JAL(日本航空)への中途採用希望者必読!受かるためのノウハウ集

2020年1月30日

JAL(日本航空)は日本を代表する老舗の航空会社であり、ワークライフバランスの取れる企業としても有名です。当然ながら採用倍率が非常に高いため、中途採用を目指しているのであれば対策が必要でしょう。

今回は、JAL(日本航空)への転職を考えている方向けに、現在募集している職種、受かる人の特徴、面接の対策をまとめてみました。

ぜひ参考にしてください!

JAL(日本航空)の中途採用は5つの職種から選択


JAL(日本航空)の中途採用では、大きくわけて5つの職種が用意されています。

ここでは、簡単にどのような職種なのかをご紹介します。

業務企画職(地上職 事務系)

主に営業企画、空港業務、運航管理、路線企画、経理・財務、法務、施設企画などが仕事内容となっており、事業に関わる仕事全般に配属される可能性のある職種です。

業務企画職(地上職 数理・IT系)

主に路線収支管理、運航管理、生産管理、マーケティング分析、IT企画などが仕事内容となっており、情報通信技術や統計学といった素養を活かせる職種です。データの分析が得意の方には適職でしょう。

業務企画職(地上職 技術系)

主に整備部門における各領域(整備技術、品質保証、生産管理、部品管理、運航技術など)が仕事内容となっており、事業の計画・戦略領域に関わる仕事全般に配属される可能性のある職種です。

自社養成パイロット

フライトの最終責任者となるパイロットは、安全な運航を行うことが仕事内容となっております。

客室乗務職(CA)

「保安要員としてお客さまを安全に目的地までお運びすること」、そして「お客さまにとって最高のサービスをつくりあげること」が客室乗務職(CA)の使命です。

JAL(日本航空)を本気で目指すなら、いずれの職種であっても、まずは転職エージェント経由で情報を入手しておくことで対策ができます。エージェントと二人三脚で挑めば選考通過率も大幅にアップしますよ。

JAL(日本航空)が求める人物像

JAL(日本航空)のホームページに掲載されている求める「人財像」をご紹介します。

  • 感謝の心をもって、謙虚に学ぶ
    ⇒感謝の気持ちを常にもち、世の中すべてから謙虚に学び、自己成長できる人財。
  • 果敢に挑戦し、最後までやり遂げる
    ⇒失敗を恐れず常に新しい事に挑戦し、人任せにすることなく最後までやり遂げる人財。
  • 採算意識をもつ
    ⇒JALグループが社会から必要とされ、永続的に発展する為に、強い採算意識をもつ人財。
  • 多文化を尊重し、適応する
    ⇒世界の多様な文化と積極的に触れ合い、異なる文化・価値観を尊重できる人財。
  • 仲間と共に働く
    ⇒仲間と共に働き、仲間のために頑張ることに誇りと喜びを感じられる人財。
  • お客さまに心を尽くす
    ⇒すべてのお客さまに、感謝の気持ちを形にしてお返しすることができる人財。

引用元:JAL公式ページ

JALは人材を財産であると捉えている

JAL(日本航空)では、「人物像」ではなく、「人財像」と呼んでいます。人材は会社にとって大切な財産と考えていることが伺えます。

JAL(日本航空)は何よりも「感謝の心を持ち、自己成長できる人」を求めています。職種によって業務内容が異なっていますが、すべでの仕事の目的は「航空機を安全に運航し、お客様に最高のサービスを提供する」という一つに集約されます。これを実現するためにはチームワークが欠かせません。「感謝」とともに、「仲間を思う」気持ちも大切にしながら「チームワークを実現できる」人材を求めているのです。

JAL(日本航空)の選考ポイント


JAL(日本航空)の面接の流れや質問内容についても気になりますよね。こちらについても解説しましょう。

選考フロー

<全職種共通(パイロット、CA除く)>

  1. エントリーシート提出
  2. 適性検査受検
  3. 動画選考受検
  4. 面接

パイロットと客室乗務職(CA)の選考は少し特殊なので、さらに詳しく説明していきます。

<パイロット>

  1. エントリーシート提出
  2. 集団面接・心理適性検査・適性検査
  3. 個人面接
  4. 飛行適性検査
  5. 英会話面接・身体検査(一次・二次)
  6. 最終面接

<客室乗務職(CA)>

  1. エントリーシート提出・筆記試験
  2. 面接・健康診断・体力測定・適性検査

面接でよく聞かれる質問と対策ポイント

JAL(日本航空)の中途面接では「志望動機」「これまでに解決してきた課題」など一般的な質問もされますが、対策すべきは踏み込んだ質問です。以下を参考にして練ってみましょう。

どうしても上司と折り合いがつかなくなった場合はどうする?

「人財像」に記載されているように、JAL(日本航空)は「仲間を思う」気持ちを大切にしながら働ける人材を求めています。「仲間に対してもサービスを施す精神」を持っていることをアピールできるエピソードを準備しておくことで、評価されやすくなるでしょう。

最近、電車に乗っていて気づいたことは?

一見答えにくいと感じるような質問が聞かれる理由は、応募者のとっさの対応力を見るためと言われています。そのため、社会人としての良識ある回答ができれば良いでしょう。

今までに受けた最高のサービスを教えてください。

サービス業界で働く限り、「お客様視点を貫くこと」は大切な要件になります。

近年ではLCCの台頭により、航空業界も競争が激しくなっており、サービスの差別化を打ち出せる探究心や広い視野も重要なポイントです。

日頃から、どんなサービスが良いサービスなのか考える習慣をつけましょう!

JAL(日本航空)で働く人の声


JAL(日本航空)で働くイメージを持っておくことも大切です。実際に勤務している方の声を参考にしてみましょう。




引用元:openwork

JAL(日本航空)の待遇や福利厚生は?


JAL(日本航空)は社員が働きやすい環境を整えています。待遇面や福利厚生は気になる部分だと思うのでチェックしておきましょう!

職種によるが平均年収は約820万円

JAL(日本航空)は職種によって給与が異なります。また、給与体系は基本的に年功序列であり、管理職になるまであまり差がつかないようです。しかし、口コミによると、ボーナスはそれなりの金額がもらえます。

男女ともに働きやすい福利厚生が充実

JAL(日本航空)では、2015年度にワークスタイル変革の専門組織を新設し、全社員が働きやすい環境を作るために、様々な制度を導入しています。

具体的には下記のようなものが用意されています。




これほどまでに働きやすい環境づくりはなかなかできません。さすが大手企業ですね!

  • B!