「クボタのインターンシップに興味がある」
「農業に興味があるのでクボタがどのようなことに力を入れているのか知りたい」
こんな就活生のために、今回は株式会社クボタの23卒向けインターンシップ情報とクボタの会社概要について解説していきます。インターンシップ選考を突破するためのポイントや過去にどのような質問がされているのかなども合わせて解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
こちらの記事は、初めてインターンシップに参加する方にぴったりの内容となっています。参考にしてみてはいかがでしょうか。
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株式会社クボタの会社概要
1890年創業の株式会社クボタ。農業や水環境の印象が強い企業ですが、その他にも産業用のエンジンや建築機械、精密機器、素形材などの事業も展開しています。「やればできる」「失敗を怒れるな」の信念で日本で初めて水道管の国産化や農業の機械化を実現したのもクボタなのです。そんなクボタのスピリッツがこちらです。
一、総合力を生かしすぐれた製品と技術を通じて社会の発展につくそう
一、会社の繁栄と従業員の幸福を希って今日を築き明日を拓こう
一、創意と勇気をもって未知の世界に挑戦しよう
引用元:株式会社クボタ
クボタグループは、この創業者の信念とともに3つのスピリッツを大切にしている企業ですので、インターンシップ参加前にぜひ知っておいたほうが良いでしょう。
【23卒向け】クボタのインターンシップ情報
クボタの23卒向けインターンシップは、全部で3つのコースに分けられて開催されます。2021年9月27日現在でまだ募集を行なっているコース、これから募集が始まるコースがありますので、常に情報をチェックするようにしましょう。
それでは3つのコースの概要について解説していきます。
①事務系インターンシップ
クボタの事務系のインターンシップは、2日間の日程で開催されます。世界人口の増加による食糧不足や環境汚染の問題、新興国の経済成長によるインフラ需要の拡大など世界の問題を取り上げ、クボタとしてどのように解決していくべきかグループワークを行って考える内容となっています。
事務系インターンシップとありますが、財務や経理系採用に興味がある学生も参加可能なインターンシップです。
開催日程
①2021年12月22日(水)〜12月23日(木)
②2022年1月27日(木)〜1月28日(金)
募集人数
各回50名程度
応募の流れ
- エントリー
- エントリーシートの提出
- 書類選考
- 面接選考
- 参加者決定
上記が事務系インターンシップ選考の流れです。エントリーシートの提出期限は2021年10月17日(日)となっていますのでご注意ください。参加者の決定は2021年11月下旬を予定しているそうです。
②技術系インターンシップ
クボタの技術系インターンシップでは、食糧不足・環境汚染の問題や新興国の経済成長によるインフラ需要の拡大など世界の問題を取り上げ、モノづくりの原点を学び、クボタの社員から知識を吸収し、製品開発のアイデアや事業戦略を練るプログラムが用意されています。
クボタのモノづくりについて学ぶことはもちろんですが、オンライン工場見学や、社員交流会も予定されていますので充実した時間を過ごすことができるインターンシップだと言えるのではないでしょうか。
開催日程
2022年1月12日(水)〜1月14日(金)
募集人数
60名(予定)
応募の流れ
- エントリー
- エントリーシートの提出
- 書類選考
- 面接選考
- 参加者決定
上記が技術系インターンシップ選考の流れです。エントリーシートの提出期限は2021年10月24日(日)となっていますのでご注意ください。参加者の決定は2021年12月中旬を予定しているそうです。
③デザインインターンシップ
クボタのインターンシップでは、デザインインターンシップも開催される予定です。しかし、2021年9月27日現在まだ詳細については発表されていません。
2022年2月中旬〜下旬の5日間、オンラインでの実施との情報のみ公開されていますので、気になる方は随時情報を確認するようにしましょう。
クボタのインターンシップ選考のポイント
クボタのインターンシップ選考について解説する前に、まずはクボタがどのような人材を求めているのかを知ることが大切です。求める人物像を知り、どのような点が評価されるのかなど対策を練るようにしましょう。
クボタが求めている若い力とは
クボタは「グローバル・メジャー・ブランド」の実現を目標として掲げている企業です。この目標には、世界中で真に必要とされ、最も多くのお客様から信頼されることによって、最も多くの社会貢献を行うブランドを目指すという意味が込められています。
この目標を実現するためには、クボタのミッションである「食料・水・環境分野で世界に貢献する」を確実に果たすことが必要となります。そしてそのミッションを果たすために求める人財として以下の3つを掲げています。
- 自らの成長を求めてチャレンジし続ける人財
- 誠実さと粘り強さを兼ね備えた人財
- 多様性を受け入れチームワークを尊重する人財
これを見るとクボタでは、挑戦し続ける力、誠実さ、粘り強さを兼ね備えた人材を求めているということがわかると思います。個人としてこの3つの力を守ることはもちろん大切ですが、企業として発展する上ではチームワークも必要となります。そのため、チームワークで乗り越えていく力も合わせて求められると考えたほうが良いでしょう。
エントリーシートでよく質問される項目
- クボタのインターンシップ参加を希望する理由はなんですか
- 学生時代に力を入れたことはなんですか
- クボタの事業で興味があるものはなんですか
過去のインターンシップ選考では上記の項目がよく問われていたようです。志望動機では、クボタの事業をよく理解し自分の熱意を伝えることが重要となります。先ほど解説したように、クボタでは、とにかく挑戦する人財を求めているということがわかっていますので、自分自身がこれまで挑戦したエピソードなどを具体的に伝えることがおすすめです。
Q1.学生時代に力を入れたことはなんですか
【回答例】
現在行っている研究に力を入れています。私は現在アメリカの研究所で行われている研究プロジェクトに参加しています。私は当初、必要なデータを取るための実験要員として派遣される予定でした。しかし、せっかくアメリカに行くのであれば自分自身で研究について考え行動したいと思い、研究に参加したい意思を伝えました。その結果、私の意見を踏まえた実験や解析に参加することになりました。
現在でも共同研究の一員として研究を行なっているのですが、研究の知識はもちろん、英語でやりとりを行うので語学力も格段に上がりました。研究はまだ終わっていないので、最後まで全力を出したいと思います。
Q2.クボタのインターンシップ参加を希望する理由はなんですか
【回答例】
私は田舎で育ったこともあり、以前から自然が大好きです。いつも見ている田畑には、「クボタ」と書かれている農業用機械がありました。その光景を見て、私たちの食生活を支える機械にとても魅力を感じ、クボタのホームページを見てみると、インターンシップ募集という言葉が目に入りました。
食料や水、環境は私たちの生活になくてはならないものです。クボタのインターンシップでは、それらを大切にするためにどのようなことを行っているのかを学ぶことができると思い希望しました。
志望動機をはっきりと伝えることができるように準備しよう
クボタの面接では、エントリーシートに書かれている内容に沿って面接が行われます。志望動機は必ずと言っていいほど質問される内容ですので、エントリーシートに記載していた内容を確認しハキハキとした受け答えができるように練習しておきましょう。
志望動機の他にも、学生時代の内容や、クボタへの入社に関する質問もされることがあります。どのような質問がされても良いように事前に自分の考えをまとめておきましょう。
クボタのインターンシップに参加した方の体験談
クボタのインターンシップに実際に参加した方の体験談がこちらです。ぜひ参考にしてみてください。
担当社員の人が一人一人にフィードバックをくれたが、自分はほとんど発言できなかったため、あまり実のなるフィードバックではなかった。社員の方もそれを察してか、「僕もあまり発言するほうではないけれど、少しずつ出していけばいいと思うよ」とフォローしてくれたのが印象的だった。
引用元:就活会議
7人×5班くらいに分かれて話し合いをしたが、結局全ての班が同じ候補地を選んだ。しかし、実際にクボタが選んだ生産拠点は別の場所だった。これについて、「学生さんは可もなく不可もない所を選びがち。でも、消費地に近いという大きなメリットを優先して、付随するデメリットを工夫して乗り越えた実際の判断がビジネス的には正解だったと思う」というフィードバックが印象に残った。
引用元:就活会議
【まとめ】クボタのインターンシップ選考は企業理解を深めることが鍵
今回は、23卒向けにクボタのインターンシップ情報について解説しました。一部のコースでは、まだ詳細が発表されていませんので随時情報を確認するようにしましょう。
クボタでは、挑戦、誠実さ、チームワークを尊重する人財が求められています。そのため、自分がクボタの求めている人財だと伝えることができる具体的なエピソードをエントリーシートや面接でアピールすることが、インターンシップ選考突破のポイントとなっています。
もちろん、アピールするだけではなくクボタがどのような企業で何に力を入れているのかもきちんと理解することが大切です。企業理解と自分自身の理解を深めてインターンシップ選考の突破を目指しましょう。