2019年の転職人気企業ランキングで1位を獲得した「Google(グーグル)」は、
「働きたい企業ランキング」にも常に上位ランクインしているIT企業です。
当然ながら採用倍率が非常に高いため、中途採用を目指しているのであれば対策が必要でしょう。
今回は、Google(グーグル)への転職を考えている方向けに、現在募集している職種、受かる人の特徴、面接の対策をまとめてみました。
ぜひ参考にしてください!
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Google(グーグル)の中途採用は5つの職種から
Google(グーグル)の中途採用では、大きくわけて5つの職種が用意されています。
その中でさらに細かく役割が分類されていますので、確認していきましょう。
エンジニア
ソフトウェアエンジニア、システムエンジニア、ネットワークエンジニアなど細かく募集されています。
数十億ものユーザーが利用する未来志向のプロダクトやツールを開発するために、関連職種での実務経験が必要です。当然ながら英語力も必要となります。
エンジニアとしてある程度のキャリアがあるのなら、特化型のエージェントを利用することで選考通過率は大幅にアップします。
エージェントには企業から直接「求める人材の特徴」が知らされています。また、これまで実際に面接を通過した人の情報も解禁されます。
通常の求人票だけでは知ることができない情報を手に入れて、有利に転職活動をすることで、内定獲得が可能です。
このようなエージェントに頼ることで転職がよりスムーズになります。
セールス・マーケティング
アカウントマネージャー、ニュービジネスセールス、マーケティング、広報など細かく募集されています。
関連分野での実務経験が必要ですが、英語力が求められない職種もあります。
セールス・マーケティングでの内定を狙うのであれば、まずは転職エージェント経由で情報を入手しておくことで対策ができます。エージェントの二人三脚で挑めば選考通過率も大幅にアップしますよ。
ビジネス ストラテジー
Google(グーグル)のイノベーションを進めるために経営陣が必要としている情報を、データ分析から導き出します。買収や投資の判断、プロダクトとの収益化戦略、あるいはアフリカやインドなどの新興市場におけるパートナーの開拓など、いわゆる「経営戦略」のポジションになります。
本社や海外の支社との接触が想定されるポジションなので、英語力が必要となります。
職種によって、他の言語能力も必要となります。
デザイナー
ビジュアルデザイナー、モーションデザイナー、UXリサーチャーなど細かく募集されています。
実務経験が必要ですが、デザイナーのポジションであればほとんど英語は不要でしょう。
人事・リーガル・ファイナンス・ファシリティ
採用、HRビジネスパートナー、リーガルサポート、セキュリティ、コンプライアンスなど細かく募集されています。
関連分野での実務経験が必要ですが、英語力が求められない職種もあります。
英語力はTOEIC700~800点が必要
Google(グーグル)で一般的に必要とされる英語力はTOEIC700~800点です。
いわゆる「ビジネスレベルの英語力」が必要とされます。
Google(グーグル)が求める人物像とは?
Google(グーグル)の採用活動で大事にしている要素は大きく分けて4つです。
グーグリネス
グーグリネスとは、「グーグルらしさ」を象徴する造語です。
特に決まった意味はありませんが、「あいまいで不明瞭なその環境を楽しみつつ、解決方法を見つけられる自発性」とGoogle(グーグル)の人事部の方がとあるインタビュー内で定義していました。
そんな環境でも失敗を恐れず前に進める精神が重視されているでしょう。
General Cognitive Ability (GCA)
一言でまとめると、根本的に問題を解決する能力です。広い視野で様々な角度から現状を分析し、答えを導き出す力が重視されているといわれています。
リーダーシップ
役職やポジションの話ではなく、プロジェックトがうまく進まない時に、チームを導く力のことです。すさまじい速さで変化しているIT業界では、指示待ちだけではなく、自ら考えてチームを導く力が重視されているでしょう。
専門性
中途半端な実務経験やスキルではGoogle(グーグル)のような大手企業では太刀打ちできません。その道を極めたプロである必要があるため、専門性は欠かせないのです。
Google(グーグル)の選考ポイント
超難関といわれるGoogle(グーグル)ですから選考も一筋縄ではいきません。
ひとつずつ確認していきましょう。
選考フロー
Google(グーグル)の公式採用ページに掲載されている選考フローです。
- 応募書類の審査(※英語の履歴書が必要です。)
- 電話やハングアウトでの面接
- オフィスでの面接
- 委員会と経営陣による最終書類審査
電話やハングアウトで面接をする際は、同僚や上司にあたる社員が面接を担当します。
オフィスでの面接は4名の社員が担当します。同じチームになる社員と異なるチームの社員混合で担当します。
職種に関係なく英語の履歴書が必要
Google(グーグル)に応募するには英語の履歴書が必要です。応募条件に英語力の記載がなくても、英語の履歴書が必要とされています。海外の経営陣による最終審査もありますので、英語の履歴書はあらかじめ用意しておきましょう。
面接でよく聞かれる質問と対策ポイント
Google(グーグル)の中途面接では「志望動機」「これまでに解決してきた課題」など一般的な質問もされますが、対策すべきは踏み込んだ質問です。以下を参考にして練ってみましょう。
あなたの行動が、チームによい影響を与えたときのことを話してください。
自ら行動して、チームをまとめられるような人材を求めています。全体の業務状況を管理することだけではなく、適切な人材配置やチーム内の人間関係に配慮することも「リーダーシップ」です。例えばチームの雰囲気を改善できた経験等は、大きなアピールとなります。「私は前職であるプロジェクトチームのリーダーに抜擢されました。本音が言いにくい環境だったため、ケンカばかりになったチームに、自由に意見を言い合う場を提供しました。
自分自身がコミュニケーションの潤滑油となり、お互いが信頼関係で結ばれていることにより、チームの成果を高めたことで、より自信を持てるようになりました。」
このように具体的に自分が取った行動を伝えることで面接官もイメージしやすくなります。
苦手な人と仕事をする際はどのように進めますか?
あなたがチームを上手に導いて目標を達成したときのことを話してください。あなたのアプローチは、どのようなものでしたか?
Google(グーグル)で働く人の声
Google(グーグル)では採用に対して非常に重きを置き、「絶対に妥協しない」人選をしています。
働く人の声を参考にしながら自分とマッチしているかどうかを確認しましょう。
Google(グーグル)の待遇や福利厚生は?
働きたい企業ランキングの常連であるGoogle(グーグル)の年収から福利厚生までを解説します。
職種によるが平均年収は800万円
個人業績に合わせて年収が大きく変動するため、平均年収を大きく上回る額をもらっている人もいます。30代を過ぎると年収1100万円に到達することも少なくありません。
また、エンジニアは他職種に比べて高い傾向にあります。
本社勤務なら福利厚生で1日3食無料!
Google(グーグル)は福利厚生も整っています。無料の社食や、お菓子、ドリンクなどが食べ飲み放題であることが有名です。他にも以下のような福利厚生が存在します。
- 健康管理(診療所、カイロプラクティック、理学療法、マッサージ)
- 財政面の管理(退職貯蓄制度、ファイナンシャルプランニンサービス)
- 社員への投資(オフィスでのコーディングクラス、料理教室、学位プログラム、ギター教室)