キーエンスは、自動制御機器や電子顕微鏡などを開発・製造販売する大手企業です。それゆえ、キーエンスに就職したいと考えているライバルはとても多く、新卒で簡単に内定を取れるほど、甘い企業ではありません。しかし、他のライバルよりも綿密にキーエンスに受かるための対策を行えば、あなたも十分内定を掴みとることが可能になります。この記事ではキーエンスが新卒採用で募集している職種や、求める人物像、面接対策などについて具体的にまとめましたので是非、参考にして下さい。
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キーエンスが新卒採用で募集している3つの職種
そもそもキーエンスはどのような職種で新卒採用を行っているのでしょうか。キーエンスが募集している3つの職種について、具体的に説明していきます。
ビジネス職
ビジネス職の仕事内容は、お客様の課題発見から解決、マーケティング戦略立案やコンサルティング業務などです。入社半年でコンサルティングのような専門的な仕事を任されるため、人として大きく成長できる職種です。
エンジニア職
エンジニア職は、細かく分けると3つの職種で新卒採用を実施しています。
生産技術
生産技術職の仕事内容は、生産ラインの設備立ち上げや効率化・改善、マネジメントなどです。全商品当日出荷やファプレスを実現するために、多くの部署や海外の工場とコミュニケーションを取りながら業務に取り組みます。新商品を世の中に出せる喜びが味わえる職種です。
商品開発
商品開発の仕事内容は、営業や商品企画、お客様のヒアリングやデータ分析・反映などです。少数チームで開発しているため、一人一人に任せられる仕事は大きく、技術的にも人間的にも成長できます。
コンサルティングエンジニア
コンサルティングエンジニアの仕事内容は、お客様のヒアリングや提案、運用や課題解決などです。大規模プロジェクトや海外案系にも携わることができます。
事務職
事務職の仕事内容は、お客様からの依頼対応や情報発信、電話対応や一般事務業務などです。上下関係を作らないオープンでフラットな職場環境という特徴があります。
キーエンスが求める3つの人物像
キーエンスが求める人物像にあなたが合っていれば、新卒採用で内定をつかみ取れる可能性は高まります。それでは、どのような人物像を求めているのか具体的に説明していきます。
キーエンスの考え方に共感できる人
キーエンスは「採用の資本と人で最大の付加価値をあげる」という考え方が経営の原点であり、今後目指していくキーエンスの形です。キーエンスはこの考え方を意識して仕事に取り組むと「世の中にない商品開発ができて、お客様に適したコンサルティングセールスができるはず」と述べています。まずは「採用の資本と人で最大の付加価値をあげる」という考え方に共感できる、という人材をキーエンスは求めています。
目的意識を持ち主体的な行動ができる人
キーエンスは常に「なぜその仕事をしているのか?」「その仕事を達成することでどのような価値を生むのか」を自問自答しながら仕事に取り組んでいます。そのため上司に仕事を任せられたから、というように他人事・受動的な態度で仕事に臨むと、社員のスピードや成長についていけないことでしょう。どんな職種であっても、常に仕事を達成する目的を明確にして、自ら仕事を見つけていけるような人材をキーエンスは求めています。
原理と原則で考えられる人
キーエンスは「市場原理・経済原則」という考えのもと、仕事に取り組んでいます。原理・原則というのは、あらゆる物事を「論理的」に考えることです。つまり、原理原則を意識しておくと、人によって異なった判断のぶれが生じにくくなるメリットがあります。キーエンスは経験が浅い社員にも積極的に仕事を任せています。それは、社員全員が原理・原則のもと、行動に移しているため、同じような考えを自然と共有できているからです。このように、原理・原則で考えられるような人材をキーエンスは求めています。
キーエンスの新卒採用における選考フローと面接対策
キーエンスの新卒採用は、どのような選考フローを踏んでどのような質問を面接で聞かれるのでしょうか。それぞれを具体的に説明していきます。
選考フロー
新卒採用の選考フローは下記の6ステップで進んでいきます。
- 説明会・セミナー
- 一次面接
- 二次面接
- 説明会・セミナー
- リクルーター面談・人事面談
- 最終面接
上記は営業職の選考フローです。職種によっては一次面接のみの場合やWebテスト・SPIが実施される場合もありますが、もと本的に上記のような流れで新卒採用の選考が進みます。
過去に聞かれた質問内容と回答のポイント
キーエンスの新卒者向け面接では一般的な質問のほか、質問の深掘りや臨機応変に対応できるかどうかを見極める質問をしてくる傾向があります。ここでは新卒採用で実際に聞かれた質問や回答のポイントについて説明していきます。
私は会議が嫌いです。私を会議を好きにしてください。
マニュアルがあることのメリットを二点ほど教えてください。
筆記試験の内容で、製品の故障が起きた原因は他には考えなかったんですか。例えば発生した期間とかに関してはどのように考えていますか。
キーエンスで働く人の声
キーエンスで働いている人は実際どのように感じているのか、みなさんの声を紹介していきます。
キーエンスで活躍する人は目的をもって行動し続けられる人
キーエンスの社長は「経営にとって当たり前のことを当たり前に実践する」という経営理念のもと、業務に取り組んでいます。経営理念を守り続けるために大切なことは「目的意識を持つこと」と述べていました。多くのメンバーで仕事をしていくと、時に目的達成の「手段」が目的になる場合もあります。そうなった場合、経営理念の「当たり前を当たり前に実践する」ということができなくなってしまうのです。常に何のために仕事をしているのかと目的意識を持ち、当たり前に行動し続けられる人は、きっとキーエンスで活躍できるはずです。
キーエンスの待遇を紹介
キーエンスに入社しようと考えている新卒の方は、キーエンスの待遇についても気になりますよね。ここではキーエンスの平均年収や福利厚生について具体的に説明していきます。
平均年収は2,000万円以上!
有価証券報告書によると、キーエンスの平均年収は2,088万円でした。20代で年収1,000万円、課長クラスになると年収3,000万円を超えることも可能と言われているので、高収入も夢ではありません。
キーエンスは福利厚生も充実!
一部ではありますが、キーエンスには下記のような福利厚生があります。
- 借上住宅
- 地域住宅補助
- 社員持株会
- 慶弔金(結婚・出産祝い金など)
- 退職金(確定拠出年金など)
- キーエンスグループ健康保険組合(人間ドック補助など)
- 自己啓発支援(語学レッスン受講など)
上のほかにも数十種類の福利厚生があり、とても充実しているといえます。
キーエンスの新卒採用を受ける前にもう一度チェックしよう
キーエンスは「原理・原則」という考え方を大切にしています。そのため、新卒採用面接でも「原理・原則に乗っ取った“論理的”な思考」で回答していきましょう。そのアピールはきっと、キーエンスに伝わるはずです。もう一度求める人物像や面接対策を確認して、あなたもキーエンスの新卒採用で内定をつかみ取ってくださいね。