就活を始めるにあたって、必要なものは何があるかご存知ですか?履歴書やリクルートスーツ以外にも、数えてみると就活でいるものはたくさんあります。また、最低限必要なもの以外にも、持っておくと便利なアイテムもあるのです。
そこでこの記事では『就活でいるもの』についてご紹介したいと思います。就活を始める前に必要なものを全て揃えれば、安心して就活を始めることができます。これを読めば、就活の準備はバッチリです。さっそく見ていきましょう。
就活で必要最低限いるもの9つ
まず最初に、これがなければ就活を始められない、最低限いるものをご紹介します。
- スーツ
- シャツ
- ビジネスバッグ
- 靴・パンプス
- 腕時計
- 証明写真
- 履歴書のストック
- 筆記用具
- 印鑑
就活でいるもの《服装編》
まずは就活の基本となる服装から解説していきます。第一印象は選考に大きく関わるので、スーツ専門店やビジネス用品を扱っているお店で購入すれば間違いないでしょう。
黒・紺・グレーのスーツ
説明会や面接で必ずといっていいほど着るスーツ。社会人にとってスーツは正装であり、本人の印象を大きく左右します。就活といえば黒いリクルートスーツのイメージですが、紺や濃いグレーでも問題ありません。光沢のあるものや柄があるものは、就活にはふさわしくないので避けるようにしましょう。
また、サイズの合っていないスーツを着ているだけで、だらしなく見えてしまいます。なので、購入する際には、丈・肩幅・袖の長さが合っているスーツを選びましょう。予め、試着をしてお店で直してもらうと安心です。
白い無地のシャツやブラウス
スーツに合わせるシャツやブラウスは、光沢のない白い無地のものがベストです。柄のシャツやカラーシャツは華やかな印象にはなりますが、就活では避けるようにしましょう。また、女性でブラウスを着る人は、胸元が開いていないシンプルなものを選んでください。
黒のビジネスバック
就活で使用するバッグは、黒色の革や合皮のビジネスバッグを選びましょう。大きさは入社してからも使えるように、A4サイズの書類やファイルが入るものがおすすめです。
男性は革靴・女性はパンプス
男性は黒色で先が尖っていない紐タイプの靴を。女性も黒色で、先の尖っていない3センチ程度のヒールのパンプスを選びましょう。事前に撥水スプレーを吹きかけておくと、雨などで濡れたり、汚れる心配がないので、おすすめです。
シンプルな腕時計
今は、時間を確認する際にスマホを見る人が圧倒的に多いと思います。しかし、説明会や面接の会場でスマホを見るのは印象が悪くなってしまうので、腕時計を着けるようにしましょう。普段つけるようなタイプではなく、ビジネス向けのシンプルでシルバー系のものを選ぶようにしましょう。
就活でいるもの《アイテム編》
本人だとわかる証明写真
- サイズは縦4センチ×横3センチ
- 背景は白か青
- 3ヵ月以内に撮影したもの
上記の他にも、髪型や身だしなみなどに気を付けて撮影しましょう。最近では、スピード写真機の性能も上がっていますが、写真館で撮影するのがおすすめです。プロに撮ってもらえるため、仕上がりや品質も良く、表情などのアドバイスももらえるため失敗がありません。また、3ヵ月以内に撮影した写真でも、体重が急激に変化したり、髪型が変わった場合には撮り直すことをおすすめします。
証明写真・履歴書のストック
就活は、希望する企業に1回で内定を取れればいいのですが、難しいのが現状です。履歴書は、名前・住所・学歴・資格など基本情報を記入したものをストックしておくといいでしょう。また、それに合わせて証明写真も多めに用意しておくと安心です。
ボールペンなどの筆記用具
説明会などで、メモを取る際に筆記用具は必要不可欠なアイテムです。今後の予定や注意事項など、大切な内容を忘れないようにしっかりメモをとりましょう。また、説明会や面接の後にアンケートの記入をお願いされる場合もあります。ボールペンや鉛筆など複数用意しておきましょう。
印鑑と朱肉
履歴書や内定後の承諾書類など、就活では印鑑を使う場面が多くあります。そんな印鑑ですが、自分の名前であれば何でもいいわけではありません。就活のマナーとして「認印」そして「朱肉」を持っていくのがマナーです。シャチハタは就活にはふさわしくないので、予め認印を用意しましょう。また、印鑑を使用した後に拭くティッシュも合わせて用意しておくと良いでしょう。
就活で持っておくと便利な10のアイテム
就活で持っておくと便利なアイテムや、ハプニングが起きたときに困らないよう以下のアイテムを準備しておきましょう。
- 充電器
- スケジュール手帳
- クリアファイル
- 折りたたみ傘
- 靴磨き
- ストッキング・靴下
- 化粧品・手鏡
- 口臭ケアグッズ
- スーツのホコリとり
- 眼鏡拭き・コンタクト
バッグに入れておけば就活がスムーズになるアイテム
持ち運び型充電器
スマホは面接会場への行き方や電車の時間を調べたり、緊急時に企業に電話で連絡したりと必要不可欠なアイテムです。選考の日程調整や合否の連絡など、企業からの電話にすぐ対応できるように、就活中は常に持ち歩くようにしましょう。万が一、充電が切れてしまってもすぐに充電できるように、持ち運びできるモバイルバッテリーを準備しておきましょう。
スケジュール手帳
説明会、一次面接・二次面接など、就活中の予定を整理するためにもスケジュール手帳を購入しておくと便利です。今は、スケジュール管理アプリなどが主流になりつつありますが、企業から電話がきた際に、ささっとメモがとれるように手帳がおすすめです。
書類を入れるクリアファイル
説明会では企業のパンフレットを持ち帰ったり、面接ではエントリーシートのコピーを入れたり、就活中は様々な書類を持ち歩くことが多くなります。書類を折り曲げないためにもクリアファイルを用意しておきましょう。
折りたたみ傘
突然天気が崩れて雨が降ったときに備えて、折りたたみ傘などの雨具を持っておくと便利です。予め天気予報をチェックして雨が降る日にはタオルも用意しておきましょう。
身だしなみチェックアイテム
靴磨き
面接の前に靴の汚れを取って、磨くために持っておくと便利です。とくに雨の日は泥がはねて靴が汚れる可能性があります。また、事前に撥水スプレーを吹きかけておくと、靴が汚れる心配がないのでおすすめです。
替えのストッキング・靴下
雨の日は靴もそうですが、靴下も汚れたり、濡れてしまいます。身だしなみを整えるためにも、予備を持っておくようにしましょう。女性は天気に関わらず、ストッキングが伝線したときのために2つほど用意しておくと安心です。
メイク直しグッズ・手鏡
説明会や面接の前に、髪型やメイクが崩れていないかチェックするために手鏡があると便利です。また、女性は口紅やファンデーション、綿棒などメイク直しアイテムも準備しておきましょう。
歯ブラシなどの口臭ケアグッズ
面接の前に飲食をした場合は、会場に行く前に歯ブラシやタブレットなどで口臭ケアを忘れずに行いましょう。
スーツのホコリとり
就活で着用するスーツは黒や紺など、暗い色が多く、ホコリやゴミが目立ちやすいです。そのため、肩や袖を中心に衣類用のホコリとりで綺麗にしてから説明会や面接会場に行きましょう。
眼鏡拭き・コンタクト
眼鏡をかけている人は、眼鏡拭き。コンタクトの人は、途中でコンタクトが外れてしまったときのために予備のコンタクトを持ち歩きましょう。目薬なども一緒に用意しておくと安心です。
他の就活生と一歩差がつくアイテム
社会人の基本「名刺入れ」と「名刺」
名刺入れ
人事担当者によっては、座談会や面接で直接名刺を渡されることもあります。その場合は、素のままで受け取らずに名刺入れを台にして受け取ることができるように準備しておくと好印象です。就職してからも使えるように革製のシンプルな色合いのものを選ぶと良いでしょう。
名刺
予めパソコンで名刺を作成して、説明会の後などに担当者と名刺交換をすれば、顔と名前を覚えてもらえやすいです。名刺を持っている学生は少ないため、周りの学生と一歩差をつけることができます。
まとめ~就活は事前の準備が大切~
就活を始める前に、用意しておくべきものはたくさんあります。必要最低限のものを揃え、身だしなみ、履歴書、エントリーシート、面接練習、企業研究など就活では1つひとつ手を抜くことはできません。
事前準備をしっかり行い、余裕を持って行動することが就活では大事になってきます。直前になって焦らないように、今からしっかり準備をしておきましょう。