株式会社三菱総合研究所(略称:MRI)は、日本でも有名な総合シンクタンクです。ITシステム開発を行なうシステムインテグレーターとしての強みも併せ持っているため、SIer(エスアイヤー)で働きたい学生にも人気があります。
この記事では、23卒向けに株式会社三菱総合研究所のインターンシップ情報をご紹介します。現在はインターンシップを募集していないようですが、今後は夏に募集が行なわれる予定なのでこれまでの情報をしっかりチェックしておきましょう。また、選考対策についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください
https://saiyo-bank.com/16620/
https://saiyo-bank.com/17238/
三菱総合研究所の会社概要
株式会社三菱総合研究所は、中央官庁や民間企業に対して社会問題の解決と事業展開を支援するシンクタンクです。
企業経営、社会インフラ整備、教育、医療・福祉、環境、資源・エネルギー、安全防災、先端科学技術、ITなど、さまざまな分野を扱っているのが特徴。なかでも科学技術に強い総合シンクタンクとして定評があります。
さらに、三菱総合研究所は官公庁向けの受託研究・調査の割合が高く、全社売上高はおよそ20%。官公庁向けの政策執行関連のITシステム開発やコンサルティングサービスを強みとしています。
シンクタンク・コンサルティングサービスとITサービス、2本柱で業績を拡大している三菱総合研究所は、今後も日本を支える重要な企業といえるでしょう。
▼三菱総合研究所については、こちらも参考にしてみてください。
https://saiyo-bank.com/6313/
三菱総合研究所のインターンシップ情報
株式会社三菱総合研究所では、「2021年ウィンターインターンシップ」の募集を2021年10月14日まで行なっていました。次回は「2022年度サマーインターンシップ」の募集が行われます。詳細はまだ発表されていませんが、ぜひ夏に向けてこれまでのプログラム内容を確認しておきましょう。
2021年ウィンターインターンシップ
「2021年ウィンターインターンシップ」は、全部で9つのコースがあります。実施形式は大きく分けて「体験・実践型」と「グループワーク型」の2種類。
気になる部門や職種を効率よく体験することができるので、「シンクタンクの仕事を知りたい!」という人にピッタリです。
コースと期間
▼体験・実践型
①ポリシー・コンサルティング部門(5~10日間)
②ビジネス・コンサルティング部門 デジタル・イノベーション/キャリア・イノベーション(5~10日間)
③営業本部 コンサル営業体験(5~10日間)
④海外事業本部 海外事業(5~10日間)
ポイント
実際に稼働しているプロジェクトに関する業務を体験できます。このプログラムでは、研究員・コンサルタントからアドバイスを受けられるのが特徴です。
最終日には成果発表を実施。メンターの研究員・コンサルタントを含む社員からのフィードバックも行なわれます。
▼グループワーク型
⑤シンクタンク部門 未来社会提言(経済・社会・技術)コース(5日間)
⑥ビジネス・コンサルティング部門 経営コンサルティングコース(5日間)
[まちづくり・モビリティ/ヘルスケア(医療・健康・介護)/電力・エネルギーソリューション/経営ソリューション(戦略・マネジメント)]
⑦デジタル・トランスフォーメーション部門 DXコンサルティングコース(5日間)
⑧デジタル・トランスフォーメーション部門 AI分析コンペティションコース(3日間)
⑨西日本営業本部 大阪・関西万博プロジェクト(3日間)
ポイント
仮想のケーススタディを題材に、具体的なクライアントを想定した提案書の作成をしたり、課題設定から解決策の提案を行なったりします。このプログラムでは、各コースの専門家である研究員・コンサルタントのアドバイスを受けながらワークを進められるのが特徴。
最終日には成果発表を実施。メンターの研究員・コンサルタントを含む社員からのフィードバックも行なわれます。
開催時期
11月下旬~12月末
時間
9:30~17:45
場所
三菱総合研究所 本社
※一部のコースは西日本営業本部で実施。
各種待遇
・交通費:実費支給
・旅費:首都圏以外の国内大学に在学中の方には、往復1回分の旅費を実費支給。
・宿泊施設:首都圏以外の国内大学に在学中の方には宿泊先を手配。
※受入日前日から受入終了日までの宿泊が対象。
・当社で傷害保険に加入。
募集対象
大学生・大学院生(修士課程・博士課程)
※学部・学科・専攻科・学年問わず。
※現在他社にて在職中の方は対象外。
応募方法
- 三菱総合研究所のマイページに登録
- マイページよりエントリーシートを提出 ※適性検査も実施される場合があります。
- 書類選考
- WEB面接
三菱総合研究所のインターンシップ選考対策
株式会社三菱総合研究所のインターンシップ選考対策について解説します。
エントリーシートは面接を想定して書く
過去に質問された項目 エントリーシートで書いた内容は面接で深掘りされる可能性が高いため、それを想定して詳細に書くようにしましょう。また、三菱総合研究所では書類選考を通過した時点である程度参加が決まるほど、エントリシートは重要な選考段階とされているようです。そのため、自己PRをしっかりと盛り込んだ内容に仕上げることが大切です。 ▼エントリーシートの書き方や例文については、こちらもあわせて参考にしてみてください。 https://saiyo-bank.com/14483/ 適性検査では、ベネッセコーポレーションが作成するWEBテスト「GPS-Business」が実施されます。 このGPSでは、簡単な国語と算数(計算)の問題や、会話を聞いて適切な選択肢を選ぶ問題が出題されるようです。受験した人によれば、特に対策の必要はないと感じる程度の問題だそうなので、念のためSPIの対策本などを読んでおく程度で良いかもしれません。 ▼適性検査については、こちらもあわせて参考にしてみてください。 過去に質問された項目 WEB面談ではまず第一印象を良くするために、笑顔でしっかりと受け答えをするように心がけましょう。質問は基本的にエントリーシートで記入した内容を深掘りするものとなっているので、ある程度予測して答えを練習しておくと気持ちにも余裕が持てます。 ▼面接については、こちらもあわせて参考にしてみてください。 株式会社三菱総合研究所のインターンシップ参加者の体験談をご紹介します。 社員の方と話すことのできる機会がとても多く、各社員の方がどういった内容の仕事をどう行なっているのかよく知ることが出来ました。また、社員の方からの課題に対する突っ込みが鋭く、「なぜそう結論付けたのか」深く考える癖がつきました。 5日間という、他のインターンよりも長い期間インターンに取り組ませていただいたため、メンターの方々の雰囲気であったり、実際に働いた際の社内の雰囲気であったりを具体的に知ることが出来ました。ジョブに対してのフィードバックも高頻度、かつ具体的に行っていただけたので、細かくPDCAを回すことが出来たと思います。 株式会社三菱総合研究所のインターンシップは、「体験・実践型」と「グループワーク型」2種類の形式で実施されるのが特徴です。 部門が多い三菱総合研究所では入社前から業務の全てを把握することが難しいため、就活生にとってインターンシップは企業理解のための貴重な機会の1つ。 興味のある部門があれば、ぜひインターンシップに参加して、シンクタンクの仕事を実際に体験してみましょう!
https://saiyo-bank.com/14399/適性検査はGPS-Business
https://saiyo-bank.com/12805/WEB面談は笑顔でハキハキと答える
https://saiyo-bank.com/18671/三菱総合研究所のインターンシップに参加した人の体験談
引用元:株式会社三菱総合研究所「2020年度インターン参加者の声」
引用元:株式会社三菱総合研究所「2020年度インターン参加者の声」【まとめ】三菱総合研究所のインターンシップでシンクタンクの仕事を体験