- エントリー
▼ - エントリーシートを提出
▼ - 書類選考合格者の面接(1回)
▼ - 面接通過者へインターンシップテーマ連絡
▼ - 詳細連絡
【事務系】職場受入型コース
※現在、応募受付を終了しています。
社員に同行し、化学メーカーの事務系社員がどのように活躍しているのかを体感、業務体験できるプログラムです。
- 化学メーカーで働くイメージを掴みたい方
- 三菱ケミカルをより知りたい方
- 営業以外の仕事にも興味がある方
【開催日程】
8月30日(月)~9月10日(金)のうち1~2週間
【応募資格】
学士/修士 全学科、全学部対象
【開催場所】
オンライン
【選考フロー】
- エントリー
▼ - エントリーシートを提出
▼ - 書類選考合格者の面接(1回)
▼ - 面接通過者へインターンシップテーマ連絡
▼ - 詳細連絡
三菱ケミカルのインターンシップ選考ポイント
三菱ケミカルのインターンシップ選考ポイントについてご紹介します。
ESは自己分析をして志望動機と自己PRを対策
エントリーシートでよく聞かれる質問は下記の通りです。
- 研究テーマ&研究概要
- インターンシップへの応募動機、およびその中で学びたいこと
- 自己PR
自己PRの回答例をご紹介します。
回答例
私はバスケットボールの指導をして計画力を身につけました。指導を行うにあたり最初に練習計画を立てます。勝つために必要な能力を洗い出し、大会本番までに習得できるように練習計画を考えます。実際に指導をしてみると〇〇が上達しないことに苦労しましたが、(具体例)の向上に努めました。このように、計画を立てチームの状況によって修正した結果、〇〇大会で優勝できたのです。私はこの経験から、□□□□が成功につながると学びました。貴社では、計画力の高さをプロジェクトの進行管理能力として活かせると考えています。
志望動機や自己PR等を聞かれることが多いようですので、自己分析と企業研究をしっかりしておきましょう。
下記の記事も参考にしてみてください。
選考突破のカギは面接!さまざまな質問に回答できるよう対策
三菱ケミカルの面接で聞かれる質問は下記のとおりです。
- 志望動機
- 研究について
- 社会人となにかした経験はあるのか
- 自己紹介
- 学生時代に頑張ったこと
- 希望配属先
面接は20~30分程度で、さまざまな質問が投げかけられるようです。結論ファーストで端的に答えられるよう対策しておきましょう。
志望動機について、三菱ケミカルの経営理念やビジョン、社風と自分の就職活動の軸が一致することをアピールします。自分の将来の夢や目標実現するために、三菱ケミカルのビジネスに携わらなければならないと結論付けるといいですね。
環境問題に積極的に取り組んでいる点も三菱ケミカルの特徴なので、その点でも自分の軸と一致しているという書き方がいいでしょう。
三菱ケミカルのインターンへ参加すると本選考へ優遇されるようです。参加できるためにしっかり企業研究をして社風や企業理念、事業内容などを理解し対策します。さらにどんな製品を取り扱っているか聞かれることもあるようなので、コーポレートサイトを確認し、商品を覚えておきましょう。
三菱ケミカルのインターンシップ参加者の体験談
総合職事務職は、商品とその商品が社会に与える影響など、多くのことを考慮した上で業務をおこなっているということを学びました。また、発表の上手さや、周りを巻き込んで議論することの難しさを感じ、自分の弱みを見つけられ感謝しています。
しっかり会社についての理解を深めてもらおう、という雰囲気や対応が感じられました。最後に個人的に質問を受ける時間が設けられており、気になることはとことん質問できました。人事の方も男女1:1だったのでそれぞれに会社の雰囲気や制度など、気になることを質問できたのでよかったです。
【まとめ】三菱ケミカルのインターンシップで国内最大手総合化学メーカーを体験!
ここまで三菱ケミカルのインターンシップ情報についてご紹介してきました。
三菱ケミカルは国内最大手総合化学メーカーであり業界No.1の企業です。入社志望の学生も多いことでしょう。そのうえ、三菱ケミカルのインターンシップに参加すると本選考が優遇されるといわれていますので、倍率は10倍を超えるようです。
その状況下で選考を突破するためには面接がカギとなります。三菱ケミカルの企業研究と自己分析をしっかり行い、選考突破を目指しましょう。