「マツダはどういう会社なの?」
「マツダは自動車メーカーだけど、強みはなに?」
と思われる就活生は多いのではないでしょうか。
数多くの自動車メーカーがありますが、それぞれの強みや特徴を知っている人は多くないかもしれません。
自動車メーカーに興味があり、インターンシップに参加したい就活生は各社の違いを把握する必要がありますし、就活を進めるうえで重要なカギとなるでしょう。
この記事ではマツダのインターンシップ情報をご紹介します。さらにマツダの企業風土や車づくりの特徴、就活情報に役立つインターンシップ選考ポイントなどもご紹介します。ぜひ最後まで読んでみてください。
マツダは「走る歓び」を提供する自動車メーカー
1920年に広島で創立されたマツダ株式会社。
マツダほど車づくりにこだわった自動車メーカーは他に存在しないとも言われているほど、「走る歓び」を提供する車づくりをしています。
事業内容は下記のとおりです。
<事業内容>
乗用車・トラックの製造、販売など
コーポレートビジョンは下記のとおりです。
- カーライフを通じて人生の輝きを人々に提供します
- 地球や社会と永続的に共存するクルマをより多くの人々に提供します
- 挑戦することを真剣に楽しみ、独創的な“道(どう)”を極め続けます
主な子会社や関連会社は、アメリカ・カナダなどの海外を含め70社になります。
マツダの特徴は情熱を形にして不可能を可能にする技術力
マツダの車づくりの信念は、常識や限界にとらわれることなく、徹底的にやり抜くこと。
マツダは自動車メーカーとしての規模は比較的小さいですが、多くの常識を超えた挑戦の結果「SKYACTIV技術」と「魂動デザイン」を車づくりの強みとしています。
SKYACTIV技術
燃焼方式に世界初の「火花点火制御圧縮着火(SPCCI)」を採用した「SKYACTIV-X(スカイアクティブ・エックス)」は、スパークプラグによる点火を制御因子とすることで、圧着着火をコントロールする技術を実現し、内燃機関に求められるあらゆる性能を飛躍的に向上させました。
マツダは挑戦を支える風土が特徴
マツダは他の自動車メーカーとは違い、広島の同じ敷地内で、開発・生産・営業機能などを集約しています。
垣根を超えたコミュニケーションが活発であり、チームワークもよく、創意工夫することで困難を乗り越え、お客様のニーズに沿った車づくりを進めています。
マツダの社風は「Mazda Way」を軸とした人づくり
どこよりも「人」が生き生きしている企業を目指しています。そのため「Mazda Way」を軸とした人づくりを進め、自らが描く夢の実現に向かい、仕事もプライベートも充実することを大切にしています。
「Mazda Way」を軸とした人づくり
- 社員一人ひとりが最大限の力を発揮できるよう、その成長と活躍を支援し、最適な仕事や環境を提供する人事制度「とびうお」
- 社員一人ひとりのキャリア開発・スキルアップを支援するために、さまざまな教育研修
- 多様な価値観やライフスタイルをもつ社員がプライベートと会社生活とを両立させ、イキイキと活躍するためのワークライフバランス制度
マツダが求めるのは飽くなき挑戦ととことん誠実である人
マツダは「プレミアムなブランド」を目指してチャレンジを続けています。
「走る歓び」をお客様に届けるための、モノづくりの思想、挑戦し続ける風土があり、重要な要素となります。
マツダが求める人物は下記のとおりです。
- 現状に満足することなく、自らありたい姿・夢を描き、 実現に向けてひたむきに粘り強くチャレンジし続けられる人
- その想いを仲間と分かち合い、本音で語り合いながら力を合わせていける人
マツダの車づくりに共感してマツダブランドを創っていこうとする人が、求める人物像といえるでしょう。
マツダの夏季と冬季のインターンシップ情報
マツダでは夏季と冬季のインターンシップを毎年開催しています。しかし、冬季のインターンシップについて、今年度はまだ解禁されていません。
そこで、冬季のインターンシップについては、22卒向けに開催された冬季のインターンシップ情報をご紹介します。応募開始時期や実施期間などの参考にお役立てください。
2021夏季インターンシップ【魂動塾】
※現在、応募受付を終了しています。
デザイナーとしてのスキルアップを目指すインターンシップです。
内容
- <CAR>外装・内装・造形デザインのコンセプトからアイデアスケッチ、レンダリングの講義・演習・発表
- <CMF>カラー・マテリアルデザインのコンセプトからムードボード、CGの講義・演習・発表
- <UIUX>UI・HMIデザインのコンセプトからアイデア展開、まとめ
開催期間
2021年9月20日(月)~10月1日(金)
開催方法
オンライン
応募資格
- マツダデザインに強い関心を持ち、将来マツダデザインでの活躍を志望されている方
- 日本語でのコミュニケーションが可能な方
応募締切
8月2日(月)13:00
提出物
- エントリーシート
- 課題作品
- ポートフォリオ
提出方法
エントリーシート・課題作品・ポートフォリオはそれぞれメールを分けて提出。
メール件名・ファイル名:「学校・学年・名前・内容」を記入
(例)「〇〇大学・×年・松田太郎・ES/作品」など
提出締切
8月30日(月)13:00
結果連絡
9月6日(月)17:00
技術系1day仕事体験
技術系の職種について、体験できるプログラムです。
内容
<実施予定部門>
・プラント技術
・R&D各部門
・生産技術
・IT部門
・知的財産
※先輩社員との座談会、社員からのフィードバックあり
開催場所
オンライン
事務系1day仕事体験
事務系の職種について、業務ごとに体験できるプログラムです。
内容
- 業界・企業説明
- 各職種・部門の説明
- 社員との座談会
- 1週間のOJT型仕事体験(各職種テーマに沿って、提案・発表)
開催場所
オンライン
開催時期
2月
選考フロー
- エントリー
▼ - エントリーシート
▼ - 適性検査
▼ - インターンシップ説明会
▼ - 面接
▼ - インターンシップ参加
マツダグループのインターンシップ情報
マツダグループはリクナビやマイナビでインターンシップ参加を募集しています。マツダグループに興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
募集している企業は下記のとおりです。
マツダグループ
- マツダ販売会社グループ
マツダ販売会社グループでは、北海道から九州までそれぞれの販売会社が独自にインターンシップをおこなっています。
マツダ販売会社グループ採用情報 - マツダE&T
社員の9割をエンジニアが占めるという、自動車開発の技術者集団です。
マツダE&T採用情報 - マツダエース
マツダが車づくりに専念できるようサポートすることを使命としている、総合エンジニアリング&サービス企業です。
マツダエース採用情報 - マツダロジスティクス
マツダグループの総合一貫物流企業です。
マツダロジスティクス採用情報 - マツダパーツ
マツダの純正部品、車検部品、マツダパーツオリジナル商品を取り扱い、マツダディーラー、自動車整備事業者へ供給しています。
マツダパーツ採用情報
マツダのインターンシップ選考対策
マツダのインターンシップの選考対策ポイントをご紹介します。
マツダのインターンシップ選考において、マツダの企業研究がカギとなります。企業がどのようなことを強みにしているかしっかり把握し、自分の考えを述べられるようにしましょう。
ESは自分の考えをしっかり伝えられるよう備える
マツダのエントリーシートでは、自分の考えをしっかり伝えられるようにしておきましょう。
エントリーシートについて、過去に聞かれた質問は下記のとおりです。
過去に聞かれた質問
- 志望動機
- インターンに興味を持った理由
- インターンで得たいこと
- マツダで実現したい夢は何か
- 自己PR
- 自分の強み
- 現学校入学後に、他の人と関わり合いながら活動した経験と成長について
- 研究テーマ、またはゼミテーマが社会にとってどう貢献できるのか
自分の強みについての回答例をご紹介します。
私の長所は「責任感の強さ」です。それを表すエピソードとして〇〇でのアルバイトを 挙げたいと思います。私はこのアルバイトにおいて、「具体的な内容を書く」。
(どういう内容の仕事で、どのような責任が伴うか書く)
私はその業務を〇年間休まずに継続することで、達成感を得ると同時に、日々の積み重ねによって周囲からの信頼を得られました。
他の人と関わり合いながら活動した経験と成長について、最初に結論を述べます。具体的な役割や貢献した事柄、頑張ったことや頑張った理由などを含めてアピールしましょう。
WebテストはSPI形式
マツダのWebテストはSPI形式で所要時間は1時間です。
言語、非言語、性格診断で出題されるようです。市販されているSPI対策本で準備しておきましょう。
面接はマツダの強みをしっかり理解すること
マツダの面接は企業研究をしっかりして、マツダの強みや特徴を把握しておきましょう。
面接において、過去に聞かれた質問は下記のとおりです。
過去に聞かれた質問
- なぜマツダのインターンシップを志望したのか
- インターンシップのコースを志望した理由
他の自動車メーカーではなく、なぜマツダを志望しているのかを述べられるように備えましょう。マツダの強みをしっかり把握し理解することが重視されるようです。
マツダのインターンシップに参加した先輩の体験談
マツダのインターンシップに参加した先輩の体験談をご紹介します。「走る歓び」を感じられた先輩方が多いようです。
会社の存在意義について学びました。
インターンに参加するまでは、会社というものはビジネスをしている以上、利益を一番に追求するものだと思っていたのです。
しかし、マツダの場合は、お客様に運転そのものを楽しんでもらい、「走る歓び」を提供することを一番に考えておられました。
このことから、マツダは価格で競争せず、ブランド力を活かす経営方針があり、競合他社と比べエンジンへのこだわりがとても強いのだと感じました。
デザインや内燃機関に強みがあり、機能性はもちろん「走る喜び」を追求していることはインターンシップ参加前から知っていました。実際にインターンシップを体験したことで、それらのこだわりや強みが、想像していたレベルよりもはるかに高水準であったため、自分もそのような場所で働きたいと思いました。
【まとめ】マツダのインターンシップで世界一のエンジン技術を体験しよう!
マツダの23卒向けのインターンシップ情報をご紹介してきました。
マツダはものづくりが好きであること、チャレンジ精神のある人を求めています。
数ある自動車メーカーの中で、なぜマツダを志望しているか。
マツダの魅力を強く伝えられるように、マツダが何を大切にしているか勉強し深く知ることが大切です。
好きという熱意と粘り強さをアピールできるよう、企業研究をしっかりしてインターンシップ選考に臨みましょう。