「東京海上日動のインターンシップはどのような体験ができるの?」
「東京海上日動のインターン参加は内定に関係する?」
東京海上日動火災保険株式会社のインターンシップに参加を希望する就活生は毎年多いようです。2020年度の学生が参加したいインターンシップランキングでは第二位にランクインするなど、就活生からの人気が非常に高い企業であると言うことができます。エリート志向の社員が多く、「マリンブランド」として広く認知されていることも学生から人気となる理由の一つです。
今回は東京海上日動火災保険株式会社のインターンシップの最新情報をお届けします。インターンに参加するメリットやプログラム内容、選考の対策だけでなくインターンに参加した時に注意したいポイントについてもくわしく解説!
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東京海上日動火災保険株式会社は歴史あるグローバルなメガ損保
東京海上日動という名前を聞くと「保険会社」をイメージする人が多いのではないでしょうか?自動車保険に関連するCM等もよく流れていますね。正式名称は「東京海上日動火災保険株式会社」と呼ばれます。
東京海上日動は1879年の創業以来約130年以上続く日本3大メガ損保の一つで、主に損害保険を軸に事業展開をする企業です。近年では「生損保一体型保険」という生命保険と損害保険が一体化した商品を売りにしており、法人から個人まで幅広い顧客から支持されています。ニーズの高さから日本を始め海外にも多くの拠点があり、海外で駐在員として働くことも可能です。東京海上日動には数多くのグループ会社が存在し、中でも「東京海上日動システムズ株式会社」という企業は東京海上グループ全体の情報システムを担っています。東京海上日動と名称は似ていますがIT分野に特化した別会社です。
また女性が働きやすく活躍する企業としても有名です。女性活躍推進に優れた上場企業の株の名柄を選ぶ「なでしこ銘柄」でも3位にランクインしています。
「保険という存在があるからこそお客様が安心して車に乗ったり旅行に行ける・従業員を雇える」などという大きなやりがいを持って働ける会社と言えます。
東京海上日動インターン概要と選考の倍率
東京海上日動で開催されるインターンシップは大きく2種類に分かれます。
- プレミアムインターンシップ in summer
- 2daysインターンシップ
どのインターンシップも「常識を覆す」「プロフェッショナルに挑む」をテーマとして開催されます。プログラムの内容はとても充実しており、学生が選ぶ参加して良かったインターンシップ2021で2位を獲得している程評価されています。
インターン選考の倍率は公表されていませんが、本選考の倍率から考えると約30倍ほどあると考えられます。
インターンシップの種類と内容
プレミアムインターンシップ in Summer
【コアビジネス編コース】損害保険サービス全般
「仕事とは何なのか・どんな職場でどのような雰囲気で働いているのか・社員は何を思っているのか」の理解を深める2日間です。
各部署が抱える課題を部長クラスの社員がプレゼンすること、インターン選考での面接のきめ細かなフィードバックを個別で行うことは全部署共通の内容です。それ以外は志望する部署により自由なプログラムが開催されます。以下は今までに行われた内容の一例です。
- クライアント先(大手グローバル企業の工場や化学メーカーのラボなど)へ同行
- 社内会議への参加
- 海外駐在員とのオンラインによる交流
- 少人数のグループによるグループワーク
様々なプログラムを通じて、損害保険の営業の第一線の仕事を肌で感じることができます。
【SPEC編(IT戦略)コース】
保険会社というと営業職が第一にイメージされがちですが、金融工学や統計分析などの専門分野で会社を支える部署のインターンシップです。SPEC編コースは更に以下の4つのコースに分かれています。各コースでは少人数チームを組み各部署のプロと交流し、それぞれのプログラムにより仕事への理解を深めます。
- 資産運用コース
クライアントに確実に保険を支払うために、機関投資家として資産の流動性・健全性を維持しながら多用な収益機会を追求する部署について学ぶプログラムです。
- IT戦略コース
社会の変化に適応し、安心と安全をクライアントに提供し続けるためのビジネス感性や既存概念に捉われない発想を元に「ITを活用したビジネスモデルの創造」や「国内外含めたIT戦略の立案」を推進し会社を支える部署について学ぶプログラムです。
- アクチュアリーコース
アクチュアリーコースは商品開発部門や資産運用部門、リスク管理部門という3つの受け入れ先が用意されており、各学生の研究分野に合わせて志望することができます。市場の動きを見ながら保険商品の設計・将来起こりうるリスクの分析等を行うなど、金融工学を用いて数理面から経営を支える部署について学ぶプログラムです。
※IT戦略コース全般に関しての「特別web座談会」がオンラインで開催されます。こちらはインターンの参加の有無に関係なく、先着順に70名参加することができます。
2daysインターンシップ
実際の職場でビジネスを体験できる職場受け入れ型インターンシップです。各営業所にて社員のサポートの元に営業職を学べる2日間のプログラムとなっています。
- リスクコンサルティングビジネス(企業活動におけるリスクを管理するプロフェッショナルとなる)体験
- 少人数制の社員との懇談会
- 営業・損害サービスの第一線を社員との同行により体験
開催時期・場所
- 時期(8月~9月 ※開催場所により異なる)
- 場所(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡)
詳細は新卒採用ページをご覧下さい。
応募資格
大学生および大学院生(学部・学科、文系・理系は不問)
選考フロー
東京海上日動ではAIを活用した新しい選考を行っています。ハイアービューと呼ばれる人工知能を活用した動画提出システムで自己PR動画を提出することで、面接回数が2回から1回に減ります。
またGROWという適性検査(様々な角度・人物からの視点を交えた適性検査が行えるシステム)、デジタル面接の導入も行われています。
エントリーシート
↓
書類選考など
↓
面接(デジタル面接or対面面接)1〜2回
↓
マイページを通じての合否発表
↓
インターン参加
※各種志望コースにより異なるため、詳細は新卒採用ページをチェックしましょう。
東京海上日動の求める人物像
東京海上日動の求める人物像とは一体どのようなものなのでしょうか。公式ホームページ上では「自ら考え発信し、行動する個性豊かな学生」をどの職種にも求める人物像として挙げています。これを元に具体的に求められるポイントについて考えていきましょう。
①相手の立場に立って物事を考えられる人物
東京海上日動の社風は尖っているというより、良い意味で和を尊びます。またクライアント、社内の人間関係を良好に築くことが仕事のパフォーマンスに影響します。そのため相手の立場を考えた行動ができ、従って人から好かれる人物が求められています。
②目標達成に意欲的になれる人物
仕事において難しい案件やクライアントの要望に答えなければならない場合もたくさんあります。そのため高い目標達成に対して常に意欲的に取り組める人物が求められています。
③問題意識を常に持てる人物
東京海上日動ではどの業務においても「日々の気付き」を大切にすることをモットーとしています。現状に満足して同じ仕事をし続けるのではなく、常に問題はないかと探し改善に向けて能動的な姿勢を持てる人物が求められています。
東京海上日動インターンの選考ポイント
東京海上日動のインターン選考に必要なエントリーシートと面接の選考ポイントについてご紹介します。
エントリーシート
エントリーシートで過去に出題された設問の一例をご紹介します。
- 学生時代に力を入れて取り組んだこと(役割、具体的な人数や数字などをまじえて説明)
- ガクチカからの気付き
- 幼少期の環境について
- どんな子供だったのか
- 自分の強みと弱み(複数答える)
- 人生の中の数ある決断をどういった思考の元で行ってきたか
- 両親はどのような人か
- なぜ今の大学を目指したのか
- 小中高大において各親友は何人いるか、それぞれからどんな人だと言われるか
ガクチカや自己PR、志望動機の他に幼少期からの人生に関する質問が多いのが特徴です。これは東京海上日動が採用において、学生の人柄や信頼性を重視するためと言われています。
面接
面接はデジタル面接の場合マンツーマンで行われます。対面面接の場合は一次面接が社員1名に対し学生が6名程、二次面接はマンツーマンで行われています。一次面接では複数の学生がいるため、学生一人当たりに割り当てられる時間は約7分程です。主にエントリーシートに対する質問が多く、ガクチカや志望動機などは各1分程度にまとめて答える必要があります。
二次面接ではマンツーマンで30分の時間をとってもらえますが、エントリーシートの内容に加えて幼少期からの人間性に関する質問を深掘りされる傾向にあります。これは東京海上日動が社員が信頼できる人物であるかを評価するために、このような質問をしていると言われています。
以下は過去の面接で出題された設問の一例です。
- エントリーシートについての深掘り
- 現在損保業界以外で興味のある業界2つについて(あまりにかけ離れた業界ではなく金融系を選ぶと無難)
- 今までどんな人生を歩んできたか(幼少期から今までの人生について)
- 人生のターニングポイントについて(受験・挫折や失敗に関してなど)
- 具体的なパーソナリティについて(自分の強みと弱み・他人からみた評価など)
面接での評価ポイントは「面接における基本的なマナー」と幼少期から今までを一貫性を持ち説明することで「自ら行動できる人物」であることをアピールできるかという点です。
また東京海上日動のインターンは早期選考と深く関わることから、インターンの面接に一度落ちると本選考の通過が難しくなると言われています。本選考を受けるつもりで面接に臨みましょう。
インターン参加のメリットは早期選考につながること
東京海上日動のインターンに参加する最大のメリットは、参加が早期選考や内定へつながる可能性が高いということです。
実際にインターン参加者の約半数が、その後の本選考で内定への優遇ルートに乗ると言われています。更にその中でもインターンシップで特に活躍し印象を残した3割の学生が内定を勝ち取っています。また全内定者の6〜7割がインターン参加者というデータもあるのです。
そしてインターンに参加した学生のみが、本選考前に開催される「フォローアップイベント」というものに参加できます。フォローアップイベントでは担当社員による個人面談が行われ、インターンのフィードバックや今後のアドバイスがもらえます。この面談での評価も併せて行われているため、言動には注意が必要です。
フォローアップイベント後に優遇ルートに乗ることができれば、相談できるメンターが各学生に付きます。メンターとの面談後に人事部との面接があり、内定を前提とした最終面接が行われます。但し、「優遇された」というアナウンスが企業からあるわけではないので、状況を自分で判断することが大切です。
内定への優遇ルートへ乗った就活生には2つの共通点があることがわかっています。
- インターンのグループワークなどで個性と強みを出せた学生(集団の中でも埋もれず、個性と強みを出してグループワークに貢献)
- グループワークや就業体験を担当する社員との良好な人間関係を築くことができた学生
ただインターンに参加するだけではなく、社員の印象に残るような活躍をすることがポイントとなります。また東京海上日動の社風は社内の和を大切にする一面もあるため、社員と良好な関係を築くことも評価ポイントとなるのです。
このような事実があることから、東京海上日動に入社を志望する就活生はインターンシップに参加するべきと言うことができます。
インターンに参加したら気を付けたいポイント
東京海上日動のインターン参加は本選考への鍵となります。インターン選考を突破し参加することができたら以下のポイントに留意しましょう。
①本選考だと考えて臨む
全てのプログラム内容に対し、本選考として見られている意識を持って臨むことがポイントです。インターンの参加者の中でも、常に優秀な学生はいないかと人事による絞り込みが行われています。インターン参加が早期選考につながる特徴があるため、「選ばれるには」という気持ちを持って行動することが大切です。
②インターンで関わった社員は覚える
インターンでお世話になったり、関わりのあった社員は全て覚えることがポイントです。名前や特徴、印象に残った言葉などをメモをしておきましょう。業務体験中だけでなく、昼食時なども社員と交流する機会がたくさん設けられています。名前などを覚えておくと良い理由は、本選考の面接で「印象に残った社員」について質問されることが多いからです。
③社員との接点は自己PRの時間と心得る
就業体験中の積極参加はもちろん、移動中や昼食時などで社員と接する機会があれば積極的に質問を行い交流を深めましょう。それが自己PRにもなります。常に全社員から評価されているという姿勢を持つことがポイントです。
【まとめ】東京海上日動を志望するならインターンに参加しよう!
東京海上日動のインターンシップの内容がいかに充実しているか、インターン参加が本選考に有利に働くかについてご理解頂けたでしょうか。
インターン選考の段階から本選考が行われていると言っても過言ではないため、参加には万全の準備と対策をして臨みましょう。そのためには東京海上日動のインターン選考で出題された質問と自己分析を踏まえて、エントリーシートを完成させることが大切です。
東京海上日動で働きたいと考える就活生はインターンに参加することが重要と言えます。