毎日新聞のことは、みなさんご存じではないでしょうか。
就活生のみなさんは、インターネットでニュースを読む人がほとんどかと思いますが、新聞社へのインターンシップを希望している就活生はとても多く、倍率が高いと予想されます。
この記事では毎日新聞のインターンシップ情報をご紹介します。またインターンシップの選考対策のポイントや求めている人物像もご紹介しますので、最後まで読んでみてください。
毎日新聞は日本で一番歴史のある新聞社
毎日新聞は日本国内で一番歴史のある新聞社であり、1918年(大正7年)に設立され、2022年には創刊150年を迎えます。
読売新聞・朝日新聞とともに三大紙と呼ばれています。
企業理念
人間一人ひとりの尊厳とふれあいを重んじます。生命を育む地球を大切にします。生き生きした活動を通じて時代の創造に貢献します。
毎日新聞はリベラルな社風
毎日新聞は社内の風通しがよく、「リベラル」な社風です。
組織よりも個人を優先し、経験の浅い記者、ベテラン記者関係なく一人のジャーナリストとして仕事に向き合っています。
また肩書ではなく「さん」付けで呼び合う風習もあります。
毎日新聞が求めるのは報道の使命を担う人物
毎日新聞は、「報道の使命を担う」という想いを強く持っている人が求めてられているようです。
さらに、多様性を大切にしており、自分のことだけでなく他者へ思いをはせることが重視されています。
企業理念からは、「人間愛」「環境保全」「創造」の3つのポイントが挙げられます。
- 他者との理解を深めるためにどんなことを意識するか
- 報道という立場から、地球環境保全のためにどんな取り組みをおこなうか
- 時代を創造するために、報道としての立場からどんなことを心がけるか
このような人物像が求められているといえます。
毎日新聞のインターンシップ「毎日メディア塾」の情報
毎日新聞のインターンシップは「毎日メディア塾」といい、4つの種類があります。
重複して応募できないものもありますので、注意してください。
※「新聞記者入門」、「新聞社のビジネス入門」、「新聞社のITエンジニア入門」は併願できません。
1day program「新聞社を知ろう!」
※現在、応募受付を終了しています。
業界研究や企業研究、職種への理解を深めたい方、どの職種のインターンシップに参加するか迷っている方、そんな学生さんにオススメの1dayプログラム。
応募条件
インターンシップ説明会に参加した方で、毎日新聞への理解を深めたい方
開催日
2021年6月を予定
内容
- 新聞社のITエンジニアの役割
- 毎日新聞社のデジタル
- 新聞記者の仕事
参加人数
各回100人程度
応募締切日
各回とも先着順、定員になり次第締め切らせていただきます。
開催場所
オンライン
チャレンジ!最前線!実践「新聞記者入門」
※現在、応募受付を終了しています。
取材の最前線に立つ支局の記者と交流し、取材体験やグループワークで新聞記者の仕事について学ぶオンラインのプログラム。
応募条件
- 新聞社を強く志し、取材活動などに積極的に臨める方
- 4日間すべてに参加できる方
- 学部・学年は問いません
開催日
【前半】
- 8月19日(木)~20日(金)
- 8月26日(木)~27日(金)
※どちらかの日程に参加いただきます。
【後半】
- 9月9日(木)~10日(金)
- 9月16日(木)~17日(金)
※どちらかの日程に参加いただきます。
内容
仕事の魅力や報道が担う役割について理解を深められます。個性豊かで独自の視点を大切にするジャーナリスト「毎日新聞の記者たち」と交流ができます。
参加人数
各コース25人程度
※応募者多数の場合は、書類選考および面接(オンライン)を実施
応募締切日
2021年7月1日(木)正午
開催場所
オンライン
魅力発見 1day program「新聞社のビジネス入門」
※現在、応募受付を終了しています。
私たち毎日新聞が目指す「ジャーナリズム」を担っているのは、記者だけではありません。
ビジネス職は収益を上げるとともに、社員が円滑に業務に携われるようさまざまな仕事をしています。
応募条件
「1day program新聞社を知ろう」を受講し、毎日新聞社への理解を深めた方で、新聞社のビジネス職への志望が高い方。
学部・学年は問いません。
開催日
- 2021年9月7日(火)
- 2021年9月8日(水)
内容
デジタル分野や美術・スポーツ事業、販売戦略、広告営業など多様なビジネス職場の理解を深められるプログラムです。
また、新聞社の公益性を踏まえた新規ビジネスの立ち上げなど、実務に則したグループワークを考えます。
デジタル、販売戦略、営業や事業などビジネスの最前線の魅力を知っていただくとともに、グループワークで毎日新聞のビジネスの未来を描いてもらいます
参加人数
各日程15人程度
※応募者多数の場合は、書類選考および面接などを実施。
応募締切日
2021年7月15日(木)正午
開催場所
オンライン
魅力発見 1day program「新聞社のITエンジニア入門」
※現在、応募受付を終了しています。
このプログラムでは、社員が学生のみなさんの質問に何でもお答えします。
文理関係なく、最先端の技術をもって新聞業界の新領域に挑戦してみたい、という方ぜひご応募ください。
応募条件
新聞社の技術職(ITエンジニア)に興味がある方。
学部は問いません。
デジタルメディア事業の多様な展開に対応するシステムの構築・開発の重要度が高まっています。
開催日
8月~9月(4回程度)
内容
- 仕事の紹介
- グループワーク
- 社員との懇談会
参加人数
各回8人程度
※応募者多数の場合は、書類選考および面接などを実施
応募締切日
2021年8月1日(日)
開催場所
オンライン
毎日新聞のインターンシップ選考対策のポイント
毎日新聞のインターンシップ選考対策のポイントをご紹介します。
毎日新聞は応募者多数の場合に書類選考および面接を実施するようです。とはいえ、エントリーシート提出は必須となっていますので対策をしておきましょう。
新聞社のポイントとして、各新聞社の記事を読むと各社の報道の特徴がわかりますので、毎日新聞の特徴を把握しておくことをオススメします。
エントリーシートは文章量が多い
毎日新聞はエントリーシートの量がとても多いようです。そのためエントリーシートの比重が大きいとされています。
過去に聞かれた質問は下記のとおりです。
過去に聞かれた質問
- 志望動機(目標も含めて)
- 長所と短所を含めて自己PR
- ガクチカ
- 最近の毎日新聞の記事で、あなたの心に残った記事を書いてください
- 新聞社の使命
- メディアの多様階に対して新聞はどう対処すべきか
- なぜ新聞記者になりたいのか
- ゼミや専攻、研究テーマについて
- 趣味や特技、受賞歴について
自分の意見がブレないようしっかりと述べられるように準備しておきましょう。
面接はES内容の踏み込んだ質問に対応できるよう対策
毎日新聞の面接は、学生1人、面接官2人で15~30分程度おこなわれます。
面接において、過去に聞かれた質問は下記のとおりです。
過去に聞かれた質問
- 志望動機
- なぜ新聞部に入ったのか
- なぜ新聞部をやめたのか
- なぜ地方紙ではないのか
- ほかの志望企業はどこか
- 他のニュースメディアと比較して、新聞のどういうところがよいと思っているか
エントリーシートをもとに、踏み込んだことを聞かれるようです。エントリーシートに書いた内容に対して、どのような角度から聞かれても対応できるようにしましょう。
重要なポイントは、自分が伝えたいことを自分の言葉でしっかりと伝えられるように準備することです。
毎日新聞のインターンシップに参加した先輩の体験談
毎日新聞のインターンシップに参加した先輩の体験談をご紹介します。
ジャーナリズムの特徴や社風を知れたなど、よい印象をもった先輩たちが多いようです。
取材から情報発信に至るまでの過程を目の当たりにする中で、「新聞は、歴史の記録が形として読者の元に積み重なっていくものだからこそ、決して誤りがあってはならない」というお話を支局長からいただきました。その覚悟に基づき、責任を持って一つひとつの記事を世に送り出す支局の方々の姿に深い感銘を受け、強い憧れを抱きました。また、記者それぞれがもつ、社会への問題意識を尊重する社風に惹かれます。自由で風通しのよい環境であるからこそ、多様な視点から社会の課題の本質を捉える報道が可能なのだと思います。
インターンシップでは、5日間、支局で実際に記者の仕事を体験するプログラムに参加しました。リアルな新聞記者の仕事を体験できたことはとてもいい経験になったとともに、新聞記者として働きたいという想いがさらに高まりました。インターンシップはその会社の姿を自分の身で感じることのできる機会です。実際に参加して自分の特性や将来像を照らし合わせることで企業分析、自己分析両方ができる貴重な時間だと思います。
【まとめ】毎日新聞のインターンシップはエントリーシート対策がカギ
毎日新聞のインターンシップは、エントリーシートの文章量が多いようですので、自分の考えを自分の言葉で伝えられるようにしておきましょう。
また、インターンシップ参加者のみ本選考ルートが用意されているようです。毎日新聞を志望している人や新聞社で活躍したいと考えている人は、毎日新聞のインターンシップに参加して、就活を有利に進めてみましょう。