株式会社KADOKAWAは、国内でも有名な出版社です。KADOKAWAのブランドの一つである角川書店を中心としたメディアミックス戦略を得意としているため、アニメや映画などの映像関連でその名を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
この記事では、23卒向けに株式会社KADOKAWAのインターンシップ情報をご紹介します。現在はインターンシップを募集していないようですが、今後募集する可能性はあります。求められる人物像や、これまでの選考内容と対策についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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角川は多角的な事業展開を行なうエンターテインメント企業
株式会社KADOKAWAは、1945年に創設された角川書店を創業とする出版社です。現在は出版事業をはじめ、映像アニメ事業・ゲーム事業・音楽事業・ライセンス事業・教育事業・イベント事業などを行なう総合エンターテインメント企業としての面が強い傾向にあります。
なかでも目をひくのは、子会社である株式会社ドワンゴと協力して創られたネットの高校「学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校」と連携した教育事業。
学習アプリ「N予備校」を使った学習システムの提供や、若手クリエイター育成教育機関「バンタン」の運営などに力を入れています。
これまで培ってきたコンテンツを活かしながら、時代の変化に合わせた事業を幅広く展開するKADOKAWAは、今後も私たちにいろいろなサービスを提供してくれる企業といえるでしょう。
角川の求める人物像
株式会社KADOKAWAの採用情報では、求める人物として「価値創造者としての力と覚悟のある人」と記載されています。
具体的に5つの例を挙げているため、エントリーシートなどの自己PRでは会社の求める人物像に沿うように書くことが重要です。
価値創造者としての力と覚悟のある人
- 「創り出せる人」
- 「戦略的に物事を考えられる人」
- 「とことん好きがある人」
- 「自然体な人」
- 「忍耐力がある人」
希望する職種にあわせた人物像をイメージしよう
株式会社KADOKAWAで現在募集している職種及び業務内容は全部で11種類あるので、それにあわせた人物像をイメージすることが大切です。
全職種一括採用となっているKADOKAWAの本選考では、選考途中から希望の業務内容にあわせて選考内容が変わります。そのため、エントリー段階で希望職種の仕事をある程度理解しておく必要があるといえるでしょう。
編集者
- 文芸
- ライトノベル
- ノンフィクション実用
- コミック
プロデューサー
- 実写
- アニメ
- イベント
- グッズ
戦略スタッフ
- WEBディレクター(デジタル)
- 国内・海外戦略スタッフ
- 営業・マーケティング
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角川のインターンシップ情報
株式会社KADOKAWAでは昨年2020年に、本やアニメに興味がある人向けのインターンシップをオンラインで開催していました。編集者やアニメプロデューサーの仕事を体験することができるので、学生にも人気のインターンシップの1つ。特に編集者は、コミック・ノンフィクション・児童書・小説のジャンル別で参加できるのも特徴です。
残念ながら今年はインターンシップを募集していないようですが、今後募集する可能性はあります。インターンシップの開催情報は、KADOKAWA新卒採用担当の公式Twitterでお知らせしているので、欠かさずチェックしておきましょう。
【コース】
①コミック ②ノンフィクション ③児童書 ④小説 ⑤アニメ
【応募資格】
国内外の大学院、大学、短期大学、高等専門学校に在学中の方
【募集人数】
各回 30~40名程度
【応募方法】
株式会社KADOKAWAのマイページにログイン後、事前アンケート・エントリーシート・適正検査の提出。
※コースをまたぐ併願は不可。参加したいコースをどれか1つを選択。
①コミック
コミック編集者の仕事が体験できるインターンシップです。
このプログラムでは、編集者が実際に行なっている会議や打ち合わせを通して、第一線で活躍するコミック編集者と議論を交わすことができるのが特徴。コミック分野の現状についても知ることができます。
ポイント
作家の既存作品を読み、「もし自分が担当編集になって次回作を提案するとしたら」という設定で新規企画プレゼンを行ないます。
②ノンフィクション
ノンフィクション編集者の仕事が体験できるインターンシップです。
このプログラムでは、多岐にわたるノンフィクションというジャンルにおいて、編集者たちが実際にどんなことを考えて企画を練っているのかを学べるのが特徴。ビジネス・実用・教育というジャンルについての現状についても知ることができます。
ポイント
実際に現場で働く編集者に向けて「今だからこそこれを書籍化すべきだ!」という熱い気持ちをぶつけられるような企画プレゼンを行ないます。
③児童書
児童書編集者の仕事が体験できるインターンシップです。
このプログラムでは、KADOKAWAの児童書編集者全面協力の下、現場第一線の編集者と本番さながらの議論を交わすことができるのが特徴。児童書分野の現状についても知ることができます。
ポイント
実際に現場で働く編集者に向けて、児童書の枠を広げるような新しいアイディアのある企画プレゼンを行ないます。
④小説
小説編集者の仕事が体験できるインターンシップです。
このプログラムでは、KADOKAWAが有する小説ジャンルの第一線で活躍する編集者たちに、自分の企画をプレゼンできるのが特徴。文芸~ライトノベルまで小説分野の現状についても知ることができます。
ポイント
実際に作家さんが書いた未発表原稿を基に、その作品をどのように売っていくかをプレゼンする模擬編集会議を行ないます。
⑤アニメ
アニメプロデューサーの仕事が体験できるインターンシップです。
このプログラムでは、実際の企画から宣伝に至るまで、現場で活躍するプロデューサーと一緒に考える機会をもらえるのが特徴。アニメ分野の現状についても知ることができます。
ポイント
「盾の勇者の成り上がり」「文豪ストレイドッグス」の2作品からどちらかを選んで、新たな視点で企画・宣伝プランをプレゼンする模擬会議を行ないます。
角川のインターンシップ選考対策
株式会社KADOKAWAのインターンシップ選考対策について解説します。
エントリーシートで角川作品やアニメ文化の知識をアピール
過去に質問された項目 インターンシップ選考で提出するエントリーシートでは、角川作品をはじめとしたコミック、アニメやゲームなどへの造詣の深さをアピールしましょう。 なぜなら、この業界についてどれだけ興味を持っているかを見られている可能性が高いからです。KADOKAWAで扱っているコンテンツを知り尽くしていて、尚且つどのような作品がヒットしているのか分析できる人物であれば好印象を与えられるでしょう。 https://saiyo-bank.com/12355/ https://saiyo-bank.com/12304/ 株式会社KADOKAWAのインターンシップ参加者の体験談をご紹介します。 企画体験は非常に新鮮で面白みがあっただけでなく、他の参加者の企画を聞くことで、KADOKAWA志望者の中にはこれほど素晴らしいアイデアを持っている人がいるのか、とたいへん刺激になった。 事前提出した企画書について、細かく時間をかけてフィードバックをいただけて、すごくありがたかったです。また、素人なりに考えた販促ポイントなどについて、現場のリアルな意見をいただけました。 株式会社KADOKAWAのインターンシップでは、編集者やアニメプロデューサーの仕事を体験することができます。 残念ながら現在は募集を行なっていませんが、選考にあたって重要なのは角川作品をはじめとしたコミック、アニメやゲームなどの知識です。 本選考に挑む際は、ぜひこのインターンシップの情報を参考にしてみてくださいね。
角川のインターンシップに参加した人の体験談
引用元:KADOKAWA1Dayインターンシップ コミック「過去の参加者の声」
引用元:KADOKAWA1Dayインターンシップ 小説「過去の参加者の声」【まとめ】角川のインターンシップ選考は作品やアニメの知識が重要