ソニーミュージックグループは約20社ものグループ会社を持ち、国内外問わずエンタテインメント分野で幅広い事業を展開しています。ソニーミュージックグループでは毎年インターンシップを開催しており、2023年卒向けのインターンシップも開催が予定されています(新規受付は終了)。
この記事では、ソニーミュージックグループのインターンシップ情報やESの傾向、ソニーミュージックに就職するためにすべき対策についてご紹介します。
ソニーミュージックグループのインターンシップにこれから参加する人も、インターンシップには参加しないけどエントリーを視野に入れているという人も、ぜひ参考にしてみてください。
https://saiyo-bank.com/15290/
https://saiyo-bank.com/14505/
【2023年卒】ソニーミュージックのインターンシップ情報
ソニーミュージックグループでは、2023年卒向けに「ソニー・ミュージックソリューションズ インターンシップ2021」を実施します。
新型コロナウィルスの影響で外出自粛の要請などがあった場合、オンラインでの参加など柔軟な対応も検討されるとのことですので、インターンシップ自体がなくなってしまうことは考えにくいかと思われます。
それでは、具体的なインターンシップのプログラム内容や報酬の有無などを見ていきましょう。
インターンシッププログラム内容
「ソニー・ミュージックソリューションズ インターンシップ2021」は3つの軸でプログラムが進行します。
①事業内容の説明
ソニーミュージックグループが手がける事業は多岐に渡るため、各事業部門の現役スタッフから詳しい説明を聞くことができます。事業内容の説明の他、パネルディスカッションも予定されており、若手社員が参加し生の声を聞くことができます。
②社内見学・施設見学
数多くのアーティストが利用しているレコーディングスタジオやライブハウスの裏側など、普段入ることができない施設を見学することができます。就活のモチベーションもアップしますね。ここでの経験は入社を希望する理由などに盛り込むことができますので、感じたことをメモなどに残しておきましょう。
③グループディスカッション
企画タイプのグループディスカッションが実施されます。企画内容は実際に役員の前でプレゼンも行います。グループディスカッションでの活躍によっては採用活動において優遇措置が取られる可能性もゼロではありません。しっかり対策して臨みましょう。
グループディスカッションの対策方法については、下記の記事も参考にご覧ください。
https://saiyo-bank.com/contents/manual7/
https://saiyo-bank.com/13665/
インターンシップ概要
日時:
2021年9月6日(月) ~ 9月10日(金) の5日間(予定)場所:
オンライン、六本木ミッドタウン その他当社施設等報酬:
なし
※ただし、期間中の交通費として1日につき3,000円を支給いたします。
新型コロナウィルスによる影響で変更が入る可能性もありますが、予定通りの実施であれば5日間の短期インターンシップとなります。事業内容の説明や社内見学などがメインで実務を伴わないこともあり報酬は出ませんが、交通費として1日3,000円の支給があります。
【受付終了】インターンシップ募集要項
エントリー資格:
2023年4月新卒入社予定の大学及び大学院、専門学校に在学中の方
開催期間中、すべてのプログラムに参加できる方
※学校名は不問です。募集人数:
30名程度応募方法:
WEB応募応募締切:
2021年7月30日(金) 13:00
参加できる人数は30名程度ですのでかなりの倍率が予想されます。また、期間中すべてのプログラムに参加することが条件ですので、事前のスケジュール管理も徹底しておいてください。
インターンシップ募集でのES内容
ソニーミュージックグループのインターンシップでは、過去に下記のような質問が出題されています。
- 今注目しているエンタテインメントに関する話題は?
- インターンシップで学びたいことは?
後ほどご紹介する本選考での対策で詳しく解説しますが、ソニーミュージックグループでは「ファンのその先」を見据えている人材を求めているようです。
ソニーミュージックに就職する5つのポイント
ソニーミュージックグループのインターンシップは企業説明会の色が濃く、インターンシップに参加したからといって待遇が良くなる可能性は極めて低いと言えるでしょう。インターンシップに参加できなかった人は、本選考に向けて対策を進めてください。
また、インターンシップに参加できたらといって本選考で有利になるとも限りません。参加する人は本選考に向けて対策すると同時に、インターンシップで得た貴重な体験をどう活かせるかを考えてくださいね。
ポイント①ソニーミュージックの事業・職種を知ろう
ソニーミュージックグループは、グループ全体で一括採用が実施されます。つまり、入社時に配属先を希望することができません。また、必ずしも東京での勤務ではなく、配属された企業や部署によっては支社やライブハウスなどがある名古屋・大阪に勤務する可能性もあります。
「ソニーミュージックグループ=アーティストのマネジメント」というイメージを持たれる方も多いと思いますが、アニメやゲーム、アプリケーション開発、スポーツエンタメなどエンタテインメントに関する幅広い分野を網羅しています。入社後は必ずしも音楽に携われるわけではありませんので、志望理由が浅くならないように注意が必要なポイントです。
ソニーミュージックグループでは下記の職種のいずれかに配属されます。
- A&R
- プロモーター
- デジタルマーケティングディレクター
- タレントマネージャー
- マーケットアナリスト
- ECマネージャー
- プロダクトコーディネーター
- キャラクタービジネスクリエイター
- ファンコミュニティプランナー
- グッズクリエイター
- アニメーションプランナー
- ゲームビジネスプランナー
- イベントオーガナイザー
- デザイナー
- グローバルプランナー
- システムエンジニア
- リーガルプロフェショナル
- ライセンススーパーバイザー
- アカウンティングアドバイザー
- HRコンサルタント
詳しい職務内容はここでは割愛しますので、公式サイトなどで確認しておきましょう。
ポイント②ソニーミュージックの新卒採用人数を知ろう
ソニーミュージックグループの新卒採用人数ですが、毎年30名〜40名となっており、男女比率はほぼ5:5になる傾向です。
2023年卒の採用も倍率は非常に高いことが想定されます。
ポイント③ソニーミュージックの選考フローを知ろう
ソニーミュージックのエントリー方法は「グループ総合職採用」と「障害者採用」の2つの軸があり、どちらも2種類のエントリー方法を設けています。
エントリームービー:
指定されたテーマに基づき、ご自身で撮影いただいた
ムービーをご提出いただくエントリー方法です。エントリーシート:
指定の用紙に記入いただき、ご提出いただくエントリー方法です。
エントリー後の選考フローは以下となります。
- 筆記テスト
- 1次面接
- 2次面接
- 最終面接
筆記テストはマークシート形式で、性格診断や算数・国語の問題が出題されます。テスト内容は簡単なものだそうですが、量が多く制限時間内に終わらなかったという内定者が多いようです。
テスト対策としては一般的な就活用のテキストを1冊分解いていれば問題ないでしょう。また、性格診断に関しては嘘をつく度合いを確認されるケースもありますので、矛盾が生じないよう正直な気持ちで答えてください。
ポイント④ソニーミュージックが求める人材を知ろう
昨年の新卒採用ページの冒頭では、次のメッセージが掲載されています。
この世は、進化を止めない。
まだまだ、面白くなれる「隙」がある。
だからそのスペースを、君の「好き」で埋めてほしい。ここで出会えるのは、
自由に挑戦できるフィールドと、
熱いスピリットを持った仲間たち。
ここからわかることは、自ら新しいエンタテインメント分野を切り開いていきたいという想いを持っている人を求めていることです。自分自身が発信する側にまわった時、「何をどうしていきたいか」という未来を創造できるかどうかが内定につながる大きなポイントとなるでしょう。
ポイント⑤ソニーミュージックの面接・ESの傾向を知ろう
ソニーミュージックグループで過去に面接やESで問われた質問は以下になります。
- 大学で授業やゼミなど最も力を入れたことは?
- 学業以外で熱心に取り組んだことは?
- 自身を表すハッシュタグ三つ
ガクチカなどの定番質問だけでなく、トレンドに対する意識をどれだけ持ち合わせているかも見られています。普段からさまざまなコンテンツに触れていることが有利に働くかもしれません。
【まとめ】ソニーミュージックのインターンシップは日々のトレンドチェックも重要
エントリームービーを採用していたり、ES内でハッシュタグに関する項目があったりと、最近のトレンドを伺わせるものが多く対策が必須です。2023年卒向けのソニーミュージックグループのインターンシップ新規受付はすでに終了しており、残念ながら追加募集はないかもしれませんが、インターンシップの選考対策を熟知しておくことで本選考の傾向も見えてきます。
今回インターンシップに参加できる学生も、参加できなかった学生も、本選考に向けて準備を進めてくださいね。